若手リーグ戦「DGC」で崖っぷちの高鹿佑也が初勝利を挙げ、優勝決定戦進出に望みつなぐ!「2・9仙台でTo-yさんに勝てば、逆転サヨナラ満塁ホームランだ!」
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DDTプロレスが2月8日、神奈川・横浜ラジアントホールで『SETSUBUN MATCH 2025』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)のBブロックでは、崖っぷちの高鹿佑也が初勝利を挙げ、優勝決定戦進出に向け望みをつないだ。
開幕戦(2・4新宿)で後輩の須見和馬に敗れて黒星スタートとなった高鹿は、この日、17歳の誕生日を迎えた現役高校生レスラーの夢虹と対戦。夢虹は打点の高いドロップキック、フランケンシュタイナー、場外めがけたムーサルトアタックなど得意の空中戦で攻め込んだ。一方、高鹿は徹底した腕攻めで追い込んでいく。夢虹はバズソーキックから顔面へのドロップキックもカウントは2。立て直した高鹿はチキンウイング・アームロックで腕を締め上げてギブアップを奪った。
これで高鹿は1勝1敗(勝ち点2)となり、最終公式戦(9日、仙台・夢メッセみやぎ)で、2勝0敗(勝ち点4)で単独トップに立つTo-yに勝てば、直接対決の戦績により逆転できる。ただ、1勝1敗(勝ち点2)の須見も2・9仙台で夢虹に勝てば、他力本願ながら、わずかな可能性を残す。2連敗となった夢虹は脱落が決まった。
高鹿は「勝ちました。9回裏、1点ビハインド、ツーアウト満塁、一本返して同点。次、明日、To-yさんに勝てれば逆転サヨナラ満塁ホームランだ! 俺が勝ってブロック代表、DGC必ずてっぺん獲ってやる」と絶叫した。