退団者が続いたWRESTLE-1に残った二人が王座戦!「辞めた奴らがこのリングが羨ましいと思わせるぐらい頑張る」
8日、後楽園ホールにて開催された『WRESTLE-1 TOUR 2017 SUNRISE』。メインイベントでは、河野真幸が持つWRESTLE-1チャンピオンシップに征矢学が挑戦した。
征矢の念願叶っての王座戦は、お互い自身の得意技であるランニングニーとラリアットの激しい打ち合いへ。途中征矢が「大森さん、力借りるぜ!」と叫び、GET WILDのパートナーである大森隆男のアックスギロチンを叩き込む場面もあったが、最後は顔面にランニングニーを叩き込んだ河野が勝利した。
2016年は『色物を排除する』と宣言していた河野だったが「WRESTLE-1始まって3年半経って、去年もいっぱい辞めて旗揚げ当時のメンバーと変わったけど、2017年一発目のタイトルマッチで征矢、お前とできてよかったよありがとう」と自ら握手を求める。
征矢も「俺も河野さんとシングルマッチをやって肌で感じるものがあった。俺はWRESTLE-1の旗揚げに居たメンバーじゃないかもしれない。途中から来た一選手かもしれない。でもこうして、沢山のWRESTLE-1から初期居たメンバーが居なくなって、残されたのは俺たち。俺たちがどうにかしなきゃ始まんないでしょ!」とその手を握る。
2016年のWRESTLE-1は浜亮太、中之上靖文、TAJIRI、AKIRA、田中稔、KAZMA SAKAMOTO、KAIと数多くの選手が退団。旗揚げメンバーから残っているのは武藤敬司、河野真幸、カズ・ハヤシ、近藤修司、大和ヒロシ、稲葉大樹の6人となる。
河野は「辞めた奴らと離れてった奴らが、このリングが羨ましいと、辞めなきゃ良かったと思わせるぐらいがんばりますよ」とアピールし、次期挑戦者として名乗りを上げた芦野祥太郎とのタイトルマッチを真っ向勝負で受けると宣言した。