日中対抗戦で日本3連敗からの初勝利はベルトを落とした井原良太郎!観客の大声援を受け涙の復活へ

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 12月14日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown18』が開催。ABEMA PPVにて視聴できる第23試合では『BreakingDownvs中国対抗戦』副将戦【武林風の最強王者】ウェイ・ウェイヤンvs【初代バンタム級王者】井原良太郎が行われた。

 「昆虫」と言われてキレた【クレイジーヒットマン/大阪喧嘩自慢】シェンロンがオーディションで乱闘を起こし、ウェイもシェンロン戦を要求。
 だが中国最大の格闘技団体『武林風』王者というウェイが井原の試合を見て「素人以下のパンチ」と評価している動画を見て、井原が「今やってやる」と前に出るが朝倉未来CEOが本戦で試合を決定した。
 前日会見ではウェイはシェンロンに「あいつとやらせろ」と挑発し、井原には「俺の拳受け止めてみろ」と相手にしていない態度を見せる。井原は「いつも通り番狂わせ見せる」と笑い飛ばした。

 試合はウェイのミドルからお互いローで牽制し、ウェイの左右のストレートが顔面を捕らえる。井原が前に出ようとするがウェイの右ストレートが決まるも、井原の右フックも捕らえウェイがふらつく。お互い前に出るがもつれてブレイク。
 井原が右ストレートから左右のフック。もつれてブレイク。
 ウェイがミドルで牽制し、前に出ようとするが井原がミドルを当てて動きを止めるも、キャッチしたウェイがそのままコケさせる。
 再開し、ウェイが突っ込んで左右のストレート。避けた井原だったが前に出ようとしたところをウェイがワンツーを当て、井原の左右のフックを避けたウェイがバックブローを当てる。だが井原は構わずパンチを振り回して前に出るともつれてブレイク。ここで時間切れ。
 判定1-0で井原優勢も延長戦へ。


 お互いローが相打ちし、井原が左右のフックもこれはあたらずクリンチのようになりブレイク。
 ウェイが前蹴りのまま前に出て左ストレートからバックブロー。これに井原がカウンターの右のストレートをあわせ、ふらついたウェイに井原がフックもウェイはクリンチして膝。
 ブレイクし、井原がフックもウェイは前に出てもつれてブレイク。ウェイがグローブが外れたとレフェリーにアピールし一時中断へ。
 再開し、ウェイの大ぶりフックをガードした井原ともつれてケージ際になりブレイク。
 ウェイがミドルから右ストレートも、井原がカウンターの左ストレートを叩き込む。前に出るがウェイがクリンチしてブレイク。
 井原が左フックから前に出てきたウェイに右フック。さらにウェイの左ミドルに井原がカウンターの右ストレートを叩き込むとウェイがふらつき、井原が左ストレートから追撃しようとするがウェイのフックがもつれてブレイク。
 ウェイが前蹴りから前に出るがもつれてブレイク。ここで時間切れ。
 判定5-0で井原の勝利となった。

 井原は泣きながら「ごめんなさい。KOできなくてすいません。未来さんに最強メンバー集めるっつわれて、正直周りがほんとにすごい選手だったんでプレッシャーが、自分の中ではあったんですけど、今、今KOできなかったんですけど、そのメンバーに並べたかなと思います。あの、ベルト取られて、それと同時にプライベートとかもあんまよくなくて、あの、これを機に、来年からまた、年が変わるんで、また2026年井原良太郎の年だったねって言われるように頑張りますんで応援よろしくお願いします。あの、あの、この後、まだメインのYURAがありますんで、YURAがしっかりつとめてくれると思うんで、終わりよければ最後良しじゃないですけど、それで日本が勝った風に見えればいいかなと思います。ありがとうございました」と挨拶した。

 第18試合で行われた【ナニワのビーバッププリンス/大阪喧嘩自慢】リキvs【第2代バンタム級王者】大野篤貴の勝者である大野と3月大会でタイトルマッチが仮決定していた井原だが、対抗戦日本3連敗から王座挑戦も文句無しの勝利をもたらした。

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