北海道も拷問の館に!EVIL&高橋裕二郎&SHOが凶器・反則・レフェリー暴行で混沌を制しNEVER6人タッグ王座防衛!
20日、北海道・北海きたえーるにて新日本プロレス『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』が開催され、EVIL&高橋裕二郎&SHOがNEVER無差別級6人タッグ王座の防衛に成功した。
後藤洋央紀&YOSHI-HASHIは石井智宏とともに2020年8月にNEVER6人タッグ王座を戴冠し、最多連続防衛記録となる9度の防衛を果たすなど大活躍。その後、後藤&YOSHI-HASHIはタッグとしても名試合を重ねていき、昨年末には『WORLD TAG LEAGUE 2021』を制覇。6人タッグ王座は昨年11月にHOUSE OF TORTURE(以下、HOT)のEVIL&高橋裕二郎&SHOに明け渡してしまったものの、後藤&YOSHI-HASHIは今年の1・4東京ドーム大会でタイチ&ザック・セイバーJr.を撃破して悲願のIWGPタッグ王座を戴冠。“毘沙門”のタッグ名を付けてさらに勢いを増している。
その裏ではCHAOSとHOTとの抗争が続いており、今月13日の大阪大会ではEVILの持つNEVER無差別級王座に石井智宏が挑んで敗北。19日の札幌大会では後藤&YOSHI-HASHIがEVIL&高橋裕二郎を退けてIWGPタッグ王座を防衛。そしてシリーズ最終戦となるこの日はEVIL&裕二郎&SHOの持つNEVER6人タッグ王座に後藤&YOSHI-HASHI&YOHが挑戦した。
試合はHOTの入場を待たずして起きたCHAOSの奇襲に始まり、軽快な連携攻撃で圧倒していくもののHOTのセコンドに付いたディック東郷の暗躍を始めとした悪の連携でじわじわと流れを引き戻していく。
前日のタッグ王座戦と同じく中盤からYOSHI-HASHIが捕まる展開となるが、YOHの的確なアシストから逆転のチャンスを掴み、3人での激烈一閃から後藤と消灯を決めて試合は終わるかと思われたが、カウント3が叩かれようとしたその瞬間に東郷がレフェリーの足を引いて暴行し、リング上が無法地帯になるという日常風景が展開。
拷問の館と化したリング上でEVILのイス攻撃を食らってもYOSHI-HASHIは折れることなく逆転の糸口を探し、後藤とともに再び消灯を狙うがSHOがカットして後藤にスパナ攻撃。裕二郎もYOSHI-HASHIに急所打ちからBIG JUICEで突き刺してカウント3を奪った。
裕二郎はバックステージに戻って勝利の酒盛りから「オイ、CHAOSのクソ野郎ども!特に後藤とYOSHI-HASHI?NEVER6人タッグに挑戦したいとか、二度と抜かすんじゃねえぞ、この野郎!それとよ、お前らが持っているIWGPタッグのベルトにもう一度俺とEVILで挑戦させろ!」とタッグ王座戦のリマッチを要求するが、直後にEVILが「これ以上、俺らにまとわりつくんじゃねえよ、このクズどもが!終わり良ければ全て良しだ」と終戦宣言。SHOは「はい、終わり終わり。終戦終戦。俺らの勝ちだ。お前らの負け!」とCHAOSを嘲笑した。
一方、失意のCHAOS勢はノーコメントで会場をあとにした。