6・8 WRESTLE-1後楽園ホール大会 【W-1王座】KAIvs芦野 【W-1タッグ】火野&KAZUMAvs中之上&岡林 【UWA6人タッグ】TAJIRI&カズ&稔vs河野&YASSHI&村瀬 【クルーザーディビジョン】鼓太郎vsAKIRA
『WRESTLE-1 TOUR 2016 OUTBREAK』
日程:2016年6月8日(水)
会場:東京・後楽園ホール
開始:19:00 開場:18:00
観衆:1009人
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
浜亮太/○アンディ・ウー/藤村康平
7分13秒 飛鴻→片エビ固め
●稲葉大樹/吉岡世起/翔太(ガッツワールド)
▼new Wild order vs REAL DESPERADO 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[new Wild order]○征矢学/葛西純(FREEDOMS)/熊ゴロー
8分39秒 パールハーバームササビスプラッシュ→体固め
[REAL DESPERADO]NOSAWA論外(東京愚連隊)/MAZADA(東京愚連隊)/●土肥孝司
▼UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】カズ・ハヤシ/田中稔/○TAJIRI
11分12秒 回転エビ固め
【挑戦者組/TriggeR】河野真幸/“brother”YASSHI(フリー)/●村瀬広樹
※第50代王者組が4度目の防衛に成功
▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】○鈴木鼓太郎(フリー)
15分21秒 タイガードライバー→エビ固め
【挑戦者】●AKIRA
※第4代王者が4度目の防衛に成功
▼イケメン試練の七番勝負 第五戦 シングルマッチ
●黒潮“イケメン”二郎
6分23秒 閃光魔術→体固め
○グレート・ムタ
▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者組/REAL DESPERADO】火野裕士/●KAZMA SAKAMOTO
15分36秒 ナックアウェイ→片エビ固め
【挑戦者組】○中之上靖文/岡林裕二(大日本)
※第4代王者組が3度目の防衛に失敗。中之上&岡林組が第5代王者組へ
▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】○KAI
17分22秒 本家公認雁之助クラッチ
【挑戦者】●芦野祥太郎
※第8代王者が初防衛に成功
KAIが自由に防衛成功!次回後楽園で近藤修司が“brother”YASSHIとのタッグで復帰!ムタがイケメンを魔界へ連行!?
第1試合
大会開始前、WRESTLE-1公式サポーターのCheer1が本日もオープニングダンス。しかし筋肉アイドルとして有名な才木玲佳は欠席となった。
先発はアンディと吉岡。リストの取り合いからグラウンドの攻防を抜けドロップキックの相打ちから両者見合う。ロープを往復しての攻防からアンディがドロップキックで場外に叩きだし走りこむも、吉岡はリングに走りこみハイキック。これをかわしたアンディは睨み合い両者立ち。
藤村がドロップキックからランニングエルボーで倒し、ボディスラムを狙うが稲葉が逆にボディスラム。再度ボディスラムからフロントネックで捕らえ吉岡にタッチ。
吉岡は首投げからサッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。吉岡はスリーパー。ロープに足を伸ばした藤村にストンピングから翔太にタッチ。
翔太はストンピングからマンハッタンドロップ。ナックルからリストを捻ってロープに振ろうとするも、逆に藤村が振りドロップキック。藤村は浜にタッチ。
浜はボディアタックで翔太をふっとばすと串刺しボディスプラッシュ。座り込む翔太に串刺しヒッププレスからフォールも2。
浜はオオキドプレスも翔太が避けて稲葉にタッチ。
稲葉はエルボーからショルダータックルも逆に浜がふっ飛ばしアンディにタッチ。
アンディはダイビングクロスボディからカサドーラで巻き込もうとするも、これを返した稲葉がエルボーで倒し、フィッシャーマンスープレックスホールドも2。
稲葉はコーナーに登るもアンディは飛びつきフランケンから巻き投げ式のDDTで叩きつける。そこへ翔太と吉岡が出てくるが、アンディーが翔太を吉岡に叩きつけて藤村が翔太にドロップキック。二人まとめて浜が場外に叩きだすと、藤村にアンディがかち上げエルボーから飛鴻で3カウント。
第2試合
リアルデスペラードが急襲し場外乱闘。リングに熊ゴローを投げ入れると論外がストンピング。熊ゴローはエルボーも論外はサミングから自軍コーナーに叩きつけてMAZADAにタッチ。愚連隊が連携攻撃からフォールも2。
熊ゴローがボディスラムで叩きつけて、セントーンを投下も避けたMAZADAがフォールも2。MAZADAは髪を絞って土肥にタッチ。
土肥はストンピングからスリーパー。ボディにエルボーを入れた熊ゴローの髪を掴んで引き倒した土肥は、ロープに振ってパワースラムで叩きつけるとフォールも2。
土肥はガットショットから走りこむが熊ゴローはバック古ップで叩きつけて征矢にタッチ。
征矢はショルダータックルで土肥を倒し、串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック。出てきた論外もまとめてネックブリーカードロップで叩きつけてフォールも2。
征矢はブレーンバスターからフォールもMAZADAがカット。MAZADAに征矢がエルボーもMAZADAはボディブロー連発。征矢は論外とMAZADAに交互にチョップを叩きこむも愚連隊はダブルのチョップからサンドイッチドロップキック。土肥がスピアーでフォールも葛西がイス攻撃でカット。
葛西が机を場外にセットし熊ゴローがそこにMAZADAを寝かせると葛西はコーナーに登るが、論外がイスを投げつけ落下させる。愚連隊は征矢にダブルのフラップジャックから土肥がラリアットで倒しフォールも2。
土肥はガットショットから走りこむが征矢がラリアットでなぎ倒しデスバレーボム。フォールも2。
征矢はコーナーに登ると葛西のゴーグルを付けてパールハーバースプラッシュ。これで3カウント。
第3試合
先発は村瀬とカズ。アームホイップの投げ合いからハイスピードな攻防になり村瀬がカズを倒しカズは場外へ。村瀬はコーナーに飛び乗ると場外ダイブ。リングに戻った村瀬はポーズを決めてYASSHIにタッチ。カズもTAJIRIにタッチ。
YASSHIがチョップ連発からドロップキックもTAJIRIは避けるがロープの反動をつけてYASSHIはリングへ。TAJIRIはボディブローからハンドスプリングエルボー。ミドルキック連発からバックを取ったYASSHIにトラースキックを叩きこむ。YASSHIはサミングから河野にタッチ。TAJIRIも稔にタッチ。
手4つから河野が潰していくが、稔が足を踏んで走りこむも河野はニーリフトから串刺しニー。河野はYASSHIにタッチ。
YASSHIは串刺しヒッププレスから、エルボー連打で走りこむも稔はドロップキックで迎撃。
YASSHIは稔の股間を掴み玉砕、カズの股間も掴んで二子玉川、TAJIRIの股間にも噛みつきサンタマリア。YASSHIは髪をムチのようにつかい稔の背中を叩く。
稔がYASSHIの股間を掴むがYASSHIはサミングから走り込むが稔はドロップキックで迎撃しカズにタッチ。
カズは串刺しレッグラリアートから走り込むが、マンハッタンドロップからバッドボーイ。YASSHIは河野にタッチしTriggeRが出てきてトレイン攻撃からフォールも2。
河野はランニングニーもカズはトラースキック。河野は前蹴りから膝蹴りを顔面に叩き込んでフォールも2。
河野とYASSHIはダブル攻撃を狙うがカズがYASSHIを河野に叩きつけ、稔がYASSHIに延髄斬り。河野がカズに串刺し攻撃を狙うがカズが避けて稔が串刺しエルボーからカズがハンドスプリングレッグラリアートでフォールも村瀬がカット。
村瀬がカズと稔に二人まとめてミサイルキック。河野は村瀬にタッチ。カズもTAJIRIにタッチ。
村瀬は次々フライングクロスチョップからコーナーに登るが、カズと稔がロープを揺らし落下した村瀬は股間を強打。だが次々攻めて来たTAJIRIたちをナックルから三人まとめてダイビングクロスボディアタック。村瀬はTAJIRIをパラダイスロックで捕らえると、TAJIRIにゴリースペシャルを狙うが失敗して崩れる。村瀬はスリーパー。そこへカズが「マスク取ってやる」とマスクを剥ごうとするが、村瀬はエルボーからYASSHIが場外に連れ出す。村瀬がラリアットでフォールも2。
TAJIRIは前方回転エビ固めを狙うが、耐えた村瀬のマスクを剥いで丸め込んで3カウント。
<試合後コメント>
TriggeR
YASSHI「クッソー、UWA、UWAを取れへんかったね。まあまあまあ、このメンツで取れって言う方が逆におかしいのかもしれへんけどよ、え?おう、なんやったんやあれ。大将」
河野「ベルトとるって話はちょっと」
近藤「ヤベーな、村瀬ヤベーな。まあ村瀬ヤベーから、俺ちょっと7月1日後楽園で復帰するわ」
YASSHI「え!?」
河野「大丈夫なんですか膝?」
近藤「わかんねーけど、とりあえず行けるだろう。アレがあんな試合してたらちょっとヤベーからよ、復帰に関して、やっぱ俺復帰するんだったらbrotherとタッグ組んで復帰したいから、7月1日は俺brotherと組んで復帰します。まあタッグでやるからには、タッグ(ベルト)を狙って行きたいという部分があるから。まあちょっと、とりあえず、村瀬があんな状態だから」
河野「すいません」
近藤「次の後楽園だ。仕切り直し!」
YASSHI「次の後楽園で近藤ふぁ復活して、コンブラが復活か。ここで頑張ってきたかいあったわ」
TAJIRI&カズ・ハヤシ&田中稔
稔「最強ですね」
カズ「最強でしたね」
―― 一人見慣れないマスクマンが
カズ「世界中探しても今最もミステリアスなマスクマンですよ。恥ずかしくて、マスク脱げないでしょうね。でも3人でやってるとほんと楽しいですね。なんか、プロレスを楽しんでるという感じで」
稔「この二人と組んでれば負けることねーだろうなって安心感が、今腰がすごく悪くても、二人と組んでれば負けることねーだろうなって安心感がありますね。カズさんが大阪でベルト取ってくれて、防衛戦全部TAJIRIさんが決めてくれて」
カズ「あれそうか?そうですね。安心」
稔「謎のマスクマンが出てきても安心」
TAJIRI「しかしマスクマンはルチャ秘密特訓とかずっとやってたみたいですけど、最後ゴリースペシャルであげようとしたら自分で潰れて、やっぱルチャのはあんまり軽々しくルチャを語るなってあいつにダメ押ししたのよ」
カズ「ぐちゃぐちゃでしたね」
稔「グチャリブレですね」
――4度目の防衛で長期政権になってきました
カズ「やっと僕達のベルトだってことがイメージさせてきて、そしてルチャリブレとはなんだってことを語れてるかなって感じですかね。まあこれが、三人で組んでるから出来ることだと思います」
――なかなか相手もいなくなってきてますが
カズ「そうですね、誰がこのベルト欲しいのかって、結局今回名乗りでる奴も居なかったし、これから自分たちでWRESTLE-1の中にいないんだったら、探しに行ってもいいのかなと」
TAJIRI「他団体とか海外にね」
カズ「世界へ」
稔「海外なら、あそこでしょうね」
カズ「うわ」
稔「海外ならあそこ」
カズ「そうっすね、あそこっすね。次があのグランプリ始まるんで、次、このベルトもそうなんですけど、シングルの僕てっぺんとりたいと思ってるんで、第一回戦の稔さんと、壮絶な試合をして、その勢いのまま勝ち続けて、僕がてっぺんを取ろうと思います。稔さんよろしくお願いします」
稔「よろしくお願いします。俺も全日本の頃からカズさんとは何度もやってて、カズさんのことガッチリわかってるしカズさんもオレのことガッチリわかってる。俺はもう勝ち上がるとかよりも一回戦とにかく一回戦。一回戦に集中しなきゃいけない相手だと思ってる。決勝とか準決勝頭にない。とにかく新宿一本のみ」
第4試合
グラウンドでポジションの取り合いから鼓太郎がヘッドシザースもAKIRAはこれを抜ける。リストの取り合いからAKIRAはガットショット。お互いの攻撃を避けあい睨み合う。
鼓太郎がロープに押し込みスピンキック連発からニーリフト。AKIRAの背中をリングを滑らせ鉄柱に叩きつけると、AKIRAは必死に足に組み付くが鼓太郎は容赦無いエルボーから腹を蹴りあげていく。
鼓太郎はエルボーから腹へのビット。フォールも2。鼓太郎はストンピングからセカンドロープからのダイビングボディプレスを投下しフォールも2。鼓太郎はエルボードロップからフォールも2。
AKIRAはエルボー連打も鼓太郎もエルボーで返し、ストマックブリーカーからフォールも2。鼓太郎はストンピングから腹を踏みつける。
鼓太郎はエルボースマッシュからファンネル。コーナーに振ってタイナーから地獄の断頭台。フォールも2。
鼓太郎はコーナーに振って走りこむが、AKIRAが足を伸ばしてカットするとラリアットを避けてジャンピングエルボー。
AKIRAはブレーンバスターで鼓太郎を場外に叩きだすと、エプロンに登った鼓太郎に延髄斬りからスライディングキックを叩き込んで、コーナーに登ると場外ダイブ。
バックの取り合いからAKIRAが低空ドロップキックから膝立ちの小太郎に延髄斬り。フォールも2。
AKIRAはムササビプレスを投下も剣山で迎撃した鼓太郎がロープに振ってニーリフトからトペ・スイシーダ。
鼓太郎はコーナーに登るとダイビングエルボーからタイガードライバーを狙うも、AKIRAがリバースし丸め込むが切り返し合戦。
鼓太郎はロープに振ってニーリフトもAKIRAはその足を巻き込んで丸め込むが2。
鼓太郎はエルボー。AKIRAがエルボー連打も鼓太郎は再度強烈なエルボー。AKIRAはエルボー連打もやはり鼓太郎のエルボーで膝をつく。AKIRAは必死にエルボーを連打していくが、鼓太郎はボディにエルボーを叩き込み、膝をついたAKIRAに来いよと手招き。AKIRAはエルボー連打から鼓太郎のエルボーをガードして水車落とし。フォールも2。
AKIRAは延髄斬りからフォールも2。AKIRAはジャーマンスープレックス2連発からドラゴンスープレックス。フォールも2。AKIRAはうつぶせの鼓太郎にムササビプレスを投下しフォールも2。
再度コーナーに登るが鼓太郎はジャンピングダブルニーで迎撃。鼓太郎は走りこんできたAKIRAの腹にエルボーを叩き込んでフォールも2。
鼓太郎はストマックブリーカーからブレーンバスターの体勢で叩き落とし剣山。
鼓太郎はタイガードライバーの体勢からストマックブリーカー。
鼓太郎はエルボー連打からローリングエルボーをボディに叩き込んでフォールも2。鼓太郎はタイガードライバーで3カウント。
試合後アンディがリングへ。
アンディ「鼓太郎選手、次、そのベルトに挑戦させてください。そのために俺は今度の無差別級トーナメントも辞退しました。俺はそのベルトに人生かけてます。よろしくお願いします」
鼓太郎「そこまで言うなら受けてやってもいけどな、思いだけじゃベルトは取れねーぞ。次、3回めのシングルだよ。何回やっても結果は変わらない。闘いは非情なんだよ。お前がどうあがこうと結末は変わらない」
と鼓太郎はアンディを下げさせた。
<試合後コメント>
鈴木鼓太郎
「俺がなんで今回の、たった2kgのね、体重オーバーをここまで表面化させたかって、やっぱり、今のヘビーもジュニアもボーダーラインがあってないようなもんなんじゃないの?今もし、このベルトを俺が返上して、ヘビー級でやっていくっていったら、それが通るプロレス界でしょ?そう思いませんか?そう思いませんか?俺はね、それじゃダメだと思うんですよ。ヘビー級っていうのはね、ジュニアに持ってない体格なりパワーなりがあるからヘビー級なんですよ。プロレスも時代とともに変化して変わってきてる。選手もそう。俺が言える立場じゃないかもしれないけど、今全体的に選手は、小型化して高機動型してますよね?でも、ジュニアとヘビーのボーダーラインはずっと昔のままです。それが今のプロレスの進化とともにそのボーダーラインを一度改めるべきだと俺は思います。ジュニアとヘビーが分かれてる団体は、統一するべきですね、体重を、ボーダーラインを。どう思いますか?言ってること間違ってますか?ヘビーとジュニアはよくわからない今のプロレス界は終わりにして、一度ボーダーラインを改めて、ジュニアというのをもう一度確立するべきだと思います。次はアンディか、リング上で言ったとおり、気持ちだけじゃベルトを取れないし、何回やったって同じだし、どうあがこうが結末は変わらないよ。リング上で言ったとおり、俺の勝利は揺るがない」
第5試合
イケメンがドロップキックで急襲し顔面を張っていく。そのまま串刺し延髄斬りからコーナー下にセットするとハリウッド・スター・プレスでフォールも2。ムタは場外に降りると、そこへイケメンは飛び込むがムタは毒霧。ムタはイスを取り出すとイケメンの顔面を殴りつけ、再度殴ろうとするがイケメンはこれを避けイスは鉄柱に誤爆。ムタはイケメンをリングへ。
ムタはイスを持ち出すがイケメンはドロップキック。イケメンはイス攻撃を狙うが、ムタは毒霧を顔面に吹き付けると脳天にイスを叩き込み、首投げからフラッシングエルボー。STFで捕らえるがイケメンはロープへ。
ムタはイケメンを場外に連れ出し鉄柱に叩きつける。ムタはリングに投げ入れるとイケメンのジャケットを脱がし、そのジャケットでチョーク攻撃。
イケメンはこれを逃れるとドロップキックからニールキック。イケメンはミドルキックもムタはドラゴンスクリュー。ムタは毒霧もジャケットでこれをガードしたイケメンはジャケットで滅茶苦茶に殴りつけトラースキック。イケメンはファルコンアローからフォールも2。イケメンはスノーブロウからフォールも2。
イケメンはジャケットを着るとイケメンサルト。フォールも2.9!
ムタはイケメンのミドルキックをキャッチしドラゴンスクリューから閃光魔術。これで3カウント。
イケメン「待って、待って、7番勝負やってるけど、もっと強くなりたいし、色んな物を知りたい!だから、俺を、俺を、俺を魔界に連れてってください!」
ムタは毒霧を吹き付け場外に叩きだすと、イケメンの髪を掴み魔界へと連行した。
第6試合
先発は中之上と火野。中之上がロープに押し込みクリーンブレイク。火野がヘッドロックで捕らえ、ロープに振られた中之上は四方からショルダータックルも火野は全て受けきる。中之上はチョップ連打から走り込むが火野はショルダータックルで倒しKAZUMAにタッチ。中之上も下がり岡林にタッチ。
岡林がロープに押し込みクリーンブレイク。バックの取り合いから岡林が腕を捻っていく。KAZUMAはロープに振るが岡林はショルダータックルで倒し、首投げからスリーパー。岡林は中之上にタッチしダブルのショルダータックル。
中之上はボディスラムからエルボードロップ。首投げからスリーパー。KAZUMAをロープに振るがKAZUMAはガットショットから場外に叩きだし、火野が場外でチョップを叩き込みリングに投げ入れる。KAZUMAがフォールも2。KAZUMAは火野にタッチ。
中之上は火野とKAZUMAにエルボーも火野は強烈なチョップからコーナーに押し込んでチョップ連打。火野はコーナーで中之上の顔面に膝を押し付ける。火野はKAZUMAにタッチ。
KAZUMAは首投げから顔面にニードロップ。KAZUMAはドラゴンスリーパー。これは岡林がカット。KAZUMAは火野にタッチ。
火野は背中にチョップ。中之上のエルボーに火野はチョップで返していく。火野はバックエルボーからセントーンを投下しフォールも岡林がカット。火野はKAZUMAにタッチ。
エルボー合戦から中之上が膝を叩き込み走りこむが、その顔面にKAZUMAが膝を叩きこみ走りこむも、中之上はプッシュアップしエルボースマッシュ。中之上は岡林にタッチ。
岡林はショルダータックルから串刺しラリアット。ブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。岡林はアルゼンチンもKAZUMAは着地しスリーパー。岡林は走りこむもKAZUMAはスピンキックからジャンピングニーを叩き込んで火野にタッチ。
火野は走りこむも岡林はチョップで迎撃。お互い振りかぶってのチョップの打ち合い。
火野が走りこむも岡林はパワースラムで叩きつけて中之上にタッチ。
中之上は串刺しバックエルボー。火野はコーナーに振るも岡林はランニングエルボーからバックドロップで叩きつけてフォールも2。火野はエクスプロイダーで投げ捨てKAZUMAにタッチ。
KAZUMAは串刺しボディスプラッシュからエプロンの岡林をエルボーで落とし、中之上に大暴走。フォールも2。
中之上はエルボーもKAZUMAはローリングエルボー。KAZUMAはリバースゴリーの体勢も耐えた中之上がエルボーからロープに飛ぶが火野がエプロンからラリアットを叩き込みKAZUMAがスピンキック。火野がチョップからコーナーに振りKAZUMAが串刺しバックエルボー、火野が串刺しラリアットを叩き込んでKAZUMAがダイビング空手チョップ。火野がショートレンジラリアットで倒すと、KAZUMAがランニングニーでフォールも2。
KAZUMAはみちのくドライバーIIからフォールも2。
火野とKAZUMAはダブル攻撃を狙うが中之上が避けると岡林が走りこんでダブルラリアットでなぎ倒す。
岡林はKAZUMAに串刺しラリアットからパワーボム。岡林は中之上の顔面を張ると、往復ビンタからコーナーに登りゴーレムスプラッシュ。中之上もダイビングエルボードロップで続きフォールも火野がカット。
岡林は火野にラリアットを連発も、火野がロープに振りラリアットで叩き伏せる。中之上がラリアットで火野を場外に叩き落とすと、KAZUMAに左右のエルボからローリングエルボーを狙うが、KAZUMAはエルボーで返しロープに飛ぶも中之上はエルボーで倒しフォールも2。
中之上は左右のエルボーからエルボー連打。さらにローリングエルボーからロープに振るとナックアウェイ。これでフォールし3カウント。
<試合後コメント>
REAL DESPERADO
論外「どう見たって負けてねーだろうが。おいあのレフェリーが悪いだろオイ。入ってきてんだろうが、おい大日本の連中はプロレスのルールも知らねーのかオイ。こんなの負けじゃねーよ、再戦やらせろ再戦」
火野「まあ、ベルト、無くなってもうたけどな、これは負けやと思ってへんからな。それにWRESTLE-1トーナメント始まるらしいやないけ。それでな、REAL DESPERADO、全員や、結果出したろうやないけ。お前らよう見とけや」
論外「俺たち出ねーけど。全員は出ない」
中之上靖文&岡林裕二
岡林「ありがとうございました!いや、ほんとに、今日はほんとに俺も気合入って増ました。絶対、中之上選手の腰にベルトを巻こうって、心に誓ってましたから、いやー、俺はほんとにあの、中之上選手を男にできてよかったです!それだけです!またこれからも組む機会あると思うんで、組む機会というかチャンピオンなんであれですけど、ほんとによろしくお願いします!ありがとうございました!」
中之上「いや正直もうキツかった。今日岡林さんがさ、岡林さんの気持ちに俺が負けたらさ、答えられへんから、それだけは絶対アカンと思って。今日はもうほんま、なんとしてでもね、勝たんと、岡林さんに申し訳ないその気持ちですね。ほんと心強いっす。俺なんかとやってもらってほんと」
岡林「これからもドンドン、熱い試合していきましょう」
――ファンの方の声援の後押しもありました
中之上「そうですね、それもやっぱ大きかったですね。やっぱ、入場して僕らをスゲー応援してくれたんで。それより岡林さんの気持ちに答えないとってめちゃめちゃプレッシャーでしたね。自分の団体じゃない、うちのリングまで上がってもらって、やっぱその辺もプレッシャーでしたね。結果残さないとって」
――次の挑戦者などは
中之上「そうっすね、今頭真っ白ですけどね次の事とかは。けど、ベルト巻いてるから、無様な試合できないですからね」
岡林「俺はさっきも言わせてもらったけど、男にできてよかった中之上選手。もっともっと、いやこれがあれじゃないですよ。これからもっともっと上目指して、やっていきましょう」
第7試合
じっくりとしたグラウンドの攻防からKAIがロープを掴む。KAIは場外に出て体勢を立て直す。
リングに戻りバックの取り合いから芦野が潰していくも、耐えたKAIにショルダータックルからロープに飛ぶもKAIはドロップキック。芦野はエプロンに立つとKAIはエルボーで落としトペ・スイシーダ。KAIは客席に芦野を叩き込んでいき場外乱闘。芦野を実況席に叩き込んだKAIはテーブルの上に乗り机へのパイルドライバー。芦野は机の破片でKAIの頭頂部を連続で叩く。場外カウント19で両者リングへ。
エルボーの打ち合いから芦野がエルボー連打もKAIはラリアット。ロープに振った芦野がフロントスープレックス。芦野は膝裏へのスライディングエルボーから、ローキックを膝裏に叩き込んでその足へストンピング連打。さらにその足にグーパンチ連打から再度ストンピング連打。芦野は滅茶苦茶にKAIにグパンチを連打すると、串刺しエルボーから再度走りこむがKAIは延髄斬りで迎撃し、エルボー連打でコーナーに押し込み、逆さ吊りにすると串刺しスライディングキック。
KAIは垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。KAIはLATを狙うが芦野がアンクルホールド。下から蹴り上げたKAIの足を持った芦野だったがKAIは延髄斬り。
KAIは走りこむも芦野はエルボーで迎撃。だがKAIはトラースキックで迎撃しエルボーから改めてトラースキック。フォールも2。
KAIはラリアットからLAT。フォールも2。芦野はアンクルホールドで捕らえるがKAIは下から蹴り上げる。だが回転して芦野はアンクルホールド。KAIはロープへ。芦野は投げ捨てジャーマンからメルトダウン。フォールも2。
芦野はバックをとるが、耐えたKAIにアンクルホールド。返したKAIが本家公認雁之助クラッチを狙うが、耐えた芦野をパワーボムで叩きつけフォールも2。
KAIはコーナに登るが芦野は正面に飛び乗り雪崩式アームホイップ。両者ダウン。
芦野がカウント9でKAIを起こし、ロコモーション式の俵投げを連発。芦野はアンクルホールド。KAIは前転し芦野をロープに叩きつけると本家公認雁之助クラッチで3カウント。
エンディング
KAIは「芦野、芦野お前スゲーよ!芦野凄いけど、今日は俺が自由に勝ったぞ!来週の水曜日からこのベルトに挑戦を掛けた横浜文体で挑戦をかけたトーナメントが始まります。俺がその優勝者の挑戦を受けるかどうかは自由です。それはじっくり考えたいと思います。そして今日は皆さん応援ありがとうございました!おれはまだまだまだまだ自由に自由に自由に突っ走ります!誰が俺のこの自由を止められますか、止められるやつは出てこい!…いないみたいなんで今日は自由にしめさせていただきたいと思います。皆さん今日は会社帰りとか学校帰りとかお疲れの中来ていただいてありがとうございます。皆さん普段ストレス抱えてるでしょう、心を自由にしましょうじゃないですか!今日足が痛いから、ヤバい!撤収しないとまずいんだよな!じゃあしめたいと思います。今日オレが飛べないので、皆さん俺の代わりに飛んでください!そうしないと帰れませんのでお願いします。まだ4回しかしてないですけど、僕のしめ言葉、1,2,3って言ったら身も心も開放して自由だー!って言って拳を高く掲げてください!それでは皆様ご起立をお願いします!いくぞー!行くぞー!行くぞー!1,2,3,自由だー!」
<試合後コメント>
KAI with翔太&三富政行
KAI「足いてー、芦野スゲーな」
三富「ちょっとやばかったですよ」
KAI「俺はもう後輩だと思ってねーよ。あいつ先輩だよ先輩!」
翔太「いやーそれは」
三富「先輩は先輩でしょう」
翔太「会場の支援も芦野さんに向いてましたよ!
KAI「ヤベーな」
三富「最後アンクル行った時僕もうこれ(自由Tシャツ)脱いで投げようかと思いましたよ」
KAI「馬鹿野郎脱ぐんじゃねーよ、お前発売されたばっかだろう」
三富「でもKAIさんやばかったじゃないですか」
KAI「ティーチャー!」
――小佐野「はい?」
KAI「芦野すごかったですよね?」
――小佐野「芦野選手はすごかったと思いますよ」
KAI「俺あんな一年四ヶ月で、あんな度胸なかったし、あんな技術なかったし、こんな俺みたいな、先輩か後輩かわかんねーけど、そんな奴見たことないですよ。あいつは間違いなく、WRESTLE-1の、宝なんですよ」
――小佐野「彼はある意味自由に解き放たれてやっていたと思いますが」
KAI「やっぱりあいつも自由にやりたかったんだよ。いや皆自由になればいいんだって、来週水曜日からトーナメント、お前らも出るんだろ?」
翔太「いやいや!」
三富「いや僕らはちょっと」
KAI「なんで出ねーんだよお前ら!」
翔太「所属の選手がメインをかけて闘うトーナメント」
三富「我々は」
KAI「自由Tシャツ取り上げるぞ」
三富「今日もらったばかり」
翔太「出るも出ないも自由じゃないですか!」
KAI「ティーチャーそうなんですか?」
――小佐野「確かに翔太選手の言うとおり」
翔太「ほら!我々はインディー界を渡り歩くっていう仕事があるんで」
KAI「お前ら二人トーナメントやれ」
翔太「トーナメントじゃないですよそれ!」
三富「二人でシングルマッチ」
翔太「ただのシングルマッチじゃないですか!どうなるんですかやって」
KAI「出てやるよ」
翔太「じゃあこのシングルマッチはどこでやるんですか」
KAI「愛媛プロレスでもガッツでもどこでもいいよ」
三富「それも自由ということで」
KAI「俺はWRESTLE-1広げるために、行ってやるよ。行ってやるじゃない、行かしてくれ」
三富「KAIさんが言うならどこでも。僕はサポートします」
KAI「愛媛プロレス、一本だからな」
三富「まあなんのことだかわからないですけど」
KAI「このベルトをかけて、トーナメント優勝者と、やるんですか?」
――小佐野「やるんです」
KAI「いやー」
翔太「KAIさん文体のメインですよ!」
三富「横浜文体年一回のビッグマッチ」
翔太「メインの切符ですよこれは!」
KAI「切符なのかこれは」
翔太「そういう切符じゃないですけど」
三富「言葉の綾です」
KAI「青春18切符か」
翔太「それは高井憲吾が名古屋から来るときに使ってるやつです節約のために」
KAI「高井さんバカにすんなDDTで見てたぞ俺」
翔太「はい。旗揚げやってましたね」
KAI「これからもティーチャー!俺自由に突っ走りますよ」
――小佐野「自由には責任も伴いますが」
KAI「そんな事はわかってます。自由と責任をもって、これからも!突っ走ります」
【写真:山西龍一(Photo’sGate)】