格闘技イベント『KNOCK OUT』連続判定勝利のメインイベンター梅野源治が「KO=正義じゃない」
12日、大田区総合体育館にて開催された『KNOCK OUT vol.1』のメインイベントにて“KING”梅野源治vs“アバンサール”ワンマリオ・ゲーオサムリットの試合が行われた。
昨年12月に開催された旗揚げ戦『KNOCK OUT vol.0』では、全6試合中5試合がKO勝利となる中メインイベントを務めた梅野が元ラジャ王者のシリモンコン・PKセンチャイジムを相手にフルラウンド判定勝利。試合後「相手は1、2ラウンドで効いて守りに入ってしまった。守りに入ったタイ人を倒すのは難しい。もっと練習して次こそKOします」と宣言していた梅野だったが、この日もメインイベントにて元WPMF世界ライト級王者の“アバンサール”ワンマリオ・ゲーオサムリット相手にフルラウンド判定勝利。
この日は全7試合中5試合がKOとなったが、試合に勝利した梅野は「僕以前から思っていた事があって、KOが必ずしも良いってことじゃなくて、テクニックだとか、試合の駆け引きも見てほしくて、今回もKOできなかったんですけどKOイコール正義じゃなくて、もちろん今後もKO狙って試合はやっていきますけど判定でも良い試合はあって細かいテクニックだとか。今後そこを皆さんに伝えていけるような試合をしていきたいと思ってるんでこれからも応援よろしくお願いします」とリング上からアピール。
バックステージでは「テクニックの楽しみ方っていうのは今後重ねていけばお客さんたちもわかってくると思うんで、いきなり最初から全部こっちのスタイルをわかってくれじゃなくて、回数を重ねてお客さんに楽しみ方を色々伝えていける試合をしたい」と大会名となっている“KNOCK OUT”に真正面から向き合うコメントを残した。