上野勇希と髙木三四郎のKO-D無差別級王座前哨戦は大乱戦に!「最高に大人げない髙木三四郎、楽しみにしてろ!」
DDTプロレスが5月26日、東京・後楽園ホールで『KING OF DDT~20th Anniversary~FINAL!!』を開催した。6月5日、東京・新宿FACEでKO-D無差別級王座をかけて争う、王者・上野勇希と挑戦者・髙木三四郎の前哨戦は大乱戦となった。
この日、上野は勝俣瞬馬、To-yとのトリオで、髙木、秋山準、松永智充組と対戦。開始早々、上野と髙木は場外へ出てエルボー合戦。北側客席でチョップの打ち合い。次はバルコニーで大乱闘。さらに南側客席に移動すると、髙木が戦闘用チャリンコ・ドラマティックドリーム号で上野をひこうとするも回避。リングに戻ると、髙木が雪崩式ブレーンバスターでぶん投げると、上野もブレーンバスターで応戦し意地の張り合い。そんななか、上野が松永にWRを決めて3カウントを奪い、上野組が勝利。
髙木は「6月5日、新宿、オマエと俺のKO-D無差別級戦。オマエ、覚悟あるのか。オマエに覚悟があろうがなかろうが、どうだっていいんだよ。俺はすべての重職から離れて自由そのものだ。大人げない髙木三四郎、6月5日、オマエに見せてやる。最高に大人げない髙木三四郎、楽しみにしてろ!」とマイク。
上野はバックステージに戻ると、「僕とタイトルマッチに向けて向き合うのはどうですか? 自由になってどうですか? 社長でなくなって楽しいですか? 不安ですか? そんなことは僕にはどうでもいいんです。自由になったなら、それを僕がこのベルトで受け止める。そのためにチャンピオンになったんだよ。自由な大社長、髙木三四郎で来てください。僕がその歴史も愛をもって吹き飛ばすから」と迎撃態勢を整えていた。
また、6月21日、千葉・アクア・ユーカリでのサウナ路上プロレスで、勝俣の持つDDT EXTREME王座にエニウェアフォール・サバイバル5WAYマッチで挑戦するTo-yは「当日はサウナでたっぷりととのわせてやるからな。このベルトも奪ってやる」と言い放った。迎え撃つ勝俣は「その気持ちがあるなら、もっと全面に出してこい」と通告した。
なお、7月21日、両国国技館大会でのKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)vs田中将斗が決定。両者のシングル戦は2020年3月20日、後楽園ホールでのKO-D無差別級王座戦(当時の王者は田中)以来、4年ぶり。さらに8月12日の後楽園大会が米GCWとの合同興行となることがアナウンスされた。GCWからはジョーイ・ジャネラ、エフィー、マーシャ・スラモビッチ、アレックス・ゼイン、山下りならが参戦する。