【試合結果】1・20 JWP板橋大会 Sareee&長浜浩江vs勝愛実&藤ヶ崎矢子 中森華子&松本浩代vsLeon&志田光

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『FLY high in the 25th anniversary』
日時:1月20日(金)
開始:18:30
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:117人

▼20分1本勝負
○コマンドボリショイ
10分49秒 ストレッチプラム・改
●小波(GPS)

▼20分1本勝負
○KAZUKI
12分7秒 デス・バイ・ロドリック→片エビ固め
●藪下めぐみ(フリー)

▼20分1本勝負
Sareee/○長浜浩江(WAVE)
15分52秒 回転エビ固め
勝愛実/●藤ヶ崎矢子

▼30分1本勝負
○山下りな(OSAKA女子)
13分23秒 ラリアット→片エビ固め
●ライディーン鋼

▼無差別選手権前哨戦 スペシャルタッグマッチ・30分1本勝負
○中森華子/松本浩代(フリー)
17分51秒 路上
●Leon/志田光(フリー)

中森vsLeonの前哨戦は中森が勝利!矢子が長浜のジュニア王座挑戦を受諾しSareeeをビジュアルハントすると宣言!

第1試合

20170120_JWP_1
 4ヶ月ぶりの開催となるJWP板橋大会。第1試合ではコマンドボリショイがGPSプロモーション所属となった小波とスリリングな関節技の攻防を展開。ワキ固めからヒザ立ち状態でのストレッチプラムに移行してギブアップを奪い、ボリショイが貫録勝ちを収めた。
マイクを持ったボリショイは「小波選手、本当に素晴らしい。ありがとう。またの対戦が、もう今の瞬間から楽しみです」と最大級の賛辞を贈ると、「でもその前に、どうしても聞きたいことがある。台湾の神様・ヤコーンって…誰!?」と、1・27小波プロデュース新木場大会の話題に。小波は「ヤコーンっていうのは葛西(純)さんが勝手に言ってるんですけど、私は何も知らなくて…。こないだ銚子で葛西さんが“台湾の神様を呼ぶ”っていったら矢子が来たんですけど…銚子出身の台湾の神様っていって。今日のニコ生を見て頂いたら何か証明できることがあるかもしれないです」と説明。ボリショイは「矢子、私の知らないところで仕事しないでよ」と釘を刺すが、矢子は関与を激しく否定した。

第2試合

20170120_JWP_2
 KAZUKIと藪下めぐみの20周年同期対決は、前後から助走つきのダブルニーを叩き込んだKAZUKIがデス・バイ・ロドリックを決めて快勝。試合後は清々しく握手を交わした。

第3試合

20170120_JWP_3
 1・9川崎大会に続いてタッグを結成する勝愛実&藤ヶ崎矢子が、Sareee&長浜浩江と激突。先発を買って出た矢子は「自分を可愛いと思ってるヤツ、出てこい」と相手を挑発すると、長浜を蹴散らしてSareeeを襲撃。コーナーに控えるパートナーの勝にまで攻撃を仕掛けると、その後は3人がかりでやり返されてしまう。その後は普通の試合に戻り激しく火花を散らすと、矢子が長浜に変形リバース・ゴリースペシャルで勝負を決めにかかるがSareeeが救出。勝のトラースキックが矢子に誤爆すると、前方回転で丸め込んだ長浜が3カウントを奪った。
 試合後は長浜がジュニア王座への挑戦をアピールし、矢子が2月の川崎大会でのタイトルマッチを受諾。また、矢子はSareeeに対し1・29両国大会でのシングルマッチを要求した。

長浜「勝ちました~っ!! 1人の力じゃなかったけど、今のジュニア(王者)の藤ヶ崎矢子に勝ちました! 私はオマエの巻いてるベルトを狙ってる。そのベルトに挑戦させろーっ!!」
矢子「あのさ、何回も言うけど、アンタは私の中でビジュアルとしてはね、ナシなのね? わかる?」
長浜「ベルトにビジュアル関係あるのかよ?」
矢子「私はビジュアルハンターだから関係あるんだよ! でも2月のラゾーナで借りを返してやる。私は次、狙ってるのはSareeeさんなんだよ!」
(退場したSareeeが再び出てきて)
矢子「私Sareeeさんと対戦することが多くなって自分、やっと気づいたんですよ。ビジュアルハントするんだったらSareeeさんだなって」
Sareee「別にいつでもやってあげるよ? でも別にビジュアルハンターとかまったく興味ないし、そんなのさ、プロレスに関係ないじゃん!」
矢子「Sareeeさん自分のこと可愛いと思ってますよね、どう考えても」
Sareee「あなたよりは可愛いと思ってるよ」

<試合後コメント>
Sareee&長浜浩江
――1・9川崎に続いて勝&矢子戦だったが。
Sareee「なんか矢子からビジュアルハンターがなんとか言われたんですけど…自分そんなの興味ないし、そんなことやってるからいつまで経ってもダメなんじゃないかなって思いますね。プロレスなんだから関係ないじゃないですか、そんなの」

――試合は上達していない?
Sareee「良くなってると思いますよ。でも、あんなことやってないで、もっとプロレスに集中したらいいのになって思います」

――矢子からの勝利は初めて?
長浜「初めてですね。今までタッグでもシングルでもないですね。やっぱり今ベルトを持ってる人から(3カウントを)取ったんだから、そりゃあ挑戦させてもらうべきかなと思うし、ベルトにビジュアルを関係あるようにしたいんだったらビジュアル関係のベルトを作ればいいと思うし。ジュニアのベルトっていうんだったら誰にも挑戦資格はあると思うので。ビジュアルビジュアル言ってる限りは、次も私が矢子さんから取って、巻けるんじゃないかなって思ってます」

――矢子のビジュアルハントには興味がない?
長浜「ご自由にやってくださいと。“範囲外”であろうといいですよ。ドンと来いですよ!」

――自分を可愛いと思う?
長浜「…わからない!(笑)自分でもわからない」
Sareee「可愛いよ。…矢子より(笑)」
長浜「自信持ちます!(笑)」

勝愛実&藤ヶ崎矢子
勝「パートナーは違うんですけど、過去に美兎とSareee&長浜で(ディアナの)新宿FACEで対戦して負けてしまったんですけど…あの時は私に敗因があったかなと思うんですけど、今回はオマエ!(矢子に向かって)なんか勝手に標的にしただろ」
矢子「……(苦笑)」
勝「なんか言えよ!」
矢子「だって私は“いつ狙うかわからないですよ”って言ったじゃないですか、道場マッチの時に」
勝「聞いてないし知らない」
矢子「愛実さんもそういうのちゃんと予測したほうがいいと思うんですよ。私はいつ狙うかわからないんですよ?」
勝「ホント腹立つオマエ。あとで覚えとけ。今回の件に関しては私、絶対悪くないと思うんで」

――試合中に勝を狙ったのは、勝は「自分のことを可愛いと思っている」から?
矢子「はい。JWPの中で1番可愛いと思ってるんじゃないかなって私の中では思ってますね」
勝「言わせてもらうけどね、少なからずオマエよりは可愛いよ!?」

――長浜に敗れたが
矢子「メッチャ悔しいですね。まぁ長浜なんか興味ないんですよ、別に。ビジュアルは1番対象外だと思っているので。2月のラゾーナでアイツをボコボコにしたいと思ってます」

――タイトルに挑戦するのにビジュアルは必要?
矢子「もちろん必要です。ビジュアルハンターですから。私の中では決めてるんで」
勝「言ってることが支離滅裂なんですけど」
矢子「ビジュアルを磨けってことですよ、簡単に言うと」

第4試合

20170120_JWP_4
 セミファイナルはライディーン鋼と山下りなという若手パワーファイター同士の一騎打ち。執拗なスリーパーホールドで鋼のスタミナを奪いにいった山下が、ラリアットの打ち合いを制して3カウントを奪う。

第5試合

20170120_JWP_5
 メインイベントはJWP無差別級王者・中森華子とOZアカデミー無差別級王者・松本浩代が赤コーナーにそろい踏み。JWP2冠タッグ王者のLeon、OZと仙女のタッグ王者・志田光と対峙した。4人とも現役のチャンピオンという中で、1・29両国での無差別戦を控える中森とLeonは対抗心むき出しのファイトを見せると、Leonのキャプチュードバスターで万事休すと思われた中森が、路上で逆転の3カウントを奪取。前哨戦を制した中森はLeonに対し、「勝ったのは私なんだよ! 勝ちは勝ちなんだよ! 両国の仄暗(ほのぐら)い地獄の底でお会いしましょう。松本浩代、今日は久しぶりにタッグを組んだけど次は対角線で会えるのを楽しみにしています」。松本は「華子、私たち無差別獲るまでずいぶん時間かかったよね? でも今は私たちのところにあるよね? 次は闘う? でもね! 私たち、組むのもアリだと思うんだよね。次(中森の)ベルトなくなってるかもしれないから。これを宣戦布告と取るのか、共闘だと取るのか、“オマエ関係ねぇよ”って言うのか?…JWP無差別級チャンピオン、アンタ次第だよ」と不敵な笑みを浮かべる。松本が引き上げると、中森は「JWP最高峰の闘い、Leonとしかできない熱い試合をしたいと思います」と力強くアピールして最後を締めた。

<試合後コメント>
中森華子
「この前の川崎大会でタッグのベルトを失ってしまって、今年に入ってLeonさんとは1勝1敗。今日の勢いのまま両国大会につなげたいと思っています」

――松本とのタッグについて。
「珍しいです。何年ぶりだろう? 9年ぶりとか…。私のデビュー戦の相手でもあるし、いつも気になる存在ではいたんですけど試合で関わることがなくて。新鮮だったしすごい刺激をもらったし、今後に何かつながればいいなと思います」

――Leonについて。
「私がJWPに入ってから『獅子の穴』というユニットもあって、すごい近い存在だったし私が初めて無差別のベルトに挑戦した時もLeonさんがチャンピオンだったし。いつも負けたくない先輩というか、何回も勝ったりしてるけどそれでも超せないようなすごい選手なので…。でも無差別のベルトを巻いてる中森華子が1番強いので」

――無差別のベルトを巻いて3週間ほど経ったが、自分の中での変化などは?
「JWPの顔は中森華子だっていう強い心が…ベルトを巻いてもっと強くなったし責任感も。私が今JWPを背負って中心でいなきゃいけないっていう重圧感…それに負けない強さを今は手に入れたと思っているので」

Leon
「メッチャ悔しいですね。負けたことも悔しいんですけど、勝利を確信したところを丸め込まれて…油断した自分に対して悔しいです。やっぱり無差別のベルトへの思い入れとか私のほうが強いと思うし、私が中森から獲ってJWPを引っ張っていきたいと思います」

――今日のカードについて。
「松本選手ともすごく久々の対戦で、志田さんとも初タッグですね。試合で絡むこと自体5~6年ぶりで、前哨戦を抜きにしても刺激的なメンバーで刺激的な闘いで。この悔しさは両国で勝ってベルトを獲って…気持ちを切り替えます」

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