青木真也直伝の必殺技で女子プロレス界の頂点へ!18歳の美少女アマレスエリート・山岡聖怜が母・高橋奈七永とタッグ王座を防衛し二冠王へ王手!

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 20日、東京都・後楽園ホールにてマリーゴールド『New Years Golden Garden 2025』が開催。【パッション親子】高橋奈七永&山岡聖怜がタッグ王座の初防衛に成功し、聖怜がシングル王座挑戦に名乗りを上げた。

 奈七永は1996年に全日本女子プロレスでデビュー。“女子プロレス界の人間国宝”と呼ばれる大御所になった今でも若い選手たちに日本の女子プロレスの伝統を試合を通して伝え続けており、“パッション注入マッチ”と呼ばれるこの試合は女子プロ界の新たな伝統となりつつある。
 引退を見据えてマリーゴールド入団を決めたと語っていた奈七永であったが、マリーゴールド1周年となる2025年5月24日の代々木体育館大会での引退を表明。残り約3ヶ月となった引退ロードを全力で駆け抜けている。

 聖怜は福岡市出身の18歳。小学生からレスリングを始め、中学生時代に全国選抜フリースタイル54kg級2位、高校生時代に全日本ビーチレスリング軽量級1位&最優秀選手賞獲得。兄も元レスリング選手、姉は元レスリング選手でグラビアアイドル(ミスヤングマガジン2021)の山岡雅弥というレスリング一家でもあったが、前十字靭帯断裂のリハビリ後にレスリングの道を諦めて夢だったプロレスラーを目指すことを決意。
 今年1月3日のデビュー戦では、MIRAIを相手に合計22分14秒のシングルマッチを闘い抜くという規格外の素質を見せ付けて“スーパールーキー”の二つ名は伊達ではないことを証明。奈七永とのタッグ【パッション親子】を結成し、同月19日にはデビュー5戦目でツインスター王座戴冠を果たした。

 この日、パッション親子が初防衛戦の相手として迎え撃ったのは【姉妹タッグ(仮)】林下詩美&ビクトリア弓月。
 詩美は団体最高峰のワールド王座(※真紅のベルト)を、弓月はスーパーフライ級王座(※軽量級王座)を戴冠しており、姉妹タッグ(仮)が勝てばともに二冠、パッション親子が勝てばそれぞれのシングル王座への挑戦権を得られると言っても良い重要な試合となった。


 試合が始まると、パワーの詩美&スピードの弓月という絶妙なコンビネーションが冴え渡って聖怜へ集中攻撃。苦戦が続く聖怜であったが、奈七永は娘が自力で窮地を脱せられるよう最低限の援護に留める。
 いざ奈七永にタッチが渡ると、1vs2の大立ち回りを演じて大逆転。奈七永が詩美をラリアットやバックドロップで制圧していき、最後は聖怜と弓月の対面に。
 聖怜はカサドーラから入るアンクルホールドや、奈七永との合体カナディアン・デストロイヤーを見舞うなど躍動。弓月もクロスアーム式ジャーマンから必殺のムーンサルト・プレスを発射するが、これをかわした聖怜がスピアーを突き刺しノーザンライト・スープレックス・ホールドで追撃。最後は得意のジャーマン・スープレックス・ホールドからエイオキクラッチ(※フルネルソン・ホールド)に捕らえて3カウントを奪った。

 スーパーフライ級王座の弓月から勝利して初防衛に成功した聖怜は、「私はシングルで力試しがしたい」と聖怜とのシングルマッチを要求。
 自身にとって初めての年下の後輩である聖怜に遅れを取ったままではいられない弓月は「望むところだよ。ただシングルやるだけじゃつまらねーから、このスーパーフライ級のベルトかけて闘うのはどうだ?」とベルトを掲げながら王座戦を要求。聖怜がデビュー約3ヶ月で二冠王となる可能性が浮上した。

 試合を終えた聖怜は「パッションがあればなんでも出来るんだなってことを知れた試合でした。パッションが無かったらもしかしたら断念してたかも知れない」と母・奈七永に伝授されたパッションの偉大さを誇らしげに語る。
 そして、青木真也との公開練習で伝授されたエイオキクラッチについて「あの技はエイオキクラッチって名前なんですけど、ちょっと変えられたらなと」とケロリ。奈七永が「伝授してもらったのに?自分のもの?」と慌てると「に、しちゃおうかなと」と早速オリジナルホールド認定してしまう図太さも見せた。

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