石川修司が挑戦者決定4WAYマッチ制し1・26後楽園でクリス・ブルックスとKO-D無差別級王座戦へ!「ベルト獲って、このリングで歌ってやるよ!」
DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで年始興行「新春☆ドラマチックパレード2025~答え合わせは一年後~」を開催した。石川修司(フリー)が男色ディーノ、HARASHIMA、KANONとの「KO-D無差別級王座次期挑戦者決定4WAYマッチ」を制して、同26日の後楽園大会でクリス・ブルックスの持つ同王座に挑むことが決定した。
開始早々からディーノが“お目当て”のKANONを執ように狙っていく。石川がHARASHIMAにダイビングフットスタンプ。石川はHARASHIMAとKANONを2人まとめてブレーンバスターで投げ捨てる。ディーノが石川にファイト一発から男色ドライバー狙いも、石川は踏みとどまる。石川がKANONにジャーマン、HARASHIMAが石川に雪崩式ブレーンバスター。HARASHIMAが石川に蒼魔刀をヒットさせるもカット。4者入り乱れた目まぐるしい攻防のなか、石川がKANONを担ぎ上げると、倒れていたディーノめがけてファイアーサンダー。KANONが石川の巨体を持ち上げてスリーピーホロウもカウントは2。蘇生した石川がKANONにファイアーサンダー、ニーリフトも、ディーノがカットし、KANONにリップロック。石川が意識もうろうのKANONをスプラッシュマウンテンで叩きつけて3カウントを奪取した。
王者のクリスがリングに上がると、石川は「おまえと大阪で戦ってから、ガッチリ、シングルマッチやりたいと思ってたよ。このベルトをかけて戦うときがおまえの一番強いときなんだろ。その一番強いクリスとバチバチやって、俺がこのベルト獲ってやるよ」とベルト獲り宣言。
クリスが「イシカワさん、勝ってよかったね。イシカワさん、一番大きいし強い。ちょっと怖い。この挑戦は一番面白い。楽しみです」と返すと、石川は「26日まで、俺がもっとデカく、強くなって、おまえをボコボコにぶっ倒して、このベルト獲って、このリングで歌ってやるよ」と宣言した。
バックステージでクリスは「イシカワが勝って来て欲しかった。去年の5月、大阪で6人タッグで戦った。いつかシングルマッチがやりたかった。イシカワは大きくて強くて怖いけど、1番良い挑戦者だと思います。テンション上がってます。絶対防衛します」とキッパリ。
実に8年ぶり4度目の戴冠を目指す石川は「フリーだから、こういうチャンスをモノにしないと、なかなか次がないんで。クリスと大阪で闘ったときに、めちゃくちゃ楽しくて。やりたいときにやっとかないと自分も成長しないんで。今度勝ったら、またリングで歌手活動していきたいと思うので、何歌うか期待しててください」とコメントした。
また、2月3日、東京・新宿FACEでの「髙木三四郎デビュー30周年記念大会」での青木真也&堀田祐美子の復縁タッグと、阿部史典&一般人・澤宗紀のやりすぎ師弟コンビの対戦が決定した。
なお、若手ナンバー1リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2025」のブロック分けが決まり、Aブロックが正田壮史、中村圭吾、イルシオン、石田有輝、BブロックがTo-y、高鹿佑也、須見和馬、夢虹となった。2・4新宿で開幕し、2・23後楽園で優勝決定戦が実施される。優勝者はKO-D無差別級王座に挑戦する権利を得る。