To-yが若手リーグ戦「DGC」で2連勝を挙げ、連覇に向け視界良好!「優勝して、クリス・ブルックスの前に立つのを楽しみにDGC楽しんでるんだ!」
DDTプロレスが2月5日、東京・新宿FACEで『NEXT STEP GAME 2025』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025」(以下、DGC)のBブロック公式戦で、前年覇者のTo-yが須見和馬を下して、開幕から2連勝を飾り、連覇に向け視界良好となった。
前日(2・4新宿)の開幕戦で夢虹に完勝して好発進したTo-yは、先輩の高鹿佑也から殊勲の星を挙げた須見と激突。勢いに乗る須見は飛びつきフランケンシュタイナー、ステージ席からのトペ、リングに戻っての正調トペと得意の空中戦で攻め込んだ。To-yはチョップ合戦で打ち勝つと、コジマワンダーランドからコジマインパクト狙いも、かわした須見がスク~ルボ~イで丸め込むがカウントは2。さらに須見はカナディアン・デストロイヤー、スク~ルボ~イ連発もフォールは奪えず。To-yはコジマワンダーランド、変型コジマワンダーランド、そしてコジマインパクトで3カウントを奪った。これでTo-yは勝ち点を4に伸ばし、残る公式戦は2・9仙台での高鹿戦のみとなった。
To-yは「須見、最高に楽しかったよ。この先も俺らは仲良しこよしだ。あと1勝したら、その先はブロック同士で優勝決定戦。優勝したらクリス・ブルックス、もうすぐおまえの前に立てるぞ。それを楽しみにして、DGCを楽しんでるんだ。でも、最大の興奮はKO-D無差別級のタイトルマッチに残してるんだよ。クリス、おまえを潰してやるからな」と優勝の先をしっかり見据えた。
敗れた須見は「今日To-yさんに負けて1勝1敗。To-yさんに100%以上全力で出したんで後悔はないです。残り、夢虹さんに勝ったら4点。まだまだ決勝にいける可能性が残ってる。俺のDGCは終わらないんで見ててください!」と残り1戦での必勝を誓った。
また、Aブロック公式戦では初戦敗退スタートの中村圭吾と石田有輝が激突。石田が相撲殺法で攻め立てれば、中村はキックで応戦。エルボー、ヘッドバットの打ち合いになり、石田の炎掌をかいくぐった中村が変形十字架固めで丸め込んで勝ちどきを挙げた。中村は1勝1敗(勝ち点2)で望みをつないだが、2連敗を喫した石田の優勝決定戦進出は絶望的となった。中村は「勝ったぞ! やっと勝ち点2をゲットしました。昨日イルシオンに負けて、すごい悔しかった。でも今日勝ってすごくうれしい! DGC、このままいくぞ!」と絶叫した。