10・9 全日本後楽園大会 【アジアタッグ】青木&光留vs長井&南野 秋山準vs征矢学 諏訪魔&スーパーvs宮原&ジェイク
『旗揚げ記念シリーズ』
日程:2016年10月9日
会場:東京・後楽園ホール
開始:18:30
観衆:1387人・満員
▼タッグマッチ 30分1本勝負
SUSHI/●中島洋平
13分0秒 イケメンラナ
吉岡世起(WRESTLE-1)/○黒潮"イケメン"二郎(WRESTLE-1)
▼ 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○渕正信/大森隆男/ウルティモドラゴン(闘龍門MEXICO)
11分56秒 バックドロップ→片エビ固め
吉江豊(フリー)/高岩竜一(フリー)/●5代目ブラックタイガー(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
△野村直矢/青柳優馬
13分19秒 両者リングアウト
土肥孝司(WRESTLE-1)/△熊ゴロー(WRESTLE-1)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○ゼウス/ボディガー(フリー)/岩本煌史(スポルティーバ)
11分51秒 ジャックハマー→片エビ固め
崔領二(ランズエンド)/●不動力也(ランズエンド)/土方隆司(フリー)
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】○青木篤志/佐藤光留(パンクラスMISSION)
16分24秒 高角度前方回転エビ固め
【挑戦者組】長井満也(ドラディション)/●南野タケシ(フリー)
※第99代王者組が3度目の防衛に成功
▼シングルマッチ 60分1本勝負
○秋山準
7分53秒 チキンウイングアームロック
●征矢学(WRESTLE-1)
▼タッグマッチ 60分1本勝負
宮原健斗/●ジェイク・リー
22分1秒 ラストライド→体固め
○諏訪魔/スーパータイガー(リアルジャパン)
諏訪魔が宮原との三冠前哨戦に勝利!小橋建太が秋山の誕生日を祝いに現れ両国大会参戦決定!
オープニング
全日本プロレス応援大使の『スルースキルズ』が登場。4期生が入り初の『限界の先へ』を披露した。
第1試合
イケメンがコーナーでポーズを決めていると、SUSHIが急襲しハイキック。イケメンはロープ渡りから中島にウルトラタイガードロップから場外へ。ここで試合開始。
SUSHIと吉岡がエルボー合戦。SUSHIがローキック連発も吉岡がミドルキック。お互い額を擦りつけ睨み合うと、激しいエルボーの打ち合い。これをSUSHIが征して中島にタッチ。
中島はミドルキックからビンタ。吉岡もミドルキックで返しミドルキックの打ち合い。中島がスピンキックから走り込むもチョップの打ち合いから吉岡が首投げで倒しサッカーボールキック。中島も首投げで倒しサッカーボールキック。中島はミドルキック連発からロープに飛ぶも吉岡はゼロ戦キックで迎撃しイケメンにタッチ。
エプロンでポーズを決めなかなかリングインしないイケメン。やっと入るかに見えたが中島が突進するとイケメンは場外へ逃げスキップ。
やっと入ってきたイケメンに中島はミドルキックからエルボー。イケメンは倒れるもすぐに立ち上がり余裕の表情。中島はハイキックで倒すもイケメンはすぐに立ち上がる。中島は延髄斬りから場外に投げ捨てSUSHIが鉄柵に叩きつけミドルキック連発。そこへ吉岡も突撃し乱戦に。
中島がバックドロップからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールもイケメンが髪を掴みお互い髪を掴み合う。中島はSUSHIとダブルのエルボーからSUSHIにタッチ。
SUSHIはブレーンバスターからフォールも吉岡がカット。エルボーの打ち合いをSUSHIが征してスライディングラリアット。フォールも2。
SUSHIがロープに振るとイケメンはエプロンへ。走り込んできたSUSHIに延髄斬りからスワンダイブミサイルキックを叩き込み吉岡にタッチ。
吉岡はラリアットとダブルチョップを避けてドロップキックを叩き込むと、コーナーに振って串刺しニーから延髄斬り。顔面ウォッシュを狙うが、その足を持って立ち上がったSUSHIにミドルキック連打。改めて顔面ウォッシュから串刺しドロップキック。
吉岡がビンタで挑発するとSUSHIはヘッドバッド。エルボーの打ち合いからSUSHIがスピンキック。さらにトーキックからニールキックを叩き込んでぶちかまし。そのまま串刺しラリアットを叩き込んでブレーンバスター。フォールも2。
吉岡はミドルキック連発からモンキーマジック。だがSUSHIがショートレンジラリアットで倒す。両者タッチ。
ビンタの打ち合いから中島がミドルキック連発。ロープに飛ぶもイケメンが延髄斬りで迎撃し走り込むが、中島がミドルキックで迎撃。中島は串刺しドロップキックからミドルキック連打。イケメンがなんとか逆コーナーに振ると串刺し攻撃を狙うも、ショルダースルーでエプロンに落とされるが中島の顔面をロープに叩きつけるとハリウッドスタープレス。フォールもSUSHIがカット。
吉岡がミドルキック、イケメンがローキックで倒し吉岡がPKからイケメンがライオンサルト。フォールもSUSHIがカット。
SUSHIが吉岡をイケメンに叩きつけ吉岡にトラースキック。イケメンがSUSHIにトラースキックもSUSHIがロープに振りラリアット。
SUSHIが串刺しラリアットから中島が串刺しバックエルボー。中島がボディスラムからSUSHIがダイビングヘッドバッドを投下し、中島がダイビングフットスタンプ。フォールも吉岡がカット。
中島はスピンキックからかかと落とし。ジャーマンを狙うがイケメンが丸め込むも2。
イケメンは再度丸め込むが2。イケメンのトラースキックをキャチした中島がハイキックからジャーマン・スープレックスホールド。だが2。
中島が跳後廻蹴もイケメンがこれを避けイケメンスフィアで3カウント。
<試合後コメント>
黒潮“イケメン”二郎&吉岡世起
イケメン「やった、勝った!勝った~。もしかしたら、俺のスタイル、いや、一番通用する世界かもしれない。わかんない第一戦で俺はいつも調子に乗ってやっちゃってますから、そこ反省して、更に研究して、俺なりの王道、ごめんなさい村瀬みたいになっちゃったけど、掴みたいと思います。最高でしたね」
吉岡「そうですね。世界ジュニアのチャンピオン引っ張り出してやろうと思ったら、ここにいねーじゃねーかベルト、どういうことだオイ。こんなもんじゃすまさねーぞ。いつでもやってやんぞ!」
イケメン「フィニッシュ!」
――GAORA王者から勝利したわけですけど
イケメン「あーそっか!そっか!夢が、広がりますね。今稲葉が河野さんからベルト挑戦させろと言われて、稲葉はその挑戦飲んだんですけど、僕は、正直なんの経験もないですけど、ほんとに、誰よりもプロレスを愛してます。GAORAチャンピオンになるのは、俺かもしれないしわかんない。フィニッシュ」
第2試合
先発は大森と吉江。吉江がロープに押し込むと、お互いチョップの張り合いから大森がショルダータックル2連発からビッグブーツ。投げようとするが上がらず渕にタッチ。
渕がトーキックも吉江は動じない。渕はサミングからボディスラムを狙うが上がらない。再度狙うが上がらない。吉江が逆にボディスラムから前回り受け身で潰しフォールも2。吉江は高岩にタッチ。
高岩はロープに押し込み頭を撫でて叩く。渕はヘッドロックからナックル。渕はコーナーに押し込みサミングからウルティモにタッチ。高岩もブラックタイガーにタッチ。
ブラックタイガーをコーナーに振るとショルダースルーで叩きつける。ウルティモはコンビネーションキックから走り込んできた高岩とブラックタイガーをまとめてコルバタで投げ捨てると、ブラックタイガーを投げようとする。だが逃れたブラックタイガーがサミングから高岩にタッチ。
高岩は串刺しラリアットから顔面を踏み吉江にタッチ。
吉江はボディスラムから上に乗っていく。ストンピングからコーナーでヒッププレス。首投げからフォールも2。
吉江はロープに振るも、ウルティモが避けてクロスボディアタック。キャッチした吉江が投げ捨ててエルボードロップもウルティモはこれを避け大森にタッチ。
大森はビッグブーツからニールキック。大森はバックを取るが、吉江はそのままコーナーに下がり押しつぶすと、大森をコーナーに振りボディスプラッシュ。大森はこれを避けてバックドロップ。フォールも高岩がカット。大森は渕にタッチ。吉江もブラックタイガーにタッチ。
渕がバックを取るもブラックタイガーが急所攻撃。再度急所攻撃もこれをガードした渕がドロップキック。渕がバックドロップ2発からフォールも高岩がカット。渕が再度バックドロップからフォールで3カウント。
第3試合
先発は熊ゴローと青柳。エルボーの打ち合いから青柳がヘッドロックで自軍コーナーに下がり野村にタッチ。
手4つから熊ゴローがフロントネックロックで捕らえ土肥にタッチ。
土肥がロープに押し込むも、お互い体勢を変えあい土肥がチョップ。野村はエルボーで返し、チョップとエルボーの打ち合い。土肥がローリングチョップからトーキックでコーナーに押し込みトーキック連打。土肥は熊ゴローにタッチ。
エルボーの打ち合いからコーナーに叩き込むも、野村がエルボー連打。熊ゴローのエルボーに野村がランニングエルボー。お互いランニングエルボーの打ち合いから熊ゴローが膝を叩き込む。そのままもつれて野村は青柳にタッチ。
青柳のエルボースマッシュに熊ゴローがエルボー。青柳がヘッドロックからランニングエルボー。熊ゴローがショルダータックルで倒し、ロープに振るとエルボーも青柳が避けてランニングエルボー。
青柳と野村はダブルのドロップキックからフォールも2。野村はエルボースマッシュ連発から走り込むが熊ゴローが担ぎ上げてバックフリップ。場外に落ちた青柳を土肥が鉄柵に叩きつける。
リングに戻り青柳が膝立ちで土肥にエルボー。エルボースマッシュも土肥はロープに押し込みエルボー連打。土肥は熊ゴローにタッチ。
熊ゴローはエルボーからブレーンバスターで叩きつけフォールも2。熊ゴローは土肥にタッチ。
土肥は串刺しラリアットからトーキック。青柳はエルボーもエルボーの打ち合いへ。青柳がエルボースマッシュで倒すとミサイルキック。青柳は野村にタッチ。
野村がドロップキックからコーナーに押し込みエルボー連打。逆コーナーに振り串刺しエルボーから水車落とし。フォールも2。
エルボーの打ち合いから土肥がトーキックを叩き込んでエルボー。ロープに飛ぶが野村が追走エルボーからスピアーを突き刺しフォールも2。
野村は土肥を担ぐが着地した土肥にトーキックからロープに飛ぶ。土肥は追走エルボーも野村も追走エルボー。だが土肥は追走ラリアットからブレーンバスターで叩きつけて熊ゴローにタッチ。
熊ゴローは串刺しラリアット2連発からブレーンバスター。セントーンを投下してフォールも2。
熊ゴローはアルゼンチンで担ぐが青柳がミサイルキックでカット。青柳と野村がダブルのブレーンバスターから青柳がエルボードロップ、野村がニードロップを投下しフォールも土肥がカット。
熊ゴローと野村がエルボーの打ち合いも青柳がエルボースマッシュから土肥と熊ゴローそれぞれにドロップキックを狙うが、土肥と熊ゴローは各々カットしラリアットで場外に叩き出す。場外乱闘。そのまま両者リングアウトでドローに。
<試合後コメント>
熊ゴロー&土肥孝司
土肥「え?なんだ?無効試合?バカじゃないのかオイ。どっち勝ったか、一目瞭然でしょう」
熊ゴロー「見ての通りだよ。俺達のほうが全然強いでしょ。ね、どう思いました見てて。俺達のほうがあたりも強いし体もでかいし、存在感ねーよもっと来いよ。弱いよ。もっと来いよ本気で。自分よりでかい人間とやってんだからよ、いつもの三倍四倍五倍来いよ。それだけだよ。存在感ねーよ」
青柳優馬
「…ぜってぇ逃さないですよ。ふたりともぜってぇ逃がさねぇ」
第4試合
先発はゼウスと土方。ロックアップから土方がロープへ。ゼウスがヘッドロックからショルダータックルで倒し走り込むが、土方がビッグブーツで迎撃。
ゼウスのチョップと土方のミドルキックの打ち合い。ゼウスが走り込むも土方は低空ドロップキックで動きを止め、延髄斬りもゼウスはこれを避けて距離を取る。両者タッチ。
不動とボディガーが出てきてロックアップから不動がヘッドロック。ショルダータックルのぶつかり合いから不動が打ち勝つ。チョップの打ち合いから両者タッチ。
崔がミドルキック連打からコーナーに振り走り込むも、岩本は足を伸ばしてカットしランニングエルボーで倒す。岩本が走り込むも崔がミドルキックで迎撃しボディスラム。サッカーボールキックから土方にタッチ。
土方は串刺しハイキックからフォールも2。岩本のエルボーに土方はチョップを返し不動にタッチ。
不動はチョップからコーナーに押し込みチョップとラリアットを交互に叩き込む。コーナーに振って串刺しボディスプラッシュから中央にセットするとその場飛びボディプレス。フォールも2。不動は崔にタッチ。
崔はミドルキック連打でコーナーに押し込みフォールも2。岩本がドロップキックで返しタッチしようとするが、崔が足を引っ張りミドルキック。崔はブレーンバスターを狙うも逆に岩本がブレーンバスターで叩きつけてボディガーにタッチ。
ボディガーが串刺しラリアット連発からバックドロップ。エルボードロップを投下しフォールも2。ボディガーが投げようとするも、崔はリバースし土方にタッチ。
ボディガーのチョップと土方のミドルキックの打ち合い。土方がミドルキック連打で倒すが、ボディガーがジャックハマー。ボディガーは岩本にタッチ。
岩本は串刺しエルボーからボディスラム。フィストドロップからフォールも2。
岩本はスリーパー。土方はバックエルボーで逃れるも、岩本は顔面に膝を叩き込み串刺し攻撃を狙うが、土方はハイキックで迎撃しドロップキック。土方は不動に、岩本はゼウスにタッチ。
ラリアットのぶつかり合いを不動が征してボディスラムでセットするとリバーススプラッシュ。フォールも2。
ゼウスにトレイン攻撃から崔がボディスラム、不動がフロッグスプラッシュを投下しフォールも2。
不動と土方がゼウスをロープに振るもゼウスは二人まとめてジャンピングダブルラリアット。
ビッグガンズが不動にサンドイッチラリアットからボディガーが抱え上げゼウスがジャンピングラリアット。フォールも2。
ビッグガンズがダブルのチョークスラムで叩きつけてフォールも崔がカット。ゼウスがジャックハマーで叩きつけて3カウント。
<試合後コメント>
ゼウス&岩本煌史
ゼウス「両国の世界タッグに向けて、準備も万端!その後の世界タッグまで、俺の気持ちはもうできてる。それに向けてテンションアゲアゲでいってます。よろしく」
岩本「自分は、全日本プロレス上がり始めて、定期的に上がれるようになったけど、ベルトへの挑戦とか、まだ皆無なんで、まだまだ強くならなきゃいけないし、ベルトの挑戦権まず自分でもぎ取らないといけないんで、そこ目指して自分は闘っていきます」
第5試合
ダークナイトメアが急襲し場外乱闘のまま試合開始。
光留と長井がリングに戻り、長井が首投げからスリーパー。頭頂部にエルボーを落とし、南野の膝に叩きつけタッチ。南野は柔道着の帯を使い光留の首を絞めていく。南野は長井にタッチ。
光留がエルボーも長井がトーキック。長井はコーナーに振り串刺し攻撃も、光留は避けて青木にタッチ。
エルボー合戦から長井がミドルキック。走り込むも青木が避けてドロップキック。青木はコーナーに上るも南野が足をつかむ。これをレフェリーが注意すると、ブラックタイガーが青木を突き飛ばし場外に落下。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、長井がブレーンバスターからスリーパー。長井は南野にタッチ。南野と長井が交互にチョップを叩き込みダブルのショルダータックルからフォールも2。
南野はナックル連打からニードロップ。チョーク攻撃から長井にタッチ。
長井はコーナーに逆さ吊りにし顔面を踏みつけていく。更に場外から南野がチョーク攻撃。長井は南野にタッチ。
南野は左右の膝を入れるとサミング。チョップとナックルを交互に叩き込むと青木はダウン。南野はコーナーに振り走り込むが、青木が丸め込み顔面にドロップキック。
タッチしようとする青木の足を南野が掴むも青木は延髄斬り。タッチしようとするが長井が自軍コーナーに引きずり、南野が顔面を蹴り上げ長井にタッチ。
長井はロープに振るが青木はドロップキックで迎撃し光留にタッチ。
光留はミドルキック連打からコーナーに振り串刺しミドルキック。水車落としからフォールも、返されると腕ひしぎ。
光留はトーキックも長井がロープに振りラリアット。避けた光留が延髄斬りからコンビネーションキック。ハイキックの相打ちとなり、長井が膝蹴りからファルコンアロー。フォールも青木がカット。
長井がドラゴンスリーパー。これは青木がカット。長井は南野にタッチ。
南野は膝蹴りからスタンディングシャイニングウイザード。フォールも2。南野はパワーボムを狙うが、光留はリバースし青木にタッチ。
青木は串刺しエルボーからブレーンバスター。コーナーに上るとミサイルキックを叩き込んでフォールも2。
青木はバックを取るも、逃れた南野がナックル。ロープに降ってエプロンから長井がニーを叩き込んで南野がどどん。フォールも光留がカット。
青木がノーザンライトスープレックス。返されると腕ひしぎ。これをブラックタイガーがカットし南野に鉄の棒を渡すと、南野は青木の腹にフルスイング。南野はライガーボムからフォールも2。南野がデスバレーボムを狙ったところを青木が丸め込んで3カウント。
青木「今日も色んなのたくさんあるけど、俺らはアジアタッグに集中するんで次の三条も防衛してこのまんま両国に向けて突っ走りたいと思います。必ず皆さん両国大会来てください。まだまだまだまだ負けるつもりはないんで、これからも光留さん、防衛戦やっていきましょうね。ありがとうございました」
<試合後コメント>
青木篤志&佐藤光留
青木「勝ったよ」
光留「勝ったよ!やられると思ったよ、もうだめだと思ったよ!一言!言っとくよ。最近俺おかしいんだよ!アジアタッグを一緒にやるたびに!青木篤志、あんたを好きになっちまうんだよ」
青木「じゃあ俺からも一つ、言っとくよ。あなたはもともと変だから」
光留「なんでやねん」
青木「とりあえず、今日防衛したってことは、イコール、次の防衛戦が待ってるって事だから、そこに向けてまた、明日からじゃなくて今日から」
光留「今からね、何ができるかな、二人で」
青木「二人じゃなくてもいいかな」
光留「なんで、お前好きだって言ったじゃん」
青木「いや結局片思いだから別に俺からの気持ちは何も伝えてないから」
光留「なんだそれ」
青木「それもうしょうがないんだよ」
光留「中年の片思い一番痛いんだよ」
青木「実らない恋ほど悲しいものないから。まあとりあえずでも、どんな形であろうと俺らがこのアジアタッグのベルト持ってて、俺ら99代」
光留「皆永遠に来ない100代目を求め続ければいいんだよ。99代でストップしたっていいんだよ。きりが良いしね」
青木「しっかり次の防衛戦も、しっかり防衛して、その先を見据えてね」
光留「二度とこない100、実らない恋だね。そこにかけたんだね」
青木「上手いね」
光留「あれ!?違うんかい」
青木「もういいよ、とにかく、防衛戦頑張りましょう」
光留「恋っつったら俺だから、後悔してないよ。後悔してないよ。続きはWEBで」
第6試合
征矢が急襲。前から後ろからラリアットを叩き込みフォールも2。秋山は場外へ。征矢が鉄柵に叩き込み走り込むが、秋山が避けて自爆させるとそこへランニングニー。秋山はエプロンに征矢をうつぶせに寝かせると後頭部に断崖式ニードロップ。
リングに戻ると、秋山がキーロック。その腕に膝蹴り。征矢は痛めた腕で必死にチョップを打っていく。秋山はその肩にショルダータックルからジャンピングニー。さらにランニングニーから脇固めで倒し腕固め。これは征矢がロープへ足を伸ばす。
秋山は座り込む征矢に串刺しランニングニー。
征矢はチョップを叩き込んでいくが、秋山はトーキックから投げようとするも逆に征矢がブレーンバスター。
征矢は串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック。スタナーからフォールも2。
征矢は投げようとするも耐えた秋山に征矢はスピアーを発射も、秋山はジャンピングニーで迎撃。のたうち回る征矢に秋山はランニングニー。フォールも返されると腕固め。征矢はロープへ。秋山はランニングニー連発。秋山は髪を掴んで顔面に膝蹴り連発。秋山はフィッシャーマンバスターからフォールも返されると腕固め。これで征矢はギブアップ。
征矢が大森とともに会場を後にすると、突然曲が流れカシンが登場。カシンは闘魂タオルと『はぐれ全日本軍団』と書いたシャツを手渡し、秋山も握手。カシンは満足そうにリングを後にする。
秋山はもらったものをまじまじと見ると「はぐれは嫌だよ!」とマイク。そこへ小橋の入場曲が流れ小橋建太が花束を持ち来場。
小橋「準、誕生日おめでとう」
秋山「いやー、準って言ってもらえて誕生日おめでとう、最高です、47ですよ俺!」
小橋「なに?」
秋山「47です」
小橋「まだまだ、今日見てたら、まだまだ青春してるよ」
秋山「ありがとうございます!小橋さんあの、誕生日プレゼント花だけですか?カシンはタオルも持ってきてくれたけど」
小橋「あぁそっか、後でしっかり渡すから」
秋山「できれば!両国があるんで、両国に是非誕生日プレゼントとして小橋建太よろしくお願いします!」
小橋「わかった!わかった、両国、両国、復帰はしないけど、両国、行く。じゃあお前、来いってことはそれ相応のなんかあんのか?」
秋山「あると思います!」
笑顔で二人は握手しリングを後にした。
<試合後コメント>
征矢学
「秋山さん、秋山さんが、俺をこのリングに上がることを、俺の行動を、良いと思ってないでしょう。そんなのね、この全日本プロレスに上る前からその覚悟できてるんですよ。その覚悟できて、全日本プロレスに来たんですよ。なんだって受けてやるぞ。来いよ。正直、復帰戦で、大森さんと秋山さん、二人とシングルマッチ続けてやるっていうのはね、大チャンスだと思ったんですけどね、ここまでやられたらよ、このまま引き下がるわけに行かねーんだ。このまま引き下がるわけに行かねーんだ!お客さんは嫌かもしれねー、選手の皆が良いと思ってないかも知れねー。でも俺は、全日本プロレス、まだ上がるぞ。まだやってやるぞ。ふざけんな。クソ、こんなところで終わってたまるかオラ!」
秋山準
(小橋建太がインタビュースペースへ)
秋山「わざわざありがとうございました」
小橋「おめでとう」
――サプライズでしたね
秋山「嫌なサプライズと良いサプライズ。(ファンは)復帰って言ってましたけど」
小橋「復帰はないけど、両国国技館」
秋山「何かやりましょう。スターネスからバーニングになりますよ」
小橋「復帰はないよ。じゃあありがとね」
(小橋は控室へ)
――秋山さんから指名した試合を終えました
「まああの、二試合やってね、復帰戦で出来るとも思ってないし、万が一あいつに負けたら俺は引退しなきゃいけない。それぐらいの思いで、ニ試合目でまして大森に負けて来てるから、あいつが勝つのはないと思うけど、あいつが俺の前に立てるかどうか、それだけしっかり確認したかった。しっかりかかってきた、大森とは午前中にチームをもう一度っていうのも聞いてたし、お互いやる気があって前に行くんであれば、辞めてどうのこうのって一切そんな考えてないし俺。俺も一回、出てきたことある人間で、俺が戻ってきた時渕さんや京平さんも普通に迎え入れてくれたと思うから、俺はそこに感謝は一切怒ったりそういうことは出来ないから俺は。できる身分や立場じゃなかったし。あいつは、俺がどういう気分が悪いっていうのを思ってるかわからないけど、俺はただ、あの、前にも言ったけど大森の旦那とかそこは違うだろうと。そこはしっかりと、元々ワイルドがあったとしても、久しぶりの大森の前に来て大森にやってほしいというのであれば大森さん、というのが筋だろっていうだけです。今日だって別に相手がまともな身体で来ると思ってなかった。ああやってテーピング巻いて、俺の前に立ったっていうことだよ。それだけで別に後は何もない。これからはもう一レスラーとレスラーの中ですよ」
――カシン選手から
「毎回わけわかんないですよ。何やってるかお客さんもわかんない。わかんないわかんない。俺はぐれてないと思うんだけどなー。昔は確かにはぐれてたと思うけど、言ってたよ、昔はぐれてたでしょって。確かに昔ははぐれてたけど今は俺がはぐれちゃダメだろ。いやまあ、はぐれたほうがほんとは俺らしくていいのかもしれないけど、まあまあ、昔から知ってれば、俺のこと知ってればね。どんな真意かわかんないけど」
――Tシャツ受け取って握手をしたことでカシンは喜んで帰っていきましたが今後は期待しても
「どうだろうね、まあ俺も今一人だから。ただ、ちょっと、今まで俺の指示聞く奴らばかりだったけど絶対に聞かなそうじゃないか。俺の自分自身の挑戦になる」
――対WRESTLE-1は
「今日はSUSHIが一番良かった。野村と青柳と熊ゴロー土肥はお互いダメだ。お互いダメ。いきなり一発目から緊張感ないのあれはダメ。まあ、やっぱり、キャリアのない者同士がやるとああなる。今日は青柳と野村が悪いだけじゃなくて相手方も。俺が入ってたのとだいぶ違うでしょ?」
第7試合
先発は諏訪魔と宮原。ロックアップからお互いロープに押し込み合う。諏訪魔がヘッドロックからショルダータックルで倒し、走り込むが、宮原がアームホイップからグラウンドもヘッドシザースで切り返しお互い距離を取りタッチ。
タイガーがローからグラウンドでヒールホールド。ジェイクが切り返すもタイガーがポジションを上手く取りスリーパーへ。
ジェイクがヘッドロックで取り返し、ショルダータックルからミドルキック。フォールも1。
ジェイクはストンピング連打。タイガーはハートブレイクショットからスピンキック。首投げからサッカーボールキックを叩き込み諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はエルボー。トーキックもジェイクがエルボー連打。ジェイクはランニングエルボーも諏訪魔は強烈なエルボーを顎に叩き込み、エルボー連打。ジェイクもエルボーを返していくと、コーナーに押し込みエルボー連打。ジェイクは走り込むも諏訪魔は場外に投げ捨てる。すぐに戻ってきたジェイクがラリアットからビッグブーツ3連発。これで諏訪魔が倒れると、ジェイクはブレーンバスターを狙うが諏訪魔が逆にブレーンバスター。ジェイクは場外へ。タイガーと諏訪魔がストンピングから諏訪魔が羽交い締めにしタイガーがナックル。タイガーはミドルキック連打も流石に宮原がカットに入りヘッドバッド。諏訪魔を鉄柵に投げようとするが、逆に叩きつけられ諏訪魔はジェイクも鉄柵へ。
リングに戻り、ジェイクがエルボー連打。諏訪魔はダブルチョップで倒しフォールも2。諏訪魔はタイガーにタッチ。
タイガーはミドルキック連打。ジェイクはこれをキャッチしその足にラリアット。タイガーは前蹴りからミドルキック連打でコーナーに押し込み諏訪魔にタッチ。
諏訪魔は首投げからタイガーがサッカーボールキック。諏訪魔とタイガーが交互に前から後ろからサッカーボールキック。フォールもこれは反則カウント。
諏訪魔はロープに振って帰ってきたところをラリアット。諏訪魔はダブルチョップでコーナーに押し込み、串刺しラリアットからベアハッグスープレックス。フォールも2。
諏訪魔はラストライドを狙うが、耐えたジェイクがリバース。ジェイクは宮原にタッチ。
宮原はビッグブーツ。諏訪魔はラリアットも宮原は低空ドロップキックから顔面にドロップキック。宮原は串刺しエルボーからノーザンライトスープレックス。フォールも2。
宮原はバックを取るが、諏訪魔はアンクルホールド。
諏訪魔はエルボー連打も額をこすり合わせ宮原はエルボー連打。諏訪魔はダブルチョップから走り込むも宮原は飛びつき三角絞めから腕ひしぎ。これはタイガーがカット。
宮原は串刺しジャンピングニーからブレーンバスター。フォールも2。
宮原はブラックアウトも諏訪魔はキャッチ。宮原はエルボーから走り込むが諏訪魔はスリーパーで捕らえ、諏訪魔はラストライドの体勢。だが宮原はフランケンで返しブラックアウト。だがフォールできず両者ダウン。両者タッチ。
タイガーがエルボーからスピンキック。ロープに飛ぶもジェイクがジャンピングキックで迎撃。コーナーに振って串刺しビッグブーツからミドルキック連打。ジェイクは俵投げからエルボー。さらにミドルキック連打から走り込むが、タイガーはハイキックで迎撃しダブルアームスープレックス。そのまま腕固めも、抜けたジェイクとミドルキックの打ち合い。タイガーが打ち勝ちニールキックから諏訪魔にタッチ。
諏訪魔は串刺しラリアットからジャックハマー。フォールも宮原がカット。宮原とエルボーの撃ち合いになるが、打ち勝った宮原がジェイクとダブル攻撃を狙いロープに振る。だが諏訪魔は宮原にビッグブーツから交互にチョップを叩き込み倒していく。諏訪魔は宮原にラリアット。
ジェイクに諏訪魔とタイガーが交互にチョップとミドルキックを打ち込み、ロープに振るとタイガーがミドルキックから諏訪魔がバックドロップ。フォールも2。
諏訪魔はラストライドを狙うも宮原がビッグブーツでカット。タイガーが宮原にハイキックから諏訪魔がジャーマン。諏訪魔はジェイクにラリアットを狙うも前蹴りでカットしたジェイクがラリアットも巻き込んで膝蹴りからバックドロップ。フォールも2。
ジェイクはバックドロップを狙うも諏訪魔がバックドロップ。諏訪魔はラリアットからフォールも2。
諏訪魔はラストライドで3カウント。
諏訪魔「おい、宮原、お前持ってる三冠のベルト、そろそろ、俺に返してもらおうか。11月の両国、三冠戦、楽しみにしてるよ」
宮原「11月27日両国で、どっちが全日本プロレスの顔かはっきりさせようぜ」
諏訪魔「俺が最後しめるよ。帰れ。後楽園超満員の皆さん、今日は遅くまでありがとうございます。王道トーナメントこないだとって、この勢いで両国三冠、絶対ベルト取り戻したいと思います。今日はありがとうございました」
<試合後コメント>
諏訪魔
「いやジェイクもね、伸びてるとかそういうのは感じますし、宮原、あのベルト、もう取り返しに行く、預けてたんだ!どうしてもね、あの1月2日からの続きをね、どうしてもやりたい。なんだろうね、もう、下にね、噛み付いたりとかさ、そんなのなんかこう、なんていうのかな?まどろっこしいというかさ、ほんとに純粋に三冠ベルトをこの腰に取り返しに行きたいって、そう思う。いや、皆あれだよねでも、スーパーにしてもそうだけどさ、相手のジェイク見てもそうだけど、今日全体見ても全日本プロレス新しい流れができてるなっていうのがすごいひしひしと感じるんでね。この流れ、若い奴ら見たってさ、もう一歩な所あるんだからさ、ここは一旦はさ、俺が跳ね返してやりてーなと思って。いやー、あのベルトはどうしても欲しい。俺何もまだ作ってないからね。宮原、宮原だった申し分ないよ。ベストを尽くす」