7・17 DDT後楽園ホール大会 【KO-D無差別級】竹下vs遠藤 東郷&ヤスvs樋口&岩崎 入江&坂口vs石井&HARASHIMA
『Road to Ryogoku 2016』
日程:2016年7月17日
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1536人・満員
▼That’s マンネリ打破! スーパー敏腕GM・鶴見亜門の名采配!スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
高木三四郎/○KENSO(フリー)
6分50秒 首固め
松永智充/●渡瀬瑞基(DNA)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[酒呑童子]高梨将弘/●梅田公太(DNA)
6分35秒 ジントニック→エビ固め
○高尾蒼馬/彰人
▼ルチャリブレ・ルール 30分1本勝負
○大鷲透(フリー)/平田一喜/伊橋剛太/ワンチューロ(DNA)/チェリー
4分47秒 ラ・マヒストラル
男色ディーノ/●スーパー・ササダンゴ・マシン/アントーニオ本多(フリー)/トランザム★ヒロシ(BASARA)/赤井沙希(オスカープロモーション)
▼DAMNATIONvsNωA 30分1本勝負
[DAMNATION]佐々木大輔/○石川修司(フリー)/マッド・ポーリー
8分6秒 ファイヤーサンダー→片エビ固め
[NωA]大石真翔/●勝俣瞬馬(DNA)/MAO(DNA)
▼ディック東郷復帰第2戦!スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○ディック東郷/ヤス・ウラノ
13分42秒 ダイビング・セントーン→片エビ固め
樋口和貞(DNA)/●岩崎孝樹(DNA)
▼入江茂弘壮行試合 30分1本勝負
○入江茂弘/坂口征夫
13分55秒 ビーストボンバー→エビ固め
HARASHIMA/●石井慧介
▼KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○竹下幸之介
24分8秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】●遠藤哲哉
※第58代王者が2度目の防衛に成功
竹下に敗れた遠藤がDAMNATIONへ!光留が久々にDDTに現れ高尾との世界ジュニア戦を両国大会で行うことを決定!
オープニング
ポパイ、BAD BOY、ベティとのコラボTシャツとGLAMJAMとのコラボバッグを発表。赤坂サカスで行われるデリシャカス2016でのイベントプロレスが行われることや、書泉のインフォマーシャルマッチが発表され、最後に欠場中のKUDOがリングへ。
KUDOは「昨年9月に右膝の人靭帯を断裂しまして、12月に手術してずっとリハビリを続けてまいりました…おまたせしました!8月28日両国大会で復帰します!まずゼロからスタートしてKO-Dまでたどり着きたいと思います!」と発表しオープニングコールを行った。
第1試合
モニターには三四郎とKENSOが入場順で揉めてる姿が映しだされ、同時に入場することになり入場曲が混ざってぐちゃぐちゃした状態で入場する。
入場が終わると松永と渡瀬が急襲するが、三四郎とKENSOが切り返してサンドイッチラリアットを狙うも同士討ち。
松永と渡瀬はKENSOにダブルのショルダータックルから松永がKENSOの横に座りコール合戦。松永は自軍コーナーに叩きつけて渡瀬にタッチ。
KENSOはビンタも渡瀬はエルボーからボディスラムを狙う。耐えたKENSOに渡瀬はエルボー連打からボディスラムで叩きつけて松永にタッチ。
松永に強烈なビンタを連発したKENSOに松永はガットショットから走りこむもKENSOはラリアットで迎撃しタッチしようとする。だが三四郎は突然膝の痛みを訴えて場外にてのたうち回る。
唖然とするKENSOに松永はリバースインディアンデスロック。三四郎はここぞとばかりに松永を倒しKENSOを傷めつける。松永は渡瀬にタッチ。
渡瀬と松永はダブル攻撃を狙うがKENSOはダブルラリアットでなぎ倒し三四郎にタッチ。
三四郎はドラゴンリングインも渡瀬は蹴りつけてカットするとロープに振りドロップキック。
エルボー合戦から三四郎が走りこむも避けた渡瀬がランニングエルボーで倒しコーナーに上る。三四郎は側転クロスチョップから雪崩式ブレーンバスターで叩きつけてKENSOにタッチ。
三四郎が渡瀬を羽交い絞めにしKENSOがビンタもこれは三四郎に誤爆。再度三四郎が羽交い絞めにしてKENSOがビンタもやはり誤爆。三四郎は再度羽交い絞めにするも、走りこんできたKENSOを渡瀬を投げ捨てラリアットで叩き伏せると、KENSOをひまわりボムで渡瀬の上に叩きつけてフォールさせるが、カウント2で渡瀬はスクールボーイ。これを返したKENSOに再度渡瀬はスクールボーイ。返されると渡瀬は足4の字を狙うがそこをKENSOは首固めで3カウントを奪った。
KENSO「喋ってもいいですか!?ちょっと待てお前らDDT、生きてんのか死んでんのかどっちなんですか喋ってもいいですか!?いいですか!?いいですか!?高木三四郎、8・28両国国技館、このKENSO、力のかぎり毎日、このDDTに上がるために、一生懸命這いつくばりながら、一生懸命這いつくばりながら、まだ、ここのリングに上がり続けているしかし!8・28両国国技館、まだ、俺の名前が…ここ笑うとこじゃないよ?8・28両国国技館、まだ俺の名前が!…まだ俺の名前が!8・28のメンバーの中に入ってない!おい皆さん、8・28両国国技館、KENSOが見たいですか!?(会場から微妙な拍手とブーイング)みたいですか!?(ブーイングで埋まる)チョットマッテほんとに凹むからやめて。さぁ行くぞ!8・28両国国技館、KENSO!このDDTのリングでみたいですか?」
三四郎「お断りします!」
亜門GM「すいません、これ前にも言ったと思うんですけど、DDTはKENSOさんを雑に扱い過ぎだと思うんですよ。いうても世界のスーパースターですから」
三四郎「でもこっちの方が輝いてると思うんだよ」
亜門GM「そうなんですけども、一回だけチャンスあげてもいいんじゃないですかね?」
三四郎「何回チャンスあげたらいいんだよ!」
亜門GM「春日部でKENSOさんと三四朗さんのシングルで査定マッチを」
三四郎「今日この試合はマンネリ打破のために組まれた試合じゃないのか!何回シングルやればいいんだよ!」
亜門GM「そんなんね!マンネリを!レスラーの方でなんとかしてくださいよ!おんなじ相手と何回試合しても新鮮さをお客さんにお届けする!それがプロでしょ!とにかく査定試合高木三四郎対KENSO決定します!」
第2試合
先発は彰人と梅田。腕の取り合いからグラウンドになりお互い距離を取りタッチ。
高尾が高梨をロープに振りドロップキックで倒しストンピングから彰人にタッチ。
彰人はチョップからロープに振ろうとするも逆に振った高梨が彰人を羽交い絞めにして梅田がミドルキックを叩き込む。高梨は彰人の髪を捻っていきその髪にチョップ。高梨は梅田にタッチ。
梅田はストンピングから膝を連発で叩きこみコーナーに叩きつける。彰人は高梨と梅田に交互にエルボーからロープに振るもダブルのバックエルボーで迎撃した酒呑童子。梅田がフォールも2。
彰人と梅田は額をこすりあわせてエルボー合戦。彰人がチョップからロープに飛ぶも、高梨がエプロンから蹴りつけカット。だが彰人は梅田の足を取り、高梨に持たせると二人まとめてドラゴンスクリュー。彰人は高尾にタッチ。
高尾はランニングエルボーで梅田を倒すが、高梨が高尾にガットショットから投げようとするが、高尾がガットショットから二人まとめてリバースDDT。
高尾は梅田にエルボーから走り込むが梅田がスピンキックで迎撃し、セカンドロープに飛び乗って三角蹴りから高梨にタッチ。
コーナーに振って梅田が串刺しバックエルボーから高梨を踏み台にしての串刺しミサイルキック。高梨はタカタニックを狙うが彰人がカットしバックドロップを狙うが、高梨は着地し梅田がそこへスワンダイブミサイルキックで二人まとめてふっとばす。
高梨は近づいてきた高尾を丸め込むが2。高梨は走りこむが彰人が走りこんでカットすると高尾がランニングエルボー。高尾はジントニックを狙うが高梨は逆打ちも2。高梨は梅田にタッチ。
梅田はロープに振ってドロップキック。ミドルキック連発からランニングミドルで倒しフォールも2。梅田はフィッシャーマンを狙うが耐えた高尾が串刺し攻撃を狙った梅田を避けて顔面に串刺しドロップキックからトラースキックを叩き込んでフォールも2。
高尾はジントニックを狙うがそこへ高梨がトラースキックを叩きこみ梅田がフォールも2。
梅田のハイキックを避けた高尾がエルボーからローリングエルボー。梅田のビッグブーツを受けきった高尾がローリングエルボーで倒しフォールも2。高尾はジントニックを叩き込んでこれで3カウント。
突然『愛しさと切なさと心強さと』が会場に流れ世界ジュニア王者の佐藤光留が登場。
光留「第40代世界ジュニア王者、佐藤光留です。高尾選手、先日の全日本プロレスでこのベルトへの挑戦表明、ありがとうございました。今日は!会場と日付を決めてきました。もう、全日本プロレスには、OKをもらってます。この会場で、シングルマッチをやることが、自分の夢でした!8月28日両国国技館で自分と世界ジュニア!NOはねーよな!」
亜門GM「あの、光留さん、光留さん、佐藤光留さん、あの、ご無沙汰しております。世界ジュニア奪取おめでとうございます。えーと、両国大会で高尾の挑戦受けていただけるということでよろしいんですね?」
光留「そこ以外じゃやりません!」
亜門GM「わかりました。DDTとしても非常に嬉しい話です。世界ジュニアヘビー級選手権試合佐藤光留対高尾蒼馬決定します!」
高尾「世界ジュニア、両国でできるなんてビックリしちゃいました。光留さん、あなたとは、昔から、ポイントポイント自分とシングルマッチをして、自分の思い出深い選手だと思っています。昔髪切りマッチをやったり、リーグ戦でシングル何回も当たったりして印象深い選手、でも!その世界ジュニアのベルト、挑戦だけだと思っていません。本気で取るつもりでいます!両国大会でそのベルト取るつもりなんで、応援よろしくお願いします!」
<試合後コメント>
佐藤光留
――改めて両国大会で挑戦を受けることにした真意は
「全てはやっぱタイミングですね。人とタイミングです。僕はDDTのリングで育ってきたと今でも思ってますから。僕のタイツに旅って入ってるのは、それはDDTのリングから旅に出てるって今でも思ってますから。両国、DDTの両国ではタッグマッチとか、ランブルとか色々やって来ましたけどシングルやった事無いんですよ。俺は、自分の夢を叶える。ドラマチックドリームチームですから、夢を叶えるために今しかないと。相手は高尾くんだし、これはこのタイミングなんだろうなと思いました。そこ以外ではやりません」
――王者になってDDTに戻って、何か会場に違う部分など感じることはありました?
「色々ありますよ。色々ありますけど、時間が立てばどんどん変わるものなので、人間生きてる以上変わんないのは夢持ってるか持ってないかです。僕は変わらなかったです。その結果が世界ジュニアに7回挑戦してやっと獲ってっていう一つの結果ですよ」
高尾蒼馬
――世界ジュニア王者である佐藤光留選手が来場し、両国で挑戦を受けると発表しました
「自分のホームリングであるDDTの両国大会で世界ジュニアに挑戦できるというのはビックリしてますけども、それ以上に嬉しい気持ちでいっぱいです。そこは光留さん選んでくれてありがとうという気持ちです。やっぱ光留さんとは自分がデビューしてからしっかり要所要所シングルマッチであたって、接点が深い思い入れのある選手なので、その選手と世界ジュニアというベルトを挑戦できるというのが自分の中では感慨深い事ですね。自分がやっぱ全日本に何年も出させてもらって、ようやく掴んだ世界ジュニアのベルトなんで、挑戦できましたいい試合だったで終わらせるつもりはなく、自分はとるつもりでいます。やっぱりホームリングなので、皆も応援してくれると思いますけども、獲るつもりでいっぱいです。皆さん応援よろしくお願いします」
――今の佐藤光留のイメージは
「昔からもやっぱり上手くて強い選手ではあったんですけども、やっぱDDTから全日本にリングを移して、自分たちとは違う場所でずっとやってるので、まあ、当たりも強くなってるし上手くなって、世界ジュニアのベルト巻いてるんで、イメージと違うというよりかは強いと思っています」
第3試合
平田が最後に入場するも関係なく試合が開始され場外乱闘。平田はリング中央で踊り続ける。背後からディーノが近づくとリップロックから男色ドライバー。フォールするがさすがに大鷲と赤井がカット。
アントンと大鷲がリングに残り、エプロンに降りるとケブラーダを狙うが二人とも足を滑らせ落下。
チェリーとトランザムになり、トランザムはエプロンに降りるとハンマーを投下するがチェリーはボディブローから熟女でドーン。避けたトランザムが歌い始めるが、歌に酔いしれたチェリーのボディにエルボーを叩き込んでロープに振るとラリアット。避けたチェリーがコルバタで投げ捨てるがそこへ赤井がダイビングクロスボディ。そこへ伊橋が飛び込むが避けた赤井がミドルキック連発からビッグブーツも伊橋は避けて抱きつこうとする。そこへ平田が現れ赤井に手刀。伊橋が赤井を抱きしめて満面の笑みも、平田は伊橋にも手刀。二人は倒れるがそこへトランザムがカットに現れるがワンチューロと二人で串刺し攻撃を狙う。
ワンチューロはカットしようとしたトランザムの足をロープにひっかけネックブリーカー。
そこへササダンゴとアントンとディーノが現れ、チェリーも含めた3人にバイオニックエルボー。
ディーノとササダンゴが大鷲をコーナーに振ろうとするが、大鷲はディーノを突き飛ばすがその勢いで反対コーナーにディーノは駆け上がり尻を出す。ササダンゴは大鷲の顔面をディーノの尻に突っ込みスクールボーイもチェリー達がカット。ササダンゴは大鷲にササダンゴマスクを被せて足を踏みつけるとラ・マヒストラルを狙うがマスクを脱ぎ捨てた大鷲が逆にラ・マヒストラルで丸め込み勝利!
ディーノ「ちょっとちょっと鷲関!ちょっと上がってよ!それ(いつどこ権)持ってんでしょ?今日は両国前最後の後楽園ですよ?コレ今使うって言わずいつ使うの?」
大鷲「使わないの」
ディーノ「いやいやいや、そういってやるのがいつもの大鷲さんの手かなって思って」
大鷲「こないだも言ったように、このいつどこがあるから世界の争いごとがおさまらないんだよ。日本の争いが一つでも減るように土俵の奥深くに封印するって言ったんだよ」
ディーノ「本気なの?」
大鷲「本気だよ」
ディーノ「確かにわかるわよ。若い世代がが~って来て、私達ぐらいの世代って、私達がバチバチして命削る試合してたの皆覚えてないかもしれない。でも私見たいのよ!あの強くて怖いあの頃の大鷲透を!」
平田「大鷲さん!使ってくださいよ!大鷲さん!俺ね、DDT入ってから、あなたが真面目に頑張ってる試合、見たことねーんすよ!いいですか大鷲さん?挑戦しない豚は、タダの黒豚でしょうが!えーこらオイ!この黒豚!でもね、でもね、大鷲さん、でも、僕がファンの時見てたかっこ良くて強い、輝いてた、黒豚の姿知ってますよ。だからどうか!もう一度挑戦して、あの頃の輝いていた黒豚の姿見せてください!使ってくださいよ!」
(三四郎が登場)
三四郎「大鷲さん!いや、黒豚!(大鷲が殴り飛ばす)」
平田「使ってくださいよ大鷲さん黒豚!」
大鷲「黒豚黒豚うるせーよ俺のことはほっといてくれよもう決めてんだよ!(大鷲が全力で会場外へ走って逃げる)」
第4試合
会場が混乱に包まれる中NωAがリングに駆け上がり歌って踊り始める。入場するとDAMNATIONが急襲。
佐々木に大石がエルボーからアームホイップ。スイング式アームホイップから殴りかかろうとするが、助けを乞う佐々木に攻めあぐねていると石川が後ろから殴りつけ佐々木が髪を掴んで引きずり石川にタッチ。
石川はボディスラムで叩きつけて踏みつけフォールも2。石川は佐々木にタッチ。
佐々木はロープで大石の顔面を擦りつけてからポーリーにタッチ。
ポーリーは大石の腹を踏みつけて乗り越える。ポーリーは大石をコーナーに叩きつけると串刺しボディスプラッシュからフォールも2。
大石はポーリーのベイダーハンマーを避けてつば攻撃も、ポーリーは髪を掴んでロープに振るが大石は避けてMAOにタッチ。
MAOと勝俣は交互にドロップキックからダブルドロップキックも受けきったポーリーがダブルラリアット。避けた勝俣とMAOが低空ドロップキックからサンドイッチドロップキックを叩き込んで投げようとするも、ポーリーは二人まとめてブレーンバスター。ポーリーは佐々木にタッチ。
佐々木はダイビングラリアットからロープに振るもMAOはドロップキックで倒しロックボトム。MAOはロープに飛び乗るも石川が力づくで止めリングに投げると佐々木がクロスフェイスロック。
石川が大石にアルゼンチン、ポーリーが勝俣にカナディアンバックブリーカー。
佐々木がMAOをボディスラムでセットしダイビングエルボードロップも避けたMAOがコーナーに登りNωAでサンドイッチミサイルキック。MAOは勝俣にタッチ。
勝俣はダイビングクロスボディからフォールも2。勝俣は走りこむが佐々木はドロップキックで迎撃し石川にタッチ。
石川はコーナーに叩きつけると串刺しラリアットからコーナー下にセットしセカンドロープからダイビングフットスタンプ。フォールも2。
石川はファイヤーサンダーを狙うが着地した勝俣が突き飛ばし大石がエプロンから顔面蹴り。MAOが竜巻昇竜脚から勝俣がライオンサルト。フォールも2。
コーナーに駆け上がった勝俣をポーリーがキャッチし、佐々木と合体DDTからポーリーが投げ捨てジャーマン。そこへ石川がTSUNAMIを叩き込みフォールも大石がカット。
石川とポーリーが大石とMAOを担ぎ上げ、佐々木と合体パワーボム。石川が勝俣に走りこむも勝俣はスクールボーイ。返した石川が飛びついてきた勝俣を担ぎ上げ垂直落下式ブレーンバスターからラリアットで叩き伏せフォールも2。石川はファイヤーサンダーで突き刺し3カウント。
なぜかササダンゴがリングに登場。
ササダンゴ「熱戦お疲れ様でした。あの、俺ちょっと試合終わって、色々考えたんですよNωA、ビジュアルも良い、歌もうまい、ダンスも上手い、ファンには手を出さない、完璧だと思うんですよ。完璧だと思うんですよね。でもなんかが足りない、何だと思います大石さん?」
大石「今日、見てもらったら分かる通り、プロレスの強さが」
ササダンゴ「プロレスの強さ関係ない」
大石「僕らプロレスアイドル」
ササダンゴ「プロレスアイドル人気が出るのにプロレスの強さ全然関係ありません。プロレス強かったら他のプロレスラーもっと人気がありますから」
大石「確かに」
ササダンゴ「あんまり関係ないんですよ」
大石「逆にたりないものなんでしょうね?」
ササダンゴ「たとえばですよ?NωA3人のスケジュール管理、ギャラの交渉、会場のブッキング、そういうの誰がやってます?」
大石「正直誰もやってない」
ササダンゴ「DDTのスケジュール通りで誰もやってくれないですよ。高木さんのような悪の総合プロデューサーが居る、音楽プロデューサーのみちともさんがいる、あとはマネージメントですよね?マネージメント業務」
大石「確かに、そうだ、ももいろクローバーZには川上マネージャー、BISHには渡辺淳之介マネージャー。どんなアイドルにも名物敏腕マネージャーが居る」
ササダンゴ「後飯島女史とかね」
大石「確かに。敏腕、名物マネージャーが居る。あー、NωAに良い敏腕マネージャーが付いてくれたらな~…坂井さん」
ササダンゴ「なになに?」
大石「これ折り入ってお願いがあるんですけど」
ササダンゴ「どうしました藪から棒に」
大石「私達NωAの名物敏腕マネージャーになってくれないですか?」
ササダンゴ「俺なんかなー」
大石「短パンにTシャツキャップ、ちょっとぽっちゃりっていう皆こんな感じなんですよ。敏腕名物マネージャーが居ればNωAは売れると思うんですよ」
ササダンゴ「確かに俺は今DDTでは何のテーマも無くやってますし残りのレスリング人生短いし他人の役に立ちたいと思ってたんで3人にはなんかいいかなって思わなくもないよね。誰もやっちゃいけないとかないですよね?しばらく可及的速やかにNωAの敏腕統括マネージャーやらせていただきますのでよろしくお願いします」
大石「やったー!」
ササダンゴ「まずDDTフェスとかフォロワーとか先のことはどうでもいいんですよ。眼の前の事を頑張る、休憩中の物販とサイン会」
大石「そうだね、今日から新作のTシャツもワッペンも発売されたし」
ササダンゴ「お高いんでしょう?」
大石「ワッペンは1000円、Tシャツは3600円」
ササダンゴ「チケット一枚買えるお金でワッペン5枚も買えるじゃないですか!告知して握手会行きましょう」
大石「これから休憩時間でTシャツ、ワッペンを発売しますので僕達に会いに来てください!以上僕達、ニューレスリングアイドルNωAでした!ありがとうございました!」
<試合後コメント>
大石真翔&スーパー・ササダンゴ・マシン
ササダンゴ「急にマネージャーになるなんて言っちゃって。早速、LINEが来まして、松竹芸能のマネージャーから、何マネージャーとかなってるんですかって『(笑)』もついてないLINEが来まして。あの、何も返せてないです。その辺も地ならししてちゃんとやろうと思います僕も。大丈夫だと思いますよ多分」
大石「大丈夫ですか?」
ササダンゴ「でもほんとNωAって顔もビジュアルもいいし、歌も上手い、ダンスも上手い、面白い、プロレスも出来る、全くファンに手を出さない。売れるための条件を6つも揃ってるんですよ。売れるための条件3つあればいいのに6つもあるんですよ。ただ、営業がいないんですよね?営業してくれる人がいない、ギャラの交渉してくれる人がいない。自分たちでやっちゃダメですからそういうこと。マネージャーさん一つでこういうこと跳ねるんで、とりあえずね、今年一年間でしっかり頑張っていかないといけないなと思ったんですよ」
大石「そうですよね。どこのアイドルにもさっきも言いましたけど敏腕マネージャーがいるものなんですよアイドル。なんで、こちらの短パン、Tシャツ、キャップ、小太り、もう名物敏腕マネージャーには欠かせない、全て揃ってるっていうこの坂井さんにマネージメントをお願いすることになったので、売れますね」
坂井「売れますよね。スーパーササダンゴマシンのFacebookページにどんどんオファーが来ると思うんで」
大石「来ますよね」
坂井「もう来てるんじゃないですか?小さいところからコツコツね」
大石「はい」
坂井「ライブやって、夏はツアーもやりますんで」
大石「頑張ります」
坂井「全部、全国ツアーやりますんで」
大石「まだ一曲しか無いですけど」
坂井「そうですね。全然一曲だけでも勝負できると思うんで」
大石「一曲だけでも大丈夫ですか?ほんとですか?そういうわけで、僕ら全ておまかせするんで」
坂井「大丈夫です。全然全然全然、全然全然全然全然、僕はDDTに出てる間は一生懸命頑張ります」
大石「よろしくお願いします」
第5試合
先発は東郷と岩崎。握手から試合開始。
ロックアップから東郷がロープに押しこむもクリーンブレイク。腕の取り合いから東郷がグラウンドへ持ち込みフォールも2。
東郷は岩崎の腕を捻りヤスにタッチ。ヤスは腕にエルボーから岩崎が下がり樋口にタッチ。
樋口にヤスは小手返しも樋口は後転し抜けると手首の取り合い。樋口はチョップから首投げで倒しチンロック。樋口はヤスの顔面を掴むと岩崎にタッチ。
岩崎はニーリフトから背中にエルボーを落としあげようとするが、耐えたヤスがエルボーを落とし自軍コーナーに叩きつけて東郷にタッチ。
東郷は岩崎の顔面を踏みつけ、ヤスも一緒に踏みつける。
東郷は岩崎をロープに振りバックエルボーからフォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
東郷は首投げからスリーパー。そのままヤスにタッチ。
ヤスはボディを蹴り上げ首投げから顔面にドロップキック。顔面にニードロップを投下しフォールも2。
岩崎はエルボーもヤスはつばを吐き、顔面をかきむしってから串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした岩崎の胸にチョップ。
岩崎はロープに振るとビッグブーツも避けたヤスが走りこむが岩崎はニーリフト。岩崎は樋口にタッチ。
樋口はショルダータックルでヤスを吹っ飛ばすと東郷を睨みつける。東郷はタッチを要求しヤスとタッチ。
樋口のショルダータックルを東郷は受けきり、お互いショルダータックルの打ち合い。樋口がこれは打ち勝ちロープに飛ぶが、東郷はドロップキックで迎撃。
チョップの打ち合いから樋口がチョップ連打。コーナーに振ると串刺しラリアットからオクラホマスタンピード。フォールも2。樋口はしこを踏んでぶちかましからフォールもヤスがカット。
樋口はチョークスラムを狙うが東郷はカサドーラで丸め込むも2。東郷はスクールボーイから返されるとクロスフェイスロック。これは岩崎がカット。
東郷はペディグリーであげようとするが、樋口はリバースし走りこむも東郷はラリアットで迎撃し、再度ラリアットも避けた樋口が走りこむがラリアットの相打ちで両者ダウン。両者タッチ。
岩崎がコンビネーションキックで倒し、バックドロップを狙うが耐えたヤスが走りこむもコブラツイストで捕らえる。ヤスがアームホイップで返すが岩崎は飛びつき腕ひしぎ。ヤスはロープへ足を伸ばす。
ヤスはチンクラッシャーから低空ドロップキックで倒しDDT。フォールも2。ヤスは東郷にタッチ。
東郷はナックルからロープに振ろうとするが、岩崎は耐えてミドルキック連打。受けきった東郷はナックルで倒しフォールも樋口がカット。
東郷はペディグリーからダイビングセントーンを投下。これで3カウント。
リングに佐々木が現れ「東郷さん、復帰、おめでとうございます!おかえりなさい!」と急所攻撃。佐々木は「おーい!ディック東郷!てめー!何しに来やがった!四年ぶりに復帰?復帰したらよ、やらなきゃいけない相手がいるんじゃねーのか?ただし、今、あんたの弟子は、ちょっとだけ強いぞ。この、俺が!カリスマ、佐々木」と言ったところで東郷が殴りかかり乱闘へ。
全選手がリングから去ると、スクリーンに大鷲が追いかけられる姿がうつる。
ディーノ「もう逃げられないわよ。もうそれ(いつどこ権)を使わないことにはこっから私達出さないわよ。使わない気?あんたが使わなかったらいつどこ、守ってきた人たちはその気持ちをないがしろにするつもりなの?」
平田&チェリー「大鷲さん、使ってくださいよ!」
大鷲「あーもう、黙れよ。俺のことはほっといてくれよ俺は決めてんだよ休憩時間始まるんだよ。俺は一刻も早くこの場を離れたい。一刻も早く売店言ってTシャツ売らなきゃいけないんだよ売り上げ肩代わり出来るんだったらいいよ」
それを聞いた選手が道を開けて大鷲を通す。
DDTフェス参加アーティスト第2弾として“イケメン四人組ダンスロックバンド”DISH//、筋肉少女帯、“バブルの匂いを撒き散らす地下セクシーアイドル”ベッドインの出演が決定した。
第6試合
先発は石井と坂口。バックの取り合いから石井がコブラツイストを狙うが坂口が巻き投げて両者距離を取る。両者タッチ。
入江がタックルもHARASHIMAはスウェーで避ける。バックの取り合いから入江がボディブローからヘッドロック。入江はロープに飛ぶとショルダータックルで倒しエルボードロップを投下。フォールも2。
入江はHARASHIMAを捉えると石井にタッチしようとして、困惑した石井はHARASHIMAとタッチしHARASHIMAとダブルのドロップキックで入江を倒す。
石井は首投げからフェイスロック。石井はHARASHIMAにタッチ。
HARASHIMAはフットスタンプからギロチンドロップ。フォールも2。HARASHIMAは首投げからサッカーボールキック。フォールも2。HARASHIMAは石井にタッチ。
石井は四つん這いの入江のボディを蹴り上げビッグブーツ。石井はスピンキックから飛びつきヘッドシザース。入江はロープへ。
エプロンに出た入江に石井はロープを使ったネックブリーカーから顔面を蹴りつけ、上半身をリング側に引っ張りこむとそこへHARASHIMAがダイビングギロチンドロップ。石井はHARASHIMAにタッチ。
HARASHIMAはブレーンバスターを狙うが、耐えた入江をドロップキックで吹っ飛ばすと串刺しビッグブーツからコーナーに座らせ雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
エルボー合戦からHARASHIMAがミドルキックを連発しロープに飛ぶも、入江もロープに飛んで横から追突し吹っ飛ばす。
坂口がHARASHIMAをビッグブーツで倒し、ラリアットを避けてボディブローからミドルキック連発で倒す。フォールも2。
坂口はスリーパー。入江はフルネルソンで石井を捕らえる。HARASHIMAはロープへ。
坂口のミドルキックをガードしたHARASHIMAが水面蹴りで倒し顔面にスライディングキック。HARASHIMAは石井にタッチ。
石井はビッグブーツからチョップも坂口はドロップキックで倒し入江にタッチ。
入江は串刺しラリアットからフォールも2。入江はブレーンバスターを狙うが着地した石井が走りこむが入江はブラックホールスラムでフォールも2。
入江はコーナーに上るが飛び蹴りで落とした石井が投げようとするも、入江はぶっこ抜いてコーナーに横たわらせると坂口が串刺しジャンピングニーを叩き込んでそこへ入江がビーストスプラッシュ。フォールもその背中HARASHIMAがスワンダイブフットスタンプ。
石井が走りこんできた入江にフランケンも2。石井は顔面に膝を叩き込んでHARASHIMAがリバースフランケンで叩きつけ石井がオーバーヘッドキック。フォールも坂口がカット。
走りこんできた石井をプッシュアップした入江がそのまま担いでファイヤーサンダー。フォールも2。
石井と入江はチョップ合戦。石井は延髄斬りから走りこむも入江はラリアットで迎撃。フォールも2。
改めて入江は「石井ありがとよ」とビーストボンバーを叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
入江茂弘
「今日はこの3人と、自分がDDTの中で思い入れのある3人とDDTとしてしばらくはDDTの試合ないので最後の試合と言っていいようなこの試合を、このメンバーで出来たことは嬉しいです。正直やっぱり寂しいとか不安な気持ちはいっぱいありますけど、その不安にタチムカッて、もっと大きくなって帰ってきて、また、HARASHIMAさん、闘って勝ってまた征夫ちゃんとバチバチやって、また石井さんと一緒に組んで上に行けたら良いなと思います。ありがとうございました」
――最後石井選手とお互いエールを交換するようなチョップ合戦もありましたが、その時の気持ちは
「あの時は、もう、目の前の相手なんで倒すことしか考えてなかったんで、でも石井に叩き込んで行くうちに込み上げてくるものはありましたね」
――アメリカで具体的にこんなことをしたいとか
「色んな人と対戦して色んな事をしたいなという気持ちです。色んな経験を積みたいです」
第7試合
ゆっくりとした立ち上がりからショルダータックルのぶつかり合い。竹下のチョップに遠藤がショルダータックルで倒す。
バックの取り合いから遠藤がフロントネックロックも竹下がボディブローから腕を捻るが遠藤がヘッドシザースで捕らえるが抜けた竹下がインディアンデスロック。遠藤は回転し腕を取ると横十字固めも1。
遠藤がロープに押し込むも竹下が強烈なチョップで返し走りこむが遠藤はアームホイップから背中にドロップキック。
遠藤はエルボーを投下しストンピング。ロープに逃れる竹下の首にフットスタンプから首投げで倒しスリーパー。竹下はロープへ。
遠藤は膝立ちの竹下の顔面にエルボー連打。竹下は強引にコーナーに押し込むとチョップからエルボー。へたりこむ遠藤を立たせてローリングチョップを叩き込むと遠藤はエプロンに横たわるが、竹下は立たせると鉄柱を挟んでのエルボーの打ち合い。竹下は鉄柱を使ったアームブリーカー。たまらず場外に落下した遠藤の腕を鉄柱を使って捻り、注意されると腕を鉄柱に叩きつける。
リングに戻ると、竹下は遠藤の腕を捻ってグラウンドへ持ち込むとアームロック。遠藤はロープへ足を伸ばす。
遠藤はエルボーを叩き込むがその衝撃で腕を抑えて痛がる。その腕へ竹下はエルボーを叩き込んでコーナーでチョップ。
竹下は串刺し攻撃を狙うが足を伸ばしてカットした遠藤がミサイルキック。
遠藤はランニングエルボーからブレーンバスターを狙うが、竹下はバックエルボーで逃れ走りこむも遠藤はドロップキックで場外に叩き出す。遠藤はそこへノータッチトペ・コンヒーロ。
リングに戻ると遠藤はスワンダイブエルボー。フォールも2。
遠藤は膝立ちの竹下にエルボー。竹下は「もっと来いよ!」とエルボーを受けきり、遠藤は倒すと馬乗りになってエルボー連打。遠藤は髪を掴んで引き起こすと強引に垂直落下式ブレーンバスター。フォールも2。
遠藤はアルゼンチンで担ぐが竹下はスリーパーで着地。そのまま竹下は指極め腕ひしぎ。これはロープへ。
竹下は遠藤の腕にエルボースマッシュから強烈なチョップ。チョップ合戦になり、お互い顔面にトラースキックから遠藤がラリアットも避けた竹下がローリングチョップ。竹下のラリアットをガードした遠藤だったが、腕の痛みに耐え切れずガードが下がったところへ竹下がユルゲンラリアット。
竹下はぶっこ抜くも着地した遠藤がフランケンで丸め込むも2。遠藤はスライディングラリアットからフォールも2。
竹下はエルボー連打から強烈なエルボーを顎に入れタッチダウン。これをキャッチした遠藤がファイナルカットからトーチャーラックボム。フォールも2。遠藤はスカイツイスタープレスも竹下はこれを避ける。ダブルダウン。
膝立ちでエルボーの打ち合い。竹下は打ってこいと首を出す。立ち上がりエルボーの打ち合い。竹下のエルボーを避けた遠藤が強烈なビンタ。竹下も左右のビンタから前蹴りでコーナーに叩きつけ走りこむが遠藤はプッシュアップし強引にコーナーに叩きつける。遠藤はコーナーに登ると飛びつきカナディアンデストロイヤー。フォールも2。
コーナーに登ろうとする遠藤の足を掴んだ竹下。その竹下にナックルを叩き込んでいく遠藤は竹下の顔面を踏みつけその手を離しコーナーに登るが、竹下は背後から登りその背中にエルボーを叩き込んでエプロンに落下させる。竹下はコーナーに登りぶっこ抜こうとするが、その顔面を下から蹴りあげた遠藤が再度蹴りあげると正面に飛び乗り飛びつきフランケン。だが竹下はそのまま丸め込むが2。竹下はスクールボーイを狙うが遠藤が潰してフォールも2。
遠藤がフランケンを狙うが竹下がキャッチしパワーボムからぶっこ抜きジャーマンからラリアット。フォールも2。竹下はぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。
エンディング
竹下「遠藤さん、遠藤、先に、僕が言うべきことを一つ。遠藤さんの覚悟、めちゃくちゃ大きかったですよ。遠藤さんの背負ってるものあります。それを一発一発、この身体で受け止めました。確かに、僕達ハッピーモーテルでも、遠藤さんのこと応援してる人もいれば自分のこと応援してくださる方も居ると思います。でも僕が一つ言えることは、僕と遠藤さん、この僕達の世代でDDT、プロレス界を盛り上げていきたいと思います。遠藤さん、別に仲直りするわけじゃ無いけど、僕達ね、これからまた盛り上げていきましょう」
(竹下が握手をしようと手を伸ばすが、そこへDAMNATIONが登場)
佐々木「おい哲哉、いつまでこんな、仲良しこよしの二流レスラーたちと一緒にやってんだオイ。俺達と、一緒にやらねーかオイ(佐々木がTシャツを遠藤に差し出す。遠藤はそのTシャツを受け取り)ようこそ遠藤哲哉、DAMNATIONへ。オイお前ら、世界は俺たちDAMNATIONを中心に周ってるんだ」
(DAMNATIONはリングを後にする)
竹下「博多で、あんな事言ったのは、こうなんかチャンピオンなんで、あの、せっかく遠藤さんとやるなら凄い遠藤さんの内に秘めてるのを引き出して、今日こうやって後楽園で試合したかったんですよ。で、引き出せたと思うんですよ。こんな鼻血また出して、どうしよ~」
アントン「別に、竹ちゃんが悪いわけではないんと思うんだ。誰が悪いって言ったら(平田がリングに登場)何だお前、どうしたんだ?(入場ゲートを指差すと大鷲が登場)」
大鷲「竹下、防衛、おめでとう。そして!このオレが、ここにきた意味がわかるか?お前、今日、色んな事があったな。俺も、今日、色んな事があった。色々、考えた結果!この、いつでもどこでも挑戦権。お前に使ってやるよ」
亜門GM「大鷲さん、いつどこ使うっていうのは、今じゃないですよね?裸足ですもんね」
大鷲「(客から『今』コールが起きる)おい、この客全員つまみ出せ」
亜門GM「権利を行使するって宣言するわけですよね?」
大鷲「(客から『今』コールが再度起きる)裸足でどうやって試合しろっていうんだ!俺もついさっき決めたばかりだいつ使うか任せてやる今決めろ」
亜門GM「大鷲さん、8月13日ビアガーデン最終日の新宿FACEでいかがでしょうか?」
大鷲「両国大会までビアガーデンから何試合あるんだ?あのな、おい、俺様何年ぶりかにベルト絡むんだからちゃんと考えろちゃんと」
亜門GM「もうちょい早いほうが良いと。7月23日横浜大会でいかがでしょう?」
大鷲「あと何日だ」
亜門GM「あと6日ぐらいですかね」
大鷲「5日や6日でコンディション整えられると思ってんのか」
亜門GM「コンディション整えた方がいいんですかめんどくさいな。間とって8月8日、ビアガーデンの初日新宿FACEいかがですか?」
大鷲「いいだろう、ビアガーデン今年始めて新宿FACEでやるんだろ?その初日でやってやろうじゃねーか」
亜門GM「大鷲さんがいつどこ保持し続けてればですが、KO-D無差別級選手権決定します!」
大鷲「おい竹下、お前、俺がこの両国から、四ヶ月間いつでもどこでも挑戦権を持ち続けた理由がわかるか?俺が強いからに決まってるだろ!竹下よく聞けよ、本気の俺様はこえーぞ」
(大鷲はリングを後にする)
竹下「遠藤さんのショックが終わる前に、えらいことしてもーたな。もうね、去る者追わずで、僕チャンピオンなんで、メンタル強いんで。次、次のタイトルマッチ、後いつどこ一つ残ってるのは、大鷲さん、大鷲透が使うなら、僕は正々堂々受けて立ちたいと思います。本気の大鷲透、本気の大鷲透からジャーマンで、3カウント取って、僕が両国のメインに立って、石川修司ぶっ倒したいと思いますので皆さん応援よろしくお願いします。今日は応援ありがとうございました」
<試合後コメント>
大鷲透
「えー、8月8日ビアガーデン初日ですか?このいつでもどこでも挑戦権を使うことになりました。正直土俵の下に埋めるとか言ってた部分もあったけども、これを取ってからずっと悩み続けてて、正直KO-D無差別級のベルトに絡むのが何年ぶり?多分落として以来、2007年とか、8年ぶりになると思うんで、今DDT、どんどん新陳代謝して若い人たちが出てきて、自分はどういう立ち位置でこの団体に居るべきかとか色々考えてきたけども、やっぱりプロレスラーである以上、上を目指す。じゃないと誰にも夢なんか与える存在になれない!だから俺は、これを使います。この、いつでもどこでも挑戦権、4ヶ月間俺が一回も手放さなかった意味、あんたらもよく考えればわかるでしょ?俺が強いから、それだけ」
HARASHIMA
――入江選手の壮行試合闘いましたがいかがでした
「彼とは何度となくシングルでもタッグでも闘って、特にシングルでは毎回こう、なんですかね?やって、ほんとにギリギリの闘い。全部僕が勝ってるんで僕のほうが強いんですけど、なんかその、やっぱりやる楽しさもあったし、そんな彼がアメリカ行くっていうのは寂しい気持ちもあるんですけど、まあ、彼のことだからアメリカ言ってもプロレス楽しんで、もっともっと大きくなって、願わくばというかもう強くなって帰ってきて欲しいですね。そこでまた試合するのを楽しみに待っています」
――両国ではKO-Dタッグに宮本裕向選手と組んで大家健&KAI組に参加することになりました。王者組に対しては
「あまり見たことはないんですけど、裕向と組んで闘えるということは決まったんで、非常に嬉しいですね。すごい息も合うし、なんか面白いプロレスができるんじゃないかなと。タッグを楽しみにしてます」
――大家選手とは昨年色々絡みましたが、KAIに関しては
「昔一回だけ対戦したことあるんですけど、その時とは色んな物が変わっているので、そこも楽しみにしてますね」
DAMNATION
佐々木「DAMNATION、四人目の男、遠藤哲哉だ。こいつが、俺たちとやることを選んだんだ。なぁ哲哉…言ってやれ」
遠藤「俺は…俺は!これからも、竹下の前に立って、必ず、DDTの、トップに立つ!」
佐々木「そういうことだオイ」
――佐々木選手は前々から遠藤選手に目をつけてたんですか?
遠藤「哲哉の才能を俺は買ってるから。こないだの博多、竹下に噛み付いたこいつの目。俺は、見逃さなかったよ」
――石川選手とポーリー選手は佐々木選手のペットですが、遠藤選手は
佐々木「哲哉は哲哉だろ!いいか?帰るぞ」
――佐々木選手最後に、東郷選手に対しては
佐々木「ノーコメントだ」
KUDO&高梨将弘
――復帰戦のカードが決まりました
KUDO「カードはほんと、今聞いたみたいな感じで急に決まった感ありますけど、まあなんか、何よりも、一番信頼してる頼もしいパートナーいるんで、あとウラノさんも、人生の半分一緒にいるんで、もうなんか、ほんとに嬉しいカードですね」
高梨「兄貴大丈夫か!?一年ぶりだからトークの方が全くなんか、病状報告してるみたいな感じだけど兄貴復帰するんだろ!?だったら景気いいことガーッと言ってやってくれよ!だいたいあんたね、俺のこと信頼とかしてるっていうの完全酒呑のあまりもんの俺が横にいるだけじゃねーかよ。悪いけど俺は頼りになんねーよ。俺は、悪いけども試合の中のニ,三…一割ぐらいしかやらねーから、九割兄貴!完全復活した兄貴が九割闘ってやるからな!楽しみにしとけよ兄貴!ガッと言ってやってください!」
KUDO「正直、全く不安ないんで。蹴りに関しては、前よりも切れてると思ってるし、まああの二人頑丈だと思うんで、ほんとにもう壊す気で蹴りに行きます。蹴り壊します」
高梨「そういうことだ!KUDOの膝は言ってるぞ!あいつらを蹴ってやりたくて蹴ってやりたくてたまんえぇってな!KUDO!もうちょっとテンション上げて最後に言ってやってくれ!以上!」
KUDO「そういうことで!何の不安もなく復帰しますんで応援よろしくお願いします!」
高梨「おめでとう!」
竹下幸之介
――遠藤選手相手に防衛しましたがまさか試合後あんなことになるとは
「ツライです。もうね、あんなボコボコ殴られて、顔痛いし、そこはチャンピオンかチャレンジャーかの違いで、チャンピオンてこうプロレスファンとしてチャレンジャーを引き出してみたいなことあるじゃないですか?なんで、ああいう風に博多でも言いましたしそこは引き出せたと思うんですよね。ちょっとあんな形になっちゃって引き出し方を間違えちゃったかなと。思うんですけど、前から僕と遠藤さんが見ている景色とか見せようとしてる景色が違うし見せたい景色も違う。同じこと言いましたね。なんかそういう違いっていうのタッグ組んでても感じてて、うん。で、その結果、ほんとにその結果がちょっとずつずれてずれてずれての結果が、今日だったんだと思うんですよね。でもほんとに、遠藤さんのすべてを受け止めたつもりなんで、覚悟は感じましたよ。あんな風に、コメントでは言いましたけど、覚悟は実際に久しぶりにすると感じました。なんで、ほんとにツラくて残念なんですけど、ねぇ、ハッピーモーテルでこれから6人タッグのトーナメントもあるし、これからまたこうガツガツ、ハッピーモーテルが行こうと思ってたんですけど、ほんとにこうさっき、言いましたけどチャンピオンなんでね僕。なめられたらツライこともたくさんありますよチャンピオン。それも乗り越えて次大鷲さんなんで。
大鷲さんは僕大阪プロレス、DRAGON GATE、闘龍門の時、よりも僕大阪プロレスのほうが印象強いというか、実際ですね、大阪プロレスで大量離脱があって、新生大阪プロレスやるってなった時大鷲さんが来た時から見てますから。武侍漢っていうヒールユニットで、あの時はほんとに大鷲さん怖くて。こう、デルフィンアリーナで子供が泣いてると、お母さんがパンフレットを持ってきて『大鷲呼ぶで?』って言うと子供が泣き止むっていう、それを目の前で見てたんですよ僕。それぐらい怖くて、小学生の僕も怖くて、あの時の大鷲さんが来てくれるなら、僕は単純に嬉しいですし、やりがいもあるし、でも絶対強いんで、絶対強いんでほんとに、気が抜けないですね」
――やはり四ヶ月間守りぬいた大鷲選手は俺が強いからだと言ってましたが、来てくれるからにはそういう大鷲とガンガンやり合いたい
「怖いし強いというのはわかる。僕が付け入る隙があるとしたらブランク。6年、7年とかですか?このブランク、そこ浸けこむしか無いんで。ほんと真正面からぶつかり合って、正面衝突したら、中々敵わない部分はあると思うんで。でもジャーマン、僕が絶対投げたら勝てると思うんで。大鷲さんのあの体をね、ジャーマンで投げきりたいと思います」
――ある意味大鷲選手と闘うことが石川修司戦に繋がる事もある部分もあるかもしれません
「そうですね、うん。まあ石川さんは破壊力が別格なんであれなんですけど、大鷲さんは上手さも持ってるんで、引き出し絶対今出してない引き出しあるんで、おそらく、わかんないですけど前哨戦とかあるならそこ出させたいですね。これでバッとビアガーデンの初日当たったら何出してくるかわかんないんで、そこはもう気をつけたいですね」