K-1ジム総本部所属の上窪俊介に新宿消防署が感謝状を贈呈
10月28日(火)、新宿区のホテルで起きた火災現場で消火活動・人命救助したとして、K-1ジム総本部所属の上窪俊介(リングネーム=剣闘士“俊”)に東京消防庁・新宿消防署から感謝状が贈られた。
上窪は9月17日(水)K-1ジム総本部での練習後の帰宅途中に新宿区のホテルで起きた火災現場に遭遇。煙が出ていた部屋に入り消火活動を行い、部屋にいたホテル従業員を救出する人命救助を行った。
東京消防庁・新宿消防署の山本和宏署長は「そのまま放っておくと炎上していた可能性があったのですが、上窪さんが危険を顧みず初期消火してくれたことで、被害が拡大せずに済みました。普通はそういった場面に出くわしても、なかなか行動できるものではないのですが、やはりプロの格闘家はさすがだと思いました」と上窪の功績を称えた。
また山本署長は11月9日(日)東京・後楽園ホールで開催されるKICKBOXING ZONE実行委員会「KICKBOXING ZONE」に出場する上窪を激励。上窪は「ホテルの窓から煙が出ているのを見て、何とかしなきゃと思って部屋に入りました。まさか感謝状をいただけると思わなかったので驚いています」と感謝状を贈られた感想を述べ「激励していただいたので、絶対に勝てるように頑張ります」と語った。
上窪は1986年8月29日生まれの大阪府出身。小学生の頃に空手を始め、のちにキックボクシングに転向。現在は大阪から上京し、K-1ジム総本部に所属している。リングネームは剣闘士“俊”。
【記事提供/M-1 Sports Media】