クリス&高梨が火野&納谷を退けKO-Dタッグ王座初V、秋山&岡田が5・1横浜武道館で挑戦!
DDTプロレスが4月10日、東京・後楽園ホールで「April Fool 2022」を開催。KO-Dタッグ王者のクリス・ブルックス、高梨将弘(CDK)が火野裕士、納谷幸男のメガトンコンビを退け、初防衛に成功。5月1日の横浜武道館でバーニングの秋山準、岡田佑介組が挑戦することが決まった。
一連の前哨戦で劣勢だった王者組はチョコプロのアジアドリームのタッグベルトで挑戦者組を殴打し奇襲をかけた。しかし、火野が強烈なチョップ連打で反撃。納谷が前哨戦で2度ギブアップを奪った変型拷問式コブラツイストで高梨を絞り上げると、クリスが本部席のゴングを鳴らした。試合終了と勘違いした納谷は技を解いてしまう。ここで、レフェリーの死角を突いて、高梨がアジアドリームのベルトで納谷を殴った。これをカウント2で返されると、CDKは合体式の丸め込み(Everclear)で電撃の3カウントを奪取した。
そして、全試合終了後、岡田が「秋山さん、俺とKO-Dタッグ、一緒にいってください」とアピール。CDKが受諾し、5・1横浜武道館でのタイトル戦が決定した。
岡田が「遠藤選手がつくり上げたバーニング、負けられへん」と言えば、秋山は「オマエが7割、8割、9割行け。俺はアイツら(CDK)のスタイルが大嫌いなんだよ。前哨戦とかあって、レフェリーにあんなことしたら、その場で食らわしてやるよ。レフェリーは厳格でリングで一番偉いんだ。レフェリーを道具のように使うな。そんなことやったら、グチャグチャにしてやる。ベルトよりギャフンと言わせる」と発言。
王者の高梨は「ビッグダメージ。でもクリスのスマートな頭で。納谷は火野とのタッグチームになって強い。今日はクリスの奇策で勝ったけど、次はそうはいかないだろうから2度とやらない」と初防衛戦を振り返り、「私たちが行ったら、ほとんどノーと言えない。秋山選手は影響力がある。俺は2年間DDTにいなかった。バーニングは勢いがあって凄い名前なんだなって。悪いけどよ、5.1横浜は俺たちCDKがバーニングっていう、でっかい名前のユニットを倒す日だ!」と防衛宣言。
一方、ベルト獲りならなかった火野は「最後うまいことやられた。負けた気がしないけど、これもプロレス」、納谷は「火野さんとタッグ挑戦できてよかった。最短距離でチャンス取れるように。次は絶対負けません」と雪辱を期した。