4月から女子大生になった妃南が王座防衛!「ここにとどまってちゃいけないと思う自分自身が」

27日、横浜アリーナにてスターダム『ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025』が開催。第1試合では妃南(ひな)の持つフューチャー・オブ・スターダム王座に八神蘭奈(やがみらんな)が挑戦した。
4月2日後楽園ホール大会でCMLLのタバタを相手に初防衛に成功した妃南。そこへ同じGod's EYE(ゴッズアイ)の八神が現れ「私は最近妃南さんと組むことが多くて、妃南さんが隣りにいてめちゃくちゃ頼もしいし、試合してて楽しいし、めっちゃ成長できてる。だからこそ私は妃南さんからそのベルトがほしいです。私は、同期2023年組令和5年組で、NEW BLOODタッグチャンピオンのHANAKO、センダイジュニアチャンピオンのさくら、そしてシンデレラの玖麗・・・遅れを取ってて今本当に結果がほしい。だからこそ今勢いがあって隣に居て頼もしいそんな強い妃南さんからそのベルトがほしいです」とアピールし王座戦が決定していた。

試合が始まると序盤は八神が空手をベースにした打撃とグラウンドで攻めていき、柔道ベースの妃南はカウンターの払い腰など投げで転じようとするがならばと八神が腕ひしぎなど関節技へ。
なんとか抜けた妃南はカウンターのネックブリーカーからラブカ(=変形カッター)で叩きつけ、変形ジャックハマーで決めにかかるがカウントは2。ならばと妃南はマッドスプラッシュを投下し3カウントを奪った。
あと一歩のところまで肉薄した八神は「今終わってみたらめちゃくちゃ悔しいんですけど、めっちゃ楽しかったんです。これからもゴッズアイで妃南さんと切磋琢磨するし、絶対にどんな奴が来ても防衛して待っててください。私は今の10倍も100倍も強くなって帰ってくるんで」と意欲を見せる。
妃南も「正直言うとめちゃくちゃ危なかった。後輩とはいえ、うん、後輩ってもう言えないね。まあでも私は、ここにとどまってちゃいけないと思う自分自身が。若手のベルトと言っても、もっともっと上を目指して、私が持つベルトをもっともっと盛り上げていきたいと思ってます」と思いを語った。
4月から女子大生となった妃南が、文武両道レスラーとしてスターダムの若手を押し上げる。