マリーゴールドvsマーベラスの団体対抗戦は複数のベルトをかけた最終局面へ?!

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 17日、東京都・後楽園ホールにて『Marigold Burning Desire 2025』が開催。マリーゴールドとマーベラスの団体対抗戦がさらに過熱した。

 長与千種率いるマーベラス勢は総出でマリーゴールドへ観戦へ訪れるなど以前から興味津々の様子であったが、今年3月の新宿FACEでついにリング上へ乗り込んできて宣戦布告。同月のマリーゴールド後楽園ホール大会から両団体の全面対抗戦がスタートした。

 両団体のリングで対抗戦が進んでいき星取自体はマリーゴールドが優勢も、マーベラスの気鋭のタッグ【マゼンタ】川畑梨瑚&Mariaが今年5月に【パッション親子】高橋奈七永&山岡聖怜からツインスター王座(※タッグ王座)を奪取したことで形勢はマーベラス側に傾く。

 この日は、2つの対抗戦が実施。
 セミファイナルではマゼンタの持つツインスター王座に【Noble ultimate twins(通称:ノアル)】桜井麻衣&ちゃんよたが挑戦。
 マリーゴールド旗揚げ以前からタッグを組んでいたノアルの連携が冴えわたる序盤戦が展開されるが、自団体で組み続けて結果を残しているマゼンタのタッグワークの方が一枚上手。最後は川畑が必殺のムーンサルト・プレスで桜井から勝利し初防衛に成功。
 シングル王座である“純白のベルト”ことユナイテッド・ナショナル王座を持つ桜井は自身の王座をかけての再戦を要求。決戦は7月16日の後楽園ホール大会で行われる見込みだ。

 メインイベントでは、林下詩美&岩谷麻優&山岡聖怜vs彩羽匠&彩芽蒼空&暁千華の6人タッグマッチが実施。
 詩美はマリーゴールドの至宝たる“真紅のベルト”ことワールド王座を、岩谷は軽量級王座であるスーパーフライ級王座を、そして彩羽はNOAHのGHC女子王座を戴冠しており、対抗戦であると同時にそれぞれの王座の行く先を占う試合という側面もあった。

 試合は同期として対抗意識を燃やす新人の聖怜と千華の濃厚なグラウンドに始まるも、同じく新人の彩芽が捕まる展開に。
 新人たちの闘いを敢えて見守っていた彩羽だったが、中盤からは大爆発。かつてライバルとしてしのぎを削った岩谷と詩美を相手にバチバチの打撃戦を挑んでいき、詩美に「よく見とけよ!」とアピールしてから岩谷へ詩美の得意技であるトーチャーラック・ボムを見舞うなど挑発的なファイトを見せていく。
 これにブチ切れた詩美が大暴れしていき、最後は彩羽にたっぷりアピールしてから千華をトーチャーラック・ボムで沈めた。

 詩美は「私のこのベルト、そして匠さんの持つそのGHCのベルト2つかけてダブルタイトルマッチ、よろしくお願いします」と持ちかけるが、彩羽は「今MONDAY MAGIC開催中でどんな魔法が来るかわかんないんですよ。防衛戦もあるかもしれないしね」と明確な回答を控える。
 ここに岩谷が割り込んでいき「匠、久しぶりだね。昔闘ったときとは違う、お互い違うベルトを持ってる。そのGHCのベルト……岩谷麻優も狙ってるっていうことを頭に入れといてください」とGHC女子王座に照準セット。かつてスターダムのリングで繰り広げられたライバルストーリーがマリーゴールドで再開することになりそうだ。

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