高見汐珠の驚異の“脳内変換”にプリンセスタッグ王者・白昼夢もたじたじ!? 「弱々コアラより、極悪コアラのほうが強そうでうれしい」

東京女子プロレスが5月21日、東京・渋谷区のAbemaTowersで『STAND ALONE '26』(6月7日、東京・後楽園ホール)に向けて、タイトルマッチ調印式を開催した。プリンセスタッグ王者組の白昼夢(渡辺未詩&辰巳リカ)に、瑞希とのコンビで挑む高見汐珠が驚異の“脳内変換”ぶりを発揮した。
デビューして3年目を迎えたばかりの19歳で、同王座へは初挑戦となる高見は「瑞希さんとタッグトーナメントに出ることになり、最後(決勝で)負けてはしまいましたが、私はその時、新しい夢ができました。でも、それは汐珠の中で思っていただけで、言葉にする自信も勇気もなくて、ずっと少し思っていたくらいの気持ちではあったんですけど。タッグトーナメント後も、何度も瑞希さんと一緒に組んで戦っていく度に、叶えたいっていう気持ちが大きくなって今に至ります。そして挑戦したいって思ったタイミングでのチャンピオンチームが白昼夢さんで。私がこの場所に来るきっかけになった未詩さんがいて、未詩さんとタイトルマッチをすることになりました。プロレスラーとしてデビューしてから、悩むこともあったり、うまくいかないこともある中で厳しさを知って。未詩さんとタイトルマッチをすることは10年後、できる選手になっていればいいなと思って試合をしていたので…こんなに早くタイトルマッチをできることに、今とても驚いています。でも今、タッグのベルトを獲って夢を叶える姿をみんなに見てもらいたいし、明日が楽しみになるプロレスを見せます」と意欲を見せた。
パートナーの瑞希は「汐珠はタッグトーナメントが終わった時に新しい夢ができたって言ってるけど、私はタッグトーナメントで負けた瞬間に“あ、終わった”って思っちゃったというか、すごい悔しかったというか、悲しかったというか…。やっと一緒に戦えるパートナーがいるのに、負けてしまったことがすごい悲しかったんですけど…汐珠の顔を見た時にすごいキラキラしてて、私と真逆のことをたぶん思っているっていうのをすごい感じて。その明るさ、前向きさに私は救われたし、そこからも組むことが多くて。汐珠は今この瞬間を楽しんで生きてるなっていうのを感じるけど、私は先のことまで考えちゃうから、踏みとどまることがすごく多くて。タックベルトもすぐそばにずっとあったのに、すごい手の届かない場所にあって、一人で戦うことが増えてて。でも今、汐珠がこうやって一緒に頑張ろうって手を引っ張ってくれるから、私は今この瞬間を汐珠と生きたいと思ったし、このタイミングで白昼夢と戦えることがすごくうれしいです。でもリカさんの言うことだけが、私の中では“うーん”って思うけど、それをチャンスに変えるのは私たち次第かなとも思うので、このタックのベルトもリカさんのハートも奪っていきたいと思います」と思いの丈を吐露した。
王者の辰巳は「私たち白昼夢は幾度となくみずぴょんと戦ってきて、高め合い、そして成長して、そのおかげでこのタッグのベルトにまた届くことができたなって思っています。そんな中で急にみずぴょんの隣にポッと出のちっこいのが現れて。そんなの理解ができるわけないんですよね。それに(5・16清水での)前哨戦で戦ったんですけど、その時に汐珠の凶暴性だったり、何をしでかすか分からないところに超危険生物だなというのを感じました。一刻も早くみずぴょんから引き剥がさないとなって感じましたし、それにみずぴょんは私だけのものではなくて、もうすでにハートは奪われてるんです。奪われた上で、私だけのものでなくて、みんなの天使でもあるみずぴょんを救わなければという使命を感じました。それにやっと手にしたばかりのこのタックのベルトを防衛戦1発目で逃すわけにはいかないので、絶対に防衛したいと思っています。そして、この1年を振り返った時に、“タッグといえば白昼夢だったな”って言われるような私たちになりたいと思っています」と王座死守を誓った。
渡辺は「汐珠はさっき言っていたように、私がきっかけで入ってきてくれたというのがあって。そこに関しては、私も特別な思いが多少なりともあるんですけど…戦った印象として、去年シングルした時はもう戦う前から泣いていたので、正直これまで強い印象っていうのはそこまでなかったんですけど。瑞希さんとはたくさん戦ってきて、いつでもどこでもプリンセスだなって。この2人が組むことに最初は私も不思議に思っていたんですけど、瑞希さんの見たことない一面とかも見えるのかもって、ちょっと思ってしまったりもして。可能性をちょっと感じてしまったりもして。楽しみな気持ちはちょっとずつ湧いてきています。ただ、やっぱり私も汐珠のことは、人間とはまたちょっと違うエイリアン329号だなと思っていまして。私もこのまま瑞希さんの横に置いておくのは、リカさんと同様、良くないなと思うので。引っぺがして、コアラの皮を引きちぎりまくって、燃やしてやれるように頑張りたいなと思っています。リカさんとだったら、どんな不可能なことも可能になるっていう、そういうのが白昼夢だと思っています。私もプロレス界、世界中いろんなところに白昼夢という名を轟かせたいなと思っているので、皆さんに、ここからさらに大きな夢を見せていきたいなと思っています。絶対防衛します!」と話した。
5・16清水での前哨戦後のコメントで、辰巳が“極悪コアラ”と称していたが、高見は「汐珠の知らないところで急に極悪コアラって言われ出してて、初めて言われた言葉すぎて。でもこのメンバーの中で、誰から見てもめっちゃ一番弱いはずなのに、極悪って強そうじゃないですか? だから“弱々(よわよわ)コアラ”とかよりうれしいなって思ってます」と発言。この日も“超危険生物”“エイリアン”などと言われたが、高見は「汐珠と瑞希さんが組んでると、汐珠がお客さんだったら、瑞希さんのことばっかり目に入っちゃうから、こんな汐珠のことを見てくれてうれしいという気持ちです」と超ポジティブに脳内変換をはかっていた。
これらの発言を聞いた辰巳は「全然効かないんだなと。効かないというか、事実を私たちは述べてるだけなんですけど。だから本当に宇宙人なんだと思います。日本語が理解できないのかなと感じちゃってます」、渡辺は「ここ3年目くらい、アップアップガールズ(プロレス)で一緒にいて、何度私が注意しても“アロハ”って返ってきたことがあるんですよ。反省の色も浮かべず“アロハ”ですよ。そんな人なんです。なのでここは物理でプロレスで分からせてやりたいと思います。なかなか壊れないので。壊れるまでやりたいです」といささかたじたじの様子。
辰巳が「みずぴょんが(汐珠との)タッグを嫌がっているので、私が救ってあげようと思う」とコメントしたことについて、瑞希は「人の脳内変換って怖いなと思って。そう見えてないよなっていう不安に駆られたんですけど、そう見えてなさそうだったので安心しました。リカさんだけがちょっとおかしい。なんかここにいたらみんなちょっと変で、なんか自分もおかしくなりそうなんですけど、ここは自分はしっかりいようと思います」と回答。それに対し、辰巳は「強がりですね。そう言うしかないので。みずぴょんの心の中を私が見てあげたいという気持ちなので、私が助けてあげます」と返していた。
また、瑞希とのタッグチーム名に関しては、高見は「みんながいっぱい想像してくれるほうが楽しいんじゃないかって思ったので、勝ってベルトを獲ったら、その時のプレゼントじゃないけど、またもう一個のワクワクとして置いておきたいなっていう気持ちです」と語り、瑞希も同意していた。
















