大和が進むべき道の覚悟と責任をぶつけ鼓太郎が全日分裂の決着を望む。近藤は火野を倒しWRESTLE-1のエース獲り宣言

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本日、都内GSPメディアセンターにて3.13後楽園ホール大会にて行われる『WRESTLE-1クルーザーディビジョン王座』【王者】大和ヒロシvs【挑戦者】鈴木鼓太郎と『WRESTLE-1チャンピオンシップ王座』【王者】火野裕士vs【挑戦者】近藤修司に関する会見が行われた。

まずはクルーザーディビジョンの会見が行われた。
鈴木鼓太郎「次の後楽園、チャンピオン大和ヒロシ。その甘ったれた考え事を潰したいと思います。プロレス界は努力していれば報われるという甘い世界じゃないし、ベルトというのは巻かれるべき人間の腰に来ると思っています。3.13後楽園、大和ヒロシ、一直線に沈んでもらいます」

大和ヒロシ「3月13日の防衛戦ですけども私がこのWRESTLE-1になって進み続けてきた、はっきり言ってなだらかではなかった険しい道のりそのすべてと、これから私が進むべき道の覚悟と責任、そのすべてをぶつける。それをぶつければ必ずこちらに勝利は舞い込む。そういう戦いだと思っていますので。私、大和ヒロシの全てを一直線にぶつけて勝利へ一直線に進みたいと思います」

――鼓太郎選手から努力している報われるといった考えを“甘ったれた考え”という言葉がありましたが、いかがでしょうか。
大和「それはまだ言葉でしか理解していないからでしょうね。あとは3月13日のリングの上で身を持って体感して頂ければと思いますね」

――鼓太郎選手は前回の大和選手のタイトルマッチの戦いぶりを見てどう感じていますか?
鼓太郎「まぁ頑張って頑張って頑張ってとったベルトと主張してますけど、言わせてもらえば努力の量でも俺の方が勝ってますね」

――闘いぶりについてはいかがでしょうか?
鼓太郎「試合を観させてもらいましたけど、今のところ俺の中に負ける要素はありません」

――前に所属していた団体では直接戦っていますが、そういった事をふまえて鼓太郎選手にはどのような印象をお持ちですか?
大和「非常にいろんな技を持っている選手ですよね。ただその時と比べて私もWRESTLE-1になって変わっていますから。鼓太郎選手がWRESTLE-1に来た時にあの時の続きをしようと言いましたけど、僕らはあの時…いろんな抱えているものと心の底から決着を着けて、やっとWRESTLE-1という道を歩き続けて。そしてここまで辿り着いた。あの時の続きなんてもうやりたくないんですよ。やっとここまで来てやっと新しい道に進もうとしているところなんですから。それをね、今更何があの時の続きですか。邪魔してほしくないんですよ。ですからあの時の続きをこの3月13日にキッチリ終わらせます。終わらせて、そして新しい道を僕がしっかり示してみせますよ」

――鼓太郎選手はあの時の続き、といった発言をしたのはどういった意図があったのでしょうか
鼓太郎「まぁ俺の中で分裂前のあの戦いはまだ終わってないんで。そう思ってのあの時の続きですね。あの時の続き、まぁ正直見たい人いると思うんですよ。チャンピオンはいないって言ってますけど、チャンピオンとして可能性を閉じるような発言はしてほしくないですね」

――大和選手は純粋に鈴木鼓太郎という選手の実力についてはどう評価しているのでしょうか
大和「強い選手ですよね。それはもうしっかり認めています。認めていますし、やっぱりその実力があるからこそ今までいろんなベルトなり実績を残せてきているんだと思います。ただそれはそれです。今このWRESTLE-1のチャンピオンとして、そして新しい道を開こうとしているこの僕にとっては敵ではありません」

――鼓太郎選手はイチレスラーとして大和ヒロシ選手についてどのような評価をされているんでしょうか
鼓太郎「そうですね、まぁ現チャンピオンですから評価はしています。ただ俺の方が強いです」

――クルーザーディビジョンと言うベルトについてはどのように思っていますか?
鼓太郎「分裂してから新たに新設されたベルトなんで。まぁWRESTLE-1のジュニア?の象徴だというベルトなんで。まぁGHCも巻いたし世界ジュニアも巻いたし、このクルーザーを巻けば全日本から派生したジュニアのベルトは全て巻いたことになるんで。3月13日は記念すべき日になると思います」

――鼓太郎選手の言う続きというのは、当然大和選手だけではないということでいいのでしょうか
鼓太郎「そうですね。あの時戦っていた選手、カズ・ハヤシ選手、近藤修司選手、田中稔選手。まだ戦いの決着は俺の中でついていないですね」

――逆に、あの時以外の選手についてはいかがでしょうか
鼓太郎「まぁ手を合わせていない選手がほとんどなので。でも俺がこのベルトを獲ることによってそういう新しい闘いも生まれてくるんじゃないですか」

王者・大和ヒロシからしてみれば挑戦者・鈴木鼓太郎は外敵であり絶対に負けられない相手。挑戦者・鈴木鼓太郎から見れば過去の闘いに決着を着けるための最初の関門であり、ベルトはその闘いと決着を着けるための手形。両選手とも絶対に負けられない。実力者同士の意地と意地のぶつかり合い。勝利を手にするのは一体どちらの選手なのだろうか。

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