【試合詳細】5・25 GPS大田区大会 薮下めぐみvs友龍 ワイルド・ベアー&海和択弥vs後藤恵介&MASA☆TAKA ゆづきvs芭奈子
『GPS HOUSE SHOW vol.7』
日程:5月25日(土)
開始:18:00
会場:東京・大田区W-BOX
観衆:未発表
▼hotシュシュ提供マッチ シングルマッチ 20分1本勝負
○ゆづき
8分20秒 ダブルリスト・アームサルトホールド
●芭奈子
▼タッグマッチ 30分1本勝負
ワイルド・ベアー(HERO)/○海和択弥(HERO)
15分47秒 海ヘビ
後藤恵介(フリー)/●MASA☆TAKA(伊藤道場)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
○薮下めぐみ(フリー)
12分27秒 腕ひしぎ逆十字固め
●友龍(HERO)
WBCタッグ王者ワイルド・ベアーが7・27新木場でデビュー戦の相手・戸田秀雄を迎撃へ!「王者として対戦するのを楽しみにしてる。もちろん防衛します」
バリアフリープロレスHEROの運営協力を行うGPSが5月25日、東京・大田区のW-BOX(伊藤道場)で『GPS HOUSE SHOW vol.7』を開催した。WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王者のワイルド・ベアー&ワイルド・ZEROがHEROの7月27日、東京・新木場1stRING大会で戸田秀雄&しらすキッド(ちがさきプロレス)を挑戦者に迎え初防衛戦に臨むことが決まった。
第1試合
hotシュシュがGPSグループ初参戦。両者は激しいエルボー合戦。芭奈子がワキ固め、ドロップキック、側転アタックで攻め込む。芭奈子が逆さ押さえ込みを狙うも、かわしたゆづきはショートレンジラリアット、走り込んでのラリアットからボディプレス、ダブルリスト・アームサルトとつないで勝負あり。
第2試合
この日、ワイルド軍のベアーは正規軍の海和択弥と越境コンビを結成し、正規軍の後藤恵介、MASA☆TAKA(伊藤道場)組と対戦。現在、同じ正規軍の友龍(聴覚障害レスラー)に牙をむくなど、“絶賛・反抗期”の海和はゴングが鳴っても場外を徘徊。リング上は完全な1対2の状況で開戦。ベアーから海和に交代すると、脱いだTシャツでMASA☆TAKAの首を絞めるなど怪行動。後藤がラリアット、ボディプレス、垂直落下ブレーンバスターで猛攻も海和はしのぐ。さらにMASA☆TAKAが海和にミサイルキック、リバース・スプラッシュ、後藤がラリアット、セントーンと怒涛の攻め。耐えた海和はMASA☆TAKAにフルネルソン・バスター、フロッグスプラッシュもカット。ベアーが河津落としで後藤を排除すると、海和はブレーンバスターから海ヘビ(サソリ固め)で絞め上げて、MASA☆TAKAからギブアップを奪った。どんな化学反応が起きるか注目されたベアーと海和だが、最後までコンビネーションはちぐはぐなままだった。
第3試合
正規軍のエースで、“ミスター聾プロレス”友龍がミキハウス時代には全日本実業団選手権も制覇した薮下と異色の男女対決。薮下が髪をつかんで投げれば、友龍も同じ技で返す。この日の友龍はいつになくラフに攻めていく。薮下がアキレス腱固め、キャメルクラッチ、タランチュラでじわじわと攻めていく。友龍もショルダータックルからアキレス腱を極めれば、両者極め合いに。友龍の逆エビ固めは薮下がエスケープ。薮下は持ち込んでいた柔道の帯でぶっ叩く。友龍がラリアット、もう一発狙うも薮下が一本背負いから腕十字で絞め上げ、友龍がたまらずタップ。
メインイベント終了後、GPS豊島修二会長が7・27新木場でWBCタッグ王者のベアー&ZEROに戸田&しらすが挑戦することを発表。この一戦はベアーの「18周年記念試合」として行われる。ベアーは2006年8月6日にデビューしたが、その試合で戸田とタッグマッチで対戦し敗退。その後、若手時代にシングルマッチで対峙したこともある。ベアーは海和に対し「ワイルド軍に入れるつもりもないし、やりたいようにやればいい。反抗するならすればいい」と突き放した。そして「戸田さんと記念試合で当たれるのはうれしい。シングルで胸を借りたこともある。恩返しとは言えないのかもしれないけど、王者として対戦できるのを楽しみにしてる。もちろん防衛します」と力を込めた。