【試合詳細】1・13 アイスリボン蒲田大会 【ICE×∞】真白優希 vs 勝愛実 星いぶき&柳川澄樺 vs 若菜きらり&叶ミク 藤田あかね&Kelsey Magnolia vs 杏ちゃむ&Yappy

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『アイスリボン蒲田大会』
日程:2025年1月13日(月・祝)
開始:12:00
会場:東京都・大田区産業プラザPiO小展示ホール
観衆:139人

▼タッグマッチ20分1本勝負
○星ハム子/YuuRI(ガン☆プロ)
10分47秒 女の執念
●香藤満月(ディアナ)/ビッグ春華(JTO)

▼年女対決 シングルマッチ15分1本勝負
○真琴(フリー)
10分7秒 オクラホマロール
●トトロさつき

▼タッグマッチ20分1本勝負
藤田あかね(フリー)/●Kelsey Magnolia
11分47秒 あの日見た技の名前を僕はまだ知らない
Yappy/○杏ちゃむ(信州ガールズ)

▼タッグマッチマッチ20分1本勝負
●星いぶき/柳川澄樺(JTO)
12分15秒 きらミクレボリューション
[きらミク]○若菜きらり/叶ミク(T-HEARTS)

▼ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】●真白優希(フリー)
10分12秒 オレンジ☆ブロッサム
【挑戦者】○勝愛実
※第39代王者が2度目の防衛に失敗
※勝が第40代王者となる

勝愛実が復帰からわずか4か月でICE×∞のベルトを獲得!きらり&ミクがいぶき&柳川に下剋上勝利!杏ちゃむがあかねとのFantastICE前哨戦で快勝!

第1試合


 重量級の香藤(ディアナ所属)と春華(JTO)がアイスのリングで合体。ハム子&YuuRI組と対戦するビックチャンスを与えられた。いきなり奇襲のタックルを決めた香藤と春華。ハム子vs春華でスタートも春華がボディスラムで最初のカバー。カウントは2。
 続けて春華が逆エビ固め。ロープに逃れたハム子をロープにはりつけると香藤とのボディアタックの波状攻撃でカバーもカウント2。
 ハム子が突っ張りで反撃も春華はブレインクローで動きを止める。噛みつきで反撃に出るハム子。代わったYuuRIとダブルの噛みつきから、お・し・り・ダーッ!、ブルドッキングヘッドロックでYuuRIがカバーもカウント2。
 YuuRIがサッカーキック、側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 春華がボディスラムでカバーもカウント2。
 春華がドラゴンスリーパー。YuuRIがドラゴンスリーパーで切り返すも、春華が再度、ドラゴンスリーパーで切り返す。ロープに逃れたYuuRIに春華がニールキック2連発。代わった香藤がジャンピングボディプレス。2発目をかわしたYuuRIが旋回式ボディプレスも今度は香藤がかわし、ジャンピングボディプレスでカバーもカウント2。
 香藤が連打を狙うがYuuRIが横に回転して香藤をつまづかせサマーソルトドロップ、旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。
 香藤が串刺しボディアタック、カナディアンバックブリーカーから前方に落とすもYuuRIがソバット、延髄ハイキック、正面ドロップキックを決め、代わったハム子がタックル。しかし、香藤が微動だにしない。タックル合戦でも香藤がハム子をタックルで吹っ飛ばす。さらにハム子のポーンに対しても香藤が両手を広げてパーンで応戦。ハム子のエルボー連打も香藤がボディアタックでハム子を吹っ飛ばしてしまう。ここまでハム子がパワー攻撃で苦しめられるのも珍しい。YuuRIが入って2人で香藤をロープに振るが、クローズラインを切った香藤が2人まとめてクロスボディでマットに押し倒す。さらにハム子に春華とのサンドイッチボディアタックを決め、さらにおんぶプレスで香藤がカバーもカウント2。
 香藤がコーナー2段目からボディプレスもハム子がかわす。YuuRIがトラースキックを決め、続けてハム子がシャイニング腹ザードでカバーもカウント2。
 ハム子が香藤を抑え、YuuRIがミサイルキックもかわされ、ハム子に誤爆。倒れたハム子に香藤がジャンピングボディプレスもカウント2。
 香藤がドロップキック、コーナー2段目からのダイビングボディプレスもカウント2。
 YuuRIが香藤にランニングネックブリーカードロップを決め、ハム子がカバーもカウント2。
 ふらふらのハム子を香藤が起き上がるタイミングで香藤に投げたYuuRI。ハム子がそのまま香藤にぶつかりながら女の執念を決め、カウント3を奪った。

第2試合


 年女対決として、共に1989年生まれの真琴とトトロのシングルマッチ。トトロがコブラのぬいぐるみを巻いて入場してくると、真琴は白蛇のぬいぐるみを肩に乗せて入場。ゴングと同時にぬいぐるみをぶん回して殴り合いを展開。
 真琴の白蛇は早くも中の綿が大量にリングに舞い、戦線離脱。勢いに乗ってコブラでぶん殴りまくるトトロ。場外戦でもトトロが有利に進めるも、コブラを奪った真琴がロープ越しでトトロの首にコブラを巻きつけての絞首刑。リングに戻して真琴がダブルニー、トトロのお株を奪うロープ際での腰への乗っかり攻撃。トトロがカウンターのタックルで真琴を吹っ飛ばし、トトロがボディプレスも真琴がかわす。真琴が背中に蹴りを入れ仰向けに倒すとフットスタンプでカバー。カウントは2。
 真琴が再度、コブラをトトロに巻き付けてのキャメルクラッチ。しかしトトロがコブラに噛みつき真琴をにらみつける。驚いてロックを外す真琴。起き上がったトトロはコブラを咥えて真琴に迫る。真琴がビックブーツからバックに回ってマコブラツイストを狙うがトトロに投げ落とされる。トトロがボディプレスでカバーもカウント2。
 トトロがコブラを巻いてコブラツイストを狙うが、腕が回らず真琴に逃げられる。真琴がビックブーツからミドガルズオルム。ロープに逃れたトトロをダブルアームに持ち込むがスープレックスは決められず。トトロの飛び込みをかわしてのDDT、かかと落とし、ダブルニードロップでカバーもカウント2。
 トトロが串刺しラリアット。トトロがボディプレスでカバーもカウント2。
 トトロがカミカゼでカバーもカウント2。
 真琴がセコンドのハム子から受け取った袋から蛇のおもちゃを大量にトトロに投げつける。動きの止まったトトロにスクールボーイもカウント2。
 再びコブラを手にした真琴が振り回すも、トトロと引っ張り合いになり、トトロが引き寄せてのラリアットでカバーもカウント2。
 トトロが真琴を抱え上げるが、逃れた真琴がスピアー、トトロの頭を蹴り上げた真琴がオクラホマロールでカウント3を奪った。

第3試合


 1月4日横浜リボンに続き、あかねが蒲田大会に参戦。あかねの持つFantastICE王座への挑戦が決まった杏ちゃむとの前哨戦が実現した。先発はあかねと杏ちゃむとなるも、ケルシーの足を踏みつける。杏ちゃむにプレートを渡され背中に一撃を決めると、場外戦へ。ケルシーvsYappy、あかねvs杏ちゃむで場外戦を展開し、ケルシーをリングに上げるとエプロンに立ったBad Buttsが餅つきヒップアタックからサンドイッチヒップアタック。Yappyがケルシーをカバーもカウント2。
 代わった杏ちゃむがサッカーキック3連発から側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、こらえたケルシーがブレーンバスターでカバーもカウント2。
 代わったあかねが串刺しショルダーアタック、エルボードロップでカバーもカウント2。
 エルボーの打ち合いからあかねがボディスラムでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがコルバタからのスクールボーイで丸め込むもカウント2。
 杏ちゃむがプレートを投げてプレートごとの顔面への低空ドロップキックでカバーも認められず。代わったYappyがヒップアタック、旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。
 Bad Buttsがダブルの串刺しヒップアタックから杏ちゃむの串刺しダブルニー、Yappyの串刺し開脚ヒップアタックでカバーもカウント2。
 あかねがショルダーアタックでカバーもカウント2。
 代わったケルシーがエルボードロップ、ネックツイスト、ビックブーツでカバーもカウント2。
 ケルシーのブレーンバスターをこらえたYappyがカツ丼でカバーもカウント2。
 Yappyがファイナルカッターでカバーもカウント2。
 ケルシーがビックブーツ。Yappyがケルシーをロープに詰めての開脚ヒップアタックもケルシーがかわしフットスタンプでカバーもカウント2。
 Yappyがアックスボンバーでカバーもカウント2。
 代わった杏ちゃむが串刺しダブルニーから腕ひしぎ十字固め。ロープに逃れたケルシーの足をロープに引っ掛けての飛び込みドロップキック、低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 ケルシーがエプロン際に杏ちゃむを追い込み、ロープを使ってのネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 ケルシーが串刺しラリアット、ビックブーツでカバーもカウント2。
 あかねがバックフリップ、ケルシーがサマーソルトドロップでカバーもカウント2。
 代わった杏ちゃむが飛び込みドロップキック、Yappyが飛び込み開脚ヒップアタック。杏ちゃむがカバーもカウント2。
 ケルシーのビックブーツをかわした杏ちゃむが丸め込みもカウント2。
 杏ちゃむがランニングダブルニードロップでカバーもカウント2。
 ケルシーが反転してカウントは2。
 エビ固めの応酬から杏ちゃむがPKでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがグランドであの日見た技の名前を僕はまだ知らないを決め、ギブアップを奪った。

 試合後、あかねと杏ちゃむがリング上でにらみ合いからマイク合戦へ。

杏ちゃむ「タイトルマッチ前哨戦、私が勝ちました。」
あかね「直接、わしに勝ったわけじゃないし。」
杏ちゃむ「じゃあ、早くタイトルマッチでケリつけましょうよ。」
あかね「いいよ。お前みたいなのとは早く終わらせたいから、次の道場でいいよ。」
杏ちゃむ「その日、あいにく北海道にいるもんでねえ。」
あかね「せっかく初めての防衛戦、道場でやるのももったいないと思うので、2月11日の板橋で。」
杏ちゃむ「板橋ではデスマッチ?ハードコア?あなたの大好物の試合ができる会場じゃないですか!いっぱい(凶器)作ってきたんですよねー。」
あかね「あっそ。でも残念ながらお前とはハードコアやる気はない。お前みたいな中途半端なハードコア初心者で、そんなんわしが勝つのが目に見えてるから、お前とはハードコアやりません。」
杏ちゃむ「ハードコアを大事にする気持ちは伝わったけど、次までにルール、ちゃんと用意しておけよ。」

あかねと杏ちゃむのFantastICE戦は王者の指定により、2月11日板橋大会に決定。ただし、そのルールではデスマッチでもハードコアでもない。あかねがどんなルールを用意するのかが注目される。

第4試合


 当初は1月3日新春道場マッチでの変則ルールマッチできらミクに敗れたいぶきが「今日と同じカードをもう一回やってほしい。」と願い出て実現した一戦だが、新春道場マッチでいぶきのパートナーだった神姫楽がインフルエンザのために欠場。代わってパートナーとなったのが、神姫楽と同期で『1111』を組んでいる柳川。この日は通常ルールでの一戦。

 奇襲攻撃を仕掛けたきらミクは串刺しドロップキックを決めるも、きらりにいぶきがカウンターのエルボー、代わった柳川が片足ドロップキック。さらに柳川が神姫楽の猪ムーブを真似るが、これをミクがカット。押さえ込んだところに、きらりが串刺しドロップキックから、ロープへ走ってのドロップキック。柳川が片足ドロップキックで返す。さらにロープ際に詰めての顔面ウォッシュ連打から飛び込みニー、後頭部へのドロップキック、羽折り固め。さらにブレーンバスターを狙うもこらえたきらりが着地し低空ドロップキック、ローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 代わったミクがドロップキック3連発からコルバタでカバーもカウント2。
 ミクがドロップキックでカバーもカウント2。
 ミクが大外刈りからサマーソルトドロップも柳川がかわす。柳川がダブルニードロップ。いぶきとダブルの猪ムーブからいぶきが正面ドロップキック、柳川が串刺しジャンピングニー、バックスピンキックでカバーもカウント2。
 代わったいぶきが串刺しボディアタックからロープに飛ぶもミクがカウンターのドロップキックでカバーもカウント2。
 ミクが変形腕十字固め。ロープに逃れたいぶきに低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 いぶきが飛び膝蹴り、正面ドロップキックでカバーもカウント2。
 いぶきがミクを抱え上げるも逃れたミクがカサドーラ。カウントは2。
 ミクがスピニングボディアタックでカバーもカウント2。
 代わったきらりが低空ドロップキック連発。ミクも加わり低空ドロップキック。さらにダブルドロップキックできらりがカバーもカウント2。
 きらりがエルボー、いぶきが逆水平チョップ。打ち合いからいぶきがダブルチョップから逆エビ固め。きらりがロープに逃れる。いぶきがロープに飛ぶがエプロンでミクがいぶきを捉え、きらりがドロップキックでカバーもカウント2。
 きらりがコーナーに上がるも柳川が止め、いぶきがファイヤーマンズキャリー。きらりが逃れるも、柳川がフロントクラッカー、いぶきがバッククラッカー。さらにダブルのトラースキック。いぶきがカバーもカウント2。
 いぶきのダブルチョップをかわしたきらりがドロップキック。ミクが入ってダブルドロップキック。きらりがミサイルキックもカウント2。
 いぶきがダブルチョップでカバーもカウント2。
 いぶきがダブルチョップでカバーもきらりが切り返してカバー。カウントは2。
 きらりが飛びつき十字架固めからオクラホマロール。ミクが入ってジャックナイフ。2人合体フォール技『きらミクレボリューション』を決め、いぶきの再戦要求を返り討ちにしてみせ、きっちり3カウントを奪った。

 試合後、リング上で喜び大爆発のきらミク。リングを降りると、会場後方で試合を見ていたむこまこの前に立ち無言のアピール。この勢いでむこまこのリボンタッグ挑戦となるか?

第5試合


 12月31日後楽園ホール大会でICE×∞王座初防衛を果たした真白の前に立ち「今のお前に絶対的な強さがあるとは思えない。」と挑戦を表明した勝。1月4日横浜リボンでの前哨戦では試合後、試合に納得いかなかったという真白は涙を流して悔しがった。「強さ」というテーマが加わった今回のタイトル戦。

 試合はにらみ合いから真白の張り手でスタート。コーナーに振られた真白だが、踏ん張ってのドロップキック。再度、コーナーに振られ右足を出してけん制も、足を払いのけた勝がお返しの張り手。真白のドロップキックを振り払った勝がエルボードロップ。真白の足を刈ってグランドに持ち込みレッグロック。ロープに逃れた真白の顔面を蹴りまくる勝。肩口に真白を担ぐも、後ろに着地した真白が膝カックンから低空ドロップキック。ロープ際に勝を追い込み、今度は真白が顔面蹴りまくり。飛び込みドロップキックでカバーもカウントは2。
 真白がキーロック。さらに下からのV1アームロック。勝がロープに逃れる。コーナーに上がった真白に勝が追いつくも張り手で蹴散らした真白がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。
 真白が腕十字固め。勝が反転して逃れる。エルボーの打ち合いから真白が倒れた勝の後頭部にガンガンエルボーを叩き込む。再びエルボーの打ち合い。真白が一本背負いからカバーもカウントは2。
 勝がスタナー。続けてトラースキックもこれは真白がかわす。真白がソバット。真白がロープに飛ぶも勝が飛び込みエルボー。勝がロープに飛ぶも真白が飛び込みニーアタック。勝が投げ捨てジャーマンを決めれば、真白も同じ技で応戦。真白がShine White in Spaceでカバーもカウントは2。
 真白が勝を引き起こし、さかさましろを狙うが勝が振り払う。エルボーの打ち合いから勝が飛び込みラリアットでカバーもカウント2。
 真白がさかさましろを狙うが勝がバックフリップで投げる。真白が反転してカバーもカウント2。
 勝がイナズマバスターも両者ダウン。真白が特盛クラッチもカウント2。
 真白が変形フィッシャーマンズ・スープレックスを狙うがこらえた勝がハンマー、ラリアットでカバーもカウント2。
 勝がイナズマバスターもカウント2。勝がオレンジ☆ブロッサムでカウント3を奪い、第40代ICE×∞王者となった。

勝「やっと会えた。勝愛実が求めていた真白優希に、やっと今日、会うことができました。いつも掴みどころがなくて、何考えているかわからないあんたも魅力的だと思うけど、私は今日の、狂気じみた真白の方がずっとずっと、魅力的だと思うし、私は大好きだよ。今日の今日までアイスリボンを背負って戦ってくれたことには、なんの不満もないので、そこには感謝したいと思います。ありがとうございました。(と真白に向かって深々と頭を下げる)。」
※起き上がった真白が勝の正面に立ち「ありがとうございました!」と頭を下げる動きから目突きをかまし、さっさと花道から逃亡。
勝「(うずくまったまま)あいつは只者じゃねえ。(上体を起こして)私がシングルチャンピオンになるのは、ジュニアの頃以来なので、約10年ぶりになります。ベルトは獲ることよりも守り続けることの方が何倍も厳しくて難しいってことを、ジュニアのチャンピオン時代に身をもって感じました。だからこそ、これからはよりプロレスに、そしてアイスリボンに向き合っていかなくてはいけないって思います。アイスリボンの中ではキャリアでいうと上から数えることの方が早くて、だけどこのキャリアに胡坐をかくことなく、これからも全力で頑張っていきたいと思うので、皆さん、これからもアイスリボンの応援、よろしくお願いします。」
※握手回りのあと、選手がリング上に集まり、再度、勝がマイクを持つと「勝愛実のアイスリボン絶対王者の道が始まります。だけど、気持ちは常にチャレンジャー。攻めの姿勢を崩さずに、これからもアイスリボンを引っ張っていくので、皆さんどうか応援、よろしくお願いします。それでは!やっと締められる!いくぞ!プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で勝が遂に念願の締めを務めた。

<試合後コメント>
勝愛実

――ICE×∞王座戴冠、おめでとうございます。
「ありがとうございます。真白と全力でやり合うことができて、シングルのチャンピオンになることができて、本当に幸せです。」

――真白選手に対して「強いと思わない。」と言ってましたが、それは真白選手の狂気を引き出したい気持ちもあった?
「それもありますけど、私が知っている真白っていうのは、本当に掴みどころがなくて、何を考えているんだかわからなくて、リング上でもへらへらしている。そんな奴がベルトを巻いているってことが納得いきませんでした。でも前哨戦で当たって、本当の真白が見えてきて、それが今日の試合につながったかなと思います。」

――8月24日にアイスリボンに入団して、今回、アイスリボンのICE×∞王座を戴冠してトップに立つまで、約5か月っていうのは、かなり早い展開だなと思うのですが。
「自分の中では早いと思っていなくて、これは当たり前というか、必然的にベルト挑戦につながって、ただチャンピオンになって、これから先が大事で、チャンピオンロードに注目してもらいたいっていうのが一番ですね。」

――勝選手のチャンピオンロードとは?
「私が目指すのは絶対王者。アイスリボンって正直、誰が強いのってみんな思っていると思うんですけど、アイスリボンっていったら、私だっていう(団体の)顔になっていきたいし、絶対的な強さを示したいし、防衛することで強さを証明していきたいです。」

――挑戦者として考えている選手はいますか?
「もちろんいます。だけど、今は言いません。」

――チャンピオンになって、今日、遂に最後の締めもできた。
「藤本さんに(SNSのハッシュタグで)『#勝は締められない』ってつけられてしまって、今日、やっとやっとやっと締めることができて感無量です。とりあえず今日は余韻に浸って、次、チャンピオンとしての第1戦できっちりと示していきたいです。」

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