インター王者・遠藤有栖が前哨戦でアリス・クロウリー組に敗退も…「日本代表の“ありす”として、この勝負、絶対に勝ちます」

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 東京女子プロレスが10月12日、東京・新宿FACEで『TJPW Autumn Victory in SHINJUKU vol.1』を開催した。18日の後楽園ホールで米国出身のアリス・クロウリーの挑戦を受ける、インターナショナル・プリンセス王者・遠藤有栖が“ありす対決”での勝利を宣言した。

 9・20大田区でインター王座初戴冠を果たした遠藤の初V戦は、国、表記が違うとはいえ、読みは同じ“ありす”対決となった。大会オープニング前に公開調印式が実施され、両者、調印書にサインを入れると、アリスは「初めて日本に来て、このちっちゃい女の子とやんの?」と発言。遠藤はイスの上に立つと「私の方がでけぇ」とアピール。アリスもイスの上に立つと、遠藤は「降ろしてください」と叫ぶ。2人ともイスから降りると、アリスは「私の方が大きいでしょ!」と挑発。遠藤は「それは試合で分かります。私やっとこの子(ベルト)を手に入れることができて、最近仲良くなったなって、思ってきたばかりなんですよ。でもやっぱりもっと仲良くならなきゃいけない。そして、遠藤有栖をこの子に刻まないといけない。もっと有栖を知ってもらいたい。だから自分でデカいと言ってるアリス…国は違うけど、同じ“ありす”。このありす対決は日本代表の“ありす”として、この勝負、絶対に勝ちます! 私がデカいってことを見せつけてやります」とキッパリ言い切った。

 そして、セミファイナルで遠藤は風城ハルと組み、中島翔子&アリスと最初で最後の前哨戦を戦った。アリスが奇襲をかけて、いきなり場外戦へ。リングに戻ると、遠藤がアリスにドロップキックを見舞えば、アリスはジャーマンで返す。遠藤と風城がアリスにダブルドロップキックの好連係。遠藤の什(じゅう)の掟はアリスが阻止。中島が場外の遠藤にトペを発射し完全排除。最後は風城のクロスボディをキャッチしたアリスがスウィングサイドスラムで叩きつけて3カウントを奪った。

 バックステージで遠藤は「負けたけど、私はアリスがどんな選手か様子見したかっただけです。 ちっちゃい、ちっちゃい言ってるけどちっちゃくないから。存在がでけぇから。チャンピオンだし。胸張っていきたいと思います。ちっちゃい、ちっちゃい言ってる人を倒したら、めっちゃかっこいいよね。私は倒します。防衛します」とベルト死守宣言。

 前哨戦を制したアリスは「私が日本に来たのは、あのベルトを持って国に帰るため。それが唯一100%の理由です。いかしてる子ではあるけど小さいよね。私の名前は“BIG AL”だから。ただ一つ、私があのちっちゃいチャンピオンを下して、ベルトを持って国に帰る」と自信満々だった。

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