空位となったIWGP世界ヘビー級王座決定戦への出場を鷹木信悟がリング上で堂々要求!「やるのかやらないのか、ハッキリしてくれよ!」

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 24日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to WRESTLE GRAND SLAM』が行われ、鷹木信悟がIWGP世界ヘビー級王者決定戦の実施を要求した。

 IWGP世界ヘビー級王座は、飯伏幸太がIWGPヘビー級王座&IWGPインターコンチネンタル王座を統一して創設した王座であり今年3月に飯伏が初代王者として戴冠。“神”となった飯伏にウィル・オスプレイが猛反発し、今年4月の両国国技館大会で飯伏との死闘を制して第2代王座を戴冠。そして今月4日の福岡国際センター大会では、2019年のBEST OF THE SUPER Jr.決勝や今年のNEW JAPAN CUP決勝など大舞台で幾度もベストバウトを繰り広げてきた鷹木信悟との44分53秒に渡る激戦を制して初防衛に成功していた。
 しかし、新日本プロレスは新シリーズ開幕を直前に控えた今月20日に「ウィル・オスプレイ選手が、5/4(火)福岡大会での首の負傷により、今シリーズを欠場し、イギリスに帰国することとなりました。なお、復帰時期は未定となっており、オスプレイ選手は自身が保持するIWGP世界ヘビー級王座を返上することとなりました。新王座決定戦は、詳細が決まり次第、発表させていただきます」とオスプレイの負傷欠場&王座返上及びイギリスへの帰国を発表し世界ヘビー級王座は空位に。

 これを受けた鷹木は、22日に行われたシリーズ開幕戦の名古屋大会後に「新王座決定戦をやるならば!この俺は準備万端だぜ!IWGP世界ヘビーに対してさらに熱い気持ちがあるんだ!このままじゃ終われねえんだ俺は!」と王座獲りへのリベンジを高らかに宣言。しかしその後新日本からなんのアクションも無いままこの日の大会を迎えた。

 メインイベントでは、棚橋弘至&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIvs内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHIの8人タッグマッチが実施。
 内藤と石井が因縁を燃やしてぶつかり合う中、後藤&YOSHI-HASHIのコンビネーションが冴え渡り正規軍&CHAOSが後半まで試合を優位に運んでいくものの、終盤に鷹木とYOSHI-HASHIの対面となると情勢は一変。鷹木が気迫溢れるファイトでYOSHI-HASHIを圧倒していき、さらに内藤が徹底してサポートに回り鬼に金棒。最後は鷹木が豪快なパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンで突き刺してカウント3を奪った。

 試合後、鷹木は「、一昨日の名古屋でも言ったんだが、5・4福岡のタイトルマッチを経て、俺はIWGP世界ヘビー級への思いは更に強くなっている。それで新王座決定戦をやるならば、俺は出る用意があると言った。だがしかし!会社からはなんのリアクションもない。オイ、どうなってんだ新日本オイ!俺があんだけ言ってもわかんないんだったら単刀直入にハッキリ言ってやろうぜみんな。俺のモットーは常在戦場。闘いは常にここに在りだ。この俺をもう1度、もう1度、IWGP世界ヘビーのタイトルマッチ組むんだなオイ。ここまで言ってなんのリアクションも無かったら、新日本、オイ。どうかしてるぞ。ここまで言ったんだ。あとはやるかやらんか!新日本次第だ!」と熱い想いを叫び、観衆も大喝采でこれを支持。

 さらに鷹木はバックステージでも「せっかく再開したのによぉ、チャンピオンがいねぇんだぜ?そんなん新日本らしくねぇじゃねぇか。確かにオスプレイは、ケガして気の毒だ。だが俺は別に責任を感じないぜ?プロレスは戦いだ!潰し合いだ!弱肉強食だ!そんなこともあり得る。仮に俺がケガしたとしても、別にオスプレイは責めるつもりもないしな。まぁとにかく、こんだけアピールしたんだ。これで何にも言わなかったら新日本、どうかしてるぞオイ。まさに今日の対戦相手と一緒だ!カオス状態だな。オイ、このままでいいわけないよな、新日本プロレス!やるのかやらないのか、ハッキリしてくれよ」と強く念押しし、気迫をみなぎらせながら去っていった。

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