8歳のゆにくんと49歳の高山善廣がDDTプロレスレギュラー参戦決定!
28日、両国国技館で行われた『両国ピーターパン2016~世界でいちばん熱い夏~』にて、“帝王”高山善廣と8歳のゆにくんがリングに登場。
9月から高山善廣がDDTレギュラー参戦、ゆにくんは12月デビューを目指す事が発表された。
リングに登場したゆにくんは「ゆにです!デビューしたらKO-Dのチャンピオンベルト必ず取るので、応援してください!」と早速王座挑戦をアピール。
高山は「高木大社長からDDTをぶっ壊してくれと言われた、20週年、DDT、俺が破壊するぞ!いくぞ!ノーフィアー!」とポーズを決める。
高木三四郎大社長は今回の経緯として、
「まず高山選手からなんですけど、やっぱりDDTがより一層広い一般層だったり地方展開だったり、そういったファン層を開拓していくためにはやっぱり世間的知名度のある方に定期参戦していただきたいというのが自分の中にありました。そういった部分で高山さんにはDDTでシン・ゴジラならぬシン・タカヤマとして暴れてほしいなと思っております。
そしてゆにくんは私がとある大阪大会で売店をしていたところ、お母さんからうちの子供をDDTの入門テスト受けさせてもらえませんでしょうかというお願いがありました。お母さんのすごく熱心な思いとゆにくんの眼差しがキラキラしてたんで、履歴書送っていただいて僕は来たいと言ってきたものは今まで来る者は拒まず、去るものは追わずという精神でやって来ましたので、じゃあ受け入れてみようかなと思って。ただ僕らも入門テストは真剣に、DDTの今の入門テストの基準で全部やっていただきました。驚くことにですね、クリアしたんですよ。驚くことに。そして、一芸審査も類まれなる非凡な才能を彼が発揮したんで。年齢は小さいけども、一つの可能性を見出してゆにくんをDDTの練習生として採用することになりました。彼に光るものを感じたということですね。竹下が入門した時は15歳でちょっと待てと言って、2年後の武道館でデビューさせたんですよ。ゆにくんは今8歳。5年後を見るべきなのか10年後を見るべきなのかというところで僕は10年後を見たんですね。10年後彼は18歳です。そこの可能性に賭けてみたいなと思ったところです」
と説明した。
プロレス界には4歳でデビューし中学生レスラーとして不定期で試合をおこなっているミスター6号や、小学生レスラーとして話題となりTAJIRI相手に引退試合をおこなったラム会長、8歳でデビューしその後長期欠場もなく現役で今年10周年を迎えた里歩など若くしてレスラーとなる選手は増えてきている。
ゆにくんも高山もDDTの選手の中で、17歳でデビューし現役大学生王者としてDDTを牽引していた竹下幸之介(この日石川修司相手に王座陥落)が気になる様子。
DDT20週年に向けてKO-D戦線に新たな風が吹き込まれる。