【試合結果】4・29 DDT後楽園ホール大会 【KO-D無差別級】竹下幸之介vs遠藤哲哉 【KO-Dタッグ】船木誠勝&坂口征夫vs高山善廣&男色ディーノ 【KO-D6人タッグ】NωAvsT2ひ~

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『MAX BUMP 2017』
日時:2017年4月29日(土)
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1635人(超満員)

▼アンダーマッチ 15分1本勝負
●下村大樹(DNA)
4分8秒 ドロップキック→エビ固め
○上野勇希(DNA)

▼DDT EXTREME級王座次期挑戦者決定5WAYマッチ 30分1本勝負
○アントーニオ本多(フリー)
7分6秒 首固め
●ロイズ・アイザックス(フリー)
※残りの3人は石井慧介、ヤス・ウラノ、岩崎孝樹(DNA)
※アントンが5月21日札幌大会で佐々木大輔の持つDDT EXTREME級王座に挑戦

▼KO-D6人タッグ選手権試合~平田一喜のみ敗者国外追放マッチ 60分1本勝負
【王者組/NωA】○大石真翔/勝俣瞬馬(DNA)/MAO(DNA)
6分5秒 横入り式エビ固め
【挑戦者組/T2ひ~】高木三四郎/大鷲透(フリー)/●平田一喜
※第29代王者組が2度目の防衛に成功
※平田の持ついつでもどこでも挑戦権は大石に移動。平田は国外追放

▼浪速のロッキー二世と金髪の美女ハイジが初遭遇! 30分1本勝負
KUDO/高梨将弘/●赤井沙希
10分21秒 レッグドロップ→体固め
[DAMNATION]佐々木大輔/マッド・ポーリー/○ハイジ・カトリーナ(フリー)

▼空腹のブラックバス・アゲインvs真紅の貴公子! 30分1本勝負
○彰人
6分34秒 変形オモプラッタ
●高尾蒼馬

▼これぞワールドワイド・スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
●HARASHIMA/マイク・ベイリー
9分42秒 ドクターボム→エビ固め
入江茂弘/○樋口和貞(DNA)
※HARASHIMAの持ついつでもどこでも挑戦権が樋口に移動

▼KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】船木誠勝(フリー)/●坂口征夫
10分33秒 エベレスト・ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者組/新生ノーフィアー】○高山善廣(高山堂)/男色ディーノ
※第59代王者組が3度目の防衛に失敗。新生ノーフィアーが第60代王者組となる

▼KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】△竹下幸之介
時間切れ引き分け
【挑戦者/DAMNATION】△遠藤哲哉
※第61代王者が2度目の防衛に成功

竹下対遠藤のKO-D王座戦は60分時間切れドロー!船木&坂口からタッグ王座を奪取した高山が竹下に挑戦表明!平田が国外追放

第0試合

 バックの取り合いから下村がグラウンドに引き込むが、お互い一度距離を取る。リストの取り合いから上野がヘッドロックで捕らえショルダータックル。下村がリープフロッグからバックを取るが、バックエルボーで逃れた上野が走り込むも下村はアームホイップで投げ顔面に低空ドロップキック。下村はボディスラムからフォールも2。再度フォールも2。
 下村はロープに振ってバックエルボーで倒しフォールも2。

 下村は首投げで倒しヘッドロック。上野はロープへ。エルボーの打ち合いから下村がエルボースマッシュ。だが上野がロープに振ってドロップキックで倒す。
 上野はエルボー連打からコーナーに振り串刺しバックエルボー。ブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。
 下村がエルボー連打も上野はエクスプロイダー。フォールも2。

 上野はロープに振ってドロップキックも、ロープを掴んでスカした下村がジャックナイフ。返さえると首固め。さらに返されるとスクールボーイも2。下村は走り込むが上野は打点の高いドロップキックを叩き込んでフォール。これで3カウント。

亜門GM「上野おめでとう。上野勇希シングル初勝利だな。5月10日DNA後楽園ホール大会では咲くやこの花高校同級生の竹下幸之介とのシングルマッチが決まっております。もう一度盛大な拍手をお願いします」

オープニング

 諸々のグッズなどの発表の後、夜時間に同会場で興行を行うBASARAの騎馬隊に所属する関根龍一と中津良太が登場。
関根「皆さんこんにちは!今日ね!18時半より年内一発目の後楽園ホール大会行いますんで皆さん見に来てください!」
亜門GM「見どころは?」
関根「見どころ見どころ?見どころ満載なんですよ!ベストストレッチマン!私対外国人、日本人対外国人の軍団対抗戦とかおこなうんですよ」
中津「あの有名な田中稔さんによく似たトランザム★タナカとかいう人も」
関根「いや似てないよ6mぐらいの外人ですよ!見たいですよね6mの外人!いちばん大事なのは、騎馬隊の中津が、ユニオンMAXに」
中津「メインで人生初のシングルのタイトルマッチをやりますので、騎馬隊一旗あげたいもんで、頑張るので皆さん応援お願いします。チケット売りますのでよろしくお願いします!」

 続いて5月10日に後楽園ホール大会を行うDNAの選手がリングに登場。
 代表して樋口が「皆さんこんにちは!自分たちDNAは、5月10日に初の後楽園大会を開催いたします。えーとですね、みんなこの大会にかけてるものがありますので、皆さん、このDNAみんなの熱い闘いを見に来てください。よろしくお願いします」と挨拶した。

 DNA勢がリングを降りると、5月28日後楽園ホール大会でDDTを離れフリーとして活動することになったヤス・ウラノがリングへ。
ヤス「こうやって、色々と声援をしていただいたりしてるなか、本当に申しわけないんですが、私のワガママで、5月28日の後楽園ホール大会を最後にDDTを離れてフリーとして活動をさせていただくことになりました。えーとですね、DDTのリングで闘っていく中で、私、結構な上から数えたほうが早いというか、一番上に近いような年齢になってきて、キャリアも他の選手より長くなってきまして、その中で他の選手と闘っていくうちに、自分の力不足というか、自分の力量の無さというものをどんどんどんどん感じるようになりまして、このままここに居てはみんなに敵わなくなるなという。この年齢ではあるのですが、まだ夢を諦めずに、自分の目指したところへいきたいと。他の奴にはできないズルをしてやろうと思って退団の道を選びました。なんで、DDTを離れることにはなりますが、DDTの他の選手に負けないような力を、もっともっと、DDTの若い選手にも、まだまだ頑張っている歳を重ねた選手にも負けないようなプロレスラーになりたいと思います。フリーになったら亜門GMの嫌がらせも減るのかなと」
亜門GM「嫌がらせした覚えはないよされた覚えしか無いよ」
ヤス「これからはゲストとして大切に扱ってくれると思うので、とはいえ5月28日まではDDTの一員なので、DDTらしい闘いを精一杯頑張ろうと思います」

第1試合

 5月21日札幌大会で佐々木大輔の持つDDT EXTREME級王座に挑戦する権利を賭けた5WAY。
 試合前映像で、ディーノがIGF(インターナショナル・ゲイ・ファクトリー)のメンバーであるロイズ・アイザックスの力を見せるため尻で割り箸を割らせる。「宴会芸じゃねーか!」とツッコミを入れた関根龍一の腕を尻で折り「コレガオマエラノウンメイダー!」と叫ぶと会場へ。

 ヤスとアントンが組み合い、岩崎と石井が組み合い、ロイズはその姿を眺めながら品定め。
 石井が岩崎のバックを取ると、ロイズが石井のバックを取り腰を振る。これに驚いた石井が腕を離しロイズと向き合うも、後ずさりし岩崎が代わりに睨みつける。ロイズは「アイラブユー?」と勘違いし岩崎に近寄るが、岩崎が場外へ逃亡。
 ロイズは石井に向かっていくが石井は目を合わせず別コーナーに淡々と歩いて逃げる。

 アントンとヤスは手4つ。これにロイズが混ざろうとするが、アントンとヤスはトーキックからロープに振るも、ロイズはヤスのバックを取り腰を振る。ヤスがバックを取り返すと、アントンがラリアットで救出しようとするが、避けたロイズがアントンのバックを取り腰を振る。
 ロイズは石井のラリアットを避けてバックを取ると腰を打ち付けようとするが、器用に腰を捻って避けた石井がチョップからビッグブーツで場外に叩き出す。

 岩崎と石井がビッグブーツの打ち合い。打ち勝った石井が首投げからローリングセントーンも岩崎が剣山で迎撃しロープに振ってランニングニーリフト。さらにPKを叩き込みフォールもヤスがカット。

 ヤスはトーキックからロープに振るとマンハッタンドロップからDDT。ヤスはフォールも2。
 ヤスは岩崎を場外に投げ捨てアントンとナックルの打ち合い。アントンが左右のナックルからナックルパート。バイオニックエルボーを避けたヤスがフランケンから低空延髄斬り。そこを石井がドロップキック。岩崎が石井にラリアットも石井は避けて延髄斬り。だが岩崎は立ち上がり石井にミドルキック。これで場外に降りリング上にはヤス一人倒れている状態。そこへロイズが近より、ヤスは逃げようとするが、ロイズは唇を奪おうとするがヤスはエルボー。ロープに飛んだヤスをロイズはスリーパー。そのまま頭を撫でて唇を奪う。
 ロイズは尻にヤスの腕をはさみ尻の力でヤスの腕を折る。岩崎が走り込むが、ロイズはスリーパーから唇を奪い、岩崎の腕も尻の力で折る。石井はロイズをヘッドロックも、ロイズは切り替えして唇を奪い石井の腕も尻の力で折る。
 最後にアントンにもスリーパーから唇を奪うが、アントンは切り返し自らのワンショルダーでロイズの腕をパチンとし、痛がるロイズに首固め。これで3カウントを奪い、挑戦権はアントンのものとなった。

<試合後コメント>
アントーニオ本多
――佐々木大輔選手への挑戦が決定しましたが
「まあね、エクストリーム級はね、私のベルトみたいな所ありますからね。かつて、佐々木大輔とはエクストリーム級のベルトをかけて戦ったことはないけれど、何か知らんけどエクストリームな戦いをしてた。ビアガーデンで、お互い女性の下着をつけて試合をしたり、はたまた何年か前に札幌でワンマッチ興行をやって、そこで3本勝負、既にここでわさびシュークリームマッチすら行っている。既に私と佐々木大輔の戦いの歴史の一部でエクストリームと言うのは組み込まれているから、今度それがこの至宝であるベルトを賭ける戦いになる。こんなにふさわしい戦いはないじゃないですか!だから私はね、今、葛西純を破ったあのカリスマである男を下して再び私がエクストリームの歴史を動かしていく所存であります」

第2試合

 NωAが新曲『We are the HERO‼︎』を歌いあげる。

 三四郎「T2ひ~負けたら平田一喜即国外追放スペシャル。大丈夫俺たちは絶対に負けない!平田、出てこいや!」
 と叫ぶが、音響トラブルで平田の曲が流れない。
三四郎「大丈夫俺たちにはアカペラがあるじゃないですか!」
大鷲「まさか後楽園ホールであれを?」
三四郎「お前ら準備はいいか!」
(※アカペラでTOKYO GOを歌う)

 だが平田は入場すると三四郎と大鷲にエルボー。
平田「おーい!バカヤロー!だからそんなんで踊れるわけ無いでしょうが!」

 NωAと三四郎&大鷲が平谷ストンピングで試合開始。セコンドに居た他の選手たちもリング上に登りみんなで平田にストンピング。
 平田は抗議するが、無視してNωAが蹴りつけコーナーに振ると連携攻撃。MAOがヴァルキリースプラッシュを投下しフォールも2.9。

 平田とMAOがエルボーの打ち合い。MAOは正面からのコタロークラッシャーからフォールも2。MAOは勝俣にタッチ。
 勝俣は膝蹴りから走り込むと平田のラリアットを避けるが、平田はランニングエルボーを叩き込んで大鷲にタッチ。

 大鷲は次々ビッグブーツからMAOと大石をコルバタで投げ捨てる。そこを勝俣がスクールボーイも平田が必死にカット。大鷲は三四郎にタッチ。

 三四郎のドラゴンリングインにMAOと勝俣がトーキックも、三四郎は二人をコーナーに振り二人まとめてアルゼンチン。だが着地し勝俣がトラースキックからMAOがビッグブーツ。勝俣がスクールボーイも平田が必死にカット。

 平田は次々トーキックから三四郎にもトーキック。「だから国外追補なんだよ!」と髪を掴んで自軍コーナに叩き込むと平田は三四郎にタッチ。
 NωAが平田にトリプルドロップキックを叩き込み、MAOと勝俣がストンピング。だが平田は次々手刀で倒すと、三四郎と大鷲のボディに手刀砲を叩き込む。
 平田は「俺が勝てばいいんだろ?いいよ、俺のプロレスできっちり勝ってやる」とGOメガネを装着。

 平田は踊り始めるが、大石がスクールボーイ。これは三四郎と大鷲がカット。
 平田が羽交い締めにした大石へ、サンドイッチラリアットを狙うが、これが平田に誤爆し大石がスクールボーイ。これで3カウント。
 平田のいつでも挑戦権が大石へ移動し、同時に平田の国外追放が決まった。

 そこへディーノとロイズが現れ、大石の唇を奪い腕を尻の力で折り走り去る。
亜門GM「いやー一つ試練乗り越えたらまた次々試練が来るんだね。アイドルっていうものはそういうものだから、アイドルって試練を乗り越えることで大きくなっていくものだと思うから、挑戦表明だと思うから頑張って」
大石「ありがとう!僕達アイドルはどんな試練を突きつけられても、腕が折れても心は折れません!これからも頑張っていくので応援よろしくお願いします!」
亜門GM「ところで平田、国外追放決まっちゃったな」
平田「いや、国外追放で終わらせるんですか?ないでしょないでしょ明日結婚式プロレスだって入ってるんですよ?」
亜門GM「それがお前の国内最後の試合だよ」
平田「本興行じゃ無くて?無理無理いきなりそんな」
三四郎「(平田に手刀を叩き込み)平田!見苦しいぞ!ルールはルールだ!みんな、俺たち悲しいけど、平田の新たな門出を祝福したいです!みんな!平田一喜がいたことを忘れないでくれ!そして平田一喜先生の次回作にご期待ください!みんなー!最後のTOKYO GO!踊りまくってくれ!平田、ありがとう!」
 平田はコーナーにしがみつき暴れるが、DNA勢が平田をかついで場外に連れ去った。

<試合後コメント>
NωA
――防衛戦を終えて如何でしょうか
大石「無事!挑戦権を手にし!無事!王座獲得し!無事!防衛し!無事!新曲も披露し!無事!平田一喜を国外に追放することが出来ました!イエ~イ!でもなんだ?最後に、ディーノに腕も折られて……」
勝俣「今大丈夫?」
大石「治った!プロレスラーだから!いや、でもどんな試練があってもね、僕達アイドルは、そんなものに負けずに守っていきますよ」
勝俣「乗り越えてるからね」
大石「乗り越えてるね。いい感じに乗り越えてきてるからね」
勝俣「のりかえてきてるからね」(勝俣が噛む)
大石「乗り換えてる?!(笑)乗り越えてる!乗り越えていこう!以上僕たちはプロレスリングアイドル・NωAでした!ありがとうございました!」

T2ひー
(平田は茫然自失で廃人と化した状態で登場)
――平田選手の国外追放が決まってしまいましたが、T2ひーとしての今後は如何でしょうか
高木「残念ですね……まあでも平田は国外追放になりましたが、自分と大鷲透さんの二人でT2ひーを守っていきたいと思います」
大鷲「とはいっても、これから6人タッグとかも挑戦していきたいんで、もう一人、ここは思い切って募集したいですね」
高木「ワールドワイドに世界中から募集したいですね。T2ひーの、「ひー」を埋める選手を……」
大鷲「我こそはという人は自薦・他薦問わず、国籍も問わず!」
高木「性別も問いません。あと、地球外生命体でも問題ないです」
大鷲「我こそはという人は連絡して下さい」
高木「まあ、平田さんはコメントを出せる状態じゃないので……撮らないで!撮らないで!!これ以上傷つけないで!!……というわけでね、そういう感じで」
大鷲「私たちはね、気持ちを入れ替えて次のステップへ」
高木「撮らないで!撮らないで!スマートフォンとかでも撮らないで!!撮らないで撮らないで!!これ以上傷つくのは~~!!……というわけでね、ハイ。そういう感じでね」
大鷲「大変惜しい人を亡くしましたという感じでね。(平田は)話をできる状況じゃないんで、すみません!すみません!そっとしておいてあげて!平田!大丈夫大丈夫、大丈夫!!」

第3試合

 佐々木が赤井の顔面に水をぶっかけ急襲し試合開始。だがKUDOと高梨が腕を取り固定すると、赤井がビッグブーツを叩き込んでフォールも2。
 赤井とKUDOがダブルのミドルキックで倒し、さらにサンドイッチキックを狙うが、KUDOの足を場外からハイジが引っ張り落とし、佐々木が赤井のPKを避けてボディブロー。だが高梨がカット。
 高梨が走り込むも佐々木は風車式バックブリーカー。佐々木はポーリーにタッチし、ポーリーは高梨をコーナーで踏み潰していく。ポーリーはボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。ポーリーはハイジにタッチ。

 ハイジは高梨の顔面を蹴りつけ、胸にチョップを叩き込むと首投げからチンロック。これは赤井がカット。
 ハイジはナックルを赤井の顔面に叩き込み高梨にドロップキック。ハイジはポーリーにタッチ。

 ポーリーはベイダーハンマーから佐々木がエプロンから羽交い締めにしポーリーが胸にハンマーブロー。ポーリーのナックルを高梨は脇固めで捕らえようとするが、ポーリーは力づくで切り返しリングに叩きつけるとフォールも2。
 ポーリーは串刺しボディスプラッシュも、高梨はこれを避けるが佐々木が背中にエルボードロップ。そこへポーリーがナックルも、これは佐々木に誤爆し高梨は延髄斬り。高梨はKUDOにタッチ。

 KUDOは次々ミドルキックも、佐々木が背中にエルボー。ロープに飛ぶが、KUDOは追走ニーからエプロンに降り、ポーリーにもハイキックから二人まとめてスワンダイブダブルニードロップを投下。フォールも2。

 KUDOはポーリーをコーナーに叩き込むも、ポーリーが逆コーナーに振って走り込む。避けたKUDOがミドルキックからコーナーに登るが、ポーリーがロープを揺らして落下させるとアルゼンチンで担ぎ上げる。KUDOは着地しコンビネーションキックも、ポーリーは足をキャッチしフィッシャーマンバスター。ポーリーは佐々木にタッチ。

 佐々木はスワンダイブエルボーからナックルパート。KUDOはソバットからバズソーキックも避けた佐々木がスクールボーイ。返されるとクロスフェイスを狙うが抜けたKUDOが延髄斬りからミドルキックで倒し赤井にタッチ。

 赤井は佐々木のボディにジャンピングキックから串刺しビッグブーツ。さらにエルボーからブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
 佐々木はサミングも、赤井がロープに振って高梨がトーキックからKUDOがミドルキックで倒し、赤井とKUDOがサンドイッチサッカーボールキック。赤井はダイビングクロスボディアタックを叩き込んでフォールも2。

 赤井はミドルキック連打も、佐々木はハイキックを避けてベトナムドライバー。佐々木はハイジにタッチ。

 ハイジはショルダータックルで倒しフォールも2。ハイジはラリアットも、赤井はカウンターのサッキーカッターからフォールも2。
 赤井はPKもハイジはキャッチしショートレンジラリアット。ハイジはボディスラムを狙うが、着地した赤井がスリーパー。そのままコーナにハイジは下がり、そこへポーリーが串刺しボディスプラッシュ。高梨とKUDOもポーリーがダブルラリアットでなぎ倒し場外に落とすと、佐々木がトペ・スイシーダを発射。ハイジは赤井にラリアットを叩き込んでフォールも2。
 ハイジはオクラホマスタンピートからギロチンドロップを投下し3カウント。

佐々木「ご紹介しましょう!ロンドンから来ました、パツキンのねーちゃんこと、ハイジ・カトリーナです。ハイジ、なんか喋って」
(ハイジは英語で挨拶)
佐々木「ハイジはこう言っています、赤井、お前はブスで、貧乳で、ビッチで、本当に可愛そうな女だ。仕方ないけど、もう少し私が相手してあげてもいいわよ。そんなことより佐々木、あなたは本当に親切で逞しくて、男らしくて、結婚したい。えー!?ハイジ!ハイジそんな俺みたいな、アル中のクズが好きなのか?でも正直ダメだ、ダメだ、俺たちはダムネーションなんだ。俺たちは、群れない媚びない結婚しない。ダムネーションだから。でも、その話はチョット控室でやろうか。グッドラック!」

<試合後コメント>
DAMNATION
――希望していた赤井選手との対戦が実現したわけですが、如何ですか
(ハイジが英語で話し、佐々木が通訳すると申し出て話し出す)
佐々木「ハイジはこう言っている!リング上で言った通り、赤井!お前はブスで貧乳で、ビッ●なメスザルだ!私はロンドンからやってきた……メスの人間だ!人間がメスザルをかわいがってあげるわ!」

――佐々木選手、エクストリーム王座次期挑戦者がアントーニオ本多選手に決まりましたが、それについては
佐々木「誰だアントーニオ本多って!誰だ!誰でもいい!やってやる!嘘!やらない!もう、ちょっと……アル中だから、試合は暫く休む!GMにそう言っておいてくれ」

――多分却下されると思いますが
佐々木「うっせぇなぁ!終わりだ!!」

第4試合

 彰人がエルボーで倒すもすぐに立ち上がり、彰人をコーナーに叩きつけた高尾が後頭部にトラースキック。彰人はエルボーから首投げで倒しレッグドロップからフォールも2。

 彰人がコーナーに叩きつけてアームホイップから腕固め。ストンピングから腕を踏みつけ腕へのニードロップ。彰人はショルダータックルから腕を捻っていく。彰人はボディスラムを狙うが着地した高尾がドロップキックで倒す。
 高尾は走り込んできた彰人を足を伸ばしてカットし背中へのフットスタンプから顔面へのドロップキック。高尾はコーナーに登ると飛びつきDDTで突き刺しフォールも2。
 高尾はトラースキックもキャッチしたカイトとバックの取り合い。彰人が腕を取ってコーナーに押し込むと、ブルドッキング式のアームクラッシュ。彰人は俵投げからフォールも2。

 エルボーの打ち合いから走り込んだ高尾へ彰人がニーアッパー。彰人は担ぎ上げるも高尾がそのままリバースDDTで叩きつけバズソーキック。フォールも2。
 高尾はジントニックを狙うが彰人が逆さ押さえ込みで切り返し、返されると脇固め。これを返した高尾がスクールボーイも2。
 高尾は延髄斬りからジントニックを叩き込もうとするが、彰人が丸め込んで変形チキンウイングコブラクラッチ。これで彰人がギブアップ。

第5試合

 先発はベイリーと樋口。組み合うと樋口はベイリーをふっ飛ばし、突っ込んできたベイリーとつっぱりの打ち合い。再度組み合うと、ベイリーがトーキックからショルダータックル。再度ショルダータックルも樋口が逆にショルダータックルで倒し、起き上がったベイリーのミドルキックを受けきりヘッドロックから入江にタッチ。

 入江もベイリーのショルダータックルを受けきりラリアットも、ベイリーはミドルキックからHARASHIMAにタッチ。
 HARASHIMAとベイリーはダブルのミドルキックからHARASHIMAがレッグドロップ。フォールも2。
 HARASHIMAはコーナーでエルボーも、入江もエルボーで返しエルボー合戦へ。
 入江がコーナーに振り走り込むが、HARASHIMAは避けてバックエルボーからセカンドロープに横たわらせ断崖式フットスタンプ。HARASHIMAは首投げからストンピング。HARASHIMAはベイリーにタッチ。

 ベイリーはスワンダイブニードロップからフォールも2。
 エルボー合戦からベイリーがソバット。HARASHIMAの足に入江を叩き込もうとするが、入江はHARASHIMAにエルボーからベイリーの串刺しダブルニーを避けて自爆させると場外のHARASHIMAにベイリーを投げ捨てる。入江は樋口にタッチ。

 樋口はベイリーに強烈なチョップを連打。樋口は串刺しラリアットからサイドバスター。樋口のチョップとベイリーのミドルキックの打ち合い。ベイリーがコサックダンス式ミドルキックから延髄斬り。だが樋口が担ぎ上げるもベイリーは着地しかかと落とし。キャッチした樋口がつっぱりから投げようとするが、耐えたベイリーがソバットからフェイスバスター。さらにバズソーキックを叩き込むと両者ダウン。ベイリーはHARASHIMAにタッチ。

 HARASHIMAはライダーキックから串刺しビッグブーツ。樋口をコーナーに座らせると雪崩式ブレーンバスター。HARASHIMAはファルコンアローからフォールも2。
 HARASHIMAはエルボーからトーキック、さらに走り込むが樋口はカウンターのオクラホマスタンピート。フォールもベイリーがカット。

 入江が串刺しラリアットから樋口がビッグブーツ。樋口がチョークスラムで入江に肩車し、入江のバックフリップと樋口のチョークスラムの合体技。フォールもベイリーがカット。
 ベイリーは樋口を踏み台に入江に場外トペ。さらに樋口をハイキックで倒し入江にトペ。HARASHIMAが樋口にスワンダイブボディスラムを投下しフォールも2。
 HARASHIMAはミドルキック連打。樋口はチョップで返すが、HARASHIMAがハイキックからリバースフランケンの体勢。樋口が力づくで止めコーナーに叩きつけるとショルダータックルでふっ飛ばし、入江がそこへキャノンボール。樋口はドクターボムで叩きつけて3カウント。

 この結果によりHARASHIMAの持ついつでもどこでも挑戦権が樋口に移動した。

<試合後コメント>
HARASHIMA
――ベイリー選手と組んで入江選手&樋口選手と戦って、樋口選手に敗れてしまいました
「いやー、ちょっと油断したわけじゃないんですけど、ヘビー級コンビに一気に叩き込まれて、流石にダメージは有りますね」

――ベイリー選手とのタッグは比較的息があっているように見えました
「そうですね。お互い蹴りも使うし、あいつもハートは良い奴なので組むのが楽しみで、タッグで戦ったんですけど、まさか自分が取られるとは申し訳ないですね」

――持っていたいつどこ権も移動してしまいました
「そうですね。はい。取られちゃいましたね……」

――両国大会までにいつどこ権を取り戻すチャンスは有るかと思いますが
「そうですね。はい。頑張ります。それしか言えないです」

樋口和貞
――HARASHIMA選手からいつでもどこでも挑戦権を獲得しましたが
「そうですね、このタイミングでHARASHIMAさんからいつでもどこでも挑戦権を獲れたということは大きいことだと思います。挑戦権を持ったということは、王者に挑戦ということになるんでしょうけども、多分HARASHIMAさんは今日の結果に納得してないと思うんですよね。もし、HARASHIMAさんが納得していないのであれば、自分はいつでもHARASHIMAさんに胸を貸す準備はできてるんで。納得行かなければ、いつでも来いって感じですね」

――マイク・ベイリー選手とはDNAの後楽園大会以来当たりましたが
「やっぱり久々に当たったんですけど、身体は小さいです。でも、蹴りもパワーも技もすごいものがありましたね。でも、自分も彼にDNAグランプリで負けてから自分も成長してるんで、絶対負けないって気持ちは持ってます」

東京ドーム路上プロレスの詳細とササダンゴの復帰を発表

 休憩前に、両国大会で10人タッグ王座の新設が発表された。戦隊モノをモチーフに設立されるという。
 続いて路上プロレスin東京ドームの日程が6月1日(木)16時から、東京ドーム全域を使う路上プロレスとなるが、お客さんを入れられないことになったという。これによりノーピープルマッチとして行い、DDT UNIVERSEで生中継することになった。対戦カードは以前からの発表どおり高木三四郎vs鈴木みのるのシングルマッチ。
三四郎「ノーピープルなんですけど、自分の中では東京ドーム史上初ワンマッチ興行のつもりでこれに挑みます!2012年から5年越しで実現したこの試合、東京ドーム史上に残るメチャクチャな試合にするつもりなんでご期待下さい!!」

 続いてスーパー・ササダンゴ・マシンが5月28日の後楽園ホール大会で復帰が決まったという。
ササダンゴ「皆さんご無沙汰してますサーパーササダンゴマシンです。去年の10月からやく、今日で6ヶ月ちょうど半年休ませていただきまして、無事に医師の方のGOサインが出ましたのでDDTの方と高木さんや、スタッフと話しまして、晴れて次回の5月28日の後楽園大会で復帰させていただく事になりましたどうもありがとうございました」
亜門GM「復帰戦のカードはササダンゴには事前に高木さんのシングルマッチと伝えていたんですがそれは嘘でございます。実際はこちらです」

 高木三四郎&スーパー・ササダンゴ・マシンvs鈴木みのる&ロッキー川村のカードがモニターに映る。

ササダンゴ「いやですよ!」
三四郎「東京ドームの前哨戦もかねてさ!スーパー・ササダンゴ・マシンと言えば鈴木みのるさんでしょ?」
ササダンゴ「いや、事前に言っといてくださいよ!なんで俺がドッキリみたいのかけられなきゃいけないんですかいつからそんな立場になったんですか!心拍数が上がってダメだよほんとに!」
亜門GM「ひとこと意気込みを」
ササダンゴ「嫌です!」
亜門GM「もう言っちゃったから。やんなきゃしょうがないでしょ」
ササダンゴ「えー、そうですかー、あのー、いつか、まあ、実はですね、私一度ちょっとあの、引退しておりまして、その時の引退試合の相手を鈴木みのるさんにやっていただいたという経緯がありまして、実はそこから鈴木みのるさんに挨拶せずにこの状態が続いております。鈴木さんと飲むという機会が2,3回あったんですけど、実はこのことに触れて無くてですね、これが、そっからなんですよ、痛いのが嫌だとかそういう怖いとかじゃなくて、そっちなんですよ。そうですかなんか、あのー、頑張ります!」

 休憩後、ドロップキック店長の木高イサミが登場
イサミ「私事なんですが、5月いっぱいでドロップキックの店長を辞めさせていただくことになりました。というのもですね、忙しすぎます。代表業務をやりながら店長業務をやりながら試合をするのは不可能だとやっと気づきました。次の店長は決まっております、もちろんこの人です。こういう大事な場にですね、こういう格好で来る私と、ピシッとスーツに着替えて出てくる彰人と、次はちゃんとしたドロップキックになります。次はちゃんとしたドロップキックができますんで是非遊びに来てください」
彰人「僕に店長変わって、だいぶ店の雰囲気も変わるかもしれないんですけど、ホスピタリティ溢れるちゃんとした店を目指したいと!今日営業がないんで休みなんで」
イサミ「もし今日ドロップキックに行きたいという人が居たら、皆さんBASARAに寄こせ!」
亜門GM「5月まではイサミ店長、6月から彰人店長になるということで、引き続きよろしくお願いします」

第6試合

 先発は船木とディーノ。ディーノが股間を狙うが船木はその手を切っていく。船木はミドルキック。ディーノは尻を出し自ら船木のミドルキックを受けていく。船木はミドルキック連打で倒しフォールも、ディーノが股間に手を伸ばしたのを受け船木は立ち上がる。船木は坂口にタッチ。

 四つん這いのディーノの尻にローキックを連打するが、ディーノは股間を掴んだまま引きずり高山にタッチ。高山はハンマーブロー。坂口はエルボーと膝蹴りを叩き込んでいくが、高山はキャッチしフロントスープレックス。さらにボディスラムで叩きつけフォールも2。高山はディーノにタッチ。

 ディーノは坂口のバックを取り、コスチュームを下げて腰を打ち付けていく。ディーノは股間を掴み男色スクリュー。ディーノはブレーンバスターからナイトメア。船木が坂口に歩み寄るが、自ら立ち上がるよう指示し、ディーノは仕方なく坂口の顔面に自ら腰をおろすが船木は顔面を蹴りつけカット。ディーノは高山にタッチ。

 高山はコーナーに押し込みアイアンクロー。さらに首投げからスリーパー。高山はコーナーに押し込みチョップから串刺し攻撃を狙うが、坂口はジャンピングキックを叩き込んでカットし船木にタッチ。

 船木はミドルキック連打から首投げで倒しPK。フォールもディーノがカットにこようとしたので1で離す。
 船木はミドルキックから投げようとするが、高山が逆にフロントスープレックス連発。さらにレッグドロップを投下しフォールも、ディーノが股間を触ったためレフェリーが注意しノーカウント。

 高山がバックを取るが、船木がバックエルボーで逃れハイキック。高山もハイキックを叩き込んで両差ダウンからタッチ。

 坂口がミドルキックで倒し、膝蹴りからロープに振って腰投げ。サッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。
 坂口はスリーパーもディーノはコーナーに下がり、自らの尻を坂口の股間に押し付け腰を振っていく。ディーノは男色エクスプロイダーからホモイェ。ディーノは高山にタッチ。

 ディーノはコーナーで尻を出し、高山が坂口を振るが坂口は尻に神の右膝。高山が坂口をバックドロップからフォールも2。高山が走り込むも坂口は腰投げからジャンピングニー。坂口はコーナーに登るがディーノが横から上りリップロック。更に正面に登りリップロックから雪崩式ブレーンバスター。そのままディーノはコーナーで尻を突き出し、高山が坂口の顔面を尻に埋める。投げようとした所を船木がカットするが、ディーノは船木にリップロックを狙う。船木は必死に堪えると膝蹴り連発から首投げで倒しPKを狙うが、高山が船木にリップロック。唖然とする坂口にディーノがリップロック。意識が戻ってこない坂口を高山がエベレストジャーマンで叩きつけて3カウント。

亜門GM「高山さん、ディーノ、ベルト奪取おめでとうございます。早速で悪いんですが次のタイトルマッチの話をさせてください、次は5月28日後楽園ホールでやろうと思っています誰か挑戦者の希望は?」
高山「次の後楽園?俺その日忙しいんだよ」
亜門GM「こないだ確認したときは」
高山「忙しいんだよ!」
亜門GM「だ、だめですか?もう決まったことあるんだよ」
高山「わかりゃいいんだよわかりゃ」
亜門GM「5月21日の札幌大会はどうでしょうかね?」
高山「札幌だったらOKだよ」
亜門GM「誰か闘いたい挑戦者チームはいらっしゃいますか?」
ディーノ「私達DDT一周りして外に行ってみようと思ってるから誰でもいいよ」
亜門GM「決まり次第報告しますので」
高山「まあ俺らは、誰の挑戦でも受ける。なぜなら俺らは、ノーフィアー!」

<試合後コメント>
坂口征夫&船木誠勝
坂口「すみません、船木さん……」
船木「いやいやいや、あんな対局は初めてだから……」
坂口「自分らが想像してた斜め上を行かれたんで」
船木「あの二人を倒すためには、俺達もホモにならなきゃいけないってこと?」
坂口「そういう……風になってしまいますかね」
船木「……それは、無理だからね。違う人があの二人からタイトルを獲ったらもう一回挑戦しようね。やっぱり、ホモにはホモ。もうね、高山選手があんなになってるとは思わなかったからね。それはちょっとビックリしました。DDTに来て、改造されすぎている気がします」
坂口「まさか、今日出してくるとはね」
船木「あの手があったんだね」
坂口「またよろしくお願いします!」

――船木選手としては、もうディーノ選手とは絡みたくないと……
船木「絡みたくないというか、ちょっと太刀打ち出来ないというか……。格闘技とは違う、なんというかね、戦いは戦いなんだなぁと。襲いに来るというその姿勢が。格闘技ではないんですけど、戦いは戦いだったと。そういう気持ちはありますね。なんかその……『戦う』じゃなくて、『襲う』っていうそういう感じなんですよ。そういう意味では、戦いの上を行っている感じでしたね。怖いです。恐ろしい。最後高山選手にキスされて、やっぱ自分より大きい人にそうやられるとどうにもならない。女の人の気持ちがわかりましたよ。なんか、あの、ヤられてしまう……。分かりますか?ヤられてしまう……。あんな大きい人から迫られたら断れないですよ」
坂口「断れないですね」
船木「襲われるしか無い。ヤられるしかない……」
坂口「なすがままですね」
船木「もう、笑いが止まらないと言うね。こんな体験初めてです……」
坂口「ホントすみません……自分が……」
船木「今日のは事故だから。そう、事故だから……」
坂口「まさか、あのおっさんがあんな手を使ってくるとは……」
船木「すごいよね……」

高山善廣&男色ディーノ
――まずはKO-Dタッグ王座戴冠おめでとうございます
ディーノ「ま。いつも通りよね?」
高山「うん。全然こっちの試合だったね」
ディーノ「ね」
高山「ディーノの試合だったね」
ディーノ「まあまあまあ。私の試合イコールよっちゃんの試合でもあるわけだから。フツーに道を歩いてて、フツーに目的地についただけ。まだまだ先にもあるからね」

――メイン終了後、挑戦表明がありましたが
ディーノ「まあまあまあ、いつかはやるんだから」
高山「ホント、なんでもいいんだけどね。俺らは優しいから」
ディーノ「ホントに優しい。だからもう、何も、何もない。普通にまた道を歩くように防衛してしまうと思う。ホント申し訳ない」

――高山選手は、札幌でタッグを防衛して、そのまま竹下選手とKO-D無差別級に挑むと
高山「ベルト三本になっちゃうね」
ディーノ「そうなのよぉ。私としたら、6人タッグももし獲ってしまうと……アラ不思議。ねぇ?いつのまにか王手をかけてるからね。いやー申し訳ない。ゴメンネ。プロレスに独占禁止法はないから。ゴメンネ。普通に獲っちゃうから。どぉーせみんな私の事ノーマークだったでしょ?気付いたら王手ですよ?そんなもんなですよ、キャリアって」

――高山選手、改めて今日王者としての竹下選手を見ての感想は如何ですか
高山「いや、まあ立派ですよ。立派。ホント立派。若いのにね。尊敬します。尊敬する王者だからこそ、アイツを叩きのめして、ベルトを獲りたい」

――DDTに参戦して以来、「チャンスが有ればベルトを狙っていきたい」と言っていましたが、やはり今の竹下選手から獲りたいということでしょうか
高山「そうだよね。一番いい状態じゃない?ベルトが」

第7試合

 リングを周り、竹下が足を刈って倒しヘッドロックからリストを取る。竹下は足を刈っていくがお互いフォールをすぐに返し距離を取る。
 手4つから竹下が潰していき投げ捨てると遠藤はエプロンへ。

 遠藤がリングに戻るとロックアップから、遠藤がトーキックで倒し走り込むが竹下が足を刈って倒し走り込むも遠藤はリープフロッグ。だが竹下がカニばさみから投げようとするが遠藤がアームホイップで投げ捨てコーナーに下がる。

 遠藤がヘッドロックで絞り上げ、竹下が切り替えしてグラウンドでヘッドロック。遠藤は突き飛ばして抜けるが竹下は再度ヘッドロック。遠藤は回転しフォールも竹下は離さず絞り上げる。
 竹下はショルダータックルで倒し、再度走り込むが遠藤がアームホイップ。遠藤が走り込むが竹下はヘッドロックで捕らえ絞り上げる。遠藤はなんとかバックドロップで叩きつけてこれを抜けると、トーキックから場外に抜けて、追ってきた竹下の横をすり抜けリングに上がると、エプロンに上がった竹下を蹴りつけ場外に落としケブラーダを狙う。だが竹下はその足を引っ張りバランスを崩させると、遠藤の後頭部をエプロンに叩きつけ場外に落とす。そのまま場外で竹下がチョップからDDT。竹下は遠藤をリングに投げ入れフォールも2。

 竹下は強烈な逆水平チョップからコーナーでストンピング連打。竹下はネックブリーカードロップから顔面を蹴りつけていく。
 遠藤が立ち上がりエルボーを打ち込んでいくが、竹下はヘッドバッドで倒しDDT。そのまま足極めキャメルクラッチ。遠藤はロープを掴む。

 竹下はコーナーに振って走り込むが、遠藤が避けて走り込む。竹下はショルダースルーでエプロンに落下させると、遠藤のラリアットを避けてスリーパー。さらにグリーンキラーを狙うが、これは遠藤が場外に投げ捨てる。遠藤はリングからスライディングキックを叩き込み、場外でエルボー合戦。竹下が打ち勝ち鉄柱に叩きつけようとするが、逆に遠藤が叩きつけ、さらに竹下の足を鉄柱にくくりつけ捻っていく。そこ足をポーリーに持たせると、遠藤はエプロンを走り込んで足へのドロップキック。

 リングに戻ると、竹下がエルボーからチョップ。遠藤は先程痛めつけた足への低空ドロップキックを叩き込み竹下を倒すとインディアンデスロック。竹下はなんとかロープへ。
 遠藤はストンピングからコーナーに押し込みトーキック。ロープを使って足を捻るとアキレス腱固めへ。竹下はすぐさまロープへ。

 竹下は延髄斬りで遠藤を場外に落とし後を追うが、遠藤はイス攻撃からそのイスへ竹下の膝を叩き込む。
 遠藤はエルボー連打。竹下のチョップに遠藤はローキックを叩き込み倒すと再度ローキック。竹下は立ち上がりボディスラムも遠藤は足を刈って倒しクロスレッグクラッチ。竹下はロープを掴む。

 遠藤がコーナーに振るが竹下は走れず倒れる。遠藤は足を踏みつけ「未来見せてみろや」と挑発。竹下はエルボー連打も遠藤は足へのソバットから走り込むが、竹下はレッグラリアートで迎撃。
 竹下はコーナーに振られるも、ヘッドシザースホイップで場外に投げ捨てトペ・アトミコ。
 リングに戻り、竹下はコーナーに登りダイビングハンマーからロープに振ってボディブロー。さらに河津落としからフォールも2。
 竹下はブレーンバスターからフォールも2。竹下はボディシザースも遠藤はロープへ。

 竹下は投げようとするが、耐えた遠藤がエルボー連打で逃れ走ろうとするも竹下はコスチュームを掴み引き込み投げようとする。だが着地した遠藤を竹下はぶっこ抜くが、遠藤はフランケンでコーナーに叩きつけ走り込むが、竹下は足を伸ばしてコーナーに登る。そこを遠藤はドロップキックで場外に叩き落としノータッチトペ・コンヒーロ。

 リングに戻り遠藤は串刺しバックエルボーからブレーンバスターで叩きつけフォールも1。
 遠藤は変形ゆりかもめで絞め上げ、竹下は落ちたかと思われたがなんとか2タイムで意識を取り戻しロープへ足を伸ばす。

 遠藤は担ごうとするも、耐えた竹下がハンマーブローからエルボー。エルボー合戦となり、竹下がビッグブーツも遠藤はトラースキック。だが竹下がビッグブーツから走り込むが、突き飛ばした遠藤が走り込むも竹下は顔面に膝蹴り。竹下は垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 竹下は走り込むとビッグブーツから投げようとするが遠藤がカサドーラで丸め込むが2。ラリアットを避けた遠藤がテツヤ・イン・ザ・スカイからトーチャーラックボム。さらにシューティングスタープレスを投下するが竹下はこれを避ける。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから、ショートレンジラリアットの受け合い。相撃ちからお互いの腕を前蹴りでカットし、両者ロープに飛んでラリアットも竹下が打ち勝ちフォールも2。竹下がぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドも2。
 竹下は再度ぶっこ抜くが、佐々木が介入しようとしてレフェリーがこれを止める。遠藤がそのスキにバックキックの急所攻撃。竹下はたまらず場外へ。
 遠藤が竹下を客席に叩き込もうとするが、逆に遠藤を叩き込んだ竹下がチョップから串刺し攻撃を狙う。だが遠藤が避けて鉄扉に自爆させると遠藤はリングへ。竹下がカウント11でも戻ってこないのを見ると、遠藤は場外に降り竹下を改めて客席に叩き込む。遠藤は実況席の裏に連れていきエルボー合戦。竹下の二段蹴りがDDTスタッフに誤爆し、遠藤は記者席に竹下を連れていきトーチャーラックボムを狙う。着地した竹下が投げようとするが、着地した遠藤がスイングDDT。ステージから落下した竹下に遠藤はポーリーを踏み台にしてのケブラーダを発射。カウント19でリングに戻った竹下を遠藤がフォールも2。

 遠藤がコーナーに登るが、竹下は後ろに登りぶっこ抜こうとする。だがバックエルボーで逆さ吊りにした竹下に遠藤が断崖式フットスタンプから串刺し低空ドロップキックを顔面に叩き込む。
 遠藤はアンクルホールドも竹下はロープへ。遠藤は竹下の足にフットスタンプから、竹下もエルボー。だが遠藤は竹下の足を取ってDDT。そのまま足を捻っていくが竹下が丸め込むが2。竹下は逆さ押さえ込みも2。竹下はランニングニーからロープに振ってツームストンパイルドライバーを狙うが遠藤が足を取ってアキレス腱固め。だが竹下は強引に立ち上がるとぶっこ抜こうとするが、遠藤は更に足を捻り上げ倒す。竹下はロープへ。

 竹下はエプロンから遠藤をぶっこ抜こうとするが、遠藤はエプロンに着地。竹下はバックを取るが、遠藤はエルボー連打で逃れ走り込むが、竹下はカウンターのフロントスープレックス。場外カウント19で戻ってきた遠藤をフォールも2。

 遠藤をコーナーに振って走り込むが、遠藤は担ぎ上げてコーナーで逆立ちさせると顔面にトラースキック。さらにジャーマンも竹下はビッグブーツからバックドロップ。竹下は串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした遠藤がミサイルキック。だが竹下が走り込むも遠藤はフランケンで丸め込むが。遠藤はレッグラリアートからフォールも2。

 遠藤はコーナーに登るが、竹下は平手打ちから正面に登り強烈なエルボーから雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
 両者なかなか立ち上がらず、やっと立ち上がると竹下が遠藤にエルボーを要求。遠藤がエルボーを打ち込んでいくと、竹下は逆水平チョップを叩き込んでいきダブルチョップ。フォールも2。

 竹下は顔面にストンピングも遠藤が起き上がらずダウンカウント。8で竹下が強引に引き起こすが遠藤が首固めも2。遠藤はレフェリーを竹下に叩きつけてハンドスプリングレッグラリアート。遠藤はマジックスクリューからフォールも2。遠藤はシューティングスタープレスを投下しフォールも2。

 遠藤はコーナーに登ろうとするが、竹下はその足を掴んで登らせない。遠藤は蹴りつけ登ろうとするが、竹下は足を離さず。遠藤は顔面に膝蹴りを叩き込んでコーナーに登るも、竹下はハンマーブローからエプロンに降り顔面をコーナーに叩きつけると正面に登る。だが遠藤がヘッドバッドから雪崩式テツヤ・イン・ザ・スカイ。フォールも2。

 遠藤は足4の字も竹下はロープへ。遠藤はストンピング連打からコーナーに振って串刺しラリアット。だが竹下も追走串刺しビッグブーツ。エルボー合戦から遠藤が走り込むも竹下はジャンピングニーからフォールも1。
 遠藤のラリアットを巻き込んで竹下がジャーマンからラリアット。フォールも2。
 竹下はぶっこ抜いてラストライド。フォールも2。竹下はバックを取ると耐える遠藤を強引に投げようとするが遠藤はカサドーラで丸め込む。遠藤はクロスフェイスも竹下が回転しフォールも遠藤は切り返しクロスフェイスを離さず絞り上げる。ここで時間切れ。

エンディング

亜門GM「(泣きながら)竹下、お疲れ様。凄い試合だったよ」
竹下「GM、僕が、チャンピオンで居る限り後楽年満員にし続けるんで安心してください」
亜門GM「ありがとう。頼もしい。(涙をこらえて)ごめんごめん、ほんとゴメン申し訳ない」
竹下「ちょっと、僕帰っていいですかね?」
亜門GM「チャンピオンだからさ、しめないと」
(いつでもどこでも挑戦権を持った高山がリングへ。それを島谷と大石はいつ出ようかと眺める)
亜門GM「高山さん、どうされました?」
高山「なんだよ?」
亜門GM「なんでしょう?」
高山「お前には用はねーんだよ。用があるのはチャンピオンだ!」
亜門GM「どういうことですか?」
高山「いやすごいね。すごいチャンピオンだよ。立派過ぎる。俺の甥っ子ぐらいだぜこいつ?俺もさ、GHC、IWGP、NWF、三冠、コレクションしてるんだよ。その中にさ、KO-D無差別も、入れておきたいなと思ってるんだけど、どうかね?」
亜門GM「いつでもどこでも挑戦権を使われるということですか?」
高山「いつでもどこでも使えるんだろこれ?いつでもどこでもいいんだよな?」
亜門GM「ひょっとして今使いますか?」
高山「今、と言ったら可哀想すぎるだろ。言っただろ?俺の甥っ子みたいなもんだって。オイ(島谷と大石に)テメーらなんだ!チョロチョロしてんじゃねー。さっさと失せろ」
亜門GM「今じゃないということはいつ使われますか?」
高山「だからさっき言っただろ?次の後楽園、用事があるってよ!」
亜門GM「次の5月28日の後楽園で挑戦するって言うことですね。竹下」
竹下「高山善廣、プロレス界の帝王学、俺に教えてみろよ」
高山「坊主、その口、ふっ飛ばしてやるからな、覚悟しとけ」
亜門GM「分かりました5月28日KO-D無差別級決定します。ただしそれまでに高山さんが負けてしまうと勝った選手に移動しますんでタイトルマッチ無効になってしまうんで一応負けないでください。あと2つ3つありますんでそれまでに誰かが使って竹下がベルトを落とすって可能性も」
高山「ない!もしそいつらが使ってもチャンピオンが防衛してくれるよ、俺のためにな」
亜門GM「じゃあ5月28日タイトルマッチ決定いたします」
(彰人が乱入)
彰人「高山さんよ、あんたクソつまんねー使い方してんじゃyねーよ。そんな余裕こいてたら足元掬われる、いや掬ってやるよ。お前タッグ巻いただろ?挑戦させろGMいいでしょ?」
高山「あのこいつもうこれ使ったでしょ?言う権利ないじゃん」
亜門GM「タッグに関してはいつでもどこでも挑戦権は権利ないので」
(ディーノが登場)
高山「何言ってんのこいつ」
ディーノ「言えば通るとかそんなに良くないかなと思いますよ」
彰人「ディーノさん、あんたに用事があんだよ。僕はね、あなたに憧れてプロレス界に入ってきた」
ディーノ「そうですか」
彰人「けど今のあなたはつまらない。ケツばっか出してんじゃねーよ!」
ディーノ「ほう、であれば、よっちゃん今私カチンと来ちゃったから、やるのはかまわない。じゃあ、つまんなくないケツで防衛しますよ」
彰人「つまんなくないケツ、あなた出来るの?もうお客さんあなたのお尻には飽きてるよ。あなたの肛門なんか見たくないよ」
ディーノ「見たくないから見せてるんですけども」
彰人「…OKいいよじゃあ見たくないってケツ、それも全部、俺が食ってやるよ。お前を食ってやるよ」
ディーノ「見たくないケツを食うなんてなんて変態」
彰人「俺空腹のブラックバスと言われてんだよ食ってやるよ」
ディーノ「あんたの腹がいっぱいになるといいけどね」
彰人「いっぱいになったうえでそのベルト獲ってやるよ!」
亜門GM「そろそろいいですかね。じゃあ5月の札幌大会受けていただけますよね」
ディーノ「さっき言ったけどDDT一巡して外に向かっていこうと思ってるから申し訳ない、あんたたちは、通過点です!」
高山「まあそういうことで、札幌のチケットと航空券買っとけよみんな。航空券買っとけよ、東京から行くんだぞ!そして次の後楽園の前売りもすぐ買いに行け!」
ディーノ「じゃ後はよろしくお願いいたします」
(高山とディーノはリングから去る)
竹下「おっさん二人チョット本気出してきましたね」
彰人「いやー大人げないディーノさんが戻ってきますね楽しみですね」
竹下「皆さんタッグ選手権も楽しみにしといてください僕達が巻きますんで。彰人さんは何かありますか?オールアウト始まりましたけども」
彰人「あんなすごい試合見た後何もねーよ、お前がしめろよ。今日はお前が主役なんだから」
竹下「ありがとうございます。まあ、遠藤選手に関しては、勝って防衛できなかったことが自分の中の後悔としてありますけど、でもこの続きはいつかやりますんで皆さんその続きを楽しみにしといてください。次の、挑戦者、高山善廣、自分が、ジャーマンで逆に投げてね、エベレストジャーマンより高いジャーマンしてやりますので皆さん応援よろしくお願いします。DDTプロレス、もっともっと、最高で、最強の団体にしていきます。皆さんこれからも応援よろしくお願いします今日はありがとうございました」

<試合後コメント>
遠藤哲哉
――竹下選手に挑戦して、60分ドローという結果になりましたが
「結果は引き分けだけど、カスリマを喜ばせられなかったから、俺の負けです。いやー……俺はさぁ、ベルトとか興味ないけど、カリスマを喜ばせるためだけに、それだけをモチベーションにこの試合に臨みました。あの人は俺を本当に救ってくれた人だから。これでアイツを、竹下を、地獄の底に落として、少しでもカリスマに恩返ししたかったんですけど、結局試合が終わって、カリスマの笑顔を見ることができなかったので、今日の試合は、竹下の勝ちです。以上!」

竹下幸之介&彰人
彰人「高山さんがああやって挑戦することになりましたが、僕が一番嫌いな使い方をしたわけですよ。次の挑戦を確約するための、いつでもどこでも挑戦権。あんなの高山さんだったらアレがなくたって、「挑戦したい」って言ったら挑戦できるんですよ。あんなもったいない使い方をして、僕は、高山善廣、足元見てんなと。タッグ挑戦することになって、男色ディーノという選手を見て、プロレスに憧れを持って、一緒にやりたいなと思ってこの業界に入ってきて、すごい憧れだったんですよ、男色ディーノって。でも、時間が経つにつれて、あの人はずっとお尻を出したりしてて、あの人自身の進化が見えなくなっちゃって。僕がちょうどディーノさんから離れたくらいですね。憧れていた男色ディーノが、自分の中でどんどん憧れがなくなってきて、なんか、風化したものになってきて。それを成仏させなきゃいけないのかなと。男色ディーノって人間は、違う何かを見せてくれるかもしれないけど、僕が望んでるのはそういうことなんですよ。なんか、スゴイ色んなハチャメチャなアイディアを出す男色ディーノが見たいわけで。もちろんベルトは獲る気でいるんですけど、これが僕の男色ディーノへの愛で、進化した男色ディーノが見たい。あの人にはまだ衰えてほしくない。そんな男色ディーノを食って、一気にベルトを獲りたいと思います。今日の試合はね、竹ちゃんのだからね、竹ちゃんに色々聞いて下さい」
(彰人が退場)
竹下「タッグ選手権に関しては、彰人さんが色々言ってたんで。男色ディーノっていうのは、彰人さんにとって特別なレスラーだと思うんで、そこに集中してほしいかなと思います。僕は高山善廣に照準を合わせるというか。でも、ね、来月の後楽園の一週前ですか。タッグ選手権の一週間前なんで、前哨戦というより、タッグ選手権なんで。ALL OUT。それで勢い付けたいし、前哨戦というよりは、タッグのベルトを俺たちが巻くんだという。あいつらに防衛させないんだっていう気持ちでタッグ選手権は臨みたいと思います。で、無差別。シングルについてですけど、今日遠藤選手と戦って、決着付かなかったですけどね、もしかしたら僕たちは追いつけ追い越せで切磋琢磨してきたのかもしれないですけど、そこまで僕たちは拮抗しているということです。実力がホントぶつかり合っているという。それがもう微妙なバランスで来てると思うんですよね。今。だから60分でも時間切れになったっていう。またいつか、このベルトを懸けてでも、どんな形であっても試合したいと思いますけど。まあ、このタイトルマッチが決まったときにもいいましたけどね、取っておきのカードにしたいっていうのもあるんで、そんなポンポンはしないですけどね。でも、いつかいいタイミングでできたらいいなと思います。高山選手については、来月、もちろん守りきって、高山選手もいつどこ権を持ち続けてっていうのが条件ですけど、あの高山善廣ですからね。まだまだこのDDTに来て実力を出し切ってないと思うんで、竹下幸之介というレスラーが対角線に立ったときに、どんな戦いを魅せてくれるのか、敢えてチャンピオンとして上から目線で楽しみにしたいですね」

――彰人選手が高山選手の挑戦権の使い方を「つまらない使い方」と言っていましたが、60分フルタイムドローの後高山選手がそれを行使していたら如何だったでしょうか
竹下「良かったですけどね。それでも。自分はそれでも良かったですよ。確かに、不利かもしれないですけど、、ずっとHARASHIMA選手がチャンピオンだったときに言っていたように、それがルールなんで。いつどこ権について。DDTでプロレスをするルールなんで。だからそのルールに則っているので、僕はそれでも良かったですし、出来たと思うし。動けなかったかもしれないですけど、僕はそれでも良かったですよ。でも、確かにベストコンディションで高山善廣とシングルで戦いたいという気持ちはありました」

――結果的に60分フルタイムで戦っても決着は付かなかったということですが、今後何が二人の差をつけると思いますか
竹下「なんでしょうねぇ。運もあると思いますよ。やっぱり戦いにおいて、運ってあると思うんですよね。運をつかむというか、流れをつかむというか。だから、そういう戦いですかね。トレーニングがどうとか、そこでは均衡してると思うんですよね。だけど僕達も一生懸命試合してぐったりしてると思いますけど、お客さんもマスコミも疲れたと思うんで。でも、プロレス最高だなって思ってもらえてたらいいと思うし、僕はプロレス最高やと思ってるから。だから、最終的にはプロレスが好きな気持が上回って勝てたらなと思います」

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