FMWがカシンを器物破損&損害賠償で告訴を検討!?高山がUWFとFMWの抗争継続を宣言!

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 超戦闘プロレスFMW4・27後楽園で行われた、FMW軍とUWF連合軍の“禁断”の全面対抗戦は、FMW軍が勝ちどきを挙げた。
 決戦から一夜明けた28日、UWF連合軍の高山善廣が都内で記者会見を開き、FMW軍との抗争継続を宣言した。

 高山は「FMW対UWFという看板を上げられちゃったんで。昨日たまたま最後冨宅(飛駈)さんが取られたわけですけど、全然負けた気はしてない。向こうのスタイルなんだけど、オモチャ(凶器アイテム)をいっぱい持ってきて、なんでもありだった。こっちはUWFという制限をした闘いだったので。俺や藤原(喜明)さんは結構いろいろやってるからできるけど、ほかの人たちは、まだそういうのに慣れてない。昨日の最後も船木(誠勝)なんかメッチャキレて、大仁田(厚)に食ってかかっていた。あの船木の姿を見たら、今後楽しみ」と、第2ラウンド開戦を希望した。
 さらに、高山は「ルールで守られたからこそ、あの闘いであったんであって、俺らにルールなしって言ったら、アイツら殺すよ。俺らに凶器を持たせたら殺すよ。俺らは凶器がなくても肉体が凶器だから。そこがアイツらと全然違うところだ。覚悟しとけ。そういうわけで、引き続き大仁田を狙いにいくということです」と続けた。

 5・14新木場での再戦が濃厚な状況だが、高山は「カードなんて、なんでもいい。姑息な手を使わないと俺と闘えないでしょ。じゃあUWFルールでやるの? PRIDEみたいなルールでやるの? やるわけないじゃん。なんでもかんでも、オモチャ持ってきていいよ、遊んでやるから」と、デスマッチ戦も辞さない様子。
 ルールについては、「凶器なしじゃ、アイツら闘えねぇじゃん! ふぬけだから。凶器あっても、いい勝負になっちゃってるわけよ。そこでもう俺らとアイツらの差が出てる。最終的に船木が有刺鉄線バットを持ったら殺しちゃうよ。ちゃんとレフェリーできる人がいないと困るよね。殺人者になっちゃうからね。 UWFルール? 別にいいよ。その代わり、『死んでもいい』と一筆書かせるよ」(高山)と持論を展開した。
「(標的は)大仁田しかいないじゃん。ほかはいない。FMWイコール大仁田だから。ベルトがいくつあっても、象徴は大仁田」(高山)と、あくまでも大仁田をターゲットにする構えだ。
また、高山は「(戦力追加を)ちょっと考えてるな。楽しみだよ」と、UWF軍の新戦力投入を示唆した。高山の抗争継続発言に対し、大仁田がどうアンサーを出すか注目されるところだ。

 なお、5・14新木場でのリッキー・フジ対池田大輔戦が決定した。

FMWが「はぐれIGF軍」との絶縁を表明

 FMW・山近義幸代表が、「はぐれIGF軍」との絶縁を表明した。
 4・27後楽園で、大仁田が第0試合でのパンディータ対ケンドー・カシン戦を呼び掛けていたが、カシンは現れず、パンディータの不戦勝が告げられた。
 ところが、黒覆面を被ったカシンは、もうひとりの黒覆面男を引き連れて、メーンイベント終了後、アポなし訪問。FMWの許可なく、勝手にグッズ売店を出し、サイン会を行った。
 さらに、パンディータを見つけると、グッズ売り場でサイン会をしていた大仁田の目の前で、ボコボコにしてしまったのだ。この卑劣な行為に、山近代表は激怒。「今後、『はぐれIGF軍』とは一切の関係を絶ちます」と断言した。ただし、この件に絡んでおらず、熊本の実家が地震で被災した将軍岡本に関しては、参戦の可能性ありとした。
 パンディータはマスクを破られ、カシン乱入の影響でアフターパーティーの客入りが悪くなったという。「場合によっては、器物破損、損害賠償で告訴も検討します」(山近代表)

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