女子プロ界次世代エース候補のSareeeと山下りなが初シングル!
- 2017-5-13
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- プロレスリングWAVE
現在開催中の女子プロ界最大のシングルの祭典『Catch the WAVE』。プロレスリングWAVEが主催するこの祭典には昨年は32人がエントリーし、8ブロックに分かれての闘いは様々な団体に波及し女子プロレス界を盛り上げた。今年は『春日萌花、大畠美咲、山下りな、長浜浩江』の所属選手によるZABUNブロックと『沙紀(フリー)、門倉凛(マーベラス)、Sareeee(SEAdLINNNG)、宮城もち(アイスリボン)』の他団体選手によるOTHER THANブロックの2ブロック制で開催。しかし通常とは違い8人の総当たり戦での闘いとなり、4月19日の新宿FACE大会で開幕し6月4日の後楽園ホールでの決勝大会が開催される。
10日に行われた『WeekdayWAVE vol.107』新木場大会では、女子プロレス界で次世代を担う選手として注目されている山下りなとSareeeが公式戦でシングル初対決。ZABUNブロックトップの山下りなはこの日が最後の公式戦。この時点ではトップではあるが、他選手が試合を残していることを考えると絶対に落とせない試合となる。対するSareeeもOTHER THANブロックのトップであり、初日こそ引き分けたもののそれ以降は全勝での決勝トーナメント行きを掲げていた。
試合は激しいエルボー合戦から場外戦へ。一度はリングに戻るも再び場外戦となり、激しいエルボー合戦から山下が場外ボディースラムでSareeeを叩きつける。リングに戻るとチョップ合戦やヘアホイップの掛け合いと意地の張り合いが繰り広げられるなか、山下が顔面ウォッシュで流れを引き込むと後頭部へのランニングニーから串刺しラリアットと激しい攻めを見せる。Sareeeが耐えきり投げっぱなしジャーマンで返していくとドロップキックから飛びつき腕十字。刻一刻と時間が迫るなか、Sareeeがジャーマン、山下がラリアットと叩き込んでいくも決着はつかず時間切れ引き分けとなった。
山下は「決勝か準決勝でまた当たるんちゃいますか?もう1回トコトン潰し合おう。クソ生意気ですね良い意味で」と上から感想を述べるが、Sareeeは「眼中にまったくなかったけど、今日引き分けたということであんなザコに引き分けたから負けと一緒かなと今は思っています。いつでも潰してやりたい。自分は女子プロレス界のトップ、SEAdLINNNGのトップを目指しているからこんなところで負けてられないです」とあくまで通過点とコメント。
山下は8点でリーグ戦を終了しSareeeは単独首位をキープ。準決勝か決勝で当たる可能性もまだあるため、今後のリーグ戦の動向に注目が集まる。