【インタビュー】「初恋の相手はハコスカのお兄ちゃんです(笑)」戦うバービー人形、フリーになったChi Chiインタビュー!

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 ストリートスナップでバズった"戦うバービー人形"Chi Chi。そういえば知人から「この人知ってますか?」と連絡がきた覚えがあります。なので私もストリートスナップ的に撮らせてもらいつつフリーになったお話を聞きに言ってまいりました(文:スレンダー川口 @slender_kg https://x.com/slender_kg

――まずはフリーでいこうと思ったきっかけを
Chi Chi「薄々海外に行きたいなっていう願望はあったんです。去年の年末くらいにストリートスナップを撮ってもらったんですね。あれは本当に野生のChi Chi(笑)」

――発見されたんですね
Chi Chi「秋葉原で買い物してたんです。あの時たまたまバービーのクリスマス会があって、ちょっとドレスアップしてたんですよ。声かけやすいじゃないですか、そういう人って。派手だし。バービー仲間の友達と二人で秋葉原歩いてたら「日本語か英語喋れますか?」「なんかあなたスゴイクールだから写真撮ってもいいですか?」みたいな。その人カメラを胸に付けてて、既に全部録画されてたんですけど(笑)」
https://x.gd/W5XM3

――許可取ってからアップするんでしょうけど、出会いから撮っときたいのは分かります
Chi Chi「その動画がプチバズりみたいな感じになったんですよね。それ英語で話してたからか、海外の人の反応がスゴイ良かったんですよ。なんかちょっと英語喋れただけでこんなに広がるんだな~って」

――字幕じゃなくて音声で伝わる強さですね
Chi Chi「その後もすぐ違う方のストリートスナップにも出たりして、またそれも広がったんですよ。その方はフォロワーがスゴイ多かったので、載せたら何でもバズるみたいな感じではあったんですけど、おかげ様でそれもバズって。ちゃんと海外行きたいなっていう気持ちがどんどんどんどん出てきました。ただやっぱ所属してると、なんて言うんですか、自由に動きにくい部分がどうしても」
https://www.instagram.com/p/DT6e7mYE4Iz/

――早い段階で決めてた?
Chi Chi「決めてたというか『行きたいな~』みたいな。でもEvolutionの練習スゴイ楽しいんですよ。やっぱりZONESがいて、ソイ、CHIKAがいて、練習生もいて。きつい練習でもなんかこう、楽しさを忘れないみたいな。それは何て言うんですかね、Evolutionのいいところだなって思ってます」

――練習時間が充実してるのはとても重要ですね
Chi Chi「石川さん、諏訪魔さんがいてくれたから出来た環境でもあるし。なんかスゴイ楽しかった。新人オーディションとかもあって、練習生が2人入ってきてくれて、この子たちともどんどん一緒にやっていきたいなという気持ちもあったんです。めちゃくちゃ葛藤はしてたんですよ。なんか自分はここを出て自由に羽ばたかないと、羽ばたいた方が上に行けるかなっていう気持ちと、でもここでやっていきたいなみたいな気持ちと、一体どっち!?ってなってて、正直ずっと」

――どなたかに相談はされたんですか?
Chi Chi「退団は自分一人で決めたことなんですけど、いつも可愛がってもらってるSareee選手は、こうフリーランスでガツガツ一人でいろんなとこ乗り込んで、一匹狼の感じでやってるじゃないですか。ここ1年くらい自分とミクも一緒にユニット的な感じで活動させてもらってることもあって、やっぱりSareee選手の影響は大きかったと思います」

――ほんと最初の頃からずっと練習見てもらってますよね
Chi Chi「そうですね、はい。でもSareee選手から「フリーになった方がいいよ」とか一回も言われたこと無かったです。「Chi ChiはEvo女があるから」みたいな感じでそれも理解してくれてて。なので、本当に辞めるって決めたのは自分自身。「辞めようと思うんです」って報告した時に「絶対上に行けるよ!何でも協力するからね!」みたいなことを言ってくださって」

――肉食べよう!に繋がるわけですね
Chi Chi「肉食べようは結構その後の話なんですけど、そこにも繋がってますね(笑)本当にいつもご飯連れてってくれたりします。契約満期が3月末だったんでバタバタバタって決めて。ファンの方々にもちゃんと「今日が所属最後の試合です」って言うことなく退団してしまったので申し訳ない気持ちもあります。やっぱ団体にいた頃はそれなりに悩みとかもあったんですけど、これやりたいのにOKしてもらえないとかね、いろいろあるじゃないですか。でもそれは選手を守るためでもあるし、団体の意見もわかるんです。退団直後ですけど結構フリーって孤独というか、なんか寂しいところもある。それはZONESも一緒みたいで。昨日そういう話をちょっとしました」

――でももう何事も自分で何でも決められますから
Chi Chi「まあそうなんですけどね。そうなんですけど、なんだろう、石川さんとかもスゴイ心配とかしてくれてると思うんですけど、やっぱ立場が、関係性が変わったじゃないですか。所属じゃなくなったので、石川さんとかも『気を使ってるのかな』みたいなのが分かってしまう」

――空気感が違った
Chi Chi「石川さんも諏訪魔さんもずっと自分の師匠だし、自分のことをプロレスラーとして産み落としてくれた人たちなんで、二人とも大好きなんです。石川さんは昨日(Evo女新木場大会)なんてほんと母子家庭でたまにしか娘に会わせてもらえないお父さんみたいな距離感だったんですよ。何それ!と思って(笑) 」

――どうします?急に『Chi Chi選手』って呼び方になったら
Chi Chi「やだ~。スゴイ嫌です。距離感を感じる。LINEとかもなんか敬語使って欲しくないです。それこそ「売店出しますか?」みたいなのが来て「売店出す?」でいいじゃんと思った(笑)」

――ああ…、接し方が分からないパパみたいです
Chi Chi「昨日フリー1つ目の試合で負けてしまって、自分的にもほんと納得いかなくて。そんな時はいろいろ相談に乗るって石川さんは言ってくれたんです。諏訪魔さんはいつもあの感じなんです(笑) これからは甘えないように生きていかなきゃいけないんですけど、普通にイチ先輩として甘えることもあるかなって思ってます」

――しかし今までまるでフリーかのように各団体に参戦してました。OZに仙女にNEW BLOODなどなど
Chi Chi「でも自分は試合数をこなすんではなくて、近くにSareeeさんがいるっていうのもあって、上り詰めていきたいんです。というのも、自分は10代でデビューして長年キャリアを積んだとかではないわけです。同期とかには中卒とか高卒とか10代でデビューしてる子もいるんで、やっぱそういう子よりもいち早く先に、駆け足でトップに上って行くには?って考えた時に、海外行ったりとか、活動を広げて上っていくしかないと思いました」

――海外だと体格が大きい選手ばかり。結構なダメージが残っちゃうと思うんです。Sareee選手がそこを生き抜いてきたっていうのも良い見本ですね
Chi Chi「そうですね、一番近くに一番良い見本がいてくれてます」

――英語でマイク喋れるのはめちゃくちゃ大きいんじゃないですか?
Chi Chi「でも私スラングばっかりなんです。日本でもずっと遊んでる友達が海外の子とかも多いので、スラングのまんまでよろしければ(笑)」

――あとは海外だとみんながバービー的だったりします
Chi Chi「その辺はちょっと考えなきゃいけないかなと思うんです。ありのままの自分がどこまで受け入れられるか、それを貫き通すのか、変えなきゃいけないのか。今はこのままでいこうかなって感じです。今は結構、自分の素なので」

――良いですね。相手がバービーいじりしてきたらぶっ飛ばして抗争しましょう!
Chi Chi「うん、それとかもいいし、いろいろ楽しみではあります。前向きな退団なので。海外にも行きながら、日本でもやっぱ実績を作っていかないといけない。ちょっと日本の団体を荒らしていかなきゃいけない」

――となると気になるのが…
Chi Chi「まあその、ビクトリア弓月がね。3月28日、昼に新宿FACEでマリーゴールドの興行があったらしいんですよ。全然知らなくて。その試合後に何か「Chi Chiと戦いたい」みたいなこと言ってたらしいんです。私、その日の夜にEvolutionのバックステージで退団発表させてもらったんですけど、退団発表する前にビクトリア弓月がなぜか私と戦いたいって言ってた。え?と思って。なんでこのタイミングなんだろうみたいな。私マリーゴールドに知り合いとか繋がりが深い選手とか特にいないんです」

――前から意識してたということでしょうかね
Chi Chi「なんで?知ってたの?って未だにわかんないですけど。でもこのタイミングで名前を挙げられたっていうのも、まあ縁なのかなと思うので、近いうちに実現させなきゃなとは思ってるんです。 マリーゴールドも選手いっぱいいますし、ビクトリア弓月は私もちょっと気になってたんで」

――それこそSaree選手もシングルやった時※に「もっとキャリアあると思ったよ。強くなったらまたやろう」ってまるで応援発言してましたし
※2024年6.11後楽園ホール 弓月はデビュー半年ながらSareeeを驚かせた
https://battle-news.com/?p=116742#5

Chi Chi「なるほど。楽しみです。なんか分かんないですけど、ビクトリア弓月は実力を持て余してるんじゃないですか?。私と同期なんですけど(共に2023年デビュー)、ビクトリア弓月は同期とか近いキャリアのマリーゴールドの選手の中で、やっぱり実力秀でてるかなと思うので、多分モヤモヤしてるんですよ。だからそこで私の名前を出したんじゃないかなと思いますね」

――気持ちも強いですから、弓月選手
Chi Chi「うん。だからビクトリア弓月はスゴイ向上心があるんだなって思います。団体の中でずっと1位でいるとかじゃなくて、そうやって自分で発言するっていうところが良いなと。その点は私も見習わなきゃなってフリーになったんで余計に思いましたし。どんどんやりたい人の名前を出して、発言していかなきゃなって思います。しかもあれなんですよ、ビクトリア弓月のデビュー戦の大会に私出てたんですよ、スターダムの」

――おお、これは運命かも
Chi Chi「出会いはそこです。大阪大会(2023年11.17アゼリア大正)で私が天咲光由とシングルマッチした時に、確かビクトリア弓月はデビュー戦だったはずなんですよ。裏で緊張してたと思います。それを見た」

――点が線になるかも知れない
Chi Chi「多分ね、ライバルを探してるんだと思います。なので私だったらまあ満足させられるんじゃないかなって。近々実現させなきゃいけないカードだなと思います。フリーになったし今まで出てなかったところにも出て、やっぱり新規開拓しないといけない」

――金原さんともミット練習、良いトレーニングしてますね
Chi Chi「金原さんもスゴイ応援してくれてて。パーソナルトレーニングやってもらってます。打撃も関節技もそこで教えていただいてます」

――プロレス以外の何かやろうみたいなのは考えてるんですか?
Chi Chi「ほかの仕事ですか?え~、考えてないですね。たまになんかいいなとか思うこともあるんです。でも今もうスゴイいっぱいいっぱいなんで、プロレスに集中してないと多分無理だなと思ってます。そういうやりたいことは引退してからやります」

――芸能活動とか
Chi Chi「考えたことなかったですけど、オファーがもしあるんだったらやりたいですよね。演技もちょっとわからない、上手なのかわかんないですけど。全然歌も別にそんな上手じゃないし。ものまねくらいです」

――あ、余計なことを書いてしまうかも(笑)
Chi Chi「あの~、シャキーラのものまねとか(笑)なんかそういう、呑み場で盛り上がる程度のしかできないんで。だからその~、会食とかだったら盛り上がります、ふふふ」

――聞いてる方もそのシャキーラが合ってるかどうか、きっと分かってないですよ(笑)
Chi Chi「ノリだけはいいんで、ノリの良さを大切に生きてます。でも私は元気なうちに引退したいんで、それを前に諏訪魔さんに言ったら「引退は次にやることを決めておかないと出来ないよ。ずるずるやっちゃうよ、楽しいし」みたいなこと言われたんですよ。ああ、なるほどなと思って。でも次にやりたいことなんて今無いわと思って」

――まあ今はなかなかですよね
Chi Chi「ないです(キッパリ)例えば金原さんは整骨院やられてます。それもちゃんと準備して勉強して、第二の人生じゃないですけど、引退した後で働いてる。そういうのもちょっとずつ考えた方がいいよとは言われたんですけど、まだまだ。多分プロレスをもっと突き詰めていったら何か見えてくるはずなんで、それまではいいかなと。今は集中します、プロレスに」

――個人的には車とかバイクのイベント関係の取材もまた頼みたいなと思ってます
Chi Chi「ぜひぜひやりたいです!お願いします。車バイクは好きですね。ちっちゃい頃はバービーでも遊んでたんですけど、プラレール、トミカでも遊んでました。弟がいるんで。チョロQとかもあったかな。とにかくトミカはめちゃくちゃありましたね」

――弟さんがいるとトミカはどんどん増えますね
Chi Chi「私の初恋の相手は幼稚園の時だったんですけど、親の車屋さんのお客さんのお兄ちゃん。ちょっとなんかこう、トっぽいヤンチャなお兄ちゃんなんです。で、ハコスカ乗ってたんですよ。カッコよかった。今もうおじさんでしょうけど(笑)」

――ご実家は車屋さん!?
Chi Chi「はい。そうなんです。ハコスカがやっぱ一番カッコよかったですね。ちっちゃい頃は「ハコスカに乗ってるから好き」とか、そういうのがあったんですよね。もうちょっと大きくなったら「フェラーリ乗ってるから好き」とかあったかもしれないですけど。あ、今は全くないんですけどね。当時は「ハコスカに乗ってる」からあのお兄ちゃんが良い、みたいなのがありましたね」

――ハコスカの方を見てたんですね(笑) でもちょっと分かる
Chi Chi「うちの車屋さんは大きな店舗は無く、父と母がやってて9割が外国人のお客さんなんです。しかもスポーツ選手で、日本でプレーしてる海外のラグビー選手が8割~9割なんですよ。だから絶対こっちに来たら車欲しいじゃないですか。たぶんお金も持ってるから輸入車とかランクルとかが多い(笑)」

――ターゲットをズバッと決めて?
Chi Chi「最初は全然日本人のお客さんだったんです。私がタグラグビーとか始めた頃から、だんだんラグビーの知り合いが増えて、お客さんも日本にいる外国人選手が増えていったんです。私よりは喋れないですけど、父も少し英語がわかるし輸入とか輸出とか出来るんで、選手が契約が切れて母国に帰るとなった時に車を送ってあげたりしてるんですよ。そういうのも込みでやってくれるから楽なんでしょうね、きっと」

――それは素晴らしい。お客さんも途切れませんね
Chi Chi「ちょうどインバウンドみたいな。なんか口コミでお客さんが途切れない。両親スゴイ楽しいみたいですよ。いろんなお客さんといっぱい知り合えて」

――だって愛着の沸いた車を母国まで送ってくれるとなると
Chi Chi「そうそう、そうなんです。だからほとんどが外国のラグビー選手なんです。有名なニュージーランド代表の人とかいっぱいいます。南アフリカの代表の人とか。私もたまに納車一緒に行って、ちょっと通訳してみたいなのやってます」

――それは良い仕事ですね。絶対喜ばれてる!
Chi Chi「だから車・バイクは嬉しいです。私的に。乗りたい車もありますし」

――お、それは一体?
Chi Chi「ビュートに乗りたいんです!光岡自動車のビュート。あれを薄ピンクにラッピングしてバービー車にしたくて!本当はビートルを薄ピンクにして乗りたかったんです。っていうのも、バービーのおもちゃで本当にバービーサイズでビートル売ってるんですよ。なんですけど、ビートルは外国の車でしかももう生産してないのかな。壊れたりしたら困りそうで、今はビュートに乗りたいんです」

――車が止まって会場入り出来ないとか困りますもんね
Chi Chi「ビュート乗りたいんですよね~。コペンとかもかわいくて乗りたかったんですけど、私の荷物だと全部は乗んないと思うんです。やっぱりどうしても試合会場に荷物持ってくとなると、グッズとかもいろいろ載せてくとなると」

――車・バイクの仕事、どしどし受け付けましょう(笑)
Chi Chi「皆さま試合ともどもぜひよろしくお願いします!」

<プロフィール>
Chi Chi(チーチー)
9月28日、神奈川県生まれ。160㎝、53kg。2023年3月31日 優宇戦でデビュー。クラシックバレエ歴20年、バービー人形をこよなく愛する"戦うバービー人形"。24年8月のマーベラス後楽園大会では長与千種とのバービー対決に勝利。得意技は、花より卍、バックドロップ。

X:https://x.com/ChiChi_evo
Instagram:https://www.instagram.com/chichi_evo/

Chi Chiも参戦、プロレスリングEvolution のチケットはこちら!
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