8・13 新日本両国大会 内藤vsケニー エルガンvs中嶋 柴田vsEVIL 矢野vsYOSHI-HASHI 永田vs本間
『バディファイト Presents G1 CLIMAX 26』
日程:2016年8月13日(土)
開始:18:30
会場:東京・両国国技館
観衆:7,477人・超満員
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
○天山広吉/中西学/獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク
6分23秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
ヨシタツ/●キャプテン・ニュージャパン/田口隆祐/デビッド・フィンレー
▼タッグマッチ 20分1本勝負
真壁刀義/●ジュース・ロビンソン
7分56秒 不知火→片エビ固め
石井智宏/○丸藤正道(NOAH)
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
棚橋弘至/小島聡/●KUSHIDA
8分47秒 エムエックス→片エビ固め
SANADA/○BUSHI/ジェイ・リーサル
▼10人タッグマッチ 20分1本勝負
オカダ・カズチカ/後藤洋央紀/●外道/ジェイ・ブリスコ/マーク・ブリスコ
6分31秒 ピンプジュース→体固め
バッドラック・ファレ/タマ・トンガ/タンガ・ロア/○高橋裕二郎/ハングマン・ページ
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●永田裕志【3勝6敗=6点】
10分29秒 こけし→片エビ固め
○本間朋晃【3勝6敗=6点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○矢野通【5勝4敗=10点】
3分31秒 赤霧
●YOSHI-HASHI【3勝6敗=6点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●柴田勝頼【5勝4敗=10点】
9分42秒 EVIL→体固め
○“キング・オブ・ダークネス”EVIL【4勝5敗=8点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●マイケル・エルガン【5勝4敗=10点】
16分50秒 バーティカルスパイク→片エビ固め
○中嶋勝彦(NOAH)【5勝4敗=10点】
▼「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦 30分1本勝負
●内藤哲也【6勝3敗=12点】
28分12秒 片翼の天使→エビ固め
○ケニー・オメガ【6勝3敗=12点】
※ケニーと内藤が「12点」で並ぶも、内藤に直接勝利したケニーが優勝決定戦に進出
ケニーが内藤を倒し決勝に進出!「俺がWWEに行ってない理由は日本のことをホームだと思っているからだ」
第1試合
先発は田口とライガー。ライガーがヘッドロックからショルダータックルで倒す。田口がリープフロッグからヒップアタックで倒し、ロープにもたれかかるライガーの顔面にヒップアタック連発からギタるぜポーズを決め串刺しヒップアタック。だがこれをライガーがアトミックドロップからロメロスペシャル。これはフィンレーがカット。両者タッチ。
タイガーをコーナーに振るがタイガーは振り返り式のクロスボディから足をすくって倒すと串刺しビッグブーツ。これを避けたフィンレーがドロップキックで倒しフォールも2。フィンレーはリストを極めてキャプテンにタッチ。
キャプテンはハンマーを落としてナックル。キャプテンはヨシタツにタッチし、膝蹴りからミドルキック。後頭部にエルボーから田口にタッチ。
田口は首投げから顔面にヒップアタック。フィンレーとダブルのヒップアタックを決めると田口へタイガーを振ろうとするがタイガーが逆にフィンレーを振り田口のヒップアタックは誤爆。タイガーは田口にバックブリーカーから中西にタッチ。田口もヨシタツにタッチ。
中西はエルボー連打からラリアット。避けたヨシタツがビッグブーツも中西はゼロ距離スピアーから野人ダンス。ラリアットでなぎ倒しフォールも2。
中西がアルゼンチンも着地したヨシタツがラリアット。避けた中西にジャンピングニーからロープに飛ぶと、ココナッツクラッシュからランニングニー。フォールも2。ヨシタツはキャプテンにタッチ。
キャプテンとヨシタツはダブルのブレーンバスターを狙うが中西が逆に二人まとめてブレーンバスター。中西は天山にタッチ。
キャプテンが地獄突きからヨシタツがドロップキックで倒し、キャプテンがモンゴリアンチョップからヨシタツがチョップ。再度モンゴリアンを狙うが、天山がキャプテンにヘッドバッドからヨシタツにモンゴリアン。キャプテンにニールキックを叩き込む。
キャプテンにトレイン攻撃からタイガーがタイガードライバー。天山がムーンサルトを投下し3カウント。
<試合後コメント>
天山広吉&中西学&タイガーマスク
天山「タイガーさんにスーパーアシストしてもらったから、最後はムーンサルト決めることができて・・・」
タイガー「いやいやとんでもない。天山さんは今年のG1は終わったけどね、最後じゃないよ。引退するわけでもないし、また来年あるんだから。たまたま今年はこういう結果だったかもしれないけど、天山さんは来年に向けて毎日練習してるしね。勘違いしないでくださいよ。これからですからね。今日のムーンサルトも見たでしょう。これからですからね!今日は天山さんのいい試合に俺たちも触発されただけで。すばらしかったです。ありがとうございました」
中西「いやいや天山には負けてられへんで。俺も行くから!」
天山「昨日でひとまず最後のG1というか、公式戦が終わって。でも自分としてはこの夏、まだ終わってないというか、明日もあるんでね。G1というのはやっぱりね。コジも明日はROHへの挑戦が決まったし、俺もやっぱりコジがチャンピオになって欲しいし。ここまで応援してくれたコジがヘルプしてくれて、テンコジのG1と言ってくれて。これはもう今度は俺がコジの背中を押してと思ってるんで。まだまだテンコジのG1、テンコジの夏は終わってないんで。体もまだまだ完璧なんで。ムーンサルトもしっかり飛べるし。まだまだ自分としては最後のG1。タイガーさんも言ったけどこれが引退じゃないから。みんな勘違いしないで(苦笑)。まぁコジにベルト獲ってもらいたいですね。以上です」
第2試合
真壁とジュースが急襲し場外乱闘。リングに戻るとジュースがショルダータックルで石井を倒しフォールも2。
ジュースはブレーンバスターを狙うも、石井が逆に投げようとするがジュースがバックドロップで叩きつけフォールも2。
ジュースは石井を担ぐも丸藤がカットし石井が投げ捨てヘッドバッド。石井は丸藤にタッチ。
丸藤がコーナーにもたれかかるジュースに強烈なチョップ。首投げからスリーパー。丸藤が顔面にエルボーを叩き込み石井にタッチ。石井とともにコーナーに振り丸藤が串刺しエルボーから石井がパワースラム。丸藤が顔面にフットスタンプから石井がフォールも2。
エルボー合戦から石井が走りこむもジュースはスパインバスター。ジュースは真壁にタッチ。
真壁がショルダータックルで倒すも、石井はトーキックから走り込むが真壁がパワースラム。真壁は串刺しラリアットからナックル連打。
真壁はノーザンライトスープレックスでフォールも2。真壁はラリアットもカットした石井に真壁はエルボーから走り込むが石井はラリアットで迎撃。すぐに立ち上がった真壁がラリアットからラリアットの相打ち。再度相打ちから石井がエルボー連打。石井が走りこむと真壁のラリアットを避けるが、真壁は逆の腕でショートレンジラリアットを叩きこみなぎ倒す。両者タッチ。
ジュースのビッグブーツを避けた丸藤がハイキックも避けたジュースがナックルパート。だが丸藤もチョップで返しコーナーに押し込むと、ジュースがコーナーに振り串刺しラリアット。座り込む丸藤にキャノンボール。
ジュースはコーナーに登り飛び込むも丸藤がドロップキックで迎撃し石井がスライディングラリアット。フォールも真壁がカット。
丸藤はトラースキックから回転蹴り。だがジュースは雄叫びを上げてラリアットで倒すと山折りからフォールも2。
ジュースは投げようとするが着地した丸藤が後頭部にトラースキックから虎王。フォールも2。丸藤は不知火を決めて3カウント。
試合後真壁と石井が乱闘を繰り広げた。
<試合後コメント>
両選手ノーコメント
第3試合
先発は小島とジェイ。ロックアップからジェイがヘッドロック。ショルダータックルも受けきった小島に再度ショルダータックルも小島は受けきる。小島が走りこむがジェイがラリアットを避けてショルダータックルも小島が逆に打ち勝ち倒すとストンピング連打。小島は棚橋にタッチ。ジェイもSANADAにタッチ。
バックの取り合いからSANADAがロープに押し込むと、エプロンからBUSHIが髪を引っ張りSANADAがトーキックからコーナーに振るが棚橋は振り返り式のクロスボディアタック。
棚橋は走りこむもSANADAはリープフロッグからドロップキック。SANADAはフェイスロックで捕らえ、これを離すとBUSHIにタッチ。
BUSHIはTシャツでスリーパー。SANADAはジェイにタッチ。
ジェイはボディスラムからフォールも1。ジェイはスリーパーで捕らえると、棚橋はバックエルボーで逃れジェイをロープに振るとドロップキック。だがジェイは読み切り自爆させるとブレーンバスターを狙うが、着地した棚橋がジェイの前蹴りをキャッチしドラゴンスクリュー。棚橋は小島にタッチ。
小島はショルダータックルで倒しマシンガンチョップ。行っちゃうぞバカヤローエルボーからダイビングエルボードロップでフォールも2。
エルボーの打ち合いから小島が走りこむもジェイがビッグブーツから回し蹴り。さらにリーサルコンビネーションを決めてフォールも2。
ジェイはチョップからハーサルインジェクションを狙うもキャッチした小島がコジコジカッター。小島はKUSHIDAにタッチ。ジェイもBUSHIにタッチ。
走りこんだBUSHIを蹴りつけたKUSHIDAがスワンダイブもBUSHIが避けて走りこむがKUSHIDAがマンハッタンドロップから低空ドロップキックを叩き込み、側転ドロップキックと畳み掛けてコーナーに振ると走りこむが、BUSHIはロープを使った逆上がりキックからミサイルキックを叩き込む。
BUSHIとSANADAがKUSHIDAをコーナーに振るも、KUSHIDAはSANADAをフランケン。だがBUSHIがコードブレイカーもKUSHIDAが腕固め。だが後ろからSANADAがSkullENDの体勢も棚橋がスリングブレイドでカット。ジェイにもスリングブレイドを狙うがジェイはシットダウンパワーボム。ジェイは小島にもハイキックからKUSHIDAにもハイキックを狙うがKUSHIDAは延髄斬りからハンドスプリングエルボーを狙うも避けたジェイがリーサルインジェクション。BUSHIがエムエックスをKUSHIDAに叩き込み3カウント。
<試合後コメント>
小島聡&KUSHIDA
KUSHIDA「ROHのベルトに気を持っていかれていた・・・」
小島「ROHのベルトはすぐ目の前にある。今日も目の前にあった。明日は完全に俺の腰に巻かれるだろう。なぜなら俺は!ずーっと!いろんなベルトを巻いてきたんだ!それだけの価値があるプロレスラーと試合ができるだけ、ありがたいと思え!ジェイ・リーサル!」
第4試合
先発はオカダとファレ。ロックアップからオカダがロープへ押し込みエルボー連打。ファレがロープに振るもオカダはランニングエルボー2連発。3発目はファレがショルダータックルで迎撃し、BULLET CLUBが出てきて乱闘へ。
ファレがオカダをコーナーに振り串刺しラリアットから裕次郎にタッチ。
裕次郎はストンピングからボディにトラースキック。裕次郎はロアにタッチ。
ロアはオカダをコーナーに叩きつけショルダーをボディに叩き込む。
オカダはエルボー連打もファレがエプロンからエルボーを叩き込み、ロアがファレにタッチするとファレはボディプレスを投下しフォールも2。
ファレは投げようとするがオカダはリバース。ファレはタマにタッチ。
タマはエルボーを頭頂部に叩きこみ担ぎあげるが、着地したオカダにボディブロー。オカダはフラップジャックでタマを叩きつけると後藤にタッチ。
後藤は裕次郎とページをエルボーとラリアットでなぎ倒し、ページにネックブリーカーからタマに村正。後藤はバックドロップでタマを叩きつけてフォールも2。
後藤は担ぐもタマは着地。だが後藤はバックエルボーで逃れるがタマはドロップキック。後藤は外道にタッチ。タマも裕次郎にタッチ。
外道がナックルパートもページが羽交い絞めにするがブリスコブラザーズが出てきてページにドロップキックから裕次郎に串刺しボディスプラッシュ。さらに裕次郎に串刺しサンドイッチビッグブーツ。そのまま場外にミサイルキックから飛び込みローリングネックブリーカードロップ。
リング上では外道が裕次郎にトラースキックからフォールも2。ファレが外道を受け止めるが、オカダがカット。裕次郎が外道をロープに叩きつけてラリアットでなぎ倒すとピンプジュースで3カウント。
ブリスコブラザーズがストンピングで裕次郎を傷めつけるがページがダブルラリアットでなぎ倒すと、ライトオブパッセージから裕次郎がピンプジュースを叩き込んでブリスコブラザーズを蹴散らす。
<試合後コメント>
後藤洋央紀
「天はもう俺を選んでるんだよ」
オカダ・カズチカ
「G1の熱い夏は明日で終わりだけれど、このIWGPの熱い戦いは終わらないんだ、この野郎。まぁ今日のリング上で借りを返さないといけない相手がいましたから。借りを返すよ、この野郎」
ブリスコブラザーズ
「バレット・クラブ。クソッタレ!明日の両国でぶっ殺してやる!」
第5試合
バックの取り合いから永田がロープに押し込むが本間は体勢を変え顔面を張る。永田はそのままうつ伏せに倒れ、本間はストンピング連打。本間は首投げから小こけしも永田はこれを避ける。
永田は浴びせ蹴りからストンピング連打。ミドルキックを叩きこむも本間のテーピングを剥がしボディにエルボー。
永田はストンピングからフェイスロック。本間はロープへ。永田はミドルキック。本間は膝をつくが、永田は再度ミドルキック。本間はそれでも立ち上がり、永田はミドルキックから顔面を張ると、ガットショットからブレーンバスターを狙うが、本間が逆にブレーンバスター。
本間はチョップでコーナーに押し込み、逆コーナーに振ると串刺しエルボーからフェイスバスター。小こけしを投下しローリングネックブリーカー。
本間は串刺しラリアットから走り込むが永田はニーリフトで迎撃。永田は本間をトップロープに乗せるとネックスクリュー。永田はエクスプロイダーで叩きつけるが、立ち上がった本間がラリアットでなぎ倒し両者ダウン。
エルボーの打ち合いから本間がチョップ連打。本間がラリアットも永田はこれを巻き込んでナガタロック。永田は延髄斬りからバックドロップ。フォールも2。
永田は再度バックドロップを狙うが本間がエルボーで逃れると永田は膝蹴り。ロープに振ると本間はこけしロケットからコーナーに登るが、永田は顔面を張り正面に登ると、コーナー上でエルボー連打から雪崩式フロントスープレックス。フォールも2。
永田はタイナーからバックドロップを狙うも耐えた本間とエルボー合戦から張り手合戦。永田が左右の張り手から投げ捨てジャーマン。永田はバックドロップも空中で本間が切り返しフォールも2。永田がフロントハイキックから走り込むが本間がこけしロケットからこけし落とし。フォールも2。本間はコーナーに登りこけしを投下。これで3カウント。
<試合後コメント>
本間朋晃
――今日で公式戦は最後ですが、その最後に大きな勝利を勝ち取りました
「3勝、3勝6敗。胸を張って3勝6敗。俺は永田裕志に勝ちたくて仕方なかった。でもたった一回勝っただけじゃ永田に勝った気にならない。なんでかって?これは初めて言うけど、俺は2006年ごろ新日本プロレスの合同練習にフリーのくせしてなんとか参加した。その中でどこの馬の骨かわからない俺のことを、みんな、全選手が潰しにかかった『お前じゃこんな練習、ついてこれないだろう』って。でも俺は必死になってついていった。なんでかって?それは新日本プロレスで試合がしたいから。新日本プロレスが大好きだから。その気持ちだけで俺はずっと合同練習も頑張ってきた。トライアウト、いつ試合ができるかはわからない。練習だけかもしれない。その中で永田裕志も俺のことを潰しにかかった。でも永田さんだけは練習が終わってから『おうお疲れ様。頑張ったな。試合はないかもしれないけど、その努力はいつか報われるかもしれない』。そう言われて俺は頑張れた。だから新日本プロレスでの恩人は真壁さんもそうだけど、永田さんも心にすごく思ってた。それは永田さんに勝ったことで俺は少しでも強くなった恩返しができると思います。でもこの一回だけでは終われない。次も勝つ。その次も勝つし。永田、お前には絶対負けないからな。あの時、潰しにかかる練習。いやぁきつかったよ。でも俺は今、現に新日本のリングに立ってる。G1クライマックス26で堂々と3勝6敗。最高ですよ。またダントツ最下位かもしれないけれど、誰よりも早く来年のG1クライマックス27の出場を宣言してやる。来年は三勝、四勝じゃ終わらねぇぞ。出るからには優勝だ。まだ決まってないけど、出るからには優勝だ。俺は今年3勝6敗。精一杯頑張りました。ありがとうございました!」
――ファンは勝ち星の数以上のものを感じたのではないでしょうか?
「でも、そうなのかもしれないけど、結局勝ち星ですから。そんな勝ち星以上のいい試合をやったなんてのはYOSHI-HASHIに任せておけばいいんだよ。俺は勝ちに貪欲にいくだけだから。最高の試合をして勝つ。最高です。それを狙っていきます」
第6試合
矢野が水をかけるフェイント。矢野が握手を求めると、YOSHI-HASHIは握手し普通に試合開始。
矢野がロープに押しこむもクリーンブレイク。YOSHI-HASHIもロープに押しこむも顔面を張りエルボー合戦。YOSHI-HASHIがエルボー連打からロープに振りラリアットもYOSHI-HASHIが避けてショルダータックルで倒す。
YOSHI-HASHIが殴ろうとするが、矢野はロープを掴むがブレイクと言わずに握手を求める。近づいてきたYOSHI-HASHIに矢野がスクールボーイも2。
矢野はコーナーを外そうとするが、これをカットしたYOSHI-HASHIが串刺しエルボーからロープに矢野をかけて後頭部にドロップキック。フォールも2。
YOSHI-HASHIはエルボーからロープに振ろうとするが、矢野が髪を掴んで倒すとコーナーマットを外して、YOSHI-HASHIが走りこむと矢野が避けて金具に自爆。YOSHI-HASHIが走りこむが矢野はこれを避けて、コーナーマットをYOSHI-HASHIに投げ渡すと、青コーナーを外してYOSHI-HASHIの顔面を殴る。だがYOSHI-HASHIも先ほど外したニュートラルコーナーマットで矢野の顔面を殴ると、走りこむが避けた矢野がYOSHI-HASHIをレフェリーに突き飛ばし、矢野が後ろから急所攻撃を叩き込んで丸め込み3カウント。
<試合後コメント>
矢野通
「YOSHI-HASHI!楽しかったよ!でも!お楽しみは、これからだ!」
第7試合
開幕柴田がスリーパー。EVILがロープを掴むと膝蹴りからバックドロップ。柴田はPKもEVILはこれを避けて場外に。柴田は場外に降りるとEVILをリングに投げ入れるが、柴田が上がろうとするとEVILはラリアットで場外に叩きだし鉄柵に柴田を叩きつける。EVILは柴田の腕を鉄柵に叩きつけるとイスで殴りつけ、再度柴田の腕をイスが壊れるほどの力で殴りつけると、壊れたイスを柴田の腕に挟んでそのまま鉄柱に叩きつける。場外カウント18で柴田はリングへ。
EVILは柴田の肩に肘を打ち付け、背中から柴田を踏みつけるとフォール。返した柴田の肩にEVILはストンピング。柴田は立ち上がるとEVILはエルボー連打。柴田は痛めた腕でエルボーから下から蹴り上げ追走串刺しビッグブーツ。再度追走串刺しビッグブーツからエルボーで座らせるとストンピング連打から串刺し低空ドロップキック。柴田はフロントスープレックスでフォールも2。
柴田はコブラツイスト。EVILはなんとかロープへ。柴田は走りこむがEVILはトラースキックをボディに叩きこみ走りこむが、柴田は足を伸ばしてカットするとエルボーで迎撃。
EVILはEVILを狙うも柴田は大外刈りで返す。柴田はダブルアームスープレックスでフォールも2。
柴田はミドルキックでEVILを倒すと、二発目をEVILがキャッチしエルボー。だが柴田はエルボースマッシュからスリーパー。EVILは指を捻ってバックエルボーで逃れるとバックドロップ。両者ダウン。
EVILはラリアットも受け止めた柴田は再度走りこんできたEVILにフロントハイキックもEVILもフロントハイキックからヘッドバッド連発からラリアット。ハーフハッチスープレックスで叩きつける。
柴田がレフェリーを蹴散らし走りこむがEVILがラリアット。EVILはダークネスフォールも2。EVILはEVILを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
EVIL
「いいか!柴田、よく聞け。俺の方が、俺の方が強いんだ!このリングは、この俺が、支配してるんだ。いいか、よーく聞け。This is!EVIL。Everything!is!EVIL!すべては、EVILだ」
第8試合
中嶋がフロントハイキックもエルガンがチョップ。中嶋のミドルキックとエルガンのチョップの打ち合い。エルガンがチョップから走り込むが中嶋はフロントハイキック。だがエルガンはショルダータックルで叩き伏せ、走りこんだ中嶋をキャッチしリングに叩きつける。
エルガンはエルボーでロープに押し込み、ロープに振るも中嶋は走りこんできたエルガンをロープをたゆませエプロンに落とすとフロントハイキックで場外に落としエプロンを走りこんでのサッカーボールキック。場外でエルガンの腕を鉄柵に叩きつけるとそこを蹴りつけ、さらに鉄柱に叩きつけるとリングへ投げ入れる。
エルガンのエルボーに中嶋は左右のミドルキックを連打しアームバー。エルガンはロープへ足を伸ばす。
中嶋にエルガンは腕を掴んでのエルボーも中嶋はその腕を蹴り上げ、串刺しフロントハイキックもキャッチしたエルガンはコーナーに向かって投げ捨てジャーマン。
エルガンは串刺しラリアットから再度串刺しラリアット。エルガンはブレーンバスターを狙うも着地した中嶋が走りこむがエルガンはプッシュアップし正面に叩きつける。フォールも2。
エルガンはバックを取るが中嶋はバックエルボーで逃れ、エルガンの前蹴りをキャッチしドラゴンスクリュー。再度前蹴りをキャッチしドラゴンスクリュー。中嶋はバックキックもエルガンがロープに振るが中嶋は低空ドロップキック。中嶋は串刺しフロントハイキックからミドルキックでなぎ倒し、コーナーに登るとミサイルキック。フォールも2。
中嶋はバックをとるが耐えたエルガンにバックキックを叩き込んで走りこむがエルガンは延髄斬りで迎撃しコーナーに上る。だが中嶋はR-15で叩き落とすとバックドロップで叩きつけフォールも2。
中嶋のトラースキックを避けたエルガンが投げ捨てジャーマンからラリアット。ガードした中嶋に逆の腕でラリアットを叩き込むと、ロープに飛ぶが中嶋はドロップキックで迎撃しPK。中嶋はバーティカルスパイクを狙うがエルガンがロコモーションブレーンバスターからコーナーに乗せて投げようとするも、中嶋はエルボー連打でエルガンをリングに戻す。中嶋はミサイルキックもエルガンはキャッチしそのままパワーボム。フォールも2。
エルガンはボディスラムからコーナーに登りダイビングボディプレス。中嶋はこれを回転して避ける。
お互い膝立ちでエルボーの打ち合い。中嶋がミドルキックもエルガンが左右のエルボー連打。強烈なエルボーで中嶋の膝をつかせると延髄斬り。避けた中嶋が走りこむがエルガンはラリアットで叩き伏せフォールも2。
エルガンはぶっこ抜き雪崩式ファルコンアローでフォールも2。エルガンはコーナーに投げ捨てパワーボムからエルガンボムを狙うが中嶋は前方回転エビ固めで丸め込むも2。中嶋は顔面へハイキックからトラースキック。再度トラースキックもエルガンはキャッチしローリングエルボー。さらにローリングチョップから投げようとするが、耐えた中嶋にエルガンがラリアットも中嶋は蹴りで叩き落としてハイキックからトラースキック。フォールも2。中嶋はバーティカルスパイクで3カウント。
<試合後コメント>
マイケル・エルガン
「わたしはこのELITE世界王座を誇りに思っているし、このIWGPインターコンチネンタル王座も誇りに思っている。だがこのG1クライマックスで優勝するのが、IWGP王座に挑戦できる権利が得られる唯一のチャンスだった。これまでIWGP王座を獲得したのは誰もが凄い選手で、その顔ぶれを見ればそのベルトの価値がわかるというものだ。どうしても挑戦権が欲しかったが、それはかなわなかった。だからこれからの自分の使命はこの2つのベルトの価値を高めていくことになる」
第9試合
ゆったりとした立ち上がり。ロックアップをせず、ケニーが後頭部に殴りかかりコーナーに押し込むと、内藤が逆コーナーに振るがケニーはこれを避けて内藤はリングに寝転がる。ケニーはその顔面につばを吐く。
お互いツバの吐きあいから内藤がガットショット。ケニーがサミングからつばを吐いて、内藤のラリアットを避けて走りこむも内藤が低空ドロップキック。
内藤がケニーの足にストンピングから低空串刺しドロップキック。ケニーの前蹴りをキャッチした内藤は逆の足を蹴りつけ、ケニーの膝をマットに叩きつける。再度膝を叩きつけると、膝にストンピングから膝にエルボー。
ケニーはサミングから内藤を場外に投げ捨てるとトペアトミコも内藤は避ける。内藤は場外で低空ドロップキック。ケニーは鉄柵に内藤を叩きつけて、エプロンに向けてボディスラム。
リングに戻るとケニーが変形牛殺し。フォールも2。ケニーはチンロックからエルボーを胸に連打しフォールも2。
内藤がトーキックにケニーがチョップ。ケニーはコーナーに押し込んで顔面を踏みつけると、ネックブリーカードロップからフォールも2。
内藤は手を掴んでエルボーもケニーがヘッドバッドから強烈なチョップで倒す。フォールも2。
ケニーはエルボー連打からカミカゼ。ケニーはワンテンポ遅れてコーナーに上るが内藤は後ろからドロップキックで墜落させる。
内藤はロープに振るとバックエルボーから顔面にドロップキック。さらにネックブリーカードロップからドロップキックでコーナーに押し込み振り子式ドロップキック。フォールも2。
ケニーはエルボー連打からチョップ。走りこむが内藤はマンハッタンドロップで迎撃し低空ドロップキック。さらに足4の字で捕らえる。ケニーはロープへ。
内藤は走りこむも足を伸ばしてカットしたケニーがコタロークラッシャー。エプロンに降りた内藤をケニーは片足ドロップキックで場外に叩きだし、実況席にパワーボム。ケニーは場外に向かって鉄柵越えのスワンダイブトペコンヒーロ。内藤はカウント19でなんとかリングへ戻ろうとするが、ケニーはエプロンで高速ドラゴンスープレックスから再度リング内で高速ドラゴンスープレックスホールド。2で返した内藤へケニーはパワーボムを狙うが、内藤はフランケンの体勢もこれを力づくで止めたケニーに内藤がDDT。
エルボーの打ち合いから内藤が走りこむもケニーがジャンピングニーで迎撃。ケニーのラリアットを交わした内藤がスイングDDT。
内藤はケニーをコーナーに乗せて雪崩式フランケン。だがケニーはそのまま丸め込むが2。
内藤は低空ドロップキックから浴びせ蹴り。内藤はグロリアで叩きつけフォールも2。
内藤は腕をひねるがケニーはチョップ連打。内藤は膝を蹴りつけるがケニーがロープに振り、内藤がランニングエルボーも避けたケニーのバックを取ってジャーマン。だがケニーは着地。しかしケニーは足を抑えてロープを掴むと、内藤がそこへ走り込むがケニーはラリアットで迎撃。
ケニーはVトリガーから片翼の天使を狙うが内藤は膝固め。ケニーは必死にロープへ。
内藤はニークラッシャー。再度ニークラッシャーを狙うもケニーは膝蹴りから高速ジャーマン。ケニーはドクターボム。フォールも2。
ケニーはVトリガーから片翼の天使を狙うが内藤はデスティーノで切り返す。内藤はコーナーに登らせると雪崩式リバースフランケンでフォールも2。内藤はデスティーノを狙うもケニーはリバースインプラント。フォールも2。
ケニーは内藤の顔面に膝蹴りから担ごうとするが膝が痛くてケニーは上げられない。顔面の張り合いから内藤が延髄斬り。内藤がランニングエルボーを狙うがそこにVトリガーを合わせたケニーがクロイツラス。だが2。ケニーがVトリガーからフォールも2。ケニーが片翼の天使を叩き込んで3カウント。
ケニー「今日の試合でいろいろな変化に気付いた。新日本ファンが俺のことをどう見ていたのか。俺がお前らのことをどう感じているのかもわかった。今日だけは俺はファンからのサポートが欲しかったが、お前たちは内藤だけを応援していた。内藤コールがたくさんあった。ところがどうだ?俺が勝った途端に『ケニー』コールが始まったよ。俺は日本が主戦場だと考えている。ホームだと思っていたのに、内藤ばかり応援していた。俺は心も体もヒザも首もファンに捧げたのに。俺は明日後藤と戦うが、どうぞ後藤を応援してやってくれ。もっとも俺は俺自身に賭けるけどな」
<試合後コメント>
ケニー・オメガ
「俺を見ろよ!もうボロボロになってる、だがこの肉体、技術、スピード、パワー。そしてセクシーさ。誰もが俺を欲しがるだろうな。明日の結果はわかっている。バレット・クラブの誰もがなしえなかった、そしてこれまで参戦した外国人レスラーになる。それは俺にこそふさわしい栄冠だ。俺がWWEに所属しないフリー・エージェントとしては最高の選手だ。さぁ俺のTシャツを買って俺のことを応援しろ。これから俺の伝説が始まるのだからな!」