PC･携帯･スマホで見る “無料”プロレス・格闘技ニュースサイト

　ガンバレ☆プロレスが6月1日、東京・高島平区民館で『グラン・ブルー2025』を開催した。“ガンプロ期待のホープ”中村宗達が6人タッグマッチながら、渡瀬瑞基から殊勲の星を挙げた。中村は杉浦透とのコンビで、7月19日の東京・新木場1stRING大会で入江茂弘、渡瀬が持つスピリット・オブ・ガンバレ（SOG）世界タッグ王座に挑戦することが決定した。

　今大会のメインイベントで中村は石井慧介、杉浦とのトリオで、今成夢人（SOG世界無差別級王者）、入江、渡瀬のチャンピオンチームと対戦。中村はヘビー級の入江をスープレックスで投げると、場外の3選手めがけてラ・ケブラーダを発射。中村は渡瀬にエルボーの雨あられ、みちのくドライバーⅡもカウントは2。渡瀬は中村にドロップキックで反撃し、入江はキャノンボールを決める。入江と渡瀬が合体技、渡瀬が垂直落下式ブレーンバスターも、中村はなんと返す。杉浦のアシストから中村が渡瀬にジャーマンを決めるもカット。そして、杉浦のローリング・エルボーから、中村が再びジャーマンを決め、タッグ王者の渡瀬から金星をゲットした。

　中村は「SOG世界タッグチャンピオンの渡瀬瑞基をジャーマンで沈めてやりましたよ。文句なく、次、6月22日の新木場、僕たちで挑戦しても問題ないですよね!?」とアピール。杉浦は「SOG世界タッグ、めちゃくちゃ興味あるじゃねぇか。6月22日？　ごめん。俺スケジュールが入ってるんだわ」と発言。王者組の入江も「ごめん。俺もスケジュールが入ってる」と日程が合わず。ならばと三島通義社長が次々大会（7・19新木場）でのタイトル戦を要望。この日は杉浦も入江も空いており、同大会でのタイトル戦が決まった。さらに、三島社長は6・22新木場での渡瀬vs中村のシングルでの前哨戦を組むことを決めた。

　試合後、中村は「ガンプロで杉浦さんとのタッグで3回目で、やっとベルトに挑戦というところまでもってこれました。7月19日、ベルトを獲ったら最強のチームになるんじゃないですかね。次の6月22日も7月19日もどっちも勝って、杉浦さんと腰にベルトを巻きたいと思います」、杉浦は「俺たちが新チャンピオンになったら、ガンプロのこれからのタッグ戦線、より面白くなっていくんじゃない。6月22日、シングルで渡瀬に勝って、7月19日につなごう。しっかり獲ろう！」とともに王座奪取を誓った。

　王者組の渡瀬は「俺が足を引っ張っちゃって、今すぐにでも挽回したいけど…。次、ムネに借り返して、気持ちよくタイトルマッチに挑みますよ」、入江は「確かに今日負けたけど、次のシングルで渡瀬が負けても僕には関係ない。タイトルマッチ勝てばいいわけやから」とコメントした。