【試合詳細】6•27 GPS新木場大会 大仁田厚&雷神矢口&パンディータvsガッツ石島&仲川翔大&ミス・モンゴル 【WBCタッグ】加藤茂郎&千葉智紹vs櫻井匠&石坂ブライアン

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GPS主催『GPS Memorial Night~ヤミキ&ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼大会』
日程:2026年6月27日(土)
開始:18:45
会場:東京・新木場1stRING
観衆:未発表

▼タッグマッチ15分1本勝負
○リッキー・フジ(2AW)/工事現場の親父(HERO)
6分59秒 9999→体固め
ワイルド・ベアー(HERO)/●ボニータ(フリー)

▼ミクスドタッグマッチ20分1本勝負
真琴(フリー)/○洞口義浩(フリー)
11分33秒 真・流星胡蝶剣→片エビ固め
藤田あかね(フリー)/●ブギーマン(フリー)

▼WBCタッグ選手権試合60分1本勝負
【王者組】○加藤茂郎(フリー)/千葉智紹(フリー)
14分8秒 逆さ押さえ込み
【挑戦者組】●櫻井匠(フリー)/石坂ブライアン(ZERO1)
※第8代王者組が3度目の防衛に成功

▼ヤミキ&ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼試合~有刺鉄線ボード&スクランブルバンクハウスデスマッチ60分1本勝負
大仁田厚(FMWE)/○雷神矢口(怪獣)/パンディータ(HERO)
14分28秒 サンダーストラック→片エビ固め
ガッツ石島(TTT)/●仲川翔大(フリー)/ミス・モンゴル(世界プロレス協会)

ヤミキさん、セブンさん、保坂さんに捧げる鎮魂ファイト。大仁田組の勝利ほか、加藤&千葉が“常夏サンシャイン”櫻井&石坂を破りWBCタッグ王座V3!

第1試合

 セブンさん、保坂さんと深い縁があるリッキーが、亡くなった3人に深い思いを抱く工事現場の親父と異色タッグを結成。保坂さんの愛弟子で、セブンさんと名タッグを組んでいたベアーは、ジェンダーレス?レスラーのボニータと組んで対戦した。
 天国の3人に届けとばかりに、親父がベアーに得意の蹴りを連打。ベアーが急所にヒザを見舞えば、親父は急所打ちでやり返した。親父はスコップでベアーを殴打。ベアーが何回もロープに走らせて、親父はダウン。リッキーがベアーにカミカゼ、ボニータに9999で勝負あり。

 8・29新木場での「初代WBCシングル王座決定トーナメント」決勝戦に臨むベアーは優勝宣言。トーナメントでベアーに敗れているリッキーは、ベアーが戴冠した場合の初防衛戦の相手に名乗りを挙げた。

 試合後の主催者あいさつで、豊島修二会長は「来年も再来年もHEROは絶対潰しません!」と誓った。

第2試合

 ミクスドタッグマッチでは真琴と洞口が元WNCタッグを結成。久々のGPS興行参戦の藤田は、謎の怪奇派マスクマンのブギーマンとコンビを組んだ。

 藤田組が洞口を2人で攻め立て、藤田は刃物上と思われる凶器で洞口を攻撃。洞口がブギーマンにミサイルキックを叩き込めば、真琴はカカト落とし。藤田が真琴にブロックバスターを決めれば、真琴はエッジ直々伝スピアで返した。真琴がブギーマンにバズソーキックを見舞うと、洞口が真・流星胡蝶剣を決めて3カウントを奪取した。

第3試合

 WBCタッグ王者組のダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)が“常夏サンシャイン”櫻井匠&石坂ブライアンを下して3度目の防衛に成功した。
 HEROでは今年に入って、「初代WBCシングル王者決定トーナメント」が開幕したため、王者組は昨年11・29新木場以来の防衛戦。名乗りを挙げたのは元A-TEAMで、FMWをルーツとするWEWタッグ王座の元王者の“常夏サンシャイン”だった。
 昨年、橋本友彦さんが亡くなった後、櫻井はフリーとなり、大日本プロレスなどでハードコアファイターとして活躍。石坂はZERO1に移籍し、2人は別の道を歩むことになったが、今回ベルト挑戦のためコンビ再結成となった。

 試合が始まると、櫻井は加藤に鮮やかなドロップキックを見舞っていった。石坂がロープに走ると、場外から千葉が足を引っ張って大場外戦に突入。櫻井は千葉、加藤に立て続けにドロップキック、ロープの反動を利してムーサルトアタックを2人に敢行。ダークソウルは櫻井にダブルブレーンバスターもカット。石坂が串刺しダブルニー、櫻井が加藤にムーンサルト・プレス狙いも自爆。千葉がスピアを繰り出した。櫻井が加藤にドロップキック、ラリアットと波状攻撃も、一瞬の隙を突いた加藤が櫻井を逆さ押さえ込みで丸め込んで電撃の3カウントを奪った。
 試合後、ラフファイターのダークソウルとしては珍しく、“常夏サンシャイン”の健闘を称えて握手を交わした。

 防衛を果たした加藤は「ベルトに挑戦できるような実績のあるチームを選んでくれと言ってたんで、その意味では良かった」。千葉は「強かった。こういうきつい試合を求めて、豊島会長には言ってたんで。いいチームだった。もう1回やりたいですね」と熱闘に満足げ。
 次期防衛戦はHERO8・29新木場で予定されるが、千葉は「これくらいの相手で。バリアフリーなんで、そういう相手を…」。加藤は「障害あるなしとか、何でもいいんじゃないですか」と、バリアフリーでの強豪チームの挑戦を希望した。

 ベルト奪取ならなかった櫻井は「ベテランチームに体力だけでイケイケで押せると思ったけど、キャリアの差を思い知った。俺らも10年やってるけど強かった」。石坂は「経験値が違った」と悔しさを露わに。そして櫻井は「ヤミキさん、セブンさん、保坂さんにお世話になったんで、勝って手向けにしたかったけど。でも、常夏サンシャインは終わりじゃないんで、前向いて、これからも参戦したいと心から願ってます」と、HEROへの継続参戦を希望した。

第4試合

『障害があってもなくても楽しめるプロレス団体』をコンセプトとするバリアフリープロレスHEROの運営協力を行うGPS(豊島修二会長/佐藤剛由社長)が6月27日、東京・新木場1stRINGで『GPS Memorial Night~ヤミキ&ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼大会』を開催。折りしも、台風7号と8号が同日にやってくる悪天候となったが、3人の追悼試合ではダブル台風を吹き飛ばすような鎮魂ファイトで、大仁田厚組が天国のヤミキさん、セブンさん、保坂さんに捧げる勝利を挙げた。

 同大会は新日本プロレスの第1期生であり、聾レスラーのパイオニアでHEROを創設したヤミキさん、がんと戦いながら選手兼GMとしてリング内外でHEROを支えたセブンさん、HERO、GPS主催興行で活躍した保坂さんの追悼大会。例年、この3人の追悼大会はHEROが開催しているが、今年はGPSで主催することとなった。セブンさん、保坂さんの師匠である大仁田は3年連続での追悼大会への出場。

 追悼試合で大仁田は雷神矢口、パンディータと組み、ガッツ石島&仲川翔大&ミス・モンゴルと激突。試合形式は「有刺鉄線ボード&スクランブルバンクハウスデスマッチ」。矢口は保坂さんと数えきれないほどタッグを組んだ“盟友”で、パンディータはセブンさん、保坂さんにかわいがってもらっていた。対戦するガッツはターザン後藤さんの愛弟子で、セブンさん、保坂さんとは激闘を繰り広げてきた。仲川はヤミキさんの生涯最後の試合でセコンドについており、若手時代にセブンさん、保坂さんとは何度も対戦した。、FMW出身で“女版・大仁田厚”と称されるモンゴルは生前のセブンさんと交流があり、先輩の保坂さんとは公私にわたって親交があった。まさにこの3人の追悼試合にふさわしいメンバー6人が集結した。

 試合前、3人を追悼する10カウントゴングが鳴らされ、ゴング終了と同時に開戦し、大場外戦に発展。リングに戻ると、矢口が仲川にショルダータックル、仲川がミサイルキックで返した。大仁田とガッツがヘッドバット合戦。大仁田がガッツにDDOを見舞えば、ガッツが有刺鉄線ボードに大仁田をぶん投げた。矢口が仲川、モンゴルを2人まとめてラリアットで吹っ飛ばした。ガッツがパンディータにラリアット。ガッツがパンディータに傘、モンゴルがムチで攻撃。モンゴルがパンディータの体の上に工事現場の看板を置いてセントーン。パンディータがモンゴルに起死回生のスピアを繰り出した。大仁田が女子のモンゴルに容赦なく看板で殴打し、足に集中砲火。立てたイスの上に有刺鉄線ボードを設置すると、大仁田と矢口がモンゴルをダブルブレーンバスターもカット。

 仲川が大仁田を羽交い絞めにし、ガッツが看板殴打を狙うも、大仁田がガッツに毒霧噴射、仲川にスタナーを見舞った。大仁田が仲川をギター、イスでぶっ叩いてダメージを与えると、矢口が「保坂!」と叫んで、サンダーストラックで仲川を叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後、リングに上がった豊島会長は「皆さんにも3人のことを忘れてもらいたくなくて、忘れさせたくなくて毎年、追悼大会を開催しています。セブン、保坂選手の師匠・大仁田さんにメインを取ってもらってありがとうございました」とマイク。

 最後は出場した全選手がリングに上がり、ノーサイドで敵味方関係なく、大仁田の音頭で「セブン、保坂、ヤミキさんの功績を称えて。セブン、保坂、ヤミキ、1、2、3、ファイアー!」で追悼大会を締めくくった。

 控え室に戻った大仁田は「HEROの何がいいかって、セブン、保坂選手、ヤミキさんを忘れないでいる精神が素晴らしいなって。亡くなった人間をすぐ忘れてしまう団体もたくさんある。そういうところが素敵だなと思います。またこういう機会があれば、呼んでもらいたい」と再参戦に前向きだった。

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