【試合詳細】9・23 全日本プロレス立川大会 【三冠ヘビー級】斉藤ジュンvs宮原健斗 【世界タッグ】鈴木秀樹&真霜拳號vsザイオン&オデッセイ 【世界ジュニア】青柳亮生vsMUSASHI

『ジャイアントドリーム2025』
日程:2025年9月23日(火・祝)
開始:14:00
会場:東京都・アリーナ立川立飛
観衆:1,750人
▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
芦野祥太郎/デイビーボーイ・スミスJr./○吉岡世起(フリー)/阿部史典(格闘探偵団)
7分14秒 バズソーキック→片エビ固め
綾部蓮/ライジングHAYATO/井上凌/●小藤将太(OSW)
▼GAORA TVチャンピオンシップ バトルロイヤル 時間無制限勝負
【王者/北斗軍】●他花師
15分1秒 OTR
【挑戦者】○黒潮TOKYOジャパン(アップタウン)
<退場順>
[北斗軍]愛澤No.1(フリー)→菊タロー(フリー)→[斉藤ブラザーズ]セニョール斉藤→[北斗軍]羆嵐(フリー)→立花誠吾(アップタウン)→[斉藤ブラザーズ]“ミスター斉藤”土井成樹(フリー)→[北斗軍]大森北斗
※第29代王者が3度目の防衛に失敗。黒潮が新王者となる。
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●田村男児
11分12秒 ラリアット→片エビ固め
○関本大介(フリー)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
[New Period]●安齊勇馬/本田竜輝
17分30秒 THE FOOL→エビ固め
[ノムヤギ]○青柳優馬/野村直矢(REAL BLOOD)
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○青柳亮生
17分20秒 ファイヤーバード・スプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者】●MUSASHI
※第72代王者が初防衛に成功。
▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/バカの時代】●鈴木秀樹/真霜拳號(2AW)
17分6秒 ダイビング・ヘッドバッド→片エビ固め
【挑戦者組/HAVOC】○ザイオン/オデッセイ
※第101代王者組が初防衛に失敗。ザイオン&オデッセイが新王者となる。
▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/斉藤ブラザーズ】●斉藤ジュン
22分57秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
【挑戦者/第12回王道トーナメント優勝】○宮原健斗
※第75代王者が8度目の防衛に失敗。宮原が新王者となる。
宮原がジュンのV8を阻止して3年ぶりの三冠王座戴冠!ザイオン&オデッセイが悲願の世界タッグ王座戴冠!亮生が世界ジュニアを初防衛しアツハヤでアジアタッグ挑戦へ!
第1試合
先発は綾部と芦野。ロックアップから綾部がロープに押し込み頭を撫でて挑発。芦野のエルボースマッシュに綾部がエルボーからロープに振ろうとするが、芦野が逆に巻き投げてからショルダータックル。受けきった綾部がガットショットから投げようとするが、着地した芦野が足を刈って倒しアンクルロック。下から蹴り上げて綾部が逃れて両者タッチ。
HAYATOと阿部になり、ロックアップをスカした阿部とリストの取り合いからHAYATOがチョップ。HAYATOがコーナーに振ろうとするが阿部が逆に振って走り込むも、飛び越えたHAYATOが走り込むが、避けた阿部が回転浄土宗。阿部がロープに振ってナックルを狙うが、避けたHAYATOがショルダータックル。阿部はアイルビーバックからエルボーを叩き込み、走り込むがHAYATOがショルダースルーでエプロンに落としチョップで場外に落とすと、トペを狙うかに見せてリング中央にライオンサルトで戻りポーズを決める。さらに横で吉岡もポーズをきめるが、芦野が俵返しでHAYATOを投げ捨てストンピング連打。
阿部がビンタからスミスの足にHAYATOの顔面を叩き込みスミスにタッチ。
スミスはボディスラムからマッスルポーズ。カットに来た井上をHAYATOにボディスラムで叩きつけ、小藤もボディスラムで叩きつけるがHAYATOが避ける。
スミスはHAYATOにエルボーから投げようとするが、着地したHAYATOへジャンピングニー。避けたHAYATOが綾部にタッチ。
綾部はエルボー連打もスミスがロープに振るが、綾部がネックブリーカードロップ。さらにロープに飛んでビッグブーツも、スミスがキャッチしてエルボー。エルボーの打ち合いからビッグブーツの相打ちへ。両者タッチ。
井上のビッグブーツを避けた吉岡が突き飛ばして串刺し二―から串刺し延髄斬り。さらにサッカーボールキックを叩き込むが、立ち上がった井上とビッグブーツの相打ち連発からミドルキックの打ち合いへ。吉岡がロープに振ってのミドルキックからシザースキックも、避けた井上がミドルキックからバズソーキック。井上は小藤にタッチ。
小藤はコーナーに振るとトレイン攻撃から小藤がミサイルキック。フォールも阿部がカット。
井上がスミスにエプロンを走り込んでのサッカーボールキックからHAYATOがプランチャを投下し、小藤が吉岡にフィッシャーマンズスープレックスホールドも2。
小藤がロープに飛ぶが吉岡が延髄斬りから逆エビ固めを狙うが小藤が丸め込むも2。
小藤がチョップからロープに飛ぶも、吉岡がミドルキックで迎撃しシザースキック。さらにバズソーキックからフォールし3カウント。
<試合後コメント>
小藤将太
「クッソ!吉岡世起、お前も根絶やしにしてやる!よく覚えとけ!」
井上凌
「吉岡世起、メチャクチャ燃えるな。あの短い時間だったけど、メチャクチャ燃えた。あと個人的にちょっと思ってることがあって。ここ2~3ヶ月、いろんな人間と闘ってきた。シングルマッチが多いし。その中でやっぱり、なんだろな。自分的にやっぱり動かなくちゃいけないなと思って。なにかしらアクションを。色々言われるかもしれないけどさ、俺は恐れないよ。俺は動く。井上凌、動きますッ!」
芦野祥太郎&吉岡世起&阿部史典&デイビーボーイ・スミスJr.
芦野「おい全日本!」
阿部「俺はね、ショック」
芦野「なんだ、オーバー30って!ヤなくくり作るんじゃねーよ!」
阿部「俺ショック。この人たちと同じくくりなのが!」
芦野「お前30代なんだから」
阿部「正直ショック!42(芦野)!37(吉岡)!52(スミス)!俺30!まだ!(※芦野は35歳、スミスは40歳)」
芦野「俺35だから!」
吉岡「(※阿部の頭を撫でで)見ろ、この髪型。オーバー30だろ。向こうみたいに色々染めたり、毛先で遊んだりしてねーんだよ!見ろよこの髪型!」
阿部「クソーッ!クソーッ!くやしいよ!」
芦野「地毛だから、地毛」
阿部「受け入れるよ!おじさん頑張るよ!お前!」
吉岡「おっさんコノヤロー!おっさんまだまだ負けねーからん。オーバー30だろうがなんだろうがやってやっからな。しかも今日むーちゃんが世界ジュニア獲って青柳家を根絶やしに、さらにしてくれるからな。30代ナメんなよ!」
芦野「HAVOC!も、全員オーバー30だからな。俺たちで取るぞ!今日はザイオンんとオデッセイが世界タッグのベルトを狙うぞ。カモーン!」
スミス「今日はオーバー30の俺たちがアンダー30を倒してやった。年齢なんて関係ないんだ。経験こそが物を言うんだ。デイビーボーイ・スミスJr.がタッグリーグに戻ってきた。年齢なんて関係ないということを結果で証明してみせよう」
第2試合
全員での手4つから一度手を離し、他花師が黒潮を担いでOTRを狙うが黒潮はロープを掴んで耐える。他花師が北斗もエプロンに落とそうとし、黒潮は北斗をヘッドシザースでエプロンに一緒に落とすが北斗は急いでリングに転がって戻ると他花師にエルボー連打からストンピング連打。全員で他花師にストンピング連打へ。
他花師をコーナーに振って挑戦者たちのトレイン攻撃から、逆コーナーに振って再度トレイン攻撃を狙うが他花師は次々地獄突きで迎撃していく。さらに円になった挑戦者たちへ次々地獄突き連打からダブルの地獄突きを狙うが、挑戦者たちがサンドイッチビッグブーツを叩き込む。
リングではセニョールと土井が立花をロープに振ってダブルのバックエルボー。さらにロープに振って土井がカニバサミからセニョールがスライディングギロチン。さらに土井がキャメルクラッチで捕らえ、セニョールが顔面に低空ドロップキックと連携攻撃。
土井が愛澤を、セニョールが黒潮をリング中央に振るが、愛澤と黒潮が腕を組んで回転すると反撃の串刺しラリアット。愛澤は黒潮にラリアットを狙うが、避けた黒潮がジャケットパンチ。
羆嵐が黒潮にガットショットからロープに振るが、黒潮はヘッドシザースホイップで投げ捨てる。
愛澤が黒潮、北斗、菊タローにトラースキックを叩き込み、菊タローに「ご指名ありがとうございまーす!」と握手を要求するが、菊タローがその手を握るとガットショットからヘッドロック。さらにショルダータックルから「いらっしゃいませー」と再度握手を要求するが、菊タローはその手を握った瞬間にガットショットからロープに飛ぶ。うつ伏せになった愛澤の顔面を蹴りつけてロープに飛ぶが、愛澤がドロップキックで迎撃しシャンパンボンバーを狙うが菊タローが避けるとミドルキックもキャッチしてドラゴンスクリュー。さらに足4の字で捕らえようとするが足が届かず。そこを全員でフォールし3カウント。菊タロー&愛澤が失格。
セニョールが他花師に共闘を求めるが、羆嵐が他花師を蹴りつけるとセニョールとともにロープに振ってダブルのバックエルボー。さらに羆嵐がロープに振るが、他花師がセニョールを盾にすると羆嵐がクロスボディでセニョールを潰して全員でフォール。3カウントでセニョール失格。
羆嵐は他花師にガットショットからボディスラム。さらにセントーンからコーナーに上るが、土井、黒潮、北斗、立花でロープワークを始めると羆嵐はバランスを崩して場外に落下。羆嵐は失格。
北斗は黒潮と握手するが、黒潮がサミングを狙うも北斗はその手をキャッチ。北斗がガットショットから担ぐが、立花が救出すると、北斗のダブルラリアットを避けて黒潮と立花でダブルトラースキック。
黒潮は土井にもトラースキックを放つが、土井がキャッチするとサミング。立花にもサミングからロープに飛ぶが、立花はマンハッタンドロップからロープに飛んでビッグブーツ。
黒潮は立花に胴締めスリーパー。さらに土井と北斗がそれぞれ腕ひしぎで捕らえ、他花師がインディアンデスロック。これで立花がギブアップ。
黒潮が土井に握手を求め、土井は警戒するが仕方なく握手。黒潮はすぐさまスリーパーも、土井がアトミックドロップから北斗が黒潮をエプロンに投げ捨て、他花師と北斗で土井を振るが、黒潮はロープを掴んで必死に耐える。北斗が走り込むも土井がロープをたるませてエプロンに落とし、走り込んできた他花師を避けると黒潮と北斗に直撃するが二人はロープを掴んで耐える。
土井が走り込むが、他花師はショルダースルーでエプロンに落とし、エプロンでもめはじめた3人へ他花師が地獄突き。これが土井に直撃しOTR。土井失格。
黒潮が他花師のボディにショルダーアタックから、北斗に「決着つけようか」とジャケットパンチ。北斗もエルボーで返し打ち合いとなり、黒潮がリップロックからコーナーに登るも他花師が地獄突き。北斗が正面に登るとリップロックのお返しから北斗軍スペシャルを予告するが、北斗の手がスッポ抜けるも他花師をヘッドシザースホイップで丸め込むが2。
黒潮がミサイルキックを放つが、他花師と北斗が避けて自爆。北斗が黒潮を羽交い締めにし、他花師が地獄突きを放つが黒潮が避けて北斗に誤爆する。北斗のエルボーと他花師のチョップの打ち合いとなり、北斗がジャンピングエルボーからローリングエルボー。さらにロープに飛ぶが、他花師が避けてエプロンに突き落とすと、ダブル地獄突きを狙うが黒潮が他花師の背後から膝カックン。他花師はバランスを崩しながらダブル地獄付きを北斗に放ち、これで北斗が場外に落下して失格。
黒潮のジャケットパンチと他花師の地獄突きの打ち合いとなり、他花師が打ち勝つとケンカキック連発。再度ジャケットパンチと地獄突きの打ち合いから他花師がチャンピオン・カーニバル2019を叩き込み、コーナーに振って追走串刺し地獄突き連発。3発目は追い抜いてしまいコーナーに自爆すると、黒潮が場外に投げ捨ててOTRさせる。
黒潮が一人残りで王者となった。
北斗「黒潮TOKYOジャパン、そして、立花誠吾、北斗軍対アップタウンで、全面抗争をやると言ったものの、正直、お互い、今のままじゃ、絶対にハボックには勝てない。一回、落ち着いて、周りを見てくれ。これじゃ、ハボックには勝てない。しかし、今日の戦いを通じて、俺とお前たちは、なんか、似たようなものがあると俺は思っています!どうですか立川の皆さん?なんか似てますよね?」
黒潮「(他花師へ)こいつやばいだろ」
立花(他花師へ)こいつやばいぞ」
北斗「一つ提案があるんだが、北斗軍とアップタウン、業務提携しないか?」
黒潮「どうやら、俺、マイク持つと長いらしいから、ちょっとお前が答えてくれよ。あと(ベルト)重いから持っててくれ」
立花「ふざけんなよ!お前・・・まあ正直、全然似てないとは思うけど、確かにこのままじゃ、ハボックに勝とうと思ってないけど勝てない。もしかしたら俺達が組めば、万が一の可能性で、ザイオン、オデッセイ、芦野祥太郎に勝てるかもしれないよね?」
黒潮「てことは?てことは、いいよ、これってさ、業務提携ってこと?」
立花「さっき言ってただろ?」
黒潮「さっき言ってたの?そうか」
北斗「これは、合併じゃない」
黒潮「合併じゃないよ」
北斗「業務提携だ」
黒潮「業務提携。よし、じゃあよ、いいよ、俺達でさ、全日本プロレスはもちろんだけど、プロレス界を盛り上げていこうぜ。はっきり言って俺は自信があるよ。なぁ、愛澤No.1、羆嵐、北斗、歌下手くそ。まだゆるしてねー。わりーな。俺達でどんどん盛り上げていこうぜ。チーム名どうすんだよ」
立花「あとでいいんじゃねーの?」
北斗「チーム名は、このあと、俺たちのSNSのコメント欄で募集します!皆さん、どんどん応募してください!俺達、一緒に、かけぬけようぜ!」
黒潮と北斗が抱き合い、それに呼応して次々抱きしめあった。
<試合後コメント>
大森北斗&黒潮TOKYOジャパン&他花師&羆嵐&立花誠吾&愛澤No.1
黒潮「初めて一緒にコメント出すなあ」
立花「そらそーだろ」
北斗「歴史が……歴史がぁ!見ての通り、動いた――」
立花「そんな大層なもんなのかあ?」
他花師「釈羅不!」
北斗「俺たちが組んだということはだ、全日本プロレスだけじゃない。このプロレス界を盛り上げるべくして結成されたと言っても過言ではない、この、合同会社というのか」
黒潮「おい、弱いチームに見えてるか?俺たちが全部でベルト何本持ってると思ってんだよ?あぁ?1(※羆嵐の6人タッグ)!2(※黒潮のレジェンド王座)!3(※北斗の6人タッグ王座)!」
立花「これ(※6人タッグ)は1本じゃないの?」
黒潮「あ?いいんだよ!数で勝負だよ!質より量だろうが!」
北斗「さっきからお前水さすなお前」
黒潮「ていうかさ、コイツ、バカの時代じゃねーの?そういえば」
一同「………………。」
黒潮「どーすんの?なんか浮気されてない?アップタウンとバカの時代?」
他花師「おい!落とし前つけろコラ!」
黒潮「指詰めろコラ!」
立花「ぶざけんなお前!」
北斗「ちょっと話付けてこいよ。今後何がある……」
立花「話付けるもなにもねーよ!あっちも勝手に入れられて、こっちも勝手に入れられてんだよ!」
北斗「しっかり筋は通さないといけないだろ?」
黒潮「お前がもし1人でやってくっていうなら、徹ッ底的に全員でぶっ潰す!全員でぶっ潰す!秘密とやらも全部バラす!」
北斗「どっちが怖いんだよ、バカの時代と俺たち」
黒潮「お前んちにン毎日ピザ頼むッ!」
立花「お前ら……(笑)最ッ悪のところに入っちまった……」
黒潮「名前募集しようぜ!」
北斗「名前はこのあと12時まで俺か黒潮“イケメン”二郎のコメント欄で、『こぉ~んな名前がいいなあ』っていうのがあったら是非書き込んでください」
黒潮「お前が提案したから、お前のTwitterで募集かけてくれ。24時までだ。変な名前ばっかだったらぜってー使わねーからな!」
北斗「待ってるZE☆」
他花師「GAORAのベルトはのーなってもーたけど、他花師もこのままでは終わらんぞ。試合後、業務提携?おもろいことになっとるやんけ。おい全日本!これからも北斗軍から目を離すな!これだけは言っとくぞ!他花師とかけまして、サメを料理するとときます」
羆嵐「その心は?」
他花師「ジョーズにラップするでしょう。釈羅不!」
愛澤「シャンパンシャンパァン!」
羆嵐「みんな、なかよくなってくれてよかったです。ありがとうございました」
第3試合
ショルダータックルの相打ちからエルボーの打ち合いへ。関本がヘッドロックで絞り、男児が足を踏みつけてからロープに振っていくが関本がショルダータックル。すぐに立ち上がった男児がエルボー連打からロープに飛んでショルダータックルを連発し、受けきった関本がラリアットも、避けた男児がロープを往復してのショルダータックル。ショルダータックルの打ち合いとなり、男児が打ち勝つとストンピング。
男児がフロントネックから首投げで倒しスリーパー。関本はロープに足を伸ばしブレイク。
男児は引き起こすとフロントネックから投げようとするが、耐えた関本がボディスラム式牛殺しからストンピング。さらにエルボードロップ連発からストンピングを落とし、逆エビ固めで捕らえる。男児はロープを掴みブレイク。
関本はストンピングからコーナーで逆水平チョップ。さらにエルボー連発から逆水平チョップも、男児がエルボーで返していく。関本が前蹴りでコーナーに戻し、エルボー連打からコーナーに振って走り込むが、男児がジャンピングショルダーアタックで迎撃する。
男児が俵返しからフォールも2。
男児が担ごうとするが、耐えた関本が力任せに担ごうとするも、男児が切り返してデスバレーボムからフォールも2。
男児は担ごうとするが、関本が耐えると男児がエルボー連打からガットショット。キャッチした関本とエルボーの打ち合いから、男児がショートレンジラリアット連発でコーナーに押し込む。
男児は投げようとするが、関本が担ぐとシュバイン式牛殺し。さらにぶっこ抜きジャーマンで投げ捨てると、立ち上がった男児とラリアットの相打ちから男児がロープに飛んでラリアットで打ち勝ちフォールも2。
男児が投げようとすると関本がリバースし、男児のラリアットをラリアットで撃ち落とした関本へ男児がエルボーからローリングチョップ。さらにエルボーから袈裟斬りチョップ、エルボー連打からローリングエルボーを狙うが、関本がショートレンジラリアットでなぎ倒す。
関本はロープに振ってラリアットでなぎ倒しフォール。これで3カウント。
試合後に握手し、関本が男児の健闘を称えた。
<試合後コメント>
田村男児&関本大介
男児「あぁ、大晦日以来。いつやっても気持ちいい。負けは負けだけど、気持ちよくて。お互い高めあった試合だった。勝ちに徹したつもりが……」
(※関本が乱入してくる)
関本「おーし!だぁあああん!ありがとォッ!(※男児と握手しガッチリ抱き合う)今日闘えて最高だったぞオラ!今日は良かった!ありがとう!」
男児「ありがとう!これからも」
関本「またやりましょうね」
男児「今度は、一緒にやろ」
関本「一緒に?!」
男児「やろ」
関本「一緒にやる!」
男児「やる。やるよ」
関本「一生にやろうッ!おっしゃあ!来たな!一緒にやり合うぞ!おっしゃぁ~!」
(※再び抱き合って2人で退場)
第4試合
先発は野村と本田。ロックアップから本田がロープに押し込み「1.2.3.4!」からエルボー。さらにヘッドロックで捕らえ、ショルダータックルを打ち込むが野村は受け切る。ショルダータックルの打ち合いからエルボーの打ち合いへ。本田がロープに飛ぶが、野村が避けるとドロップキックで迎撃する。両者タッチ。
ロックアップからバックの取り合い。リストの取り合いから優馬がヘッドロックでグラウンドに引き込むが、安齋が抜けて距離を取る。
優馬は握手を要求し、安齋がその手を握るとガットショットを叩き込んでからヘッドロック。さらにショルダータックルも、安齋がショルダータックルで返しなぎ倒す。
安齋はフロントネックで捕らえながら本田にタッチ。
本田は優馬を正面ロープにくくり、後頭部に膝を押し付けながら反則カウント1.2.3.4。ロープに振ってバックエルボーで倒しフォールも2。
本田は安齋にタッチ。
安齋はストンピング。優馬はエルボーを安齋と本田に交互に打ち込んでいくが、安齋がエルボーで吹っ飛ばすと本田がエプロンから羽交い締めにし安齋が串刺しガットショットからエルボー。さらに背中にエルボーからコーナーに振ろうとするが、耐えた優馬にガットショットからコーナーに振る。だが優馬はコーナーに飛びついてブーメランクロスボディからドロップキックを突き刺す。優馬は野村にタッチ。
ノムヤギでロープに振って野村がカニバサミから優馬がエルボードロップ。フォールも2。
安齋がエルボー連発も、野村がエルボーでふっ飛ばしコーナーに振る。さらに串刺しジャンピングエルボーからボディスラムで叩きつけ、エルボードロップからフォールも2。
野村はサソリ固めで捕らえるが、安齋がロープを掴みブレイク。野村は優馬にタッチ。
優馬は安齋をロープに押し込み、後頭部に膝を押し付けて反則カウント1.2.3.4。2回目は反則カウント1.2でとめ、悔しがる本田を挑発する。
安齋と優馬はエルボーの打ち合いとなり、優馬がエルボースマッシュからコーナーに振って走り込む。足を伸ばしてカットした安齋がミサイルキックを突き刺し本田にタッチ。
本田は串刺しラリアットからロープに振ってスパインバスター。フォールも2。
本田はキャメルクラッチで捕らえるが優馬はロープを掴みブレイク。
本田はロープに飛んでラリアットも、避けた優馬がロックボトムで迎撃し野村にタッチ。
野村は串刺しジャンピングエルボー。本田がコーナーに振るが野村がすぐにショルダータックルからロープに飛んでショルダータックルで倒す。
野村はノーザンライトスープレックスホールドも2。
野村は投げようとするが、耐えた本田とエルボーの打ち合いへ。本田がショートレンジラリアットからロープに飛ぶが、野村が追走ジャンピングエルボーからロープに飛ぶ。本田が避けるとスピアーも、キャッチした野村がDDT。本田がすぐに立ち上がりスピアーも、野村もすぐに立ち上がりスピアー。両者タッチ。
エルボーの打ち合いから優馬がエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが、安齋がドロップキックで迎撃する。安齋は串刺しジャンピングエルボーからスロイダーで投げ捨てフォールも2。
安齋はバックを取るも、耐えた優馬へエルボーからロープに飛ぶが、優馬がドロップキックで迎撃。ノムヤギでロープに振るが、安齋は優馬とバックの取り合いから野村のスピアーを避けて優馬に誤爆させる。
本田が出てきて野村を場外に投げ捨て、優馬をコーナーに振ると安齋が串刺しジャンピングエルボー。さらに本田も串刺しラリアットから、安齋がダブルアームスープレックスホールドも2。
安齋はギムレットを狙うも、耐えた優馬とエルボーの打ち合い。安齋がエルボー連打からロープに振ってジャンピングニーも避けた優馬が投げ捨てジャーマン。
ノムヤギで安齋をコーナーに振り、野村が串刺しジャンピングエルボーから優馬も串刺しジャンピングエルボー。優馬がボディスラムから野村がダイビングボディプレス。さらに優馬がダイビングエルボードロップを投下しフォールも、本田がぶっこ抜きジャーマン。野村のスピアーもキャッチした本田が投げようとするが、野村が逆にブレーンバスター。だが本田もすぐにブレーンバスター。
優馬は本田と安齋に交互にエルボーも、安齋がエルボーから本田が後頭部にショートレンジラリアット。さらにロープに飛んで安齋のジャンピングニーと本田のラリアットのサンドイッチから、安齋の膝蹴りと本田のスライディングラリアットのサンドイッチ。フォールも2。
安齋がバックを取るも、優馬がサムソンクラッチも2。
優馬はジャパニーズレッグロールクラッチも2。
優馬はエルボー連打からロープに飛ぶが、安齋がジャンピングニーで迎撃するとジャーマンスープレックスホールドも野村がカット。
野村と安齋がエルボーの打ち合いから、安齋がエルボー連打からロープに飛ぶ。だが野村が追走エルボーから優馬がラリアットでなぎ倒し、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺しフォールも2。
青柳はロックスターバスターからフォールも2。
青柳はザ・フールで3カウント。
優馬「立川大会、ご来場の皆様ありがとうございます。そして、野村さん、やっぱり、あんたとのタッグ、しっくりくるよ。せっかくだ、このまま、11月から開幕の、最強タッグに、俺達で出場しようじゃありませんか。なんて言うと思ったか!いいか?確かに、しっくりはきたけど、もう、ノムヤギという、思い出に、浸るのは、やめましょう。俺は、これからも、全日本プロレスのことを、考えて、ある、一つの決断にいたりました。本田、じゃなくて、安齊勇馬。どうだ?不本意かもしれないが、俺は、安齊勇馬となら、強くて、かっこいい、最強のタッグに、なると思っています。騙されたと思って、俺と、組んでみないか?安齊勇馬」
安齋「俺、去年も、この場所で、あんたに、負けてるんですよ。そん時も、握手なんか、しなかったじゃないですか。ただ、青柳さんとのタッグ、めちゃくちゃ面白そうなんで、騙されたと思ってついていきます。お願いします」
優馬「そういうことだ」
優馬と安齋は一緒にリングを去る。野村も一人でリングを去ろうとするが、本田がマイクを持つ。
本田「ちょっと待ってくれよ!このままじゃ本田竜輝がかわいそすぎる!おい野村直矢、おいちょっとリング上がってきてくれよ。見てくれよこの顔。今にも泣きそうだ。リング上がってきてくれよ(野村がリングへ戻る)まあ、もう一度全日本プロレスにお前が戻ってくると聞いてから、俺はさんざんお前のことあーでもないこーでもないと言ったけど、プロレスでは、一番、熱い男だってのは俺知ってんだよ。おい、野村直矢、まあ青柳と安齋、あんな形になってしまったけど、本田竜輝と野村直矢が組めば、おいあの二人、全然こせんじゃねーか?正直言って、まだわからないけど、俺とお前なら、最強タッグだって優勝できる気がする。頼む。この俺と、組んでくれ」
野村「本田、お前との、タッグが、一番、しっくり来ると思ってた。組もう」
<試合後コメント>
青柳優馬&安齊勇馬
優馬「まずは、とりあえずおかえり」
安齊「ありがとうございます」
優馬「誰も予想だにしてない、もしかしたら予想してた人は1人いるかもしれないけど、ノムヤギという全日本プロレスの思い出にもう浸るつもりは僕は一切ないし、多分野村直矢も……無い、のかな?多分考えてないと思うけど。せっかくならこれから先の話をしようじゃないかということで、俺はぜひとも安齊勇馬と組みたいということで今日あのようになったわけでございます。実際、改めてどうですか?」
安齊「いや、まさか青柳さんから誘われると思ってなかったんでまだ全然気持ちはわからないですけど、とりあえず騙されたと思って付いていきます」
優馬「騙されたと思って。そして全日本プロレスを思い切り騙してやります!」
安齊「本田竜輝より、ライジングHAYATOより、青柳優馬のほうがワクワクしたから。騙されたと思ってこの最強タッグリーグ、付いていきます」
本田竜輝&野村直矢
本田「しゃあッ!こんな形になってしまったけど、野村直矢と、初めて全日本プロレスに参戦したときから俺は一番熱い男だと知ってるし、まあホントにね、もう1度参戦したときから俺はもう一番知ってたから。強いのも。プロレスがメチャクチャ強いのも知ってるし。俺と野村直矢が組んだたら、青柳安齊とか、最強タッグリーグもそうだけど、全然優勝できるぜ!」
野村「まあリング上で、ノムヤギ解散。もういいでしょう。僕は本田とシングルやったときから一番なんか、似てるなと思ってました。本田、一緒に天下獲ろう!」
本田「しゃあッッ!やってやるぜッ!」
第5試合
ロックアップから亮生がロープに押し込むがMUSASHIが切り返してクリーンブレイク。
MUSASHIがガットショットから巻き投げて走り込むが、お互い足を刈って倒し合うと亮生がリープフロッグからドロップキックで場外に落とす。亮生はトペを狙うかに見せてリング中央に戻り「盛り上がっていこうぜー」と挑発。エプロンに登ったMUSASHIをドロップキックで場外に落とし三角飛びケブラーダを狙うが、リングに駆け上がったMUSASHIがデッドリードライブ。
MUSASHIはコーナーに押し込んでチョップ連発。さらに顔面を踏みつけ、セカンドロープに足をかけて顔面への串刺しドロップキック。フォールも2。
MUSASHIは変形フェイスロックで捕らえ、DDTからフォールも2。
MUSASHIはジャベで捕らえるも亮生はロープに足を伸ばしブレイク。
MUSASHIはストンピング連発。亮生が起き上がるとエルボー連打も、MUSASHIが逆水平チョップからロープに振ってラリアット。避けた亮生がドロップキックで反撃。
亮生は串刺しバックエルボーも、MUSASHIがコーナーに振るが、走り込んできたMUSASHIを飛び越えた亮生がロープ駆け上がり式のアームホイップ。さらにドロップキックを突き刺す。
亮生は投げようとするが、耐えたMUSASHIがエクスプロイダー。場外に転がった亮生へMUSASHIがノータッチ・トペ・コンヒーロを発射する。
MUSASHIがリングに投げ入れるとロープに飛んでスライディングキックから背中へのフットスタンプ。さらにロープに飛んでスライディングキックも、亮生が避けてその場飛びムーンサルト。避けたMUSASHIがガットショットから投げようとするが、耐えた亮生にカサドーラも2。
MUSASHIはトゥルトーラで捕らえるが亮生はロープを掴みブレイク。
MUSASHIは顔面を蹴りつけていき、亮生がフラフラと立ち上がるとエルボー。エルボーの打ち合いからMUSASHIがチョップ連発からロープに振る。亮生のハンドスプリングをキャッチしたMUSASHIが投げ捨てジャーマンも、着地した亮生がトラースキック。避けたMUSASHIがガットショットからロープに振ろうとするが、逆に亮生が振るもMUSASHIがスライディングキックから背中へのフットスタンプ。さらにロープに飛んで顔面へのスライディングキックからロープに振るが、亮生がハンドスプリングレッグラリアート。両者ダウン。
亮生が串刺し攻撃を狙うが、フラップジャックでコーナーに叩きつけて後頭部に串刺しジャンピング二ー。さらに投げ捨てジャーマンからトラースキックを突き刺しフォールも2。
MUSASHIはコーナーに登るとエストレージャフトゥーロを投下するも、避けた亮生がトラースキック2連発から旋風脚。フォールも2。
亮生はロコモーションフィッシャーマンズも、3発目をMUSASHIがファルコンアローで切り返す。
MUSASHIはコーナーに登るが、亮生はバックエルボーから正面に上るも、滑り降りたMUSASHIが二天一流を狙うが着地した亮生がスクールボーイも2。
亮生は首固めも2。
亮生は小手返しからラ・マヒストラルも2。
MUSASHIはガットショットからハイキック。さらに延髄斬りからトラースキックも、避けた亮生がリバースフランケン。
亮生はハウザーインパクトからフォールも2。
亮生はコーナーに上りファイヤーバードスプラッシュを投下するがMUSASHIは剣山で迎撃する。
MUSASHIは後頭部へのトラースキックからハーフネルソン・フェイスバスター。さらにジャーマンスープレックスホールドも2。
MUSASHIはコーナーに上りエストレージャフトゥーロ。フォールも2。
MUSASHIはコーナー上に座らせ二天一流を狙うが、切り返した亮生が走り込んできたMUSASHIをコーナー上に座らせると延髄斬り。正面に登ると雪崩式スパニッシュフライからフォールも2。
亮生はムーンサルトプレス2連発からフォールも2。
亮生はファイヤーバードスプラッシュからフォールし3カウント。
亮生「初防衛、大成功だ。前回も、タイトルマッチも青柳亮生が勝っていれば、こんな思いはしていない。アジアタッグチャンピオンの、MUSASHI、吉岡世起、青柳亮生が、アジアタッグチャンピオンからピンをとったんだ。挑戦する権利はあるよな?この俺、青柳亮生に、挑戦させろ」
吉岡「おいパートナーは優馬じゃなかろうなお前、青柳家は滅ぼしたはずだ!優馬は断固として認めなーい。なに?ムーちゃん喋る?喋れる?」
MUSASHI「アジアタッグだよな?タッグってことはお前、パートナーは誰だよ?一人じゃ、このベルトには挑戦できね―だろ」
吉岡「おいむーちゃんがそう言っておられるんだオイ。パートナーをさっさと決めろ。優馬だけは、断固として、拒否だ」
亮生「まずい、しかも、あの、青柳優馬は、安齊勇馬の人気にあやかろうと、青柳亮生を捨てた!どうしたらいい?誰か、誰か青柳亮生と組んで、アジアを狙ってくれる人は、どこかに、いませんかー!?どこかに、必ずどこかに、いるはずなんだ。どこかに、いませんか?(実況席のHAYATOをみながら)どこかに、いるはずだ(HAYATOがリングに上がり)HAYATOさん、俺と、アジア狙いませんか?(HAYATOは握手)ということだ。アツハヤで、アジアタッグ、挑戦だ!」
吉岡「テメー・・・むーちゃんが喋るからちょっと待て」
MUSASHI「ちょっと見ての通り、こんな状況だからさ、何が起こってるのかちょっとわかってないんだけどさ」
吉岡「おいむーちゃんから見えてねーんだよこの野郎」
MUSASHI「挑戦者が、二人いるってことでいいんだよね?HAYATO?ライジングHAYATO、いいじゃねーか!アジアタッグ、やってやるよ!」
吉岡「やってやるってさ」
亮生「よろしくお願いいたします。そうだ、ということでHAYATOさん、よろしくお願いします。ということで、アツハヤが、大復活し、アジアタッグ、チャンレンジが、決定(井上がリングへ)」
井上「世界ジュニア、防衛、おめでとうございます。先月の、ジュニアリーグ決勝戦、そして、地元松本でのタイトルマッチ、そしてこの、防衛戦、見てて、ものすごい、刺激を受けました。その刺激を受けて、ちょっと、この俺、気持ちが抑えられなくなりました。その世界ジュニア、次回俺に挑戦させてください。
亮生「井上凌、青柳亮生は、ライジングHAYATOを倒し、ジュニフェスを優勝、吉岡世起を倒して、ベルトを巻き、MUSASHIから初防衛果たしたんだぞ?青柳亮生も、お客さんも、満足させることが、できるなら、挑戦、受けましょう」
井上「その覚悟がなかったら!ここに立ってねーんだよ!必ずテメーから、ベルト引っ剥がしてやる。覚悟しろ!」
亮生「すげーな、アジアも決まって、世界ジュニアも決まっちゃったよ。青柳亮生、いそがしー!忙しいってことは、幸せなことですね。そして、この会場に来てる皆さんも、まだまだ幸せになりたいでしょう?青柳亮生が、アジアを巻いて、世界ジュニアを防衛して、さらに、全日本プロレスを面白くしていくので、皆様見届けてください。よろしくお願いします。ということで、このあと、世界タッグ、三冠と続きますので、プルス・ウルトラ中締めで、中締めしたいと思います。よろしいでしょうか?青柳亮生が、全日本プロレスさらに向こうへって叫んだら、ピースサイン掲げながら、プルスウルトラって叫んでください。よろしいでしょうか!?よしいくぞ!全日本プロレスさらに向こうへ!プルスウルトラ!」
<試合後コメント>
MUSASHI&吉岡世起
MUSASHI「くそぉ、ダメだったかぁ……。まあ今日はね、今日は負けましたけど、まだまだ諦めませんよ。世界ジュニア、青柳亮生。またリベンジさせてもらうよ。そしてもう次の闘いが、始まったょ?」
吉岡「始まったの?始まったっぽいね」
MUSASHI「さっき始まったよね、この感じね」
吉岡「なんで青柳亮生はあんなにノープランで俺らに挑戦表明してきたんだ。タッグの相手くらいお前選んどけコノヤロー!何を見させられたんだ俺らは!なあ?!」
MUSASHI「ライジングHAYATOでいいんだよね?」
吉岡「ライジングHAYATOでいいの。むーちゃん見えてなかったでしょ」
MUSASHI「ちゃんと見えてなかったけど」
吉岡「青柳亮生とライジングHAYATO」
MUSASHI「俺たちの初防衛戦の相手、あの2人ね」
吉岡「俺、ジュニフェスでライジングHAYATOに負けて、世界ジュニアをアイツに獲られてるから。ちょっと燃えていくよ」
MUSASHI「俺も今日青柳亮生に負けて、世界ジュニア初めて挑戦したのがライジングHAYATOで、ライジングHAYATOに負けてるから。リベンジだよこれは」
吉岡「俺もね、リベンジですよ。根絶やしにしようと思ったけど、アイツら家族じゃなかった。なんか良いフレーズをむーちゃん考えといて?」
MUSASHI「りべやし」
吉岡「……ォン?りべあし?ってなに?」
MUSASHI「なんか言ってたじゃん、せーちゃんが。青柳家根絶やしって。俺たちはあの2人にリベンジだから、その2つの言葉を合わせて、リベヤシ!」
吉岡「…………考えとくからなッ!いいフレーズ考えとくからなッ!」
井上凌
「挑戦、決定かこれ?わかんないけど、でも青柳亮生がジュニアリーグで優勝して、地元・松本で優勝して、そしてここ立川で防衛戦。防衛して。一方で俺はジュニアリーグで優勝できず、色々現実を思い知って。でもその中でヘビー級選手たちと肌を合わせて、ぶつかって、その中で色々学んで。俺も色々勉強になった部分もあるんだ。その中で、ちょっとタイミング早いかもしれないって言われるかもしれないけどさ、俺はこの全日ジュニアへの想いを絶ッ対ぶつけたいと思って今日リングに立ったんだよ。いつ防衛戦やるのかわからないけどさ、絶対俺ぶつけるよ、青柳亮生に。絶対ぶつけてやる。そしてアイツから世界ジュニア引っ剥がしてやるよ!覚悟しとけ!」
青柳亮生
「うーし!初防衛成功しました。そして色々起こりましたね。次のアジアは、アツハヤで挑戦。むーちゃんせーちゃんに。そして世界ジュニアに井上凌が青柳亮生に挑戦。合ってますよね?あぁ、ジュニフェス終わってからね、青柳亮生、忙しくて幸せものですよ。去年怪我してて何も出来なかった頃に比べればこのくらいのほうがちょうどいいでしょう。青柳亮生が全日ジュニア、全日本プロレスをさらに盛り上げますんで楽しみにしててください」
第6試合
先発は鈴木とザイオン。ロックアップからリストの取り合い。
ザイオンが首投げからスリーパーを狙うが、鈴木が切り返すとザイオンはコーナーに下がる。
手4つから鈴木が切り返して首投げからネックツイスト。さらにヘッドロックからロープに飛ぶが、ザイオンがジャンピングローリングエルボーで迎撃。鈴木は下がって真霜にタッチ。ザイオンもオデッセイにタッチ。
ロックアップをスカした真霜がバックを取るが、ヒップアタックでふっ飛ばしたオデッセイに真霜がサミングからロープに飛んでショルダータックル。平然と受けきったオデッセイに二度三度とショルダータックルも、真霜が走れとオデッセイに要求しオデッセイはロープに飛ぶ。真霜がカニバサミを狙うが、耐えたオデッセイがボディスラムで叩きつける。
オデッセイはボディプレスも、避けた真霜がエルボーから膝蹴り。さらにダブルチョップでコーナーに押し込み鈴木にタッチ。
鈴木はボディへのエルボー連発。オデッセイはチョークで逆コーナーに押し込み、左右のエルボーからダブルナックル。さらにジャンピングヘッドバッドからザイオンにタッチ。
ザイオンはバックエルボーからコーナーに叩きつけてフォールも2。
ザイオンは背中にエルボーからボディにエルボー。オデッセイにタッチ。
オデッセイはコーナーに押し込みショートレンジラリアット連発。鈴木は急所蹴りからスリーパーで捕らえ、ぐったりとしたオデッセイをフォールもザイオンがカット。
鈴木は再度フォールもザイオンがカット。
オデッセイが大の字になって動かず、ザイオンが鈴木と真霜を場外に投げ捨て場外乱闘へ。オデッセイも動き出し、場外で大暴れ。
リングに戻り、オデッセイが串刺しボディスプラッシュ。鈴木が避けた真霜にタッチ。
真霜は串刺しビッグブーツ連発。受けきったオデッセイが走り込むも、真霜がロープをたるませてエプロンに落とすとスリーパー。これはザイオンがカット。
真霜がザイオンをオデッセイに叩きつけ、ザイオンにガットショットからDDT。真霜はオデッセイに串刺しバックエルボーも、キャッチしたオデッセイがベアハッグで絞る。真霜は顔面に噛みついて逃れ、腕固めから指を極める。オデッセイは髪を掴んで投げ飛ばし、クロスボディで倒す。オデッセイはザイオンにタッチ。
ザイオンはヘッドバッドを連続で投下し、フットスタンプからロープに振ろうとするが、真霜が逆に振ってレッグラリアート。真霜は鈴木にタッチ。
鈴木はエルボースマッシュからロープに振ってコブラツイスト。ザイオンがヒップトスで切り返し、担いでデスバレーボムからフォールも2。
オデッセイが鈴木を担ぎ、ザイオンがロープに飛び合体ネックブリーカードロップ。フォールも2。
ザイオンのエルボーからオデッセイがガットショット、ザイオンがナックルから二人でロープに振るが、鈴木がオデッセイをザイオンに突き飛ばしてから真霜と鈴木でオデッセイにダブル延髄斬り。ザイオンに真霜の膝蹴りと鈴木のエルボーのサンドイッチ連発から、コーナーに振って真霜が串刺し二―。さらに鈴木が雪崩式ダブルアームスープレックスホールドもオデッセイがカット。
鈴木と真霜にオデッセイがダブルラリアットから、ザイオンが鈴木と膝立ちでエルボーの打ち合い。
鈴木が打ち勝ち切り返していくが、ザイオンがブロックするとボディに掌底からガットショット、ハートブレイクショットからローリングヘッドバッドのコンビネーション。さらにジャンピングフォアアームからオデッセイを呼び込み、ザイオンがオデッセイに鈴木を振るとオデッセイはブラックホールスラム。さらにザイオンがダイビングヘッドバッドを投下し3カウントを奪った。
試合後にリングに青柳優馬と安齊勇馬が登場。ザイオンとオデッセイは握手で応え、ザイオンはコーナーに上ると天に向けてベルトを掲げた。
<試合後コメント>
鈴木秀樹&真霜拳號
真霜「いやぁ……負けちゃいましたね」
秀樹「完全な、負け。ていうか気持ちいいですよ。完全に負けたから」
真霜「ぶっ飛ばされた感じですよね」
秀樹「今ちょっとハイなんスよ。負けたハイ」
真霜「あぁ~、ちょっと分かります」
秀樹「これ解散だ、これ」
真霜「えっ?!……次、最強タッグ、えっ、発表されてますよ?!えっ?!」
青柳優馬&安齊勇馬
優馬「流石にチャンピオンチームもわかったと思いますよ。あんま英語喋れないんで、バカにされたら恥ずかしいんでやめときましたけど、まあ万国共通でしょう。俺たちで世界タッグ狙います。最強タッグ前に世界タッグ獲ってね、世界タッグのチャンピオンとして最強タッグ出よう」
安齊「お願いします」
ザイオン&オデッセイ&芦野祥太郎
オデッセイ「チャンピオンズが来たぜベイビー♪努力と苦労の結晶だ。あまり言うことはない。短くシンプルに言おう。HAVOCの時代の始まりだ!」
ザイオン「カモン、芦野!さあ、俺たちを応援するんだ!3つの言葉があれば十分だろう?」
3人「WE!ARE!HAVOC!」
オデッセイ「次はお前の番だぜ、兄弟!」
ザイオン「そうだ、お前が金メダルを全部獲るんだ!」
(※3人で「HAVOC♪HAVOC♪」と歌いながら退場)
第7試合
ロックアップからジュンがロープに押し込みクリーンブレイク。
再度ロックアップから宮原がバックを取るもリストの取り合いへ。ジュンがヘッドロックからロープに飛ぶが、宮原がバックを取ってから倒しグラウンドに持ち込みフォールもジュンがヘッドシザースで抜けて距離を取る。
ロックアップからジュンがロープに押し込むが、宮原が切り返すとチョップ。ジュンが切り返してボディブローから走り込むが、宮原がカニバサミでロープに叩き込むとエプロンを走り込んでの低空ドロップキックを顔面に突き刺す。そのまま場外乱闘へ。
宮原がヘッドバッド連発もジュンが鉄柵に叩きつけていく。リングに戻りジュンがフォールも2。
ジュンはボディスラムからロープに飛んでエルボードロップ。フォールも2。
ジュンは踏みつけて髪留めを外してアピール。さらにロープ際で踏みつけていく。
ジュンはコーナーに振って串刺しバックエルボー。ぐったりとした宮原を引き起こし、滞空式ブレーンバスターからフォールも2。
ジュンはボディに膝蹴りからロープに振るが、宮原は低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
宮原は串刺しジャンピングエルボーから投げようとするが、耐えたジュンが投げようとするも宮原はエプロンに着地。ジュンはエルボーからエプロンでチョークスラムを狙うが、耐えた宮原がビッグブーツからエプロンへのパイルドライバー。ジュンはそのまま場外に落下する。カウント9でリングへ。
宮原が串刺しビッグブーツ。だがジュンはエルボーで吹っ飛ばす。
ジュンは串刺しビッグブーツも、前に出た宮原とエルボー合戦。ジュンが打ち下ろしのチョップからロープに飛ぶが、バックを取った宮原が投げ捨てジャーマン。
宮原はブラックアウトからロープに飛ぶが、ジュンはチョークスラムで迎撃しフォールも2。
ジュンはコーナー上に座らせ、雪崩式チョークスラムを狙うが宮原が耐えるとヘッドバッド。さらにビンタ連発から雪崩式ブレーンバスターを狙うが、ジュンがボディブローから雪崩式チョークスラム。フォールも2。
ジュンは投げようとするが宮原が首固めも2。
宮原はジャンピングブラックアウトからシャットダウンを狙うが、切り返したジュンがブラックアウトもキャッチしてヘッドバッドからスピア―。さらにジャックハマーからフォールも2。
ジュンはバックを取るが、逃れた宮原がロープに飛ぶも、ジュンはビッグブーツで迎撃しローリングラリアット。さらにダイイングライトからフォールも2。
ジュンはサイコブレイクからフォールも2。
ジュンは投げようとするが、着地した宮原がその場飛びブラックアウトからロープに飛ぶも、ジュンはスピアーを突き刺す。
ジュンが走り込むが宮原はその場飛びブラックアウトで迎撃し、シャットダウンスープレックスホールドも2。
宮原は再度シャットダウンを狙うが、潰したジュンがダイイングライトから投げようとするが、着地した宮原にジュンがビッグブーツからサイコブレイクを狙うも、切り返した宮原がシャットダウンを狙う。逃れたジュンがボディブローからビンタ。さらにヘッドバッドからショートレンジラリアットも、避けた宮原がシャットダウンスープレックスホールドで3カウント。
宮原「プロレスファンよ!待たせたな。どうだ?この姿を、見たかったんだろ?改めまして!新、三冠ヘビー級チャンピオン、宮原健斗だ。俺は、今日、この場所で誓おう。今日から、いや、俺が最高の男と言いだしてからこの方、日本プロレス界の、最高のエースは、俺だ。そして!俺は、三冠チャンピオンとして、何をするのか、教えてあげよう。日本を、元気にすることだ。そして!この!日本プロレス界の、先頭に立ち、俺が、この日本プロレス界を、あなた方が、喜ぶような、喜怒哀楽を、提供してやるよ。ワクワクドキドキ、非日常を、プロレス、味わいたいだろ?非日常を味わいたいなら、俺を見ればいいだろ。もう一度言う。日本プロレス界の、三冠ヘビー級チャンピオンが、先頭に立ち!最高のエースとして、日本プロレスファンを、満足させてやる。チャンピオンになったという事は、自ずと次が、待ち構えている。次、この、ベルトの、初防衛の舞台をどこにしようか?皆様はどこで、宮原健斗の、初防衛戦を、見たいですか?どこで見たいですか!?立川の皆さんは立川じゃなくて良いんですか!?立川の皆様は立川で見たいんじゃないんですか?すまん。立川、また、俺が防衛したまま帰ってくる!よし、チャンピオンというのは、権限があるからな、来月の!10月22日!この10月22日がなんの日か、ご存知でしょうか?そこの子どもわかる?来月の10月22日ってね、全日本プロレスの誕生日なんです!そう、全日本プロレスは、1972年、10月22日で旗揚げし、来月22日で、なんと、53周年を迎える。そんな10月22日、後楽園ホールで、やってやろうじゃねーか。防衛戦の相手は、誰でもいい。俺に勝てると思うならかかってこいや!しかし今日は受け付けない。なぜなら立川でやるやつじゃないからな。来月の後楽園ホールだ。ということで、今日はありがとうございました。(一度帰ろうとするが健斗コールを受けてマイクを持つ)最後に!会場の皆さんに聞きたい!全日本プロレス最高ですか―!全日本プロレスそして立川、最高」
<試合後コメント>
斉藤ジュン
「宮原健斗、強かったな。今日負けたのは俺だ。お前が新チャンピオンだ。ベルトは今は俺の手から離れたかもしれないが、必ず取り返して最多防衛記録をこの俺斉藤ジュンが創ってやる。今は大事に持っているがいい。DOOM!」
宮原健斗
「うっしゃあ!おし!獲ったぞ!さあ、これだろこれ。見たかった姿だ。プロレスファンはこの2年と数ヶ月見たかった姿を満を持してお店するよ。これが最高の男・宮原健斗の三冠ベルト姿だ。そして俺がチャンピオンとして何をするのか。俺は日本を元気にするんだ。そして日本プロレス界の最高のエースとしてリングに立つ。そしてこの日本プロレス界の先頭に立ち、最高の男!最高のエース!宮原健斗がこの日本プロレス界をワクワクドキドキ、プロレスファンの喜怒哀楽を!非日常を!俺が提供する!その気持を味わいたいなら宮原健斗から目を離すな。そしてチャンピオンといえば次の相手だ。次の相手は誰だ?俺は誰でもウェルカムだ。ただ舞台は、初防衛戦は10月22日、全日本プロレスの誕生日!10月22日、後楽園ホールを指定する!全日本プロレスにとって誕生日!53歳の誕生日だ。そんなめでたい日に初防衛を希望する。俺の三冠ベルト姿を後楽園ホールで見れるなんて何年ぶりだろうな?プロレスファンよ、俺が今日からさらにこの日本プロレス界を面白くして、ワクワクドキドキの非日常を提供する。以上だ。しゃあッ!」