キューティー鈴木や日向あずみらが来場した25周年記念大会でJWP女子プロレスが解散!
2日、後楽園ホールにて『JWP 25th anniversary』が行われた。
JWP女子プロレスの25周年を祝う大会だが、本大会を持って所属全選手がJWPプロデュースより独立。コマンド・ボリショイ率いる全選手は8・11後楽園ホールにて新団体『PURE-J』の旗揚げが決定している。
JWP認定ジュニア王座、JWP認定タッグ王座、JWP認定無差別級はこの日を最後にJWPプロデュースに返上。デイリースポーツ認定女子タッグ、POP王座は『PURE-J』が引き継ぐことになる。今後JWPプロデュースは『JWP女子プロレス』という興行を開くことは可能だが、全選手は新団体へ移動するためJWPの魂は新団体が引き継ぐことになる。
この日『JWP25周年記念OG×現役ミックスドバウト』では一日限定でOGの福岡晶、日向あずみ、春山香代子、阿部幸江が復活し試合へ!現役時代に劣らぬムーンサルトを福岡が見せると会場からは歓声があがった。
メインイベントでは中森華子の持つJWP無差別級王座に倉垣翼が挑戦。倉垣がパワーで圧倒するが、華子はスタンディングシャイニングウィザードや鎮魂歌ドライバーで流れを引き戻す。だが倉垣はハヤブサ直伝ファルコンアローでトドメとばかりに突き刺すも、これを華子が丸め込んで3カウント。不格好ながらも執念の勝利となった。
全試合終了後、ヤマモこと山本雅俊リングアナが「25年間JWPをご愛顧いただきまことにありがとうございました」とリングに上がり、会場に集ったJWPの選手を呼び込む。『コマンド・ボリショイ、日向あずみ、輝優優、カルロス天野、宮崎有妃、倉垣翼、春山香代子、アキュート冴、渡辺えりか、池田麻奈美、米山香織、木村響子、青野敬子、ムーン瑞月、瑛凛、阿部幸江、ラビット美兎、中島安里紗、テッシー・スゴー、矢樹広弓、さぶろう、能智房代、斎藤澄子、福岡晶、キューティー鈴木、尾崎魔弓、プラム麻里子、ダイナマイト関西、藤ヶ崎矢子、ライディーン鋼、勝愛実、KAZUKI、Leon、中森華子』の34名が登場し、ヤマモが「あなたの心にJWP」と語りボリショイへバトンタッチ。
JWPを代表してボリショイが「皆さん本当に25年間JWPを応援してくださってありがとうございました。そして集まってくれたOGの皆さんありがとうございます。私たちはこれからも続いていきます。プロレスもまだまだ続けていきます。これからも熱い応援よろしくお願いします。ほんとに本当にありがとうございました」と挨拶。記念撮影の後、現役JWP所属選手は車座になりリング中央のロゴに向かって礼。返上するベルトをリングに起き、最後にボリショイがJWPジャージを置いて深々と一礼。
全選手がリングを後にし、JWP女子プロレスの魂はここで一度ピリオドとなった。