「これからもずっと見守って、側にいてね」朝陽さんの死から1年。追悼セレモニーで親友が涙のメッセージ
5日、東京都・新木場1stRINGにて『ACTwrestling Step54 新木場公演』が開催。昨年2月1日に亡くなった朝陽さんの追悼セレモニーが行われた。
朝陽さんはアイスリボンで2017年に14歳で“飛翔天女”豊田真奈美を相手にデビュー。身体能力の高さと歯に衣着せぬ発言でファンの感情を動かす独特なキャラクターで人気となり、“飛翔天女二世”藤本つかさの後継者としてアイスリボンのエース候補に名を連ねていた。
しかし2023年に行われるはずだったアイスリボンとアクトレスガールズの提携が解消されたことを機に朝陽さんはアクトレスガールズにレンタル移籍。そのままアイスリボンには参戦せずプロレスラーとしては活動を休止し、同年9月にアクトレスガールズに完全移籍。松井珠紗&山田奈歩とともに【てっぺん☆】を結成し、当時絶対王者であった同期の青野未来の牙城を崩すべく努力していた。
そんな朝陽さんだが、昨年2月1日に不慮の事故で帰らぬ人に。この前日にはアクトレスリングの公演にも出演していただけに、突然の訃報にはファンの間に悲しみが走った。
朝陽さんが亡くなってから風景が大きく変わったアクトレスリングだが、仲間を想う気持ちは不変。今公演のオープニングでは朝陽さんの追悼セレモニーが行われた。
白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズが『ELECT』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンス。
その後は朝陽さんの入場曲に乗ってダンス。皆でてっぺん☆を指さしたり、朝陽さんのムーブであった選手コール時の祈りを捧げるポーズを取って朝陽さんへの気持ちを表現。
その後は、プライベートでも非常に仲良くしていた入江彩乃が選手を代表して挨拶。
入江は涙で声を詰まらせながら「朝陽……そっちはどうですか?プロレス、楽しんでますか?私たちもそれぞれいろんなことがありながら頑張っています。これからもずっと見守っていて下さい。そして、側にいてね。アクトレスガールズはこれからもそれぞれ頑張っていきます!朝陽、大好きだよッ!」と熱い気持ちを叫ぶ。
その後は10カウントゴングが打ち鳴らされ、選手&ファンが黙祷を捧げた。