【試合詳細】9・7 飛鳥プロレス神奈川アミスタ大会 しのせ愛梨紗&世羅りさvs紫雷美央&夏すみれ 仲川翔大vs瀧澤晃頼 エチカ・ミヤビvsリアラvs大空ちえ

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『飛鳥プロレス』
日程:2025年9月7日(日)
開始:17:00
会場:神奈川・ポスト・ディ・アミスタッド
観衆:83人(満員)

▼シングルマッチ 20分1本勝負 
○真琴(フリー)
7分8秒 雁之助クラッチ
●神姫楽ミサ(フリー)

▼シングルマッチ 20分1本勝負
●藤原ライオン(フリー)
7分2秒 ケサ固め
○高橋匡哉(大日本プロレス)

▼3WAYマッチ 30分1本勝負
○エチカ・ミヤビ(PPP TOKYO)
6分38秒 爆雷ミヤビ→片エビ固め
●リアラ(PPP TOKYO)
※もう1人は大空ちえ(PURE-J)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○仲川翔大(フリー)
9分21秒 スワントーンボム→片エビ固め
●瀧澤晃頼(TTT)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●しのせ愛梨紗(飛鳥/hotシュシュ)/世羅りさ(プロミネンス)
14分9秒 エグ蹴り→片エビ固め
○紫雷美央(フリー)/夏すみれ(フリー)

“新生飛鳥のエース” しのせ愛梨紗が師・紫雷美央に苦杯を喫し11・23川崎で一騎打ちへ!“飛鳥・男子”の危機に立ち上がった仲川翔大が元同門・瀧澤晃頼に勝利!11・23川崎では先輩・高橋匡哉とシングル戦へ

第1試合

 飛鳥レギュラーの真琴とフリー転向でレギュラー参戦を狙うミサが一騎打ち。真琴が奇襲。ミサが逆エビ固め。真琴はカカト落とし、ダブルニー。真琴がビッグブーツからスピア。真琴がバズソーキックもカウント2。ミサがラリアットも、真琴が十字架固め。最後は真琴が直伝・雁之助クラッチで丸め込み勝負あり。

 試合後、ミサは1111のタッグパートナー・柳川澄樺が11・23川崎に参戦を熱望していることをついて、「私が柳川を審査して、ボコボコにしてやります。私と真琴さん、愛梨紗さんで飛鳥を盛り上げましょう」と対戦に名乗り。大会後、篠瀬代表がOKサインを出し、ミサvs柳川のシングル戦が決まった。

第2試合

 元WNC同士、約13年ぶりの一騎打ち。両者の希望で、3カウント決着はなし、KO、TKO、ギブアップのみの決着となる。試合はサブミッションの応酬となり、ライオンがアキレス腱固め、高橋がアームロック、アンクルホールド。ライオンがワキ固め、高橋がスリーパー。そのまま高橋がケサ固めで締め上げタップを奪った。

第3試合

 異色の3WAYマッチ。大空がエチカにドロップキック。エチカが大空にサッカーボールキック。リアラが大空にドロップキック、フェースバスター、ダイビング・フットスタンプもカット。大空がエチカにミサイルキック。エチカ&リアラが大空にWタックル。リアラがエチカにスタナーもカット。リアラが場外で大空を館外に出して施錠。その間にエチカが爆雷ミヤビ(ジャンピング・チョークスラム)を決めてリアラから3カウントを奪取。

第4試合

 “飛鳥・男子”の危機に立ち上がった仲川翔大が元同門・瀧澤晃頼との一騎打ちを制し、11・23ポスト・ディ・アミスタッドでは先輩・高橋匡哉とのシングル戦が決定した。

 前大会(7・11新宿)で飛鳥の代表で同団体をけん引してきた篠瀬三十七が体のメンテナンスのため、無期限での休業を発表。このピンチに篠瀬とはSMASH、WNCでともに汗を流し、篠瀬が旗揚げしたASUKA PROJECTでデビューを果たした仲川が立ち上がった。「前身のASUKAでプロレスをやって。僕はそこで生まれて。名前は変わって飛鳥プロレスになってるけど、あなたのピンチは僕が助けます」と決起した仲川は、ASUKAで同門だった後輩の瀧澤との一騎打ちに臨んだ。

 まずはグラウンドでのレスリングの攻防から、仲川がミサイルキックを叩き込む。瀧澤は腕決め式フェースロックで締め上げ、エルボーのラリー。瀧澤がジャンピング・フロントハイキック、変型ボムを繰り出せば、仲川はバズソーキックもカウントは2。ならばと仲川はスワントーンボムを見舞い3カウントを奪った。

 試合後、篠瀬、仲川とはWNCで同門だった高橋がリングに上がり、「篠瀬さん、次、11月23日、ここにいる3人にオファーしますか?」と問うと、篠瀬代表はOKサイン。続けて高橋は「次、ここにいる3人出場します。せっかくなんで、仲川君、久しぶりにシングルやりませんか? できそうで、なかなかできないからやろう!」と呼び掛け、仲川が快諾した。

 バックステージで仲川は「勝ちましたけど、瀧澤とは何回か試合して、やる度に後輩なんですけど成長を感じて、追い詰められてた感があって。懐かしかったし、前回やった瀧澤じゃなく、頼もしかった。(高橋との対戦は?)8年前くらいにシングルでやって以来ですけど、高橋さんはデビュー戦のパートナーだし、ずっと僕の前を走る先輩でしたけど、11月には僕も11年目になるんで、高橋さんに負けないくらい僕も突っ走ってきたから、追いかけてるという構図をひっくり返すくらいにしたい」と先輩超えを誓った。

第5試合

 “新生”飛鳥プロレス・エースのしのせ愛梨紗が師匠の紫雷美央に雪辱を喫し、次回大会(11月23日、ポスト・ディ・アミスタッド)でシングルでの決着戦に臨むことが決まった。

 前大会(7・11新宿)で愛梨紗は本間多恵と組み、美央&真琴と対戦し、美央から殊勲の星を挙げ、“出禁”を通告。納得がいかない美央は9・7川崎での再戦を要求し、「再度君が勝ったなら、私は出禁になろうじゃないか」と宣言していた。

 そして、今大会で愛梨紗はプロレス入りのきっかけとなった憧れの選手で引退を表明している世羅りさと初タッグを結成。一方、美央は正パートナーでともにBEYOND THE SEA TAG TEAM王座を保持する夏すみれを指名した。

 愛梨紗は美央にドロップキックで奇襲も、美央組のダブル・ビッグブーツでぶっ飛ばされる。夏はムチで愛梨紗をぶっ叩く。美央と世羅が激しいエルボーのラリー。愛梨紗は美央にショルダータックル4連発。美央が愛梨紗にミサイルキックを繰り出すと、愛梨紗はシャイニング・ウィザードもカット。愛梨紗は必殺のちあふる☆ほいっぷ狙いも、夏がムチ攻撃で阻止。愛梨紗は美央に丸め込み連発もフォールは奪えず。さらに変型シャイニング・ウィザードもカウントは2。世羅のエルボーは誤爆してしまい、最後は美央がエグ蹴りを叩き込んで3カウントを奪取した。

 前大会のリベンジを果たし、出禁を回避した美央は「愛梨紗、口は災いの元じゃの。これが結果だ。悔しかろう。これがファビラスでゴージャスでファンタスティックということだ。君にゴージャスさはあるかな? 今までの経験と心の強さがゴージャスにしてんだよ。飛鳥プロレスさんも我々のゴージャスさを見習って、もっとお客さんが“フー!かわいらしい”というカード、大会を開いてくれるよう楽しみにしてますわ」とマイク。

 愛梨紗は「飛鳥プロレスにファビラスとかなんとかいらないんだよ。飛鳥プロレスはそんなキラキラした世界でやってきてないんだよ。夏さん、飛鳥プロレスに参戦していただきましたが、しのせ愛梨紗を知らないって、勉強してきたほうがいいんじゃないですか? 紫雷美央、キラキラを求めるなら、飛鳥プロレスから出禁だよ」と言い返した。

 これに対して、美央は「負けたのに出禁っておかしいんじゃないか?」と異議申し立て。そして「出禁にしたい、追い出したいなら、タイマン張れ! 一人で倒してみろ」と迫り、愛梨紗は「1回シングルやってドローだったの覚えてるからな。シングルで勝ててないんだよ!」と応じた。美央は「今度こそどっちが上か証明しようよ」と言い切った。最後はリングでの戦いはいったんノーサイドで、愛梨紗の音頭で恒例の「ちあふる! ミラクル! 飛鳥プロレス!」で大会を締めくくった。

 バックステージで美央は「当然の結果だし、私にとっては(夏は)最高のパートナーですから。潰せてよかったなと思ったけど、マイクで粘ってきましたね。口が先行してる状態だから。アイスリボンのとき彼女とシングルでドローになってます。言い訳みたいになってしまいますけど、あのときは正式に復帰してる状態じゃなかった。エンジンかけてやり始めたのが3月。その間、体重も4キロ増やし、海外行ったりして、今レスラーとして育ってる状態。その私にケンカ売ってきて何様やねんという気持ちになってます。前に負けなかったことを自信に持ってるなら、甚だしいぞ。潰してやります。(負けたら?)出禁でいいです。もう出ません。でも出続けたいんで絶対勝ちます」とコメント。

 愛梨紗のパートナーを務めた世羅は「愛梨紗ちゃんは私がアイスリボンに在籍してたときに、よく売店に来てくれたり、試合も応援に来てくれて。その女の子がこんなに成長して私の隣に立つようになったんだって感慨深いものがあります。私は引退しちゃうんで、今回組めて楽しかったんで、どうせなら次は対角で戦っておきたいです。引退する世羅に勝つような勢いでシングルなり、タッグなりで戦いたい気持ちが強いです。最後に肌を合わせて終わりたい」と対戦を希望した。

 愛梨紗は「めっちゃ悔しいです。強かったです。夏さんとは初対戦で、タッグ組んだこともなくて、“しのせ愛梨紗って誰ですか?”というのがめっちゃメンタルに来ました。(美央とのシングルは?)1度エキシビションで対戦していただいて、その後ドローだったんです。シングルで負けたことないんで、私が勝ちます!」と勝利宣言。エースとして大会を振り返り、「盛り上がってたと思います。満員にはなったんですけど、お客さんがあふれるようにならなかったのと負けたのが悔しいです。世羅さんとはもちろんチャンスがあれば対戦したいです」とコメントした。

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