「10代で持ってた夢に辿り着いた」青山学院卒業生の女性で初の快挙!海外大手団体挑戦へ

6日、女子プロレス団体『STARDOM(スターダム)』が会見を開催。白川未奈(しらかわ・みな)のスターダム退団及びAEW入団を発表した。
白川は青山学院大学文学部英米文学科を卒業しグラビアアイドルやタレントとして活躍。日本最大の美ボディコンテスト『BEST BODY JAPAN』が主催する『ベストボディ・ジャパンプロレス』で2018年にプロレスラーデビューし、2019年には初代BBW女子王者へ。2020年からはスターダムに参戦し、中野たむ&ウナギ・サヤカとともに『COSMIC ANGELS(コズミック・エンジェルズ)』を結成。アーティスト・オブ・スターダム(6人タッグ)王座をコズエンで獲得し、現AEWのマライア・メイとともにゴッデス・オブ・スターダム(タッグ)王座も獲得。ワンダー・オブ・スターダム(白いベルト/シングル)王座も横浜アリーナで獲得し、着々とキャリアを積み重ねていった。
元々海外志向が強かった白川は、昨年より海外参戦のチャンスに恵まれ世界2位のプロレス団体と言われるアメリカのAEWへ参戦。女子王座にも2度挑戦し存在感を発揮していた。

この日会見に出席した白川は「倒立一つできなくてちょっと口だけは達者で、デビュー1戦目からずっと世界に行くんだと言っていたんですけれども、その世界に挑戦するチャンスを今いただけたところです。これからも人生かけてプロレスをしていきたい。プロレスラーは夢を追い続けるところを見せ続けるということが一番大事なんじゃないかなと私は思っておりますので、これからも全力でプロレスと向き合って、海外で頑張って参りたいと思っております」と報告。
海外挑戦で手応えを掴んだという白川は、AEW所属になれずともスターダムを退団し、海外移住し挑戦をするつもりだったとのこと。
青山学院卒業生としては中邑真輔のWWE参戦に次ぐ快挙であり、女性としては初の海外進出へ。学生時代からの夢を叶えた白川は「青山学院大学卒業女子だと初ということで、青学の英米文学科に行ったのも海外で活躍する人材になりたいっていうのが目標で入学したので、結局まあそれから何年経ったんでしょう?もう10年越えで経ってるんですけれども、結果10代で持ってた夢っていうところに辿り着いているので、在学生には本当に夢は口に出せば叶えられるし、強く思い続ければ形になるっていうのを伝えたいです」と後輩たちへメッセージ。
今月でスターダムを退団する白川は、4・2後楽園で舞華とシングルマッチを行い、4・6愛知大会が日本ラストマッチへ。その後スターダムのラスベガス大会(4・17&18)が現状のラストマッチとなり、AEW所属へと移行するという。
ついに夢を掴んだ世界のMINA SHIRAKAWA。世界で活躍する女性の一人として今後に注目だ。