【インタビュー】「今もう体幹が全然違います!」クロスフィットで更にパワーアップしたちゃんよたインタビュー!

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寒くなってきたということは年末年始のプロレスウィークに向けて動き出すということ。今年も突っ走って今なおその足を止めないちゃんよた選手に、お話を聞いてきました!(撮影協力:mooneys 聞き手:スレンダー川口 @slender_kg →リンク https://x.com/slender_kg

――2025年もあとひと月半になりました。ちょっと早いですが振り返っていかがでしょう。
「今年2月ぐらいからマリーゴールドさんにほぼレギュラーみたいな感じで参戦させていただきました。今まで試合数が多くても月4試合とかだったのが、地方遠征にも一緒についていくようになって、月10試合とかに増えたんです。それが本当にすごく良い経験になったなと思ってます。」

――倍以上になったわけですもんね。
「なんか練習だけやってても培えない「試合の勘」みたいなのあるじゃないですか。それがすごく養えたなと思って。本当にありがたい経験だったと思っています。 」

――間が空かないって大事ですね。
「月4試合だと1週間に一回、正直毎日プロレスのこと考えてるかっていうとそうじゃなくて。やっぱり筋トレも好きだから、筋トレのこと考えたりしてる時間が多かったんです。けど、月10試合になってみるとずっとプロレスのことを考えてないといけないというか、自然とそうなった気がしますね。」

――桜井麻衣選手とのタイトルマッチ、スゴくよかったです。記者会見では「トレーニング本1,000冊買え」って(笑)
「ありがとうございます。記者会見はどんなインパクト残してやろうかっていつも考えてます、ふふ。」

――ベルトへの挑戦、他にも結構ありました。
「マリーゴールドのUN王座、ツインスター、CMLL女子、Evo女、4つかな。」

――Evo女のZONES選手は「ちゃんよたのラリアットは効く。首引っかけられるしパワーがスゴい強くなってる」と、嫌がりながらも称賛してました。
「もともと土肥こうじさんにラリアット教わってて、体重乗せるイメージで打ち込んでます。打って止まるタイプ、打った後なだれ込んでいくタイプ、ありますよね。私は後者の方なんですけど、とりあえずコロす気で打ち込んでます(目力!)」

――動画で見てても威力が伝わります。
「動画見た友達の中で、プロレス知らない友達の間では「変なこと言うとラリアット喰らわされるよ」って言われてます(笑)」

――試合数もそうですがいろんなタイプの選手と当たれたんではないですか。
「マリーゴールドに参戦する前は、PPP(PPPTOKYO)とかでも体の大きい人と当たってたんです。水波さん、まなせさん、尾崎妹加さんとか。だから自分の戦い方も一通りしかなかった。それがいろんなタイプの選手と当たるようになって、戦い方を学んだというか、こういう時はこう返すんだとか、バリエーションが増えたような気がします。」

――本当に良い経験積んでますね。
「それこそ夏はシングルのリーグ戦「DREAM✴STAR GP」に出させてもらいました。シングルでちゃんと戦う機会ってあんまりないじゃないですか、タッグが多かったりとかして。だけど、ああやってシングルで、1対1でじっくりいろんな選手と戦えて、本当によかったなと思ってます。」

――お客さんもシングルを見たかったと思います。タッグ戦が多い印象でしたし。
「はい、そうですね。でも体的にはしんどかったですね~(汗)。シングルってやっぱ疲れます。タッチもいけないし、当たり前ですけど自分がずっと出てなくちゃいけないから。昼もシングル、夜もシングルみたいな日程もありましたし、体力的には非常に大変だったんですけど、うん、いい経験でした。」

――回復するタイミングも自分で作んないといけないですもんね。
「私はシングルの方がどちらかと言ったら好きではあります。でもリーグ戦はは、例えば最初勝って勝ち続けても『この流れを止めちゃいけない!』みたいな気持ちになりますし、逆に負けてても『今めっちゃ負けてるから、次の試合こそは勝たなきゃ!』とか。勝ってても負けてても常にこう得点を気にしてる。 」

――マリーゴールドだと松井珠紗選手みたいに、ガンガン行くと受けて受けて最後に丸め込みや切り返し技で勝ちにくるとか、凄くやりにくくないですか?
「気抜けないですね。しかも何をやってくるか分かんないタイプじゃないですか、松井さんって。」

――不安がつきまとう感覚ですね。
「なります。怖いです。それこそもうシンプルな当たり合いとかだったら『絶対負けないぞ』って気持ちでいけるんですけど、何やってくるか分かんないような人に対しては、ほんと気が抜けないです。」

――曲者ですね。
「本当にそうです。でも上手いですね、松井さん。めちゃくちゃ上手い。」

――いろんなタッグを組みましたがしっくり来たチームはありますか?
「そうですね。最近は山中絵里奈さんと組ませていただいてるんですけど、自分と全く逆のタイプです。だけど...なんて言うんだろう。私も結構フィジカルが売りだし、山中さんもちゃんとトレーニングやっててっていう感じなので、タイプは違うんだけど、なんか芯が一緒な感じがして。スゴくやってて楽しいなって思いますし、私はどっちかというと真っすぐぶつかっていくタイプ。山中さんは結構華麗な飛び技を駆使して攻めるタイプなので、なんかタッグ組んでてもすごいバランスがいい気はします。 」

――対戦相手もパワーでめちゃくちゃやられて今度は飛び技が来たりストレッチ技が来たり、緩急付けて攻められてキツイでしょうね。
「良いチームだなって思ってます。組み始めてまだ数回とかですけど、今後もっと組んでいきたいなって思ってます。」

――YouTubeチャンネルで『週5でボディビルトレーニングをしていた女が週5クロスフィットに変えたらどうなるのか検証してみた』に取り組んでらっしゃいましたね。
https://youtu.be/_GddKZAMA0w?si=7imlh6J3AgugdDS_
「今年の1月1日からクロスフィットを始めて、週2回だったのを10月から週5回全部そうしてみたんです。同じ筋トレなんですけど、目指してる方向性が180度違くて。基本ボディービルトレーニングって効かせることが正解じゃないですか。クロスフィットは効かせちゃダメなんです。」

――効かせないというと。
「クロスフィットは身体の連動性とか、あと心肺機能向上ですね。この間やったメニューだと、28分間ひたすら動き続ける。1分間に決められたメニューがあるんですけど、それを28回こなすっていう。例えばバーピーを1分間やります、次はローイングを1分間やります、次はボックスジャンプを1分間やります、で、最後にダンベルの~って。それをずっと呼吸が乱れないように、息が上がらないように、ペーシングしながら最後まで続けるみたいなイメージです。」

――重い軽いを何回っていうんではなく、短い運動がパッケージになってるんですね。
「だからなんかプロレスの試合にすごく似てるんですよ。」

――なるほど!
「クロスフィットのメニューもだいたい10分ぐらいから長いと30分ぐらいなので、本当にプロレスの試合もそのぐらいじゃないですか。10分から30分ぐらい。だから、クロスフィットをしっかりやり続けていったら、プロレスの試合にもすごい活きるなと思ってます。」

――果たして効果のほどは?
「うん、体幹がもう全然違います。体重はそんなに減ってはないんですけど、現にプロレスの試合でももう死ぬほどバテて最後動けない、みたいなことはなくなりましたね。 」

――ちょっと前、4人でマリーゴールドの後楽園に行ったんです。そのうちひとりプロレス初見の女子がいて、ちゃんよた選手を見て思わず「あの人身体が綺麗ですね」って言ってました。
「嬉しいです、スゴイ嬉しいです!よろしくお伝えください(笑)」

――女性ファンが増えるのは嬉しいですね。
「それこそ売店に来て下さる女性の方も増えて、「後姿が綺麗すぎて~」なんて言ってくださるんで『ちゃんと筋トレやってきてよかったー!』って思ってます。」

――僕なんて、なんにも優勝したことないんですけど、お腹周りにチャンピオンベルトが乗っかってきまして・・・。
「それはもういろんなことを頑張ってきた人生の蓄積ですよ(笑)。おなか周りなんて特にクロスフィットが有効ですよ。クロスフィット始めてから常に腹筋割れてるみたいな感じになってます。別にそんなに腹筋強く頑張ってる感じはしないんですけど、何て言うんだろう、全身運動だから絞れるし、自然と腹筋も強くなってるしみたいな感じです。スゴいです、クロスフィット。」

――おなか周りだけやるより良さそうですね。
「結構プロレスラーでやってる人多くないですか? CIMA選手、石森太二選手、関札皓太選手とか、海外の選手とかみんなやってますしね。KAIRIさんとかもクロスフィットの動画結構上げてますし。」

――ボディビルもクロスフィットもやって、いろんな方向性が見えてくる。噂ではトレーニングジムを開きたいとか。
「開きたいです~、開きたいんです(二回)。今までは『いや、私が開いても他にもっとスゴい人がやってるから、まずは自分のトレーニングやってればいいか』と思ってたんです。でも私しかしてない経験っていうのもいっぱいあるなと。プロレス界でもかなり筋トレはやってる方だと自負してますし、今回クロスフィットをやってみて、プロレスに活きる筋トレとかもスゴい肌で感じましたし、そういうのを元に教えられることがあるんじゃないかって気になってきて、やっぱりやりたいなと思いました。」

――パーソナルのほうですかね。
「そうですね、パーソナル。クロスフィットっぽい動きとか取り入れたりできるなと思ってます。あとなんだろう、身近に結構やってる人が多くて、うちの団体のビースト村山さんとかはジムの経営者じゃないですか。やっぱそういう人が近くにいて「やったほうが良いですよ」っていろんな話を聞いたりすると、だんだんと自分もやりたいなって気持ちになってくるんです。」

――まずはどこかのジムで何枠か受け持ってとか。
「それが、なんか今結構居抜きのジムってのが多いらしくて、パーソナルが乱立したけど続けられなくなって辞めてくらしんですよ。だから意外と借りるのは安く借りれるって、そのビーストさんが言ってました(笑)」

――現役のビジネスビースト(笑)
「それこそ八須さん(八須拳太郎)とかも一人店長でパーソナルジムやってるんで、そういうノウハウはもうみんなに聞こうと思ってます。」

――八須選手は全然さぼってない体つきですもんね。
「ヤバいです、あの人。あの人が近くにいるから、自分もやんなきゃって思うんですよ。なんかプロレスの練習の日とかも、朝ボクシングの練習してからプロレス行きますとか言って。その後終わったらまた格闘技のジムに戻って練習みたいな。」

――胸毛残してヒゲ剃ってたり面白イメージが強いですけど(笑)
「そうそうそう!怖いです、あの人。素でやってるんで、もう本当にSNSのまんまです。だから逆にちょっと怖いんです。大丈夫かなと。」

――12月9日新宿FACE大会では元セクシー女優の虎牙のん(トラガノン)のデビュー戦が控えています。自身の経歴と重なるので「デビュー戦は私が!」って決めてたんじゃないかなと。
「というわけでもないんです。やりたいなとは思ってたんですけど。結局対戦カードは会社が決めるものなので、やりたいとは言いつつ、私以外の人になるんじゃないかなと思ってました。全然そんな素振りを会社は見せてなかったんですけど、急に発表されて知りました。でも嬉しいですよ。」

――きっと最初は厳しい声もあります。ご自身のように努力で声援を勝ち取ることが必要ですね。
「ありがとうございます。最初は凄かったですね。ニュースもコメント欄見たくないぐらいだったけど、今はそんなに。自分は本当に「強くなりたい!」って気持ちがあったんで、結局周りがいろんなこと言ってくるけど、強くなるしか黙らせる方法はないなと思ってやってきました。」

――その通りになりました。
「だから彼女も多分デビューしたてはスゴい言われると思うんですけど、それは自分の力次第というか。努力次第でどうにでもなるから、なんかそれをリングの上で伝えたいっていう気持ちはありますね。」

――いやあ~、それリングで感じてほしいな。
「あ、あと絶対ニュースは読んでもコメントは見ないでって言いました(笑)。ヒドいコメント書くって何にも生産性がないじゃないですか。そんな人たち、暇なんだなとしか思わないです、私はもう。」

――その暇を集めて会場に観に行ってみたらいいのに。
「もうホントに。」

――でも初見の同性の子にイイなって思わせるっていうのは、ちゃんとオーラが出てる証拠じゃないですか。
「さっきも言いましたけど、女性ファンの方が増えてきたのはホントに嬉しいんです。去年引退したじゃないですか、セクシー女優を。それまではやっぱり作品を買ってもらうためにちょっと女性らしくしなきゃいけないなって気持ちはあったんですよ。でも元々の自分の性格上、結構サバサバ、自分で言うのもアレなんですけど、かっこよく見られたいって気持ちがあるので、今はもう完全にそっち寄りになってます。」

――ナチュラルな自分を。
「はい。生きやすいです、今の方が。」

――さて、ご自身の試合というか、PPPTOKYOの年末年始の見所をお聞かせください。
「12.9新宿FACE大会、虎牙のんデビュー戦。バックボーンも私と同じ、私みたいになりたいって練習生になってくれたので、シンプルに嬉しい気持ちです。同時に、初めてデビュー戦の相手を務めるので、自分自身も精神と身体を磨いて良い状態で受け止めたい。デビューしたらいろいろ言われる、でもやり続けてたらこんなにたくさんの人に応援されてくんだよってことをぜひ体験してほしいなって思います。」

――新たな女子選手が増えるのは楽しみです。
「リアラさんも入団しましたし、いっしょに筋トレするともちろん全然出来はしないんですけど、最後までくらいつこうとやってくれる。闘志があるんです。そういう人って応援されるじゃないですか。上手く出来ることだけが全てじゃないなって思いました。リアラさんにも頑張ってほしい。」

――年始は1.2インイタ大会ですね。
「まだカードは発表されてないんですけど、戦いたい相手がいまして。とある選手なんですけど、まだ決着がついてない相手なんですよ。1月2日、そこで決着をつけたいなと思っているということだけは伝えておきたいですね。」
https://x.com/PPP__TOKYO/status/1988818439918743873?s=20

――おお、楽しみですね。
「いろんな関係で実現しないかもしれないですけど、新春初夢っていうぐらいだから、夢を見させてくださいと言いたいです。 年末年始、ぜひPPPTOKYOにご来場ください!」

<おまけ>
クリームソーダはテーブルにあるだけでとても楽しくなります。MoonCafeに来たらぜひお試しください。

■プロフィール
ちゃんよた/Chanyota
1995年6月30日新潟県生まれ。警察官、パーソナルトレーナーを経て、2020年11月にセクシー女優へ転身。2021年9月に『PPPTOKYO』でプロレスデビュー。2024年9月にセクシー女優を引退。現在はプロレスラー、筋肉を愛する人。
Twitter:https://x.com/sym_yok
Instagram:https://www.instagram.com/chanyota_6/
youtube:https://www.youtube.com/@user-chanyota

PPPTOKYO 各大会チケットはこちら!
https://www.ticketpay.jp/search/?keyword=PPP

<<取材後、1.2インイタ対戦カード発表!!>>
『PPP TOKYO ~新春ファン感謝祭「極」~』
日時:2026年1月2日(金)
開始:19:00
会場:TOKYO SQUARE in Itabashi
チケット)好評発売中!!
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=59357

■取材協力:MOONEYES

・ちゃんよた選手着用アイテム・
MOON Equipped コーデュロイバーシティージャケット 24,200円(税込)
MOON Cafe タワーバーガースウェットシャツ 8,910円(税込)
MOON ボンボンニットキャップ 3,960円(税込)
https://www.mooneyesshop.jp/

MoonCafe
クリームソーダの他、ハーゲンダッツを使ったシェイクがめちゃくちゃおススメです!
https://www.mooncafe-honmoku.com/

==イベント情報==


『33rd Yokohama Hot Rod Custom Show 2025』
日時:2025/12/07 (日) 8:00~17:00
会場:パシフィコ横浜
チケット:https://x.gd/77T6Q

今回、取材協力いただいたMOONEYESさんが主催する日本最大級のインドア Car & Motorcycle Show。毎年、国内外で注目を集める Motor Showです。カーアイテムから古着、小物などが並ぶベンダーブース、ペイントコンテストなど、歩き回るだけでも一日楽しめるイベントになってます。

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