【試合詳細】1・25 全日本プロレス幕張メッセ大会 【三冠ヘビー級】宮原健斗vsタロース 【世界ジュニア】青柳亮生vs立花誠吾 関本大介&真霜拳號vs潮﨑豪&芦野祥太郎 MUSASHIvs吉岡世起 【AJPW TV6人タッグ】大森北斗&羆嵐&他花師vs諏訪魔&鈴木秀樹&田村男児

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『ニューイヤーウォーズ2026』
日程:2026年1月25日(日)
開始:17:00
会場:千葉県・幕張メッセ
観衆:1,057人

▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
安齊勇馬/ライジングHAYATO/●小藤将太/“ミスター斉藤”土井成樹(フリー)
14分16秒 大観音スープレックス
本田竜輝/綾部蓮/○井上凌/吉田綾斗(2AW)

▼全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/北斗軍】●大森北斗/羆嵐(フリー)/他花師(DRAGON GATE)
11分1秒 バックドロップ→片エビ固め
【挑戦者組】○諏訪魔/鈴木秀樹/田村男児
※第11代王者組が7度目の防衛に失敗。諏訪魔&秀樹&男児が新王者となる。

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
●吉岡世起(フリー)
13分13秒 ラ・マヒストラル
○MUSASHI

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
●サイラス
11分37秒 Dying Light→片エビ固め
○斉藤ジュン

▼HAVOC vsバカの時代 京葉海浜2番勝負 第2戦 タッグマッチ 30分1本勝負
[バカの時代]関本大介(フリー)/●真霜拳號(2AW)
16分34秒 アンクルホールド
[HAVOC]潮﨑豪/○芦野祥太郎

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】●青柳亮生
27分10秒 ヤンキーハンマー→片エビ固め
【挑戦者】○立花誠吾(アップタウン)
※第72代王者が5度目の防衛に失敗。立花が新王者となる。

▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○宮原健斗
22分16秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
【挑戦者/Titans of Calamity】●タロース
※第76代王者が4度目の防衛に成功。

宮原が2m13cmのタロースをシャットダウン葬で三冠防衛もジュンの挑戦を拒否!立花が亮生を制して悲願の世界ジュニア初戴冠!緊急参戦の諏訪魔が6人タッグ王座戴冠!

第1試合


 小藤と井上の対面でゴング。ロックアップからバックの取り合い、リストの取り合いを展開。井上がヘッドロックからショルダータックルで倒すが、小藤も追撃をドロップダウンでかわしてアームドラッグ。井上が即座にヘッドシザースで返してクリーンブレイク。両者タッチ。
 HAYATOと本田の対面。ロックアップから本田がヘッドロック、ショルダータックルと先制。ロープにHAYATOを押し込んで早速観衆とともに「1!2!3!4!」と反則カウントを合唱。本田がロープに振ってヒップトスを狙うが、HAYATOがカサドーラ式アームドラッグで場外に放り出し、トペで飛んでいく……と見せかけて宙返りしてリング中央でポーズ。両者タッチ。
 安齊と綾斗の対面。全日本のリングでも綾斗には愛の大ブーイングが飛ぶ。綾斗は特に楽しそうにブーイングしていた土井へ「やかましいんじゃコラ!」とビッグブーツも、その隙に安齊がバックを取ってジャーマンを狙う。綾斗はクラッチを切って髪を掴んで引き倒し顔面を踏みつけると、場内はさらに綾斗へブーイング。綾斗がキレ芸に終止する中、安齊が顔面をぶち抜くドロップキック。小藤にタッチ。
 小藤&安齊が2人でロープに振っていくが、綾斗は2人の攻撃を交わしつつ、安齊の脇に小藤の頭をセット。綾斗が安齊に河津落としをかけることで安齊が小藤をDDTで突き刺す形で倒す。綾斗が小藤の顔面も踏みつけると、場内はさらにブーイング。綾斗は「やかましいんじゃコラ!」と観衆にキレながら綾部にタッチ。
 綾部は小藤に強烈なエルボーを見舞っていくが、小藤も必死のエルボー連打で反撃。綾部が重いエルボーで倒して本田にタッチ。
 本田も小藤の顔面を踏みつけていくと、小藤もエルボー連打で反撃。本田が余裕で耐えてロープに振りバックエルボーから連続エビ固めでスタミナを削る。さらに逆エビ固めも、小藤は必死にロープブレイク。本田は綾斗にタッチ。
 綾斗は小藤をロープに振ってビッグブーツ。さらに串刺し攻撃を狙うが、小藤がブーツで止めて前転からのドロップキック。土井にタッチ。
 土井は綾斗に串刺しバックエルボーからスイングネックブリーカー、サマーソルト・ドロップと連撃。土井が串刺し攻撃を狙うが、綾斗が綾斗ニーで迎撃し、ランニング・ネックブリーカー・ドロップ。綾部にタッチ。
 綾部は土井に串刺しビッグブーツを狙うが土井がブーツで止め、セカンドコーナーに乗って「お前ちっちゃいなぁ~!俺のほうがデカいやろ~!」と煽っていく。そこからダイビング・クロスボディも、綾部が軽々キャッチ。土井が「ごめんなさあああい!」と叫ぶ中、綾部がハイアングル・ボディスラム。引き起こしていくが、土井がつま先を踏みつけてからサミング、さらにヒザへの低空ドロップキックを見舞って安齊にタッチ。

 安齊は綾部に串刺しフォアアームからスロイダーを狙うも、綾部が耐えてエルボー連打。安齊がドロップキックからスロイダーにつなげ、ジャーマン・スープレックスを狙う。綾部がこれを振り払ってフルネルソン・バスター。井上にタッチ。
 井上は安齊をコーナーに押し込んでミドルキック連打。さらに追撃を狙うが、安齊が追走式串刺しフォアアームを見舞い、小藤にタッチ。
 小藤はスピード感溢れるロープワークからランニング・バックエルボー。HAYATO、安齊、土井が加わってトレイン攻撃を見舞い、小藤が井上にフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。返した井上がエルボー合戦へと持ち込み、足を止めての打ち合いに。これを制した井上が強烈なミドルキックからロープに飛ぶが、小藤が絡みついて卍固め。これは綾斗がサミングでカット。場内は再び大ブーイング。土井は綾斗にドラゴンスクリュー。本田が土井にショルダータックル。HAYATOが本田にスワンダイブ式ミサイルキック。綾部がHAYATOにビッグブーツ。安齊が綾部にジャンピングニー。小藤は安齊とともに井上へダブルドロップキックを決め、コーナーに上ってミサイルキック。さらにフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを狙うが、井上が背面着地し大観音スープレックスを狙う。これを振り払った小藤がスモールパッケージ、スクールボーイから強烈なチョップ。ロープに飛ぶが、井上がカウンターのソバットからかかと落とし、グーパンチ、バズソーキックと連撃もカウント2。ならばと井上は大観音スープレックス・ホールドで叩き付けて3カウントを奪った。

<試合後コメント>

“ミスター斉藤”土井成樹&ライジングHAYATO&安齊勇馬&小藤将太
土井「今日は組んだけどな、いよいよ来月から、ジュニアタッグフェスティバルが始まるなオイ!開幕や!もちろん優勝すんのは、ミスターと!セニョールや!シ・セニョール!」
HAYATO「ああいうけど、どう考えてもアツハヤしかいないでしょ。今全日本プロレスジュニアで、ちゃんと名前覚えてるタッグチームで俺等しかいない。レッツパンク」
小藤「ジュニアタッグリーグに向けて、いいスタート切ろうと思ってたんですけど、井上凌、もっと、もっと!やりあいたい。今日負けていうのもあれだけど、俺は必ずお前超えてやるから。まずはジュニアタッグ、途中まで上がって、そこで俺ともう一回闘え」
安斎「今日幕張大会、第1試合。俺が大晦日で勝ってれば、今日きっとメインで三冠戦だったことなのでしょう。これが、現在の俺の立ち位置。ただ、この幕張大会のテーマ、今年の顔は俺だ。今日だけじゃない、俺はこの1年かけて、この全日本プロレスの顔になります。ありがとうございました」

本田竜輝
「よし、まあ前回の新木場でも言ったけど、俺はこの180cm110kgという体型で、全日本プロレスのヘビー級を全員ぶっ倒してやるんだ。おい今年は絶対、俺が飛躍するぞ。皆期待しとけよオイ」

綾部蓮
「幕張メッセ、全日本プロレス約1年ぶりか?まあ今日第1試合、思ったことはただ1つだ。吉田綾斗、思ったより小さかった。以上。さぁ、メインの三冠戦、タロースの闘いを見届けよう」

井上凌
「スリーカウントだ!奪ってやったぜ小藤将太から。でも俺の今の目標、沖縄大会一個挟んでるけどさ、来月のジュニアタッグフェス、ね、望月ジュニアと、優勝して!その先にいるあいつの親父!望月成晃、ドン・フジイ!あいつらからアジアタッグとることだよ。でもさ、タッグフェスさ、ジュニアタッグ?俺にとってさ、借りしかない。借りがある人間ばっかなんだよ。なぁ。そこを必ずぶっ倒してさ、ね?望月ジュニアと、即席?そんなこと関係ない。もうちゃんと共通点がいっぱいあるはずだよ。なぁ、2002年生まれ?蹴り使い、なぁ、今年!年男なんだよ俺!なぁ!必ずさ、チャンスをものにしてみせる。ありがとうございました」

吉田綾斗
「おい、全日本プロレス、俺が言いたいことは1つだけや。幕張の時だけ呼ぶのやめろ!それ以外も呼べ!腹立つ奴ばっか集めやがって」

第2試合


 不幸なダブルブッキング事故から光留が出場できないことが判明し、代打として諏訪魔が加入した挑戦者組。対する王者組は強い結束力を武器に長期政権を築くワンチームの北斗軍。
 諏訪魔らがゴングを待たずに奇襲し、激しい場外乱闘に。先にリング上に戻った羆嵐と男児がエルボー合戦を展開し、男児が気迫の連打で押し勝つ。さらにヘッドロックで捕らえてショルダータックルでぶつかっていくが、羆嵐は倒れず逆にショルダータックルで男児を倒す。北斗にタッチ。
 北斗は羆嵐とともにロープに振ってダブルのバックエルボー。他花師にタッチ。
 他花師は男児の鼻を掴んで引き回し、顔面に鼻水を飛ばす。流石に怒った男児がエルボーでぶん殴るも、他花師は逆水平チョップで応戦して打ち合いに。他花師が打ち勝って羆嵐にタッチ。
 羆嵐は男児をロープ際にボディスラムで叩き付け、全体重をかけて踏みつける。さらにコーナーに振って串刺しラリアットを狙うが、男児がセカンドコーナーに飛び乗ってダイビングショルダーで迎撃。秀樹にタッチ。
 秀樹は羆嵐のヒザ・ヒジをそれぞれ踏みつけていき、ネックツイストからスリーパーホールド。羆嵐はこれをぶっこ抜いてアルゼンチン・バックブリーカーに捕らえてバックフリップ。他花師にタッチ。
 他花師は地獄突きから串刺し地獄突きを連打。しかし、勢い余ってコーナーに自爆。他花師が勝手に右手を痛める中、秀樹は付き合っていられないとばかりに諏訪魔へタッチ。

 諏訪魔は他花師をコーナーに押し込んでダブルチョップから串刺しラリアット、スロイダーと連撃。諏訪魔が「投げるぞオイッ!」とラストライドを宣言も、他花師が必死に耐える。ならばと秀樹&男児を呼び込んでトレイン攻撃を狙うが、他花師が全員を地獄突きで迎撃し、順番に地獄突きを連打。さらにたっぷり溜めてから秀樹&男児にダブル地獄突きを見舞い、諏訪魔にはCC2019。北斗にタッチ。
 北斗は羆嵐&他花師とともに諏訪魔にトレイン攻撃。さらに北斗軍スペシャルを宣言するが、やっぱり北斗だけが叩き付けられる展開に。羆嵐&他花師が2人で向かっていくが、諏訪魔がダブルチョップからラリアットでなぎ倒していく。北斗は諏訪魔にエルボー連打からローリングエルボー。ロープに飛ぶが、諏訪魔がカウンターのラリアット。さらに秀樹とともにダブルのドロップキックを叩き込み、諏訪魔が北斗にバックドロップ。これが完璧に決まると3カウントが叩かれた。

 試合後には3人でEvolution(※全日本内のユニットの方)の旗を掲げて記念撮影に応じ、結束を深めた。

<試合後コメント>

北斗軍
他花師「チクショウの湖!」
羆嵐「チクショウの湖?」
北斗「長期政権の、終わりは、儚いな」
他花師「儚い。儚い」
北斗「俺達、何回防衛したんだ?絶対王者だよな今。絶対王者と呼ばれていた俺達に勝てる3人なんて、いないって言われてたけど、こんなにあっさり!終わるもんなのかって俺はビックリした。だけど他花師、おい一回崩壊してもよ、また!また次新しい政権を築けばいいだけだろ」
他花師「上むいていこう!」
北斗「1週間後、沖縄でよ、タロースと綾部!倒しちまえばよ、作れるだろ新しい政権を。絶対王者」
他花師「上に行こう上に行こう」
羆嵐「もちろん政権も作るよ。ベルトも取るよ。その前によ、おい、今日の敗因なんだかわかるか?」
北斗「なんだ?」
羆嵐「見ろ、コスチュームが違うんだよお前だけ」
北斗「あれ?逆になんで?」
羆嵐「どこがワンチームなんだよ」
北斗「逆になんでお前らあってんだよお前」
羆嵐「繋がり合ってるからだよ俺と他花師さんは」
北斗「お前なんでそれ着てきたんだよ。他花師から」
羆嵐「6人タッグって言ったらこれだろ」
北斗「ちげーだろお前他花師から連絡きたんだろ!」
羆嵐「え!?来てないよ!」
北斗「新しい道着渡すって。なんで他花師俺には連絡しないんだよ!」
他花師「LINE知らんがな!」
北斗「知ってるだろ」
羆嵐「どっちなんだよ(苦笑)」
他花師「ぅ~ん・・・」
北斗「クソッ!」
羆嵐「今日の敗因はお前のコスチュームだ」
北斗「連絡してくれよリーダーにも」
羆嵐「感じ取れお前」
他花師「オールジャパン、最後にこれだけは言うとこう。おい、千葉とかけまして、もうちょっとで、落ちそう!おい、おい、と解きます。その心は、あっ!あっ!らっかせい!シャラップ」

バカの時代
諏訪魔「おーし久々に全日本来たな。どうなってるかと思ったけどよ、軽いな!うん。厳しさが全然たんねーよ(苦笑)おう。なんか、こんなもんか?だったら、なぁ、リング上で言ったけどさ、ねぇ、Evolutionが、厳しいプロレスっていうものを、なぁ、叩き込んでやるみんなに。こんな差別ねーぞマジで」
鈴木「区別な」
諏訪魔「みんなボコボコだ」
鈴木「区別だな」
諏訪魔「あぁ!?」
鈴木「差別じゃねーな」
諏訪魔「そこツッコむとこいつも通りだなお前」
鈴木「今のカットだな。問題発言だ。いいよ好きなことやれ好きなことやれお前は!」
男児「やりたいことやるんだよ。応援しろよもっと」
諏訪魔「うるせーよお前がやれこの野郎」
男児「なんだこの野郎俺がやるんだよこの野郎」
鈴木「なんで喧嘩するんだよ久しぶりに会って」
男児「なんだこの野郎」
諏訪魔「なんだテメー」
男児「やるっつってんだろ」
諏訪魔「テメーが酒飲んでゲボはいてて」
男児「なんだ吐いてわりーかこの野郎」
(言い争いながら控室へ)

第3試合


 ラブラブバカップルとしてリング内外でイチャイチャしてきたMUSASHIと吉岡だったが、試合中の誤爆等から仲違いしていき盛大な痴話喧嘩に発展。ついにシングルマッチで雌雄を決することになった。

 ゴングとともにMUSASHIが突っ込んでいき、激しいエルボー合戦に。MUSASHIが場外に放り出し、そのまま場外戦へと発展。MUSASHIが憎しみをぶつけるかのように鉄柵や観客席へと叩き付け、顔面を踏みつけていく。
 MUSASHIが吉岡をリングに戻してエプロンに上がるが、吉岡がリング内から延髄切り。さらにエプロンに座り込んだMUSASHIをサッカーボールキックで蹴落とし、美しいラ・ケブラーダで追撃。

 吉岡が冷酷にMUSASHIの顔面を蹴りつけていき、MUSASHIの半身を起こしてサッカーボールキック。MUSASHIも指をチョイチョイとやってさらに蹴ってくるよう挑発。敢えてサッカーボールキックを受けに行く。その後は足を止めてのエルボー合戦に発展。吉岡がミドルキック、MUSASHIがサイドキックから逆水平チョップと打ち込んでいき、互いにコーナーへの追走式バックエルボー。そのさなかで吉岡が串刺しジャンピングニーからニーリフト、サッカーボールキックと連撃。MUSASHIも即座に起き上がってエルボー&逆水平チョップを連打。さらに吉岡の両足をロープにかけてからの串刺しドロップキック。さらにMUSASHIが低空ドロップキックで崩してからのフットスタンプ、顔面への低空ドロップキック、エクスプロイダーと連撃。しかし、吉岡は即座に立ち上がってロープに飛び、サッカーボールキック。両者倒れ込む。
 両者ふらふらと起き上がり、吉岡がミドルキック、MUSASHIが逆水平チョップで撃ち合っていく。吉岡がソバットからエプロンに出てロープを超えながらのカーブ・ストンプ。さらにシザースキックからブレーンバスターを狙うが、MUSASHIがファルコンアローで切り返す。
 MUSASHIはエクスプロイダー3連発から後頭部へのトラースキック。さらにコーナーに上ってエストレージャ・フトゥーロを決めるがカウントは2。ならばとMUSASHIは二天一流を狙うが、吉岡が着地。MUSASHIがロープに飛ぶが、吉岡がジャンピング・ハイキックからクラッシュ・ドライバーの体勢へ。これを抜け出したMUSASHIがトゥルトゥーラ(※足で相手の右腕を絡め取りながらの変形サソリ固め)。これをロープに逃れられると、MUSASHIは再び二天一流を狙う。吉岡はこれをリバース・フランケンシュタイナーで切り返してバズソーキックを発射。これをかわしたMUSASHIが投げっぱなしジャーマンも、吉岡は即座に起きて顔面への低空トラースキック。さらにトルベジーノからラ・マヒストラルを狙うが、MUSASHIがこれをさらにラ・マヒストラルで切り返して3カウントを奪った。

<試合後コメント>
吉岡世起
「あーくそっ!くそっ!おい、おい、MUSASHIのやろう、おい、あんな勝ち方で満足かオイ。どっちかが、潰れるまで、やりあおうと、やりあうと、思ってたよ。なんだ、なんだ、あいつなりに、オイ、ない、頭でも使ったんかオイ!たまには使ってみるもんだなあの野郎!でもよ、本番は、ジュニア、トーナメントなんだよ。ジュニアタッグトーナメントなんだよ!そこで、この借りは、きっちり!返させてもらうぞ」

MUSASHI
「勝ったね!勝ったよオイ。え?吉岡世起、なぁ、え?ずいぶんすかしてたみてーだけど、え?そんな俺に負けた気分は、どうだよ吉岡、なぁ、最後丸め込み?なぁ、ああいう勝ち方もできんだよ。なぁ、あいつに対してはもう、これ以上言う事はないよ。以上だよ。次は!ジュニアタッグ、フィスティバル。なんだっけ?すす、ススヨシ?ススヨシだっけ?ススヨシ?ねぇ、なんだそのススヨシというやらの、タッグ力っていうのもさ、なぁ、俺達、初戦であたるんだろ?タッグ力っていうのを、見せてくれよ。なあ俺は!今ノリにノッてる、イケメンの、小藤将太選手とタッグを組んで、アジアタッグを取り返すよ。以上!」

第4試合


 荒ぶるサイラスは入場時から暴れ狂い、ボディチェックの際には緒方レフェリーまでぶん投げようとするほど興奮状態。対するジュンはこれを冷静に見つめる余裕を見せる。
 ゴングが鳴るなりジュンが突っ込んでビッグブーツからショルダータックルでぶつかっていく。サイラスは倒れず余裕で耐えてラリアット。サイラスが場外へと放り出して四方の観客席を練り歩きながら大暴れ。解説席に座るレイの眼の前でジュンを痛めつけ、さらにイス攻撃まで見舞うという残虐ファイトを見せる。

 サイラスはジュンをリングに戻すと、ヒップドロップを連打。さらに串刺しスプラッシュを連発していくが、ジュンがかわして串刺しビッグブーツでお返し。さらにボディへのエルボー&ボディブローを連打し、ラリアットを叩き込むもサイラスはビクともせず。ジュンがロープに飛ぶと、サイラスは巨体を震わせながら飛翔しフライング・ニールキック。
 ジュンとサイラスが重い重いエルボー合戦を展開していき、ジュンがスピアーで突っ込むもサイラスがキャッチして投げっぱなしパワーボム。さらに必殺のリバース・スプラッシュを狙うが、ジュンが下から足を突き上げて迎撃。さらにビッグブーツ連打で倒して行くが、サイラスもすぐに起きてボディスラムから再びリバース・スプラッシュを狙うが、ジュンがガバリと起き上がってコーナーへ駆け上がり、雪崩式チョークスラム。これを返されると、ジュンがDying Lightを叩き込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>

斉藤ジュン
「超弩級の、スーパーヘビー級、サイラスに、勝ったぜ。だいぶ攻められはしたが、やっぱりでかいな。だが、きっちりとDOOMしたぞ。これで、やっとやりたいことができる。すぐわかるだろう。DOOM」

サイラス
「はっきり言ってこの地球上のクソ野郎どもの中でお前は幸運なだけだ。俺をとめることができなかった、あれは2カウントだった。この先俺はお前の弟を捕まえ、お前ら兄弟を引き裂いてやる!」

第5試合


 芦野と真霜の対面でゴング。手4つからリストの取り合い、バックの取り合いからロープブレイク。真霜がクリーンに離れると見せかけてガットショットを見舞うが、芦野が飛行機投げからバックエルボー。真霜が関本にタッチ。
 関本が入ってくると、芦野は潮﨑とともにロープに振ってダブルチョップを決め、「HAVOC!」と叫びながら一緒にポーズ。潮﨑にタッチ。
 潮﨑は関本にエルボースタンプを見舞っていくが、関本も逆水平チョップで反撃。潮﨑がセカンドコーナーに上がるが、関本が地対空ラリアットで場外に叩き出し、全員での場外乱闘へと発展。関本は潮﨑をリングに戻し、ハンマーパンチ連打から真霜にタッチ。
 真霜は潮﨑の腰にヒザを押し当てながらのキャメルクラッチ。潮﨑がブレイクすると、背中へのニードロップで追撃して関本にタッチ。
 関本は潮﨑にシュミット式バックブリーカーから逆エビ固め。芦野がカットに来ると、真霜はダブルアームDDTを見舞って芦野を場外へ排除。関本が真霜にタッチ。
 真霜は背中へのニーアタックからサッカーボールキック。さらにエルボー合戦でも圧倒していくが、潮﨑がフライングショルダーで反撃。潮﨑がタッチしようとするが、真霜が自軍コーナーまで潮﨑を引きずっていき関本にタッチ。

 関本は逆水平チョップ連打でコーナーに追い込んでいくと、潮﨑も目の色を変えて逆水平チョップ。逆水平チョップのスペシャリスト同士の打ち合いが展開されていき、打ち勝った関本がブレーンバスターを狙うも潮﨑が着地してぶっこ抜きブレーンバスター。芦野にタッチ。
 芦野は関本にエルボー合戦を要求し、足を止めての打ち合いに。関本はラリアットを放つも、芦野がかわしてドロップキック。さらに俵返しでぶっこ抜くパワーも見せつけ、Tボーンスープレックスを狙うが、関本がぶっこ抜いてブレーンバスター。真霜にタッチ。
 真霜は関本とともに芦野をコーナーに振ってトレイン攻撃。関本のショルダーバスターから真霜がサッカーボールキックを叩き込み、芦野と激しいエルボー合戦を展開。真霜がコーナーに引き込んでヒジへのカーフ・ブランディングから脇固めを狙う。芦野が前転でかわそうとする動きに合わせて腕十字に切り替えるも、芦野は極まり切る前に足首を獲ってアンクルホールド。これがガッチリ決まるも、背後から関本が突っ込んできて芦野に投げっぱなしジャーマン。潮﨑が関本をバックドロップで排除するも、真霜がレッグラリアートで潮﨑を排除。真霜は真剣を放つも、芦野がかわして投げっぱなしジャーマン。リング上で4人が大の字になるクアドラプルダウン。
 先に起きた芦野が突っ込んでいくも、真霜がキチンシンクで迎撃。芦野もローリングエルボーからスライディング・エルボースマッシュを叩き込みアンクルホールド。真霜は残る片足で延髄切りを放って脱出し、和田京平レフェリーを盾にしつつ急所蹴りを狙う。これを読んでいた芦野がキャッチして振り払い、強烈なエルボーバッド。芦野がジャーマンを狙うと、真霜がレフェリーにすがりつく形で視界を塞ぎ、後ろ足を振り上げる形での急所蹴り。真霜が真剣を放つが、芦野がキャッチ。そこへ潮﨑が突っ込んできて左腕でのラリアット。関本が飛び込んできて潮﨑とラリアット合戦を展開も、豪腕ラリアットが打ち勝つ。
 潮﨑は芦野の肩を叩いて鼓舞。芦野のジャーマン+潮﨑の袈裟斬りチョップの合体攻撃から芦野がヘソで投げるバックドロップ。カバーを返したときに上がった真霜の足を取った芦野がアンクルホールド。真霜も下から蹴り上げて脱出を狙うが、芦野がローリングでかわしながらしつこくしつこくアンクルホールド。真霜が残る片足での延髄切りを放つも、芦野はこれをかわしてさらにアンクルホールド。ステップオーバーしてさらに絞り上げるも真霜はギブアップを拒否。これ以上は危険と判断したレフェリーが試合を止めた。

<試合後コメント>

真霜拳號&関本大介
真霜「おい大丈夫だ、こんなもんで、こんなもんで壊れるかっつうんだよ。くそったれ」
関本「すまんな」
真霜「いやしょうがねぇ。しょうがねぇ、今日は、今日は、負けはしょうがねぇ認めてやるよ。芦野祥太郎テメーに負けたよ。だけどな、わかってんだろテメーもよ。ギブアップはしてねーんだ。レフェリーが止めただけだ。負けは認めるけどよ、これ、どういうことかわかるか?もう一回だ。もう一回じゃねーな。まだまだテメーらとは、HAVOCとは、続けてやるっつってんだ。俺からのサービスだ。ちゃんとギブアップとる、チャンス、やるよ」
関本「おーすげーな。おう、おい、芦野、おい、そして、潮﨑、テメー、チョップ、沢山くれたなこの野郎。おい、もっとやりあおうぜオラ。おい、これ持ってんだオラ、おい、やり合おうぜどんどんよ。おい」
(羆嵐が乱入)

羆嵐「関本さん」
関本「なんだよ羆嵐」
羆嵐「関本さん」
関本「なんですか?」
羆嵐「そのGAORAのチャンピオンベルトに、この俺羆嵐、挑戦させてください」
関本「おぉ!ついに来たなオイ!」
羆嵐「関本さん、俺はね、あなたに憧れてプロレスラーになったんですよ」
関本「おぉ!?」
羆嵐「俺は、身長は低くても、身体を横に作れば、どんな相手でも倒せると、それを体現するあなたに憧れて、プロレスラーになったんです」
関本「嬉しいこと言ってくれるなこの野郎」
羆嵐「だから、あなたが持ってるそのベルトに、この俺羆嵐が挑戦して、あなたを、超えます」
関本「OK!」
羆嵐「俺の挑戦受けてくれますか?」
関本「もちろんだこの野郎!」
羆嵐「よっしゃぁ!」
関本「ガンガン受けてやるコラ。120%、200%!以上の力で来いよ!」
羆嵐「真っ向勝負っすよ真っ向勝負!」
関本「勝負だ」
羆嵐「よっしゃあ」
関本「GAORA TVかけて、羆嵐、関本、勝負だこの野郎、やってやるコラ」
羆嵐「完璧な状態で、関本大介を迎え撃つ。そして、必ず勝つ勝つからな。この俺羆嵐から目を離すな。ホ~~~!」

芦野祥太郎&潮﨑豪
芦野「っしゃぁ!OK!とったぞ!とったぞ!レフェリーストップだけど、勝ちは勝ちだ。真霜拳號、レフェリー止めなかったら、どうなってた?テメーの、左足首は、今頃、俺のここにあるよ。折るだけじゃねーぞ。ひねりつぶっ、握りっ、ぶち殺してやるんだこの野郎!足首からな、殺ってやるんだよテメー。おい、金的?ナメんじゃね―ぞコラ。オイ、やってやるよ。今日とったな。まあ一勝一敗だよ。俺と真霜拳號で一勝一敗。ってことは、決着をつけるのは、どうですか?全日本プロレスで、2回、やってもらってるんで、俺行っちゃおうかな。2AW、俺が行ってやる。HAVOCが、行ってあげようか?おい、いつでもいいぞ。近かったらどこだ?どこでもいいよ。大きい会場のほうがいいな。あそこやだな。大きい会場でやれ大きい会場。真霜、試合しろ。乗り込んでやるからな。シングルでもタッグでもなんでもいいよ。試合しろよオイ。いい返事を待ってますよ」
潮﨑「このあと何を言うんだよ。リング上でも言ったように、芦野祥太郎、真霜拳號、熱いね。これが、シングル、シングルやんのか?」
芦野「どうだ?2AW次第だよやってみろよ。シングルやってやるよ。なんなら、俺またなくてもいいぞ明日でもいいぞ。どこでもいいやってやるよこの野郎」
潮﨑「HAVOCの芦野祥太郎、この強さを、見せつけてやるよ」
芦野「足ねぎりちぎってやるよ」
潮﨑「・・・ねぎりちぎってやるよ」
芦野「ねぎりちぎるんだよお前。そんな言葉ありますか?」
潮﨑「・・・ねぎりちぎろう!」
芦野「よっしゃぁ!豪さん、オーストラリアのザイオンと、アメリカのオデッセイも、今、これやってると思うんで、やりますか。俺達が~!」
潮﨑「俺達が~」
芦野「俺達が~」
芦野&潮﨑「HAVOC!」

第6試合


 ゴングが鳴ると、ロックアップからリストの取り合い。亮生の腰投げを立花がヘッドシザースで切り返してクリーンブレイク。
 再びロックアップから立花がヘッドロックからロープに飛ぶ。ショルダータックルを狙うが、亮生が連続ドロップダウンでかわしてドロップキックで場外に叩き出し、トペのフェイントから宙返りして着地。ヤンキー座りで「あぁ~ん?」と立花のアピールを真似て挑発。
 怒った立花がドロップキックを放つも、亮生がかわして自爆させる。亮生が引き起こそうとしたところで立花が下からぶっこ抜いてバックドロップ。たまらず場外へ転がり出た亮生だったが、立花が追っていって場外戦へ。鉄柵への串刺しケンカキックから場外DDT。リングに戻ってスイングネックブリーカーからクロスフェイス。これをブレイクされると、立花は串刺しバックエルボーからコーナーに上ってダイビング・クロスボディを発射するも、亮生がドロップキックで撃ち落とすという離れ業を見せる。
 腹部に大ダメージを負った立花が場外に転がり出ると、今度は亮生が追っていって場外戦で圧倒。立花の腹部を何度も踏みつけて執拗なボディ攻めを行う。亮生は立花をリングに戻し、両手を広げてエルボーを売ってくるよう要求。立花のエルボー連打を受けきってからボディスラムで叩き付け、その場飛びムーンサルト・プレス。間髪入れずにボディシザースで絞り上げていくが、立花は「全然効かねえんだよ……!」と苦しそうに漏らしながらロープブレイク。
 亮生はさらに腹部を踏みつけ、ボディへのエルボーを連打。立花もふらふらと起き上がりながら左右のエルボーを連打していくも、亮生は涼しい顔で受け切る。しかし、立花がアゴ先をぶち抜くエルボーで怯ませ「あぁ~ん?全然効かねーんだよこの野郎ッ!」とメンチを切ってから武者返し。さらにマンハッタン・ドロップからヤンキー座りで「あぁ~ん?」と睨め上げてからケンカキック。立花は串刺しランニングエルボーからブレーンバスター。さらにアングルスラムを狙うが、亮生がこらえて宙返りで着地し、アームドラッグからドロップキック。亮生はフィッシャーマンの体勢も、立花が振り払ってエルボー。亮生も延髄切りを放つも、立花が倒れずエルボーからブレーンバスターを狙う。亮生がブレーンバスターで切り返し、両者大の字となりダブルダウン。

 亮生が先に起きてコーナーに上がりミサイルキックを狙うが、立花が回避してアームドラッグから腕を離さずクロスフェイス。さらに亮生をロープにくくって逃げ場のない状態にしてからエルボー連打。さらにランニングエルボーを狙うが、亮生がロープを下げてエプロンに落とし、ドロップキックで場外へと蹴落としてラ・ケブラーダを狙う。立花が足にすがりついて阻止し、エプロン上でのエルボー合戦へと持ち込む。激しい打ち合いの末に競り勝った立花がエプロン上でのイケメン落とし。場外に転がり落ちた亮生へ立花がノータッチ・トペ・コンヒーロを見舞い、リングに戻してスピアー。さらに亮生をコーナーに上げ、雪崩式アングルスラム。続けて後頭部へのエルボーバッド、真正面から顔面へのエルボーバッドと畳み掛け、ヤンキーハンマーを発射。これをかわした亮生がロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド3連発。
 亮生はハウザーインパクトを狙うが、立花が着地。ならばと亮生がハンドスプリング式オーバーヘッドキックからハウザーインパクト。さらにコーナーに上がろうとするが、立花が足にすがりついて阻止。亮生が何度も顔面を踏みつけるが、立花はその手を離さず立ち上がり、エルボー合戦へと持ち込む。両者ゴツゴツとした打ち合いを展開し、打ち勝った立花が左右のコンビネーションエルボー。さらに串刺しエルボーを狙うが、亮生がかわしてコーナーに上げつつ延髄切り。さらに雪崩式フランケンシュタイナーからムーンサルト・プレス。間髪入れずに2発目のムーンサルト・プレスを見舞うもカウントは2。ならばと亮生は必殺のファイヤーバード・スプラッシュを放つが、立花が回避して自爆させるも、追撃には行けずダブルダウン。
 ふらふらと起き上がった立花がラリアットを狙うが、亮生がスクールボーイ、スモールパッケージ、バックスライドと狙っていく。しかし、バックスライドのクラッチを切った立花が腕を引き寄せながらのラリアットを叩き込み、ロープに飛んでラリアット。さらにリング中央でのイケメン落とし。立花がアングルスラムを狙うが、亮生がクラッチを切ってラ・マヒストラル。これを2で返した立花だったが、亮生が顔面へのトラースキック2連発から旋風脚。倒れず耐えた立花が起き攻めのその場式ヤンキーハンマーからアングルスラム。さらにヤンキーハンマーを発射も、かわした亮生がエルボーを狙う。立花がカウンターのエルボーを叩き込み、ロープに飛んでヤンキーハンマーを叩き込んで3カウント。立花が悲願の世界ジュニア王座初戴冠を果たした。

立花「勝ったぞォ~!オイ、お前らぜってー俺が負けると思ってただろ。テメーら、薄情モンが!でも、この世界ジュニアのベルトは亮生が無茶苦茶価値を上げた。そんで、とんでもない歴史のあるベルトを俺が巻いた。その自覚を持って全日本上がるぞコノヤロー!これから俺の防衛戦楽しみに会場来い!あぁ~んコノヤロー!」

<試合後コメント>

青柳亮生
「強すぎる。兄貴、つえーな。あー悔しい。本気の兄貴、めちゃくちゃつえーわ。あぁ、もう、あぁ悔しい!でも次もあるしな。もう、タッグトーナメントか。あぁ悔しい。あー!でも一回戦当たるからな、立花、阿部史典。もう負けないよ。こんな悔しい思いはもうしたくない。アツハヤで、優勝して、アジア取り戻して、そのあと世界ジュニアも取り戻すぞ。それまで兄貴持ってろよ」

立花誠吾
「おい見たかオラ、おい!こないだ記者会見に居たやつ誰だお前居たよな?オイ、なんて質問したお前俺に。覚えてるか?青柳亮生が、防衛するのは当然だとしてって言ってたよな?いいか世の中にな、当然なんてことはないんだよ。わかったかこの野郎!まあまあ、そんな話は置いといて、亮生に勝った。今の全日本のジュニアって、まあ、端から見ても、亮生が自分でわかってると思うけど、あいつが間違いなくエースだよ。だけどな、HAYATOとか男児とか、いるだろ?でもな、誰よりもおもしれーライバルに俺がなってやるよこれから。オイ、この世界ジュニア、どんな歴史か俺がファンの時から見てんだ、どんな歴史かなんてわかりにわかってる!その自覚を持って、そんで、もっともっと亮生より素晴らしい試合をして、俺がもっと価値あげてやるから!テメーら、楽しみにしとけこの野郎。アーン?よしこれで俺の身体中にベルト巻く、はずの、一本目だ。よし」

第7試合


 213cmという規格外の身長を持つタロースはプロバスケットボール選手だった過去を持ち、AJスタイルズとの出会いからプロレス界に誘われNXTと契約。しかし、“実績がない”の一言でNXTを去ることとなり、様々なインディー団体を転戦。さらなる飛躍を求めて全日本プロレスに来日し、日本語を猛勉強して全力で“全日本プロレス”を吸収しようと奮闘。愛する日本で、日本で最も最高な男・宮原健斗を倒して三冠王座を戴冠することを目指していた。

 ゴングが鳴ると、ゆっくりとリングを周ってからロックアップ。タロースが腕力で圧倒していき、宮原は逃げの一手を打ちながらも様子を見る。
 手4つの組み合いを嫌った宮原がヘッドロックからショルダータックルも、タロースはビクともせず。逆にタロースがショルダータックル一発で場外まで吹き飛ばす。タロースが追っていくが、宮原はリング鉄柱や場外鉄柵を使ってのアームロックといたぶっていくが、態勢を立て直したタロースが観客席へとなだれ込んで大暴れ。宮原をリングに戻してロープにくくりつけながらスタンド式のキャメルクラッチ。さらにエプロン上の宮原をぶっこ抜いてブレーンバスターを狙うが、宮原がロープを使ったチンクラッシャーから得意のドロップキックコンビネーションを見舞って行くが、お決まりのマッスルポーズを取る余裕はない様子。

 宮原は速攻決着を狙ってシャットダウン・スープレックスの体勢も、タロースが振り払う。宮原がセカンドロープからクロスボディを狙うが、タロースがキャッチしてベアハッグ。宮原は耳への張り手で強引に脱出し、突っ込んでくるタロースをロープを下げることで場外に落とす。宮原はエプロンから空対地ビッグブーツから空対地ブラックアウトを狙うが、タロースがキャッチして鉄柱に叩きつける。タロースはエプロンに上がると、宮原に断崖式ダブルアックスハンドル。
 タロースは先にリングに戻るも、ダメージは五分の様子。宮原がなんとかリングに戻ると、タロースは串刺しボディスプラッシュを連発。さらに子どもをあやすように頭を撫でてからサイドウォーク・スラム。タロースがロープに振るも、宮原はダメージから走れず倒れ込んでしまう。タロースは宮原が起きるのを待ってビッグブーツを発射も、宮原はこれをかわしてヒザへの低空ドロップキックを連打。しかし、ボディへのダメージが大きいのかそれ以上の追撃にはいけず。

 宮原は自らを奮い起こして突っ込んでいくが、タロースがカウンターのキチンシンク。さらに上から打ち下ろすエルボーで宮原をダウンさせ、強引に引き起こしてスネークアイズ(※やり投げ)を狙う。宮原は背面着地してシャットダウン・スープレックスを狙うが、タロースが振り払ってブルーサンダー・ボム。タロースはコーナートップへ上がり、ダイビング・ラリアットを発射。宮原はこれをかわしてブラックアウトも、2発目をキャッチしたタロースがスネークアイズからビッグブーツを発射も、これをかわした宮原がブラックアウト。倒れず耐えたタロースがラリアットで反撃も、そのまま倒れ込んでダブルダウン。
 2人はふらふらと起き上がってエルボー合戦を展開。これはタロースが圧倒するも、両手を広げて宮原へさらに打ってくるよう要求。タロースは宮原のエルボー猛連打を受けきったうえで脳天唐竹割り。タロースは再びスネークアイズで突き刺してからビッグブーツを決めるもカウントは2。必勝パターンを返されたタロースは信じられないといった様子でレフェリーに猛抗議。
 ならばとタロースはチョークスラムを狙うが、宮原は大暴れして脱出。タロースがビッグブーツを放つも、宮原はタロースのヒザへのブラックアウトで撃ち落とすという離れ業を見せ、ブラックアウトを4連打。さらにシャットダウン・スープレックス・ホールドで叩き付けて3カウントを奪った。

宮原「2m13cmのタロースをシャットダウンしてやったぜ!さあ!幕張メッセ!今日は最後まで応援ありがとォーッ!さあ、幕張メッセ!俺は今日防衛を果たし、次……」

 ここで斉藤ジュンがリングに上ってくると、宮原は一度言葉を切ってジュンを見据える。

ジュン「宮原健斗、最高の試合だったぜ。おめでとう。やっぱりアンタにそのベルトはよく似合う。だが、お前以上に似合う奴がいるのを知っているか?この俺、斉藤ジュンだ。宮原健斗、2月23日、大田区大会で俺の挑戦を受けろ。23日は弟・レイの復帰戦もある。斉藤レイの完全復活、そして斉藤ジュンが三冠チャンピオンに、23日大田区大会を斉藤ブラザーズに日にしてやる。もう1度言う。俺の挑戦を受けろ!」
宮原「お前が言いたいことはよーく分かった。2月23日大田区総合体育館かな。受けない!なぜだか分かるか?今コイツは2月23日大田区総合体育館は、お前ら斉藤ブラザーズ、弟の斉藤レイ復帰戦だな。ということは、お前がこのベルトに挑戦したら、その日が斉藤ブラザーズの日の勢力が拡大してしまう。斉藤ブラザーズの日なんて言った日には、お前ら東北の仙台で夕方の番組やってるだろう。お前らそこからな、お前らの日、斉藤ブラザーズの日なんて言ったらな、多数の仙台のファンが駆けつける!そしたら俺にとってアウェイだ!だからやらないッ!」
ジュン「俺はそれをやりたいんだ」
宮原「俺は譲らないからね?いいか?!なぜ俺がこの日までスーパースターと言われたか教えてやろうか?アウェイで試合をしてないからだ!俺は会場の人気がないと試合をしたくないんだ!2月23日大田区総合体育館で組まれた日には!アンタたち、斉藤ブラザーズの日で会社も背中を押すだろう!そんなアウェイの中で俺は挑戦は絶対に受けない。以上だ!帰れ!改めて言うぞ!2月23日は挑戦は受けない!帰れ!」
ジュン「残念だが、お前にその権限はない。決めるのは会社とPWF、そして見に来てくれるファンのみんなだ。お前は必ず俺と闘うだろう。宮原健斗、DOOM!」

 ジュンが去っていくと再び宮原がマイクを取る。

宮原「いいか、幕張メッセ。この世界は厳しい世界だ。アイツがDOOMと決めセリフを言おうが、俺は絶対に受けない!強いて言うならファンの意見は関係ねーから!もう1度教えてやる!ファンの意見なんて関係無いからぁ~!もう俺は不機嫌ナナメだ。終わりだ!」

 宮原がマイクアピールを打ち切って退場しようとすると、ブーイングしていたファンたちが健斗コール。戻ってきた宮原がマイクを取る。

宮原「いいか?あなたたちがいくら健斗健斗と言おうが、2月23日は受けないからなッ!ただ!一応俺も社会人だから締めとこうか。まあいい。2月23日は俺が受けないと言った以上は、もう2月23日東京・大田区総合体育館で実現することはない。ただ!幕張メッセにお越しの皆様には感謝しよう。ありがとよ!最後に!幕張メッセの皆様に聞きたーい!全日本プロレス、最高ですか~!?幕張メッセ……最高ッ♪」

<試合後コメント>

宮原健斗
「っしゃあ、乗り切った。乗り切ったぞ。2m13cm、タロースにシャットダウンを投げると言って、正直!俺は未経験だ。あんなでかい男をシャットダウンスープレックスで投げたことはない。それは怖さもあったさ!なぁ!タロースという強敵と同じぐらい、シャットダウンで投げると宣言してからそれは怖いさ。人生と一緒だな。自分自身にプレッシャーを与えそれを乗り越えた時、またさらに1つ、俺に、強さそして最高さが身についた。いやー、宣言して、正直怖かったぜ。投げれなかったらどうしようってな。それを期待したファンの皆さんを裏切ることになる。俺のプロとしてのポリシーとしては、それはないからな。良かったぜ。ホッと一息だ。そして!2月23日、東京大田区総合体育館で挑戦したいという男齋藤ジュン、改めてこの場所でも言う。2月23日は、テメーら斎藤ブラザーズの記念日なんかにしないんだよ。いいな?受けないぞ。これはほんとだからな。なんのフリでもなんでもないから。受けないからな。いいかこれ全日本プロレスにも言ってんだからな!なぁ!2月23日齋藤ブラザーズの日と、テーマを打ち!東北の、夕方のお茶の間の番組で活躍するあいつらを、東北からも集めようという魂胆は丸見えだ。だからそんなアウェイな中、俺はやらないからな。スーパースターというのはな、アウェイの中ではやらないんだ。自分に有利な条件で、闘うのが、ここの位置まで築いたスーパースターのやり方だ。2月23日は受けない。受けないぞ。ほんとだからな。大田区総合体育館、受けないからな。いいか?2月23日、齋藤ジュン!テメーの挑戦は受けない。2月23日は、俺は誰とやろうかな?っしゃあ」

タロース
「ケント!お前がチャンピオンになれたのは簡単な理由ではなかった。でも今夜はお前が俺に勝った。でも約束する、二度とこんなことは起こらない。そして次はそのベルトを俺が奪う。俺のものだ。俺がそのベルトを奪って全日本プロレスの顔になる」

斉藤ジュン
「まあリング上で言ったとおりだ。次の、三冠ベルトに挑戦するのは、この俺、齋藤ジュンだ。うーん、宮原健斗、流石に、タロースから三冠ベルトを守り抜いたな。流石だぜ。確かに、宮原健斗は、あの三冠ベルト、よく似合うかもしれない。だが、俺の方が、もっと似合う。そろそろ返してもらうぜ。2月23日、大田区だ。DOOM」

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