“大御所”RENAの記者会見欠席に伊澤星花が「誰もRENA選手の顔を覚えてないような試合にする」と苛立ちをあらわに

5日、東京都・六本木ヒルズアリーナにてRIZINが大晦日大会についての公開記者会見が実施。伊澤星花vsRENAのRIZIN女子スーパーアトム級王座戦が発表された。
2022年に浜崎朱加を倒しスーパーアトム級王者となった伊澤だが、あまりに強すぎるためか防衛戦の相手が見つからず。それでも伊澤の試合はノンタイトルで組まれ続け、伊澤にとってもファンにとってもフラストレーションが溜まる状況が続いていた。
そんな中、格闘技ファンからは“日本人女子最強決定戦”という位置付けでRENAとの対戦が熱望されてきた。RENAは伊澤を強く意識し度々挑発的な言葉を発信しており、2024年大晦日に両者の対戦が決まりかけたこともあったが、RENAが負傷したことで実現には至らず。
伊澤のRENAに対する苛立ちもすさまじいものがあり「結構前から『伊澤に勝てるのは私だけ』とか『伊澤じゃジョシカクになれない』とか言ってるんですけど、実際に試合が決まりそうになるといつも逃げちゃうんで。逃げるくらいなら最初から名前出すなよ」「RIZINの運営の方がずっとRENA選手を推してくるんですけど、自分としては全然レベルが違うんだぞって思ってるんで」など嫌悪感をむき出しにしてきた。
しかし、今月3日の『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』では“格上の大御所”としてRENAがサプライズ登場し、大晦日RIZINで伊澤とのスーパーアトム級王座が行われることが電撃決定。
この会見では伊澤とRENAが顔を合わせることが期待されていたが、RENAが欠席したことでその光景を見ることは叶わなかった。
会見に登場した伊澤は「めちゃくちゃ怒ってます。あの大御所が今日ここに来てないのが本当に腹立ってて。挑戦させてもらう立場の奴が、なんで会見に来ないんだってめちゃくちゃ思ってます。なんで今日ここに来なかったことを後悔させるように、もう1分で仕留めて。もう誰もRENA選手の顔を覚えてないような試合にしたいと思います」と、怒りと呆れが混じった声色で淡々とコメント。
記者からRENA戦についての質問が飛ぶも「いや、もう1分で決めます。終わりです」と突き放すように答え、それ以上の質問を許さないといった様子の威圧感を発した。

なお、会見終了後に行われた榊原信行CEOの囲み取材では「RENA選手は元々タイに行くことが決まってて。伊澤選手の怒りもよく分かるし会見に出るべきなんですけど、タイの中でもう先にスケジュールが決まってた特別なタイミングの中で僕らが会見を後から突っ込んじゃったんで。だから3日に無理して来てもらって神戸で先んじて発表したっていう感じで。RENAがサボタージュして来なかったわけではないということは、彼女の名誉のために伝えておきたいですけど、まあそんなこと関係なく伊澤さんは怒るんで(笑)」とRENA欠席の内情が明かされた。
















