「俺は喧嘩しに行くんで」朝倉未来が最強無敵王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフと大晦日RIZINでタイトルマッチ!

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 5日、東京都・六本木ヒルズアリーナにてRIZINが大晦日大会についての公開記者会見が実施。ラジャブアリ・シェイドゥラエフと朝倉未来のRIZINフェザー級王座戦が発表された。

 朝倉未来は日本のフェザー級を代表するMMA選手の1人であり、その強さもさることながらYouTuberとしても確固たる地位を獲得。1分間最強の選手を極める大会『BreakingDown』も手掛けており、日本格闘技界になくてはならない存在となっている。
 一時は戦績も振るわず引退をほのめかすこともあったが、今年5月の鈴木千裕戦、7月のクレベル・コイケ戦と連勝し完全復活。RIZINフェザー級の元王者たちを破った未来に期待される相手はただ1人。RIZIN参戦から無敗の5連勝でチャンピオンの座まで駆け上がった現王者、ラジャブアリ・シェイドゥラエフだ。

 この会見では、シェイドゥラエフvs未来のフェザー級王座戦が正式発表。シェイドゥラエフの相手として会場スクリーンに未来の姿が映った際には、集まったファンからは歓声というより雄叫びのような声が六本木の夜空に響いた。

 会見に出席した未来は「今回史上最強の相手用意してもらって、相手にとっては不足ないと思うんで、全力で1ラウンドから倒しにいきたいと思います。命がけじゃないけど、本当に見てる人が心を震わすような、そういう試合をしたいと思ってますね。覚悟は決まってるんで、あとは殺りに行くだけです。喧嘩しに行きます」とコメント。アマチュア時代を含むシェイドゥラエフの試合をすべて見て研究を進めているという。

 今会見中、未来は「シェイドゥラエフ相手に喧嘩しに来た奴って今までいない」「クレベル、ビビってたじゃん。俺は喧嘩しに行くんで」など“喧嘩”というワードを多用。喧嘩に明け暮れた“路上の伝説”の再臨を思わせる気迫を見せた。

 一方、シェイドゥラエフは未来を「経験豊富なスポーツ選手」と評価。通訳による言葉の綾がある可能性はあるが、“格闘家”としては見ていないとも取れる評価だ。
 そして未来対策について問われると「今まで2試合ぐらい見ましたが、印象はストライキングが上手かなという感じです。未来選手より上回ってるところは、レスリングの技が上手です。それとあとは寝技、まあストライキングも得意ですので、全ての得意技をリングで見せますので楽しみにしてお待ちください」と終始笑顔で語る余裕を見せつけた。

 会見終了後に行われた榊原信行CEOの囲み取材では「この10 年振り返ったときにやっぱり朝倉未来っていう存在以上に、RIZINの顔として今も現役として闘ってくれてる選手っていないんで。シェイドラエフという過去最強の絶対王者だと思いますけど、挑んでほしいということで色々話を最終して、未来も『行く』という腹を決めてくれたのが、まあ 3~4日前ですね」と試合が決まったのが数日前であることと、未来への期待が語られる。
 記者から「この試合に勝負論はあるか」と問われると「全然あると思いますね。60 秒とか 33 秒ってこの直近 2 試合の中では本当のシェイドラエフの実力って意外にわかんないかもしれないですよね。だからまあ、あまりにも自分の目の前の敵を大きく考えずに、自分でそれに気圧されずに、しっかり多分彼は丸裸にして準備をして、勝機がある。僕が言っちゃうとおかしくなっちゃうんで。あの……ホントにおもろいことになると思うんですね」とニヤリ。ハッキリとは明言しなかったものの、未来が勝利する可能性も大いに有り得ると考えている様子だ。

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