師・天山広吉の眼前で大岩陵平が上村優也を撃破し『G1』初制覇!「予選から優勝して、ビッグドリームつかみました!」

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 新日本プロレスが8月16日、東京・両国国技館で『G1 CLIMAX 36』決勝戦を開催。大岩陵平が前日に引退した師・天山広吉の目の前で、上村優也を撃破し初制覇を成し遂げた。

 出場者決定戦から這い上がってきた大岩はAブロックを2位で通過。前日の準決勝ではカラム・ニューマンを破り、初の決勝進出。上村は準決勝で同期生のIWGPヘビー級王者・辻陽太を下して、こちらも初の決勝にコマを進めた。

 注目の一戦は、この2人のこだわり通りオーソドックスなプロフェッショナル・レスリングでの攻防となった。上村がヘッドロックで絞め上げれば、大岩もヘッドロック。上村はキーロックで腕攻め。大岩はヘッドシザース、ヘッドロック。大岩がDDT、ドクターボムを見舞えば、上村はバックドロップ。大岩は天山スープレックスで両者ダウン。
 両者、ジャーマンの応酬から上村がライオンズシャイナープレスもカウントは2。大岩がヘッドロックで絞り上げれば、上村は投げっ放しカンヌキスープレックス、ライオンズシャイナーは自爆。上村は執ようなリストロックで大岩の手首を絞り上げた。ピンチを脱した大岩は天山スープレックス、THE GRIP、ヘッドロック。さらに大岩はTHE GRIPを叩き込むも2カウント。大岩は渾身の力でヘッドロックで絞め上げると、上村はたまらずギブアップ。その瞬間、放送席のゲストで招かれていた天山が愛弟子の快挙に号泣。大岩はデビューから4年11ヵ月での最短キャリア優勝記録を更新した。


 棚橋弘至社長から優勝トロフィー、優勝旗を受け取った大岩は「予選から優勝して、ビッグドリームつかみました!」と絶叫。上村には「俺と上村優也は一生ライバルだ。これからも新日本プロレスのために高め合っていこうぜ!」とメッセージ。そして、放送席の天山に向かって「昨日はセレモニー、TMDKは行けなかったんですよ。だから今日こうやって、天山さんの目の前で優勝をつかんで、俺はめっちゃ幸せです。ありがとうございます」と感謝のマイク。

 最後に「今年のG1 CLIMAXは今日で終わってしまいましたが、皆さん熱かったですか?シカゴから始まって、日本中駆け巡って、ここ両国で熱い夏も終わりますが、俺がG1チャンピオンだ。もっと熱い新日本プロレスにご期待ください。まずは、10月(12日)の両国でIWGP、俺が挑戦して、必ずつかみます!俺が令和の夏男、THE GRIP、大岩陵平だ!」と叫んで締めくくった。


 バックステージで大岩は「本当にやりました!腕の感覚ないですけど、最後の最後まで俺が戦えたのは両国のみんなの声援のおかげです。本当に力になりました。マジでありがとう。最後リストロックで本当に立ち上がれなかったけど、このG1は両国のみんなと勝ち取ったG1です。最初から最後まで、すげえ大岩コールありがとう。でも、熱い熱い『G1 CLIMAX』は今日で終わりましたが、俺がチャンピオンになったからには、これ以上に熱い新日本プロレスを必ず俺たちの時代で、俺たちの世代で作り上げますので、本当に期待して見ててください。今日の決勝戦、見たでしょう?これが新しい新日本プロレスだ。これが俺のプロレスだ。これが俺のプロフェッショナル・レスリング。俺のずっとやりたかったプロレスだ。これでちゃんとシングルのタイトル獲ったから、俺の道は間違えてなかった。ありがとうございました」と歓喜のコメント。

 かたや、優勝ならなかった上村は「これが現実だと受け止めたくないけど、大岩、あいつの勢いと実力、これは本物だ。プロレスラーになって、プロレスラーになる前も、ずっと悔しい思い、もう数え切れないぐらいしてきた。まだまだなのか。悔しい思い、たくさんしてきてるけど、この世の中には俺よりももっと悔しい思い、辛い思いしてきてる人、たくさんいるでしょう。そんな人に俺が這い上がっていく姿、見せていくしかない。何度だって上ってやる。 俺は必ずまた、この『G1 CLIMAX』の決勝に上がってくる」と悔しさを露わにしながらも前を向いた。

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