大相撲出身の“双子レスラー”・190cm110kg超えの斉藤ジュン&レイが無期限アメリカ遠征へ!

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 13日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2021 世界最強タッグ決定リーグ戦【開幕戦】』が開催され、“斉藤兄弟”斉藤ジュン&斉藤レイの無期限アメリカ遠征が発表された。

 双子である斉藤兄弟は、宮城県出身の1986年12月19日生まれ。学生時代をアメリカで過ごした後に兄弟揃って大相撲・出羽海部屋に入門し、8年間力士として活躍した後に引退。そして2020年12月に行われた全日本プロレスの公開プロテストに合格し、兄弟揃って練習生となった。
 兄の斉藤ジュンは、身長193cm&体重109kg。弟の斉藤レイは身長192cm&体重119kgと未来の全日本プロレスのヘビー級戦線を牽引していくことを期待された大型新人。今年6月に2人同時にデビューし、全日本プロレスでは4組目の兄弟レスラーとなった。(※他3組は百田義浩&百田光雄、征矢学&征矢匠、青柳優馬&青柳亮生)


 この日の大会開始前、専務の諏訪魔と海外担当のTAJIRIによって斉藤兄弟が来年1月より無期限アメリカ遠征を行うことが発表。

 諏訪魔は「全日本プロレスとしても若手が出てきてこれから海外でのキャリアを積んでまた新たなスタイルが出来ていくのかなというところに期待しています。俺個人から言わせてもらうと、斉藤兄弟にしか出来ないプロレスを習得してまた帰ってきてほしいなと思います。斉藤兄弟に期待してます!頑張ってください!」と満面の笑みでエールを贈った。

 そしてTAJIRIは「今年、僕が入団したときここのリングで『全日本と海外の架け橋になるようなことをやらせていただきたい』と皆さんの前で言ったんですけど、だんだんコロナが落ち着いてきて、だんだんそういうことが出来るようになってきました。とりあえず第一弾として、1月21日にMLWがダラスでビッグマッチをやります。それに僕も一緒に行きます。そこで試合をして1月28日、今度はロサンゼルスでPCWの大きな大会があるんですけど、そこのビッグマッチでも出ます。それで僕は帰りますが、彼らはずっとアメリカに残ります。その後ニューヨークへ行ってもらいます。いろんな団体で闘ってくると思います。ホント、スケールのデカいレスラーになっていただきたいと思っております」と詳細を説明しつつ斉藤兄弟に期待を寄せた。

 これを受け、兄のジュンは「来年1月にアメリカにプロレス留学をしに行くことになりました。また次に全日本プロレスのリングに戻ってくるときには、身体を一回りも二回りも大きくしてプロレスラーとして経験をもっと積んで戻ってまいりますので、宜しくお願い致します!」と挨拶。
 そしてレイも「今デビューして5ヶ月ほどなんですけど、戻ってくるときには『この短い間にこれだけ成長したのか』と皆さんに思われるよう兄と2人で大きくなって戻ってこられるよう頑張ってきます!宜しくお願いします!」と深々と頭を下げた。

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