【試合詳細】9・26 末広通り商店会プロレスフェスティバル2025 ガッツ石島&神崎ユウキvs定アキラ&後藤恵介 藤原秀旺vs星誕期 唯我&佐野直&ビッグベアーvs大家健&バナナ千賀&ツトム・オースギ 橋之介&マスクドミステリーvs瀧澤晃頼&KURO-OBI

『末広通り商店会プロレスフェスティバル2025 2Days』
日程:2025年9月26日(金)
開始:10:30
会場:東京都・末広通り商店会プロレス広場
観衆:400人(超満員)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○橋之介/マスクドミステリー
8分35秒 スワントーン・ボム→片エビ固め
瀧澤晃頼/●KURO-OBI
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○唯我(バトスカフェ)/佐野直(フリー)/ビッグベアー(フリー)
7分8秒 拷問コブラツイスト→レフェリーストップ
大家健(ガン☆プロ)/●バナナ千賀(フリー)/ツトム・オースギ(フリー)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●藤原秀旺
9分24秒 無効試合
●星誕期
▼タッグマッチ 60分1本勝負
[ゴキブリ商会]○定アキラ(AlmaLibre)/後藤恵介(フリー)
14分15秒 MADE IN NERIMA→片エビ固め
ガッツ石島/●神崎ユウキ
金曜の朝から新宿の路上でプロレス開催!ガッツと定の因縁の肉弾戦はド迫力!秀旺が誕期を轢殺し外国人観光客は大興奮!
オープニング
実況を務めるのげと、熊本からやってきた解説員のミスター雁之助が前説。
末広通り商店会の瀬田副会長による開会の挨拶が行われ、今年で10周年を迎える末広通り商店会プロレスへの想いを噛み締めながら同商店会で楽しい一日を過ごしてもらうようお願いした。
第1試合
ミステリーと瀧澤の対面でゴング。ロックアップでの力比べからリストの取り合い。これはパワーで勝るミステリーが競り勝って腕を固めながらアームドラッグ。瀧澤がヘッドロックから腰投げでテイクダウンを奪うが、ミステリーもすぐにヘッドシザースで抜けてクリーンブレイク。両者タッチ。
橋之介とKURO-OBIの対面。手4つの対面からKURO-OBIが素早くバックを取ってグラウンドに引き倒しながらのスリーパーホールド。橋之介が素早くロープブレイク。
今度は橋之介がバックを取るも、KURO-OBIがあっという間に寝かせてしまいチキンウィング・フェイスロック。橋之介はまたも素早くロープへ。
橋之介がヘッドロックからショルダータックルで倒してロープに飛ぼうとするが、KURO-OBIが下から足を絡め取ってアンクルホールド。そのまま自分コーナーまで持っていって瀧澤にタッチ。
瀧澤は橋之介のヒザにストンピングを連打し、コーナーで顔面踏みつけ。橋之介がエルボー連打で反撃するも、瀧澤が強烈なエルボー一発でなぎ倒してKURO-OBIにタッチ。
KURO-OBIはチョップからヘッドロックに捕らえつつ瀧澤にタッチ。
瀧澤はKURO-OBIから腰の帯を拝借し、腕に巻き付けてチェーンラリアットならぬ帯ラリアット。さらにKURO-OBIと2人で帯の両端を持って橋之介のクロスラインを狙うが、橋之介は飛び込み前転や側転でかわしてドロップキックで2人まとめて吹き飛ばす。ミステリーにタッチ。
ミステリーが出てくると2人は再び帯でのクロスラインを狙う。ミステリーは巨体に似合わぬ身軽さでこれをかわしていき、2人をダブルラリアットでなぎ倒す。さらにミステリーは瀧澤をコーナーに振って串刺しバックエルボーからサイド・スープレックス。コーナーへ上がってダイビング・ラリアットを叩き込み、チョークスラムを狙っていく。瀧澤は振り払ってエルボーで立ち向かい、クロスボディで倒してKURO-OBIにタッチ。ミステリーも橋之介にタッチ。
橋之介はエルボー連打からロープに飛ぶが、KURO-OBIがカウンターの背負投げ。さらに腕を離さず腕十字に移行しようとするがミステリーがカット。ミステリーがラリアットを狙うが、KURO-OBIが絡め取って脇固めを狙う。ミステリーはこらえてぶっこ抜きサイドバスターで切り返し、橋之介がライオンサルトで追撃。これは瀧澤がカット。
橋之介がコーナーに上がり、スワントーン・ボムを投下して3カウントを奪った。
第2試合
この試合はノータッチルールで実施。
大家と佐野の対面でゴング。ゆる~いロックアップからリストの取り合いが展開され、佐野がヘッドロックからショルダータックル。大家は倒れず「来いよ!」と挑発。佐野が何度ぶつかっても倒れなかったため、サミングからショルダータックルで倒す。
オースギと佐野の対面。オースギがロープに振ると、千賀が飛び込んできて2人でダブルドロップキック。
オースギとビッグベアーの対面。ビッグベアーがロープに振ると唯我が飛び込んできて2人でダブルドロップキック。しかし、不慣れなためかタイミングが全く合わない。
オースギと唯我の対面。唯我がロープに振るとビッグベアーが飛び込んできて2人でダブルドロップキック。しかし、不慣れなためかタイミングが全く合わない。
大家ら3人がビッグベアーに代わる代わる一本足頭突きを見舞い、最後は3人同時のトリプルヘッドバッド。さらに大家が佐野をDDOで突き刺すと、佐野の頭がマットに突き刺さって抜けなくなる事態に。
大家ら3人が唯我に太鼓の乱れ打ち。さらに千賀がカニバサミで捕らえながらオースギがコブラツイスト。大家がレフェリーのように「ギバップ?!ギバップ?!」と聞いていく。
そんな中、ビッグベアーが末広通り商店会のスタッフの女性を人質に取るという卑劣な手段に出る。この暴挙を止めるべく石川会長もリングに上ってくるが、6人全員から袋叩きにあってしまう。
しかし、そんな中で女性スタッフはカラーコーン用のバーを持ち込み、ナギナタのように振るって石川会長を救出。
ビッグベアーはオースギに稲妻レッグラリアートからサマーソルト・ドロップ。
ビッグベアーは千賀に稲妻レッグラリアートからサマーソルト・ドロップ。
ビッグベアーは唯我に稲妻レッグラリアートからサマーソルト・ドロップ。
ビッグベアーは佐野に稲妻レッグラリアートからサマーソルト・ドロップ。
ビッグベアーは大家にも稲妻レッグラリアートからのサマーソルト・ドロップを狙うが、大家が炎のスピアーで迎撃。
大家は千賀に炎のスピアー。
大家はオースギに炎のスピアー。
大家は唯我に炎のスピアー。
大家は佐野に炎のスピアー。全員リング上で大の字の地獄絵図に。
ふらふらと起き上がった唯我が千賀をコブラツイストで捕らえると、千賀が落ちてしまいレフェリーストップ。オースギが「(コブラツイストで)落ちるわけねーだろオラッ!」と突っ込む中で試合終了を告げるゴングが打ち鳴らされた。
第3試合
秀旺はいつものようにバイ秀クルに乗って登場。試合前に誕期が握手を求めるが、秀旺は無視。ゴングが鳴るなり秀旺は場外へエスケープして誕期をイラつかせる。
リングに戻った秀旺がヘッドロックで捕らえるも、誕期はすぐさまぶっこ抜いてバックドロップを狙う。秀旺は慌てて抜け出して距離を取る。
手4つで力比べも、これは誕期が圧勝。リストロックの応酬から秀旺がショルダータックルも、誕期はビクともせず。逆に誕期がショルダータックル一発でなぎ倒す。
秀旺が場外にエスケープすると、誕期が追いかけていって張り手を連打。さらにリング鉄柱へのぶちかましを狙うが、秀旺がかわして自爆させる。
秀旺はバイ秀クルで特攻を仕掛けるが、誕期がガッチリとキャッチしバイ秀クルに上手投げ。
誕期は秀旺をリングに戻してエルボードロップを発射。これをかわした秀旺がチョーク攻撃で弱らせ、顔面へのナックル連打。さらに以前から対戦を熱望しているLEONAに向けてかドラゴン・スリーパーを繰り出すが、仕留めるには至らず。
ならばと秀旺はチャンス of LOVEから十字を切ってナックル&ヘッドバッド連打。さらにラリアットを狙うが、誕期がフラップジャックで迎撃。
誕期はツッパリ連打でコーナーに押し込み、串刺しボディスプラッシュ。さらにブレーンバスターで叩きつけ、再び串刺しボディスプラッシュを狙うが、秀旺が回避。足を引いて場外戦に引きずり込む。
誕期が場外で大暴れして劣勢となる秀旺だったが、バイ秀クルに乗り込むことに成功すると誕期を轢殺。しかし、誕期が憤怒の形相ですぐさま起き上がると秀旺は脱兎のごとく逃走。ブチ切れた誕期が秀旺を追いかけていってしまったため、レフェリーは無効試合の裁定を下した。
第4試合
ガッツと定の対面でゴング。ロックアップでの力比べはガッツが競り勝ち、クリーンに離れる。再びロックアップで組み合うと、今度は定が押し込んで離れ際にお腹をぽよんと叩いてクリーンブレイク。
両者はショルダータックル合戦で互角のぶつかり合いを見せるが、ガッツがなぎ倒して先制。しかし定もすぐさま起き上がってショルダータックルで倒し、両者タッチへ。
神埼と後藤の対面。ロックアップで組み合うも、後藤は軽々と放り投げてパワーの差をアピール。ならばと神崎はバックを取るが、そこから後藤はビクともせず。ロープに振っていくが、神崎はランニング・フォアアームからドロップキックで倒して一矢報いる。吹っ飛んだ後藤が定にタッチ。
定は神埼にチョーク攻撃からロープへの串刺し攻撃を狙うが、神崎がロープを下げて場外に落とすとウルトラ・タイガー・ドロップで追撃。全員入り乱れた場外戦へと発展する。
場外戦を優位に終えた後藤が神崎をリングに放り込み、好きなようにエルボーを打たせたうえでボディスラム。ロープ際で定とともに全体重をかけて神崎を踏みつけていく。
代わる定は神崎にチンロックからサーフボード・ストレッチ、さらにチンロックの要領で神崎の顔を歪めて観衆に写真を撮らせる。
恥辱を受けた神崎はチョップ連打で突っ張るが、定が地獄突きで黙らせて滞空時間の長いブレーンバスター。後藤にタッチ。
後藤は観衆に神崎コールを煽るが、金曜日の朝から集まった観衆はローテンション。後藤が「誰も応援しねーじゃねーか!応援してやれよ!」とブチ切れながらボディスラム。定にタッチ。
定は神崎をロープに振り、後藤とともにダブルのショルダータックル。さらに定がボディプレスを見舞い、後藤が「定さん、そのまま!」と定ごとボディプレスで押しつぶす。大ダメージを負った定が後藤にタッチ。
後藤は再び神崎に好きなようにチョップを打たせてから強烈な逆水平チョップ一発でなぎ倒す。さらにバックフリップを狙うが、神崎が着地してロープに振り、ランニング・ネックブリーカー・ドロップ。ガッツにタッチ。
ガッツは後藤をショルダータックルでふっ飛ばし、串刺しラリアットからブルドッギング・ヘッドロック。さらにWARスペシャルで絞り上げ、「立てコラ!」と鬼神ナックル連打からゴーストバスターを狙う。着地した後藤がエルボーを連打していくと、ガッツもチョップで応戦して打ち合いに。後藤がサミングからロープに飛ぶが、ガッツはカウンターのフライング・ニールキック。神崎にタッチ。
神崎はコーナーに上がってダイビング・クロスボディを発射も、後藤がキャッチしてスクリュー・パワースラム。定にタッチ。
定は神崎をショットガン・ドロップキックでコーナーに叩きつけ、スロイダーで追撃。さらにランニングニーを発射も、かわした神崎がブサイク・ニーを叩き込み、コーナートップからダイビング・クロスボディ。神崎がロープに飛ぶが、定はブラックホール・スラムで迎撃。これはガッツがカット。
定&後藤がガッツをロープに振るが、ガッツはダブルラリアット。神崎が定にフロッグ・スプラッシュを見舞うもカウントは2。
神崎はフィッシャーマン・バスターを狙うが、定が振り払ってニーリフト。神崎がバックを取るとガッツが飛び込んできてラリアットを狙うが、場外から後藤が足払い。レフェリーがそちらに気を取られた隙に定が後ろ足を振り上げて神崎に急所蹴り。
定は神崎をロックボトムで叩きつけ、ダメ押しのMADE IN NERIMAで突き刺して3カウントを奪った。
ガッツ「おい定アキラ!聞けコラ!今日負けたかもしれねーけどな、明日必ずやり返すからなコノヤロー!今日があって、明日があるんだよ!明日お前、藤田ミノル連れてこいコノヤロー。3vs3でやってやるよ!」
定「そっちもう1人誰だ?ビッグベアーか?」
ガッツ「ビッグベアー?いや、勝てねーよソイツじゃ。秘密兵器だ秘密兵器。なあ橋之介?!」
定「言ってんじゃねーか!」
ガッツ「皆さん、本日は金曜の朝からご来場いただきましてありがとうございます!金曜のこの時間に来られるって、普段皆さんはなにをされてるんですかね?(笑)だいたい有給か、夜のお仕事か、無職か。わかりませんが、朝から来ていただけるということで本当に感謝しております!ありがとうございます!ということで、石川会長!あと出場選手の皆さんリングに上ってください!」
石川会長「本日は金曜日の朝からこんなに集まっていただいてありがとうございます。このイベントは新宿区の助成金を使って開催しております。今日も新宿区の方が見に来ておられます。『金曜日にやってこんなに人が少ないなら開催させない』なんて言われたりなんかしたら、今度は月曜と火曜にやろうと思ってます。すみません、ウソです。というわけで今日は1日目。末広通り商店会プロレス2Daysの1日目でございます。明日は2日目でございます。同じ10:30からスタートします。雁之助さん、ちょっとリングへ」
雁之助「本日はご来場ありがとうございました!金曜日の朝早くからありがとうございます。明日も同じ時間、10:30からまた今日よりも熱い試合が行われますので、皆様お誘い合わせの上またご来場いただければ幸いでございます。よろしくお願いします。ありがとうございました!」
ガッツ「我々TTTは10月19日に新宿FACEでビッグマッチを控えています。このあとそのチケットも販売しますので、ご興味のあるかたはよろしくお願いします。ここにいるメンバーの殆どが出ますので、皆さんよろしくお願いします!ということで、皆さんまた明日もご来場お願いします!ありがとうございました!」