【試合詳細】2･24 アクトレスリング横浜公演 【AWG】夏葵vsみあ朝子 茉莉＆石川はるかvs水嶋さくら＆天翔ゆい
ACTwrestling横浜公演『ACTWRES ICHIBAN!! SERIES『ACTWRES OUR PRIDE』』
日程：2025年2月24日（日）
開始：17:30
会場：横浜ラジアントホール
観衆：130人
▼3Way match
○汐月なぎさ
5分37秒 オフザリップスープレックス→体固め
［超人朝子軍］●青葉ちい
※もう一人は［GENKI戦隊アクトレス5］福永莉子
▼Tag team match
［Actwreskiller'Z］MARU／●研菜々美
14分39秒 ヒーローキック→エビ固め
○才原茉莉乃／植原ゆきな
▼3Way match
［Actwreskiller'Z］○惡斗
6分19秒 アクトロック
●アンリ
※もう一人は［超人朝子軍］永井絵梨沙
▼Tag team match
［Actwreskiller'Z］茉莉／●石川はるか
15分48秒 アックスボンバー→エビ固め
［GENKI戦隊アクトレス5］水嶋さくら／○天翔ゆい
▼AWG Single Championship Point match
【王者】○夏葵
15分34秒 midnight sun
【挑戦者／超人朝子軍】●みあ朝子
※第5代王者が5度目の防衛に成功
夏葵がみあ朝子を迎撃しAWG王座5度目の防衛！才原茉莉乃が3・16後楽園でAWG王座挑戦決定！直伝・アックスボンバーで連勝の天翔ゆいが3・9大阪でKINGベルト挑戦へ！
オープニング
白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズが『ELECT』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンス。メインでAWG戦を行う夏葵とみあ朝子が睨み合い、朝子が夏葵を攻撃した。
第1試合
アクトレスガールズの青をアピールしあっている3人による闘い。
莉子が次々ミドルキックとローキックを叩き込み、なぎさとちいを同じコーナーに振って串刺しバイシクルキック。さらになぎさの背中にサッカーボールキックからちいにもサッカーボールキックを狙うが、ちいが避けるとスクールボーイ、なぎさがちいに、莉子がなぎさにスクールボーイもちいがカット。
なぎさがちいにダブルチョップ。走り込んできた莉子にもダブルチョップを叩き込むと、「アクトレスガールズのブルーは私だー！」と観客にアピール。その背中にちいと莉子がダブルドロップキックを突き刺す。
なぎさにちいのエルボーと莉子のミドルキックが交互に打ち込まれていき、ちいがなぎさにボディスラムから莉子がカサドーラのようにちいに合体してのボディプレス。フォールもちいがカット。
ちいがフォールも莉子がカット。
莉子がフォールもちいがカット。
ちいがフォールも莉子がかかと落としでカット。
莉子のローキックとちいのエルボーの打ち合いへ。ちいは「アクトレスファイブのブルーはこんなもんなんですか！」と尻を突き出し、莉子は振りかぶってのローキックを「お前はミントグリーンだろ！」と尻に連続で叩き込む。
さらにロープに押し込んで背中にミドルキック連打から、ロープに飛ぶがエプロンからなぎさがチョップを打ち込み、莉子のハイキックを避けてリングに飛び込むとちいにドロップキック。
なぎさはその勢いのまま莉子にもコードブレイカーを突き刺し、サソリ固めで捕らえるが莉子はロープを掴みブレイク。
なぎさはロープに飛ぶと走り込んできた莉子へバッククラッカー。さらにダブルアームの体勢も、切り返した莉子がハイキックを叩き込み蒼天カサドーラも２。
莉子はロープに飛ぶが、ちいが走り込みパワースラムで叩きつけ、さらにディッシャースクリューもなぎさがカット。
ちいはなぎさをアイスホールド・ダブルで捕らえるが莉子がカット。
ちいが莉子にエルボースマッシュもなぎさがちいにコードブレイカー。なぎさはロープに飛んでちいにフライングクロスチョップからフォールも２。
なぎさはちいをオフザリップスープレックスで叩きつけフォールし３カウント。
第2試合
先発はMARUと茉莉乃。ロックアップからMARUが腕に噛みついていき、リストをとって捻ると腕固めへ。そのまま腕を噛むがレフェリーが注意しブレイク。
MARUはスクールボーイからマフラーホールドへ。これはゆきながカット。
茉莉乃は首投げからゆきなとともにサンドイッチサッカーボールキック。ポーズを決めていくが、MARUが立ち上がると茉莉乃にエルボー連打からロープに飛んで顔面に低空ドロップキック連発。フォールも２。
MARUはコーナーに振ろうとするが、逆に振った茉莉乃が走り込むと、コーナーに登ろうとしたMARUの尻にエルボーから背後に登ってフェイスロック。これを離すと串刺しドロップキックからフォールも２。
茉莉乃が引き起こすもMARUがスタナーからロープに飛んでMARUスピンクラッシュ。フォールも２。
MARUは茉莉乃を正面ロープに押し込み、背中への膝蹴りから背中に乗って観客にアピール。
ロープに飛ぶが、茉莉乃が追走ドロップキックからゆきなにタッチ。
ゆきなはランニングニーからサッカーボールキック連発でコーナーに押し込み、串刺しヒップアタックからフォールも２。
ゆきなはヘアーホイップも、MARUはエルボーからチェーンを投げつけ。キャッチしたゆきなだったがMARUはチェーンごとドロップキック。
MARUはチェーンをゆきなのボディに叩き込み、チェーンを使ったチョーク攻撃。レフェリーが注意すると顔面へのフットスタンプからコーナーに振って串刺しスピアー。さらに投げようとするも、耐えたゆきなが背中にエルボー連打からボディスラムで反撃しフォールも２。
ゆきなのエルボーを避けたMARUがロープに飛ぶが、ゆきなはミドルキックで迎撃し頭頂部へのかかと落とし2連発。フォールも２。
ゆきなはミドルキックも、キャッチしたMARUがマフラーホールドもゆきなはロープを掴みブレイク。
MARUは研にタッチ。
研はガットショット連発からロープに飛んで膝への低空ドロップキック。さらにロープに飛んで膝立ちになったゆきなへ低空ドロップキックからインディアンデスロックで捕らえるがゆきなはロープを掴みブレイク。
エルボー合戦から研がエルボーを避けてロープに飛ぶが、ゆきなは水面蹴りで倒す。しかし立ち上がったゆきなの膝を研が蹴りつけて動きを止めると、投げようとするが逆にゆきながボディスラムを狙うが、研が首固めも２。
研は投げようとするがゆきなは逆さ押さえ込みも２。
ゆきながロープに飛ぼうとするが研がスクールボーイも２。
研はフロントネックで絞り上げ、そのままDDTで突き刺しフォールも２。
研はロープに飛ぶが、ゆきなは水面蹴りからかかと落とし。さらにジャックハマーで叩きつけフォールもMARUがカット。
ゆきなは茉莉乃にタッチ。
茉莉乃はロープに振るが、研はドロップキックも茉莉乃は微動だにせず受けきっていく。二度三度と受けた茉莉乃に研はエルボー連打。茉莉乃は強烈なエルボーからローキックを叩き込み、ロープに飛んでドロップキック。さらに脇固めで捕らえるが研はロープに足を伸ばしブレイク。
茉莉乃はボディスラム。再度ボディスラムを狙うが研は首固めも２。
研は変形羽折り固め。ロープに足を伸ばそうとした茉莉乃をそのまま丸め込むが２。
研はスクールボーイから低空ドロップキックを突き刺しフォールも２。
茉莉乃はローからミドル、ソバットのコンビネーションからロープに飛んでドロップキック。フォールも２。
茉莉乃はチキンウィングフェイスロックもMARUがカット。
MARUが茉莉乃にバックドロップから研がチェーンを持って茉莉乃の背中に連打。さらに茉莉乃にチェーンを使ったチョーク攻撃から、MARUが茉莉乃にダイビングフットスタンプ。
研は茉莉乃のボディにチェーンを叩きつけてからボディプレス。フォールもレフェリーが見ていたためカウントを叩かず。
研はチェーンを使ったチョーク攻撃からそのまま振り回してDDT。フォールもゆきながカット。
研はDDTからフォールも２。
茉莉乃はミドルキック連打でコーナーに押し込み、串刺しドロップキックからフォールも２。
茉莉乃は腕ひしぎで捕らえるがMARUがカット。
ゆきながMARUをハイキックで排除し、茉莉乃が研を引き起こすも研がエルボー連打。茉莉乃はSTOで倒し、ロープに飛ぶとヒーローキックを叩き込み3カウント。
MARU「おい、おいおいおいおい、今日はな、ボスが、直々に、お前を査定しに来てやったんだよ！」
研「はい！」
MARU「なのに、何やってんだよ。茉莉乃も、ゆきなも、成長してる。なのにお前一体何やってんだよ！ちゃんと鍛え直してこいよ！ギターだの、ロックだの？知らねーよ。ここはな、キラーズの、舞台なんだよ。研、受けてなんぼ！鍛えてなんぼ！見せてなんぼだろ！お前今まで何やってきたんだよ！悔しかったら、命かけて鍛え直してこいよ。3月16日、後楽園、ボスが直々にまたあの大舞台で、査定してやるよ。それまで、マジで、命がけで鍛えてこい。お前がこっちに入れるのか、朝子軍に送り行きになるのか、それは、全部、後楽園で決める」
研「はい！お願いします！」
第3試合
絵梨沙とアンリでダブルドロップキックを惡斗に叩き込み、コーナーに振ってアンリと絵梨沙が交互に串刺しドロップキック。さらにそれぞれ左右の腕を掴んで腕固めから、これを離してロープに飛ぶと、サンドイッチドロップキックからフォールしようとする。だが惡斗は髪を掴んで正面ロープに押しこみ、そのままチョーク攻撃からロープに飛んでダブルラリアット。
惡斗はアンリの髪を掴んで首投げ連発。そのまま背中を踏みつけていくがレフェリーが注意しブレイク。
惡斗はアンリにカベルナリアも、絵梨沙がカットし惡斗を投げようとする。だが惡斗は逆に投げようとするも、絵梨沙は首固めからアンリが走り込んでドロップキック。絵梨沙が背中へのプリッキーヌレッグドロップからフォールも２。
アンリと絵梨沙で惡斗をロープに振ろうとするが、惡斗は同士討ちさせるとまとめてコンプリートショットで叩きつける。
惡斗はアンリをボディスラムから絵梨沙にACTスペシャル。フォールもアンリがカット。
アンリがサッカーボールキック連打から惡斗を羽交い締めにし、絵梨沙がそこへドロップキックも惡斗が避けてアンリに直撃。
惡斗は絵梨沙にストンピング。絵梨沙が立ち上がるとエルボーの打ち合いから惡斗がロープに飛ぶが、絵梨沙が惡斗に追走エルボーからロープに飛んでドロップキック。さらにアンリが惡斗にトラースキックから絵梨沙が惡斗にRKO。２人で惡斗をフォールも２。
絵梨沙が惡斗を横入り式エビ固めも２。
アンリが惡斗をスクールボーイも２。
絵梨沙が惡斗を安全式ジャーマンスープレックスホールドも２。
アンリが惡斗をフォールも２。
アンリは腕ひしぎを狙うが、惡斗がマフラーホールドで切り返すも絵梨沙がカット。
惡斗は絵梨沙をコーナーに振って串刺しラリアットも、アンリが惡斗にでんきショックも２。
惡斗はアンリにラリアットからフォールも絵梨沙がカット。
惡斗は絵梨沙に惡朱螺からフォールもアンリがカット。
アンリが惡斗にハイキックも、キャッチした惡斗がACTロックで3カウント。
惡斗「疲れた…おいおいおい、3WAYじゃなかったっけ今日？もう一緒にいるな。まあな、デビュー半年と、４ヶ月、いやまだまだ負けねーよ！ナメんなよ！でもな、なかなかいい策だった。正しい。ほんと、お前らがなかなか熱いのは、前々から知ってたけど、やっぱさ、朝子軍なんかに？入ってる場合じゃないんじゃね？キラーズに入れば、色々教えてやるのになぁ。まあまあまあ、そのへん、どうよ？」
アンリ「私は、朝子軍じゃありません。キラーズに入るつもりもありません」
絵梨沙「私も、朝子軍は抜けたいです。でもキラーズには入りません！私達、これから2人で、キラーズ倒して、新しいアクトレスガールズを作ってみせます！」
惡斗「おーなるほどなるほど、新タッグ結成ってことでいいのかな？」
アンリ＆絵梨沙「はい！」
惡斗「タッグ結成だって！いやいや、じゃあそんな新生タッグチームに、私から、試練を与えてやろう。私達、アマテラスが認めている、キラーズの今熱い、タッグチームがあるよな？岩井・はるか組と、お前ら闘え。3月16日の後楽園ホールで、そこでな、あいつらの熱くて儚くて、感情的なところ、儚いだろう！いい感じに爆発的な感じ、私大好きだよ。こいつらと闘って、そこで、また感情が変わった時の気持ちを聞かせてもらいたいところだ。まあまあまあ、今後ね、あたしがこのアクトレスの、裏を仕切っていくっていうことで、これから、私が主催する、惡斗ゲームをやっていこうと思う！まあ、そのまず幕開けとして、テメーら、まだまだ、私から目離すなよ。以上！」
第4試合
ゆいが「KING出てこいよ―！」と挑発し、ゆいと茉莉で試合開始。
ゆいがスイッチしながら茉莉と向かい合い、ロックアップをスカしてアックスボンバーを狙うが茉莉は前蹴りでカットし、さらに踏みつける。
ゆいは再度アックスボンバーを狙うが、茉莉は再度前蹴りでカットすると、そのままコーナーに叩きつけてはるかとタッチ。
はるかはロープを使った腕固めから、茉莉が腕を踏みつけるがレフェリーが注意しブレイク。
はるかは首投げから変形バタフライロック。これを離すと腕へのストンピング連打から腕へのエルボー。はるかは茉莉にタッチ。
茉莉は腕への前蹴りから首投げで倒し、腕固めもゆいはロープに足を伸ばしブレイク。
茉莉は腕を踏みつけていき、これを離すと腕へのエルボーからコーナーに叩きつけ腕へのエルボー連打。茉莉ははるかにタッチ。
はるかは腕へのエルボー連打からボディスラム。ロープに飛んで腕へのセントーンから茉莉にタッチ。
茉莉は背中を蹴りつけてからストンピング。さらに「お前髪型かぶってんだよ！」とツインテールをほどいていき、髪留めを客席に投げ捨て頭をグシャグシャに。さらにロープを使った腕固めで捕らえ、レフェリーが注意するとロープに飛ぶが、ゆいは飛び込んでのスクールボーイから低空ドロップキック。ゆいはさくらにタッチ。
さくらはドロップキックから低空ドロップキック。続けてストンピング連打から引き起こすが、はるかが背中にエルボーから茉莉とともにさくらをロープに振るも、さくらは二人まとめてクロスボディ。さくらは茉莉にストンピング連打から足へのフットスタンプを連発し、フィギュアエイトで絞り上げる。これを離すと足への低空ドロップキック連発から引き起こすが、茉莉が担ぐとバックフリップ。
茉莉はサッカーボールキック連発からフォールも２。
茉莉は再度サッカーボールキックからオモプラッパで捕らえるがゆいがカット。
茉莉はさくらをゴリースペシャルで担ぐも、ゆいがはるかをリバースゴリースペシャル。茉莉がげんなりして「かぶってんだよ。空気読めよ」と問いかけるが、ゆいは「もう背負っちゃったんで」と開き直る。一度ゆっくりと相手を離すことになり、ゆいははるかを下ろすが茉莉は下ろすかにみせて背負い直して熨斗紙。はるかがすかさずゆいをさくらに叩き込み、茉莉がさくらに側転ボディプレスからフォールも２。
茉莉は奈落落としを狙うがさくらは丸め込むも２。
さくらは低空ドロップキックでロープに茉莉をふっ飛ばし、スライディングクロスボディからフォールも２。
さくらはロープに飛ぶが、茉莉はレッグラリアートで迎撃しはるかにタッチ。
はるかはコーナーに振って走り込むが、さくらが足を伸ばすとキャッチしたさくらがセカンドロープに寝かせて串刺しボディスプラッシュ。さらにリバーススプラッシュからフォールも２。
エルボーの打ち合いからさくらがスクールボーイも２。
さくらはロープに飛んで背中へのドロップキックからキルスイッチ。フォールも２。
さくらはロープに飛ぶが、はるかがカウンターで担ぐもさくらは首固めも２。
さくらは６１９からフォールも２。
さくらはゆいにタッチ。
ゆいはボディスラムからリバースゴリーで担ぎ、そのまま投げ捨ててフォールも２。
ゆいはボディへの平手打ち２連発からロープに飛ぶが、はるかは追走ボディスプラッシュからロープに飛んでのセントーン２連発。さらにロープに飛んでヒッププレスからフォールも２。
はるかはセントーンからフォールもさくらがカット。
はるかはロープに飛ぶが、ゆいが避けるとさくらが蹴りつけ、アクトレス５の掛け声からゆいとさくらはダブルドロップキック。ゆいが四つん這いになると、さくらがゆいを踏み台にしてのダイビングフットスタンプから、ゆいがはるかをロープに振ってキチンシンク。ゆいはフロントスープレックスからフォールも２。
ゆいはアックスボンバーも、避けたはるかがスピアー。さらに背中への低空ドロップキックからフォールも２。
はるかはブロックバスターホールドもさくらがカット。
茉莉がさくらにブラジリアンキックを叩き込んでコーナーに振るが、さくらはブーメランクロスボディで茉莉を排除。
ゆいははるかに天鵞絨ドライバーからロープに飛んでアックスボンバー。フォールし３カウント。
ゆい「アックスボンバーで２勝目とったぞー！まだ２勝ですけど、勢いっていうのは大事ですからね。茉莉！いや、キラーズ最強茉莉！そのベルトの落とし所は、天翔のアックスボンバーなんじゃないですか？みんなそうですよね？ありがとうございます。なんか、ありますか？なんかください。私が挑戦表明させていただいたんで、なんかください」
茉莉「え？いやなんか、自信を持つのは大事だけど、ちょっとやっぱ調子乗りすぎだと思う。挑戦表明したら別に誰でも、誰でもどうぞって私言っちゃったな。言っちゃった、言っちゃったんだけど、でも私、今年でリングデビューして一応10年になるんですけど」
ゆい「おめでとうございます」
茉莉「ありがとうございます。なんかこんなキャリアの差があって、なんかこんなバカにされてんの始めてです」
ゆい「いや、バカにはしてないです」
茉莉「え！？」
ゆい「はい。リスペクトしてます。この髪型もリスペクトしてます」
茉莉「アックスボンバーで勝てると思ったんでしょ？」
ゆい「はい！」
茉莉「元気な返事だなぁ（苦笑）まあいいよ、ベルトをかけようがかけまいが、結果は同じなんで、じゃあ、いつやろっか。次、3月9日、大阪、このベルトかけて、やってみるか？」
ゆい「よろしくお願いします！」
茉莉がゆいに襲いかかり、髪留めを奪って客席に投げ捨ててリングをあとにした。
第5試合
握手から朝子が首固めも２。
朝子が変則ロープワークも夏葵が水面蹴りで倒し、ストンピングからコーナーに叩きつけてヘアーホイップ連発。さらに首投げからサッカーボールキックを叩き込んでいきフォールも２。
夏葵はコーナーに振って串刺しジャンピングニーから逆コーナーに振るが、朝子はブーメランクロスボディからフォールも２。
朝子はエルボー連打でロープに押し込むも、ロープに飛ぶと夏葵はドロップキックで迎撃。さらにエビ固めで捕らえるも朝子はロープを掴みブレイク。
朝子はロープにもたれかかるも夏葵がミドルキックを連打し、朝子が切り返すとローキックから卍固めを狙う。これを切り返した夏葵がローキック。朝子のエルボーと夏葵のローキックの打ち合いになり、朝子がエルボー連打でロープに押し込む。だが夏葵はローキックで返していく。
朝子は足をキャッチして離さず、そのまま暴れる夏葵を逆エビ固め。これを離すと朝子はエルボーからロープに飛んでフライングクロスチョップからポーズを決める。
だが夏葵は後頭部を蹴りつけトラースキックからSunlight KneeAttack。これで朝子は場外に転がり、苦しむ朝子を夏葵が場外ボディスラムで叩きつけサッカーボールキック。さらにボディスラムで床に叩きつけてリングに戻ろうとするが、朝子が足に組み付いてなかなか離さない。
エプロンでもエルボー合戦となり、夏葵がハイキックからリングに投げ入れフォールも２。
夏葵がコーナーに上るも朝子が急いで立ち上がりデッドリードライブ。
朝子がコーナーに登るとドラゴンリングイン式インセインエルボーからフォールも１。
朝子はマウントエルボーからオーロラヒップドロップを投下しフォールも２。
朝子はイカリで捕らえるが夏葵はロープを掴みブレイク。
朝子は背中にニールキックからコーナーに上り、ダイビングクロスボディからフォールも２。
朝子は朝子車からフォールも２。
朝子は巴投げからフォールも２。
夏葵はブラジリアンキックを叩き込み、キューティースペシャルも２。
夏葵はミドルからハイキックも、避けて朝子が卍固め。夏葵はロープを掴みブレイク。
朝子はロープに飛ぶが夏葵はジャンピングニーで迎撃し、ダイビングフットスタンプからフォールも２。
夏葵はmidnight sunで叩きつけて３カウント。
夏葵「朝子～！どう？始めてのタイトルマッチ！悔しいか？悔しいよな！？でも朝子、お前根性あんじゃん！ね？立って、いつもみたいに、皆に笑顔見せてやれよ！」
朝子「夏葵、頭蓋骨と、背骨は砕けてないのか？」
夏葵「全く砕けてないです。でも、なに？朝子車、ですか？危ない技でした」
朝子「このチャンピオン戦は、ウルティメットハラスメントですね。ウルティメット負けハラスメントですね」
夏葵「あの、これポイントマッチなんで、ウルティメットとか負けハラとかないです」
朝子「うわ～ん」
夏葵「泣いちゃった。いや朝子は、前にも言ったけど、ダメな女じゃない。最高の、アクトレスガールズだよ。ね」
朝子「ほんと？」
夏葵「ほんとの！ほんとだよ（朝子が抱きついてくる）びっちょびちょ」
（茉莉乃がリングへ）
茉莉乃「もう朝子はいいだろう！夏葵、そのピカピカの変身ベルト。アクトレスガールズで一番の称号、アクトレス５リーダーの私が、とりにいきます」
夏葵「あの、変身ベルトじゃないんですけど、でも私はAWGチャンピオンなんで逃げも隠れもしません」
茉莉乃「ありがとう。KINGベルトはゆいがとるよな？」
ゆい「はい！」
茉莉乃「SNSで言ってた、私の言う事はなんでも聞くと。だから絶対にとる。だったら、私がそのアクトレスナンバーワンの称号、AWGベルトに挑戦させていただきます。いつでもどこでも大丈夫です！」
夏葵「いつでもどこでも、アクトレス５リーダー、レッド、才原茉莉乃！どうせやるなら、最高の舞台でどうですか？３月１６日、このAWGベルトかけて、チャンピオンの権限でメインイベントどうですか！？」
茉莉乃「ありがとう。よし、夏葵、よろしくお願いします！」
夏葵と茉莉乃は向かい合いしっかりと握手をするも、マイクを朝子が奪う。
朝子「というわけで、今日は私がメインイベントなのでしめたいと思いま～す。今日ここ来た人、出てた人、皆集まってくださ～い。集合～出てきた人たち、出てくれた人、お客様も上がっていいよ（茉莉乃が頭を叩く）」
ちい「入り切らないよ」
茉莉乃「優しくするな」
朝子「僭越ながらしめたいと思いまーす。（集まりきってないのに）いきまーす」
リング上のほとんど「早い早い早い！」
茉莉乃「（頭をはたいて）周り見てちゃんと！」
朝子「ごめんなさい・・・皆いる？皆さんいますか？早く～いきまーす。強く！優しく！あなたに一生懸命！アクトレス～ガールズ～ありがとうございま～す！」
＜試合後コメント＞
夏葵
「いや、まずは、今日も無事に終えることができてよかったなっていうのがまず第一に。それと、毎度ですが、いつも応援してくださる皆様のおかげで、今回も無事4回目の防衛に成功することができました。ありがとうございます。今回朝子戦、本人ももちろん、本人が多分1番なんだったら驚いていたのかもしれないんですけど、今回このタイトルマッチが実現されて、私自身はもう誰が相手だろうと必ずぶちのめすとずっと言い続けていたので、今回も勝てて本当によかったなと思います。朝子はもう4年？5年近く一緒に練習をしているわけで、ほんとに皆がほんとに口々に言ってると思うんですけど、ほんとに努力家で、もうメンタルも強くて、そしてこのアクトレスリングの舞台において、ほんとにすごくカリスマ性を光らせている1人だなと思っていたので、ま、今回はいろんな意味でもう強敵だなと思って挑ませてもらいました。
ほんとに私に持ってないものも彼女はたくさん持ってるし、今回十分このベルトを持つ可能性があったので、これからも同じ同期として、一緒にもっとこれからアクトレスガールズ、高められていけたらなと思います。あとは次。3月16日、才原茉莉乃がAWGベルト挑戦の表明を今日してくれました。いつかは来るだろうなと思っていたので、はい、3月16日、とても楽しみにしています。必ず守り切ります。引き続きこれからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
――先ほど脅威だったっていう言葉ありましたけど、終わってみたら圧勝だったんですか？
「ポイントマッチとしては、その詳細、点数の詳細っていうのはちょっとあれなんですけど、運の部分ではめちゃくちゃ強かったんですよ。朝子が。結構私の引きが悪かったっていうのもあるんですけど、まあちょっと、ほんとに、これはポイントマッチでほんとに危ない部分だなって思うんですけど、今回私が負ける可能性は十分にありました」
――試合の面では追い込まれる部分っていうことは
「うーん、多分映像とかが事前に流れていたと思うんですけど、地獄車ですか？朝子車ですか？なんか必殺技を練習してると言っていたので、楽しみにしていたのですが・・・う～ん（微妙な顔をしながら）はい、でもこれから、今日多分初めて出した技だと思うので、きっとこれからどんどんみんなに危険を及ぼす技になることだと思います。はい」
――闘えてよかったですか？
「闘えてよかったです。うーん、ほんと私がこのベルトを持っていることで、前回のアンリもそうだし、今回の朝子さんもそうだし、いろんな人がヒールに限らず、ベビーに限らず、このベルトに挑戦できるっていう、挑戦しやすくなるって言い方すると軽く聞こえるから嫌なんですけど、誰もが挑戦してもいいベルトだと私は思っているので、今回朝子さんと闘えて、そういう機会をもらえて本当によかったなって思います」
――朝子軍への興味も増しましたか？
「ん～と、えーと、楽しそうだなとは思います（苦笑）でも実際、今朝子軍で頑張ってる絵梨沙だったり、ちいを筆頭に、どんどんレベルが上がっていってるなとは傍目から見ていても思うので、朝子軍も悪くないんじゃないかなって思います」
みあ朝子
「本日はありがとうございました。とにかく夏葵ちゃんのキックは痛かったですけど、でもなんかこの、メインが初めてだったので、メインイベントに立って今無事に終えたことが良かったなって思いますけど、悔しい。なんか今まではもう負けハラスメントなんで、もう負けるっていうハラスメントだからと思ってたんですけど、やっぱりポイントマッチってなんかもう人間の価値ねえよお前って言われてるみたいで悔しいって思っちゃって。そこは結構ポイントマッチを迎えるにあたっては結構辛い日々だったんですけど、だからみんな、今までのポイントマッチやった人たちは、負けた人たちも含め、すごいプレッシャーの中でやってるんだなってすごい思い知ったし、夏葵ちゃんの強さっていうものが改めて分かりました。でも、ポイントマッチでも、もう全然点差あるし、もう無理なんだろうなって思ってたけど、ほんとに運で覆せるんだってことが分かったので、もう誰にでもチャンスはあるんだなっていうのをみんなには言いたいです」
――新技の地獄車は何パーセントぐらいの出来でしたか？
「何パーセント、6、50、60、60パーセント」
――じゃあ、地獄車が完成したら
「勝ちます。勝つでしょう。よしよし」
――今回のポイントマッチを経験して、またAWGベルトに挑戦したいっていう気持ちはありますか？
「何度でも挑戦したいです。もう何回でも盛り上げます。取れるまで強くなります」
――これからこの負けを経て、朝子軍ていうのはどういう方向に向かっていくんでしょうか
「朝子軍は、みんなメンバーはすごい、みんなそれぞれが頑張って、今すごいアクトレスガールズを引っ張ってる新人さんたちなんですけど、ゆくゆくは朝子軍対キラーズとか、朝子軍対ファイブっていう抗争をして、朝子軍を確固たる地位に持っていきたいです」
――同じ日に練習生として入って、今の夏葵と朝子さんにすごい差っていうのは感じましたか？
「元々めちゃくちゃ感じてて、もう差しかないから嫌だったんですよやるのが。すごく嫌だったんですけど、こうやって改めてシングルやって、そういう差とかは関係なく挑戦していきたいって思いました」
――次はKINGベルトに
「挑戦します。挑戦したい（笑）ベルトは挑戦、とにかく、でも今は惡斗っていう、打倒惡斗っていう目標もあるので、次はそっちにシフトして、てか戻って、私1週間しかなかったんですよ猶予！みんななんかすごいポートレートの期間とか1ヶ月以上あるじゃないですか？私だけ1週間ですよ。めちゃくちゃやる気ないじゃないですか運営。ちょっと聞いてくださいよ。もっと私に猶予あったら、みんなもしかしたらポートレートめちゃくちゃ買ってくれるかもしれないじゃないですか。このクソクソクソ～っていう感じでした」
