【試合詳細】12・29 アクトレスリング後楽園ホール公演 【AWGシングル】夏葵vs入江彩乃 【KING】茉莉vsMARU 植原ゆきなvs惡斗

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『TO THE GOLDEN TIME SERIES『ENTER THE GOLDEN ERA SPIRIT TO FIGHT』』
日程:2024年12月29日(日)
開始:11:45
会場:東京・後楽園ホール
観衆:814人

▼3×3 Tag team match-after Young Actwres Cup Battle-
青葉ちい/研菜々美/●アンリ
11分58秒 チリペッパーホールド
千夜ヒナタ/○永井絵梨沙/日菜といろ

▼Shingles match
○高瀬みゆき(フリー)
11分18秒 ダイビングギロチンドロップ→片エビ固め
[Actwreskiller’Z]●岩井杏加

▼3Way Tag team match
[update+]未依/●みあ朝子
11分2秒 滞空式ブレーンバスター→体固め
[Actwreskiller’Z]○荒幡寧々/ゆふぁ
※もう一組は[Actwreskiller’Z]石川はるか/KYANREN

▼Singles match-植原ゆきなデビュー戦-
[Actwreskiller’Z]○惡斗
9分45秒 ACTスペシャル→片エビ固め
●植原ゆきな

▼3×3 Tag match-ファイブvsファイブ-
汐月なぎさ/○水嶋さくら/なる
15分59秒 ノーザンライトスープレックスホールド
[アクトレス5]才原茉莉乃/福永莉子/●天翔ゆい

▼KING of Ring Entertaiment Championship-AWG Extremeルール-
【王者/Actwreskiller’Z】○茉莉
23分15秒 奈落落とし→エビ固め
【挑戦者/Actwreskiller’Z】●MARU
※初代王者が2度目の防衛に成功

▼AWG Singles Championship Point match
【王者】○夏葵
12分38秒 Sunlight KneeAttack→片エビ固め
【挑戦者/Actwreskiller’Z】●入江彩乃
※第5代王者が2度目の防衛に成功

夏葵が入江彩乃を倒しAWG王座防衛!茉莉がMARUとハードコアな試合を繰り広げKING王座防衛!高身長グラドル植原ゆきながアクトレスガールズデビュー!

オープニング


 新井みずかリングアナがダンス講師を務めている『Ally sister'Z』によるダンスショーから公演がスタート。

 白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズたちによるダンスパフォーマンスが続き、ダンスの途中では本日デビュー戦の植原ゆきなが紹介された。

第1試合


 ヒナタたちが握手時に奇襲し試合開始。アンリをコーナーに振って「優勝おめでとう!」とトレイン攻撃を見舞うと、ちいと菜々美も一緒に串刺しドロップキック。ヒナタがアンリをフォールも急いでちいと菜々美がカット。
 ヒナタは首4の字で捕らえ、絵梨沙とといろがアンリのボディを踏みつけて乗り越えていく。アンリは必死にロープに足を延ばしブレイク。
 ヒナタはコーナーに振ろうとするが、アンリが逆に振って串刺しドロップキック。アンリは菜々美にタッチ。

 菜々美はフロントネックで捕らえて絞り上げると、そのままDDTで突き刺し弓矢固め。これは絵梨沙がカット。
 といろと絵梨沙で菜々美をロープに押し込み、ヒナタに振るとヒナタはスーフィーキックからコーナーに登る。再度絵梨沙とといろが菜々美をヒナタに振り、ヒナタはコーナー上での水面蹴りからフェイスバスター。フォールも2。
 ヒナタはコーナーに叩きつけといろにタッチ。

 といろはセカンドロープからのダイビングフォアアームからフォールも2。
 菜々美はエルボーから首投げで倒し、腕を捕らえてギターのようにかき鳴らす。ちいがヒナタを、アンリが絵梨沙を捕らえてギターのようにかき鳴らしていき、菜々美が横十字固めも2。
 菜々美は低空ドロップキックからちいにタッチ。

 ちいはコーナーに振ろうとするが、といろが逆に振って串刺し攻撃。避けたちいがスクールボーイからの低空ドロップキックを突き刺し、ボディスラムを狙うがといろは切り返して胴絞めスリーパーで捕らえる。ロープを掴もうとしたちいを逆さ押さえ込みも2。
 といろはロープに飛んでドロップキックから絵梨沙にタッチ。

 絵梨沙はドロップキックからボディスラムを狙うが、ちいが逆にボディスラム。さらに絵梨沙のエルボーを巻き込んでアイスホールド・ダブルで捕らえるがヒナタがカット。
 ちいはディッシャースクリューも2。
 ちいはボディスラムからコーナーに上るが、ヒナタとといろがエルボーでリングに落とすと、絵梨沙が安全式ジャーマンスープレックスホールドも2。
 絵梨沙がロープに飛ぶがちいはパワースラムで迎撃しフォールも2。
 ちいはアンリにタッチ。

 アンリは低空ドロップキック連発からフォールも2。
 アンリは変形キーロックも絵梨沙がロープを掴みブレイク。
 アンリはロープを使った腕固めから、腕を蹴り上げてロープに飛ぶと背中へドロップキック。髪を掴んで引き起こすが、絵梨沙のエルボーとアンリのローキックの打ち合いへ。絵梨沙がエルボー連打もアンリは脇固めで捕らえ、回転して逃れようとした絵梨沙をフォールも2。
 アンリはトライアングルランサーもといろがカット。
 菜々美がといろ、ちいがヒナタをリング中央に振るが、腕を組んで切り返した菜々美とちいが串刺しドロップキックで反撃。
 アンリが絵梨沙にスピンキックからロープに飛んででんきショック。フォールもといろがカット。

 といろがアンリにスタナーを打ち込み、ちいがといろを、菜々美がヒナタをロープに振ろうとするが、ガットショットで反撃したといろとヒナタがロープに飛んでそれぞれドロップキックで迎撃する。
 絵梨沙はアンリをボディスラムから、菜々美にガットショットを叩き込みアンリにボディスラムで叩きつける。さらにちいにもガットショットからアンリにボディスラムで叩きつけフォールも2。
 絵梨沙はといろもボディスラムでアンリに叩きつけ、ヒナタもボディスラムでアンリに叩きつけるとプリッキーヌ・レッグドロップを投下しフォールもちいがカット。
 アンリはローキックからエルボーを狙うが、絵梨沙が腕を巻き込むとRKO。絵梨沙は再度プリッキーヌ・レッグドロップを背中に投下し、チリペッパーホールドで3カウント。

<試合後コメント>

永井絵梨沙&千夜ヒナタ&日菜といろ
といろ「楽しくやれたかなと思います」
絵梨沙「出る前すごい緊張してたけど?(笑)」
といろ「すごい吐きそうなくらい緊張してたんですけど(笑)立つともう楽しくて、ウキウキ下気持ちでやれました。今年デビュー組の同期は絵梨沙だけだけど、皆さんと闘えて本当にいい経験をさせてもらったなと思います」
ヒナタ「正直今日の試合は自分自身全然、まだまだ、まだまだまだ、まだまだまだまだかなと思ったので、2025年はもっと気合い入れてトレーニングして、自分の思い通りに動けるようになりたいです」
絵梨沙「ありがとうございました。ヤングアクトレスカップを終えてのアフターヤングアクトレスカップということで。私は惜しくも優勝を逃してしまって、本当に悔しい思いをしてたんですけど、今日後楽園ホールでアンリから勝ちを奪うことが出来て、改めてアンリというライバルが本当に私にとって、私自身を強くさせてくれたし、これからも切磋琢磨してお互い強くなっていけたらと思うし、今日のこの6人はまだまだデビューしたてで、これからアクトレスの未来を背負っていける存在になりたいと思っているので、その片鱗が見せられていたらいいなと思います。自分はもっともっと強くなって、私はホントはタイトルマッチをやりたいんだってずっと坂口さんにも言っていて、ヤングアクトレスカップっていうチャンスで決勝まで進ませてもらって、ずっと夢だったタイトルマッチをできなくなってしまったので、来年はもっともっと強くなってタイトルマッチ挑戦できるくらい大きくなりたいなと思います。ありがとうございました!」

アンリ&青葉ちい&研菜々美
研「12月29日、アクトレスガールズ後楽園ホール公演、第1試合に出させていただきました研菜々美と!」
アンリ「アンリと!」
ちい「青葉ちいです!」
研「どうでした?」
アンリ「そうですね、新人トーナメントを行って、6人メンバーがいたんですけど、6人全員が熱い気持ちを持って一緒に試合に臨んだ結果がこの後楽園という大きな舞台で6人で試合ができるってことが本当に嬉しく思っていて。AブロックBブロックってことだったんですけど、私は第1試合で研さんとやらせていただいて、第2試合でちいさんとやらせていただいて、お2人共すごくいい勝負が出来たと思っていたので、その2人と今度は一緒に闘えることは貴重な試合をさせていただいたと思っております。とても心強くて、挑む前から、いつもすごく怖い気持ちだったりとか緊張だったり不安だったりを1人で持って挑んでるんですけど、今回はお2人がいれば大丈夫ってことで臨ませていただいたので、今までで1番楽しい試合っていうとアレなんですけど、すごく心がワクワクするような試合を臨めたと思っております」
研「真面目だ(笑)準備してきた?(笑)」
アンリ「普段からずっと思ってることです(笑)」
研「頼れる先輩だってさ」
ちい「ありがとぉ~(笑)なんか、ちょっと向こう、相手チームが想像以上にメチャクチャみんなで出てきて。すごい出てきたし、ちょっともう、アンリを集中攻撃させたかったのか?(笑)アンリを倒したいみたいな気持ちが強かったのか、アンリへの攻撃が今回多かった。我々も使われてしまって(笑)」
研「ごめんねぇ~」
アンリ「そうですよお!勢いに負けないでください!(笑)」
ちい「そんな研ちゃんはいかがですか?(笑)」
研「後輩がこんなにいる試合は初めてだったから、すごい、練習期間のほうがメチャクチャ緊張して。今までは先輩がいろんなことを教えてくれて、引っ張ってくれていたのを、今度は『あっ、私が引っ張っていかないといけないんだ!』と思って」
アンリ「すごく頼もしかったです!」
研「そういう意味ではすごく成長させていただけたかなと思いました」
アンリ「無駄な技練習するとね、『後2回だよ!』『時間無いんだから!』とか(笑)すごく頼もしかったです」
研「第1試合だから、今までのヤングカップの集大成みたいのもあって、明るく楽しく激しい新人らしく出来たんじゃないかと思います!これからもアクトレスガールズをよろしくお願いします!良いお年を~♪バイバ~イ♪」

第2試合


 杏加が走り込みショルダータックル連発。さらにエルボー連打からロープに飛んでショルダータックルも、受けきった高瀬を杏加がロープに振るが高瀬はショルダータックルでなぎ倒す。
 杏加が走り込みロックアップも、高瀬はヘッドロックで絞り上げる。なんとか抜けた杏加とリストの取り合いから高瀬がアームホイップで投げ捨て顔面に低空ドロップキック。
 杏加がエルボーから投げようとするが、高瀬が逆にボディスラム。さらにギロチンドロップを投下しフォールも2。

 高瀬はダイヤル固めも2。

 高瀬は「どうした。こいや」と顔面を蹴りつけていき、髪を掴もうとするが杏加が立ち上がりエルボー。お互い振りかぶってのエルボーの打ち合いとなり、膝をついた杏加に高瀬が背中にダブルチョップからボディスラム。さらに逆エビ固めで捕らえるが、杏加はロープを掴みブレイク。

 杏加は膝立ちでエルボーを打ち込み、コーナーに振るが高瀬はブーメランミサイルキック。
 高瀬は串刺し攻撃を狙うも、杏加はエプロンに逃れるとスリーパーで捕らえ、レフェリーが注意するとこれを離してロープ越しのスタナー。
 杏加はロープに飛んでドロップキックも、高瀬はこれをスカすとロープに振ってエルボー。避けた杏加がショルダータックルで倒し、背中にエルボー連打から卍固めで捕らえる。これをすぐに力任せに振りほどいた高瀬は、走り込んでエルボーを狙うが杏加は河津落としで迎撃し、ロープに飛んでギロチンドロップ。フォールも1。

 杏加は走り込むが高瀬はガットショット。杏加は必死にエルボーも、高瀬はボディに膝蹴りからRKOを叩き込みフォールも2。

 高瀬は担ぐが、暴れた杏加が卍固めで捕らえる。高瀬はロープを掴みブレイク。

 杏加は顔面を連続で蹴りつけていき、ハイキックからロープに押し込んでケンカキック。ロープに飛ぶが、高瀬はパワースラムで迎撃しフォールも2。

 高瀬は逆水平チョップとエルボーを交互に打ち込んでロープに押し込み、エルボー連打からロープに飛ぼうとするも、杏加が羽交い締めにすると高瀬はボディにバックエルボー連打。髪を掴んで引き剥がした高瀬がロープに飛んでスピアーを突き刺し、えびす落としで叩きつけるが杏加が丸め込むも2。

 杏加はショルダータックルから担ごうとするが、高瀬が暴れるとスタナーからロープに飛ぶ。だが高瀬が追走ラリアットからロープに飛ぶが、杏加はカウンターで担ぐと鬼薊で叩きつけてフォールも2。

 杏加は顔面に膝蹴り連発も、立ち上がった高瀬が走り込む。避けた杏加がふらつきながら高瀬に立ち向かうが、高瀬は容赦ないラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 高瀬がコーナーに振って串刺しラリアットからフォールも2。

 高瀬は髪を掴んで引き起こし、ヘッドバッドからカミカゼで叩きつけると、コーナーに上りセカンドロープからのダイビングギロチンドロップ。これで3カウント。

 高瀬は髪を掴んで引き起こし、杏加はもう一度と要求するが、高瀬はその手を払い除けて握手を要求。杏加がその手を握り返すと、高瀬は頭を撫でて笑顔でリングを去った。

<試合後コメント>

高瀬みゆき
「ありがとうございました。なんか彼女が新しいコスチュームにして、髪型もメイクも変えて、試合にかける意気込みはすごく感じました。でもまだまだ!あんな試合でお礼言われたら困るんですよ。私との試合はもっと厚くて激しくて盛り上がる試合なんですよ。そのためには!全然体力も技術も足りないですよね?全然足りない!まだまだ彼女には伸び代があります。まだまだ伸び代だらけ!その伸び代を伸ばすのか伸ばさないのか、それは彼女自身にかかってると思います。周りがどんなに期待しようとも、周りがどんなに引き立てようとも、私がどんだけ協力しようとも、あの子自身が変わって、『絶対に上手くなってやる!』『絶対に強くなってやる!』という思いが無いとならないと思うので。この1ヶ月、1ヶ月で一生懸命頑張ろうとした片鱗は見えました。でも、まだ。それでも私の1/100なんじゃないですかね?1回一緒にトレーニングしてみたいですね、彼女がどこまでついてこられるのか。ただ、伸び代はたっぷりなんで。自分に諦めるな!自分を信じて頑張れ!それだけです。ありがとうございました」

岩井杏加
「……あぁ、メチャクチャ、すっごい悔しいですけど、スッゲー楽しかったっす。やっぱり、壁デカ過ぎて。でも、なんだろ。いつもはヒールとして凶器使ってるんですけど、今日はそうはしたくなくて。ヒールとかベビーとか関係なく、岩井杏加として自分を出せる精一杯を全部、ホントに全部、今までの集大成全部をみゆきさんにぶつけさせてもらったんですけど、全然敵わなかったっすね。強すぎて、高すぎて、メチャクチャカッコ良かったっす。最後、もう1回。絶対忘れないんで。よろしくお願いします。ありがとうございました」

第3試合


 先発は未依、寧々、はるか。「未依ちゃん可愛い超可愛い」コールが起き客席にアピールする未依だったが、はるかと寧々は後ろから蹴りつけ正面ロープに押し込むとキラーズ総出で記念撮影。リングに戻すとキラーズでストンピングを連打し、なぜか朝子も混ざって踏みつけていく。
 怒った未依がクマちゃんで次々張り倒していき、ロープに飛ぶと寧々とはるかをまとめてクロスボディで倒しフォールも2。
 未依が寧々を、朝子がはるかをロープに振って未依がクマちゃんを顔面にフルスイング、朝子がフライングクロスチョップを叩き込みアップデート+ポーズを決める。未依は朝子にタッチ。はるか、寧々もタッチ。

 KYANRENと朝子でゆふぁにガットショットからロープに振ろうとするが、ゆふぁが下から蹴りつけて逃れると、KYANRENをコーナーに振ろうとするがKYANRENが逆に朝子の居るコーナーにゆふぁを叩き込み、2人まとめて串刺しヒップアタックからコーナーで朝子の顔面にナックル連打。
 ゆふぁがKYANRENの尻にピコピコハンマー攻撃からスクールボーイも、朝子がゆふぁに、KYANRENが朝子にスクールボーイを仕掛けるがゆふぁがカット。
 ゆふぁはKYANRENに光の輪も2。
 ゆふぁはKYANRENをシーソーホイップから寧々がケンカキックを打ち込みフォールさせるが、ゆふぁとKYANRENは切り返し合うも朝子がカット。
 ゆふぁは「邪魔すんなら協力しろ」と朝子と共闘しロープに飛ぶが、はるかが走り込みダブルラリアットで迎撃すると、KYANRENがまとめてコンプリートショットで叩きつける。朝子が急いで未依にタッチ。

 未依がKYANRENにクマちゃんをフルスイングするとクマちゃんの首から下がちぎれて客席に飛んでいってしまい阿鼻叫喚。
 はるかと寧々が未依をロープに振るが、朝子がエプロンからはるかと寧々の髪を掴んで動きをとめ、未依がまとめてシーソーホイップから、次々セカンドロープからのフットスタンプを投下し痛めつける。
 未依は2人まとめてクマちゃんボムを狙うが、寧々とはるかが切り返し、未依が2人相手にエルボーの打ち合いに。未依がはるかにエルボー連打も寧々はラリアットでなぎ倒す。そこへはるかがセントーンを投下し、ダブルで投げようとするが未依は2人まとめて丸め込むも2。
 はるか走り込むが、未依はカウンターのクマちゃんボム。寧々の顔面にもスピンキックを叩き込むと、コーナーに登るが朝子が突き飛ばすようにタッチしチェンジ。

 朝子は寧々にクロスボディも、寧々は受けきり髪を掴んで場外に投げ捨てる。
 はるかが寧々にスクールボーイからスピアーを突き刺し、バックドロップを狙うが寧々は耐えるとエルボーでなぎ倒す。寧々はロープに飛んでセントーンからフォールも2。

 はるかのエルボーを巻き込んだ寧々だったが、朝子が横から2人まとめて転がしてフォールも2。
 はるかが朝子にストンピングから寧々がSTO。さらにはるかがロープに飛んでセントーンを投下し、寧々が朝子を蹴って場外に転がそうとする。朝子はシレッとロープ際で耐え、寧々がはるかをロコモーションブレーンバスターで叩きつけていくが、倒れたはるかに朝子がオーロラヒップドロップからフォールしようとするも、寧々がすかさずケンカキックでカット。
 寧々はネックハンギングボムで朝子を叩きつけフォールも、はるかが寧々にぶっこ抜きバックドロップ。
 ゆふぁがはるかを蹴りつけドロップキックを突き刺すが、KYANRENが走り込みゆふぁにドロップキック。未依がKYANRENの後頭部にかかと落としを投下し、朝子がはるかと寧々にまとめてチンクラッシャーから未依がはるかと寧々にダイビングクロスボディ。朝子はロープに飛んではるかに走り込むが、はるかはカウンターのブロックバスターホールドも2。
 はるかはコーナー下に朝子をセットしリバーススプラッシュを投下するが、未依が朝子の足を掴んで場外に引きずり出して自爆させる。
 ゆふぁがはるかの後頭部にピコピコハンマー。さらに朝子の顔面にもピコピコハンマーをフルスイングし、寧々が朝子を滞空時間の長いブレーンバスターで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>

ゆふぁ&荒幡寧々
荒幡「……毎度思うけど、朝子とはやりたくないねえ」
ゆふぁ「知らない内に朝子いて」
荒幡「そう。なんなのアイツ」
ゆふぁ「わかんなくて」
荒幡「なんか、久しぶりのupdate+?」
ゆふぁ「ああ。未依さんがそもそも私は初めて出会ったんだけど」
荒幡「未依さん……“センパイ”だね。ホントに1つ1つの技が重い!朝子がずっと邪魔だった!」
ゆふぁ「敵だし、キラーズ側じゃないけどメチャクチャかわいそうだなってちょっと思っちゃったくらいには」
荒幡「邪魔だなあ……アイツと試合したくないなあ……」
ゆふぁ「まあ、勝たせてもらったし……」
荒幡「キラーズの強さも証明できたしね」
ゆふぁ「まあね。今日は敵もキラーズだったけど」
荒幡「はるかさんも技が重いねえ。キラーズ入ったはるかさんとは初めてだった。これからキラーズ強くなるんじゃない?」
ゆふぁ「仲間としてそれは思ったところではある。……ふぅ」
荒幡「下向くなよ(笑)」
ゆふぁ「でも私は寧々と大阪ぶりに組めてすごい楽しかった。安定安心?安心安全?安心安定?寧々ちゃんですよ(笑)」
荒幡「日本語」
ゆふぁ「ウチの寧々ちゃん強いんで!」
荒幡「キラーズもっと強くするためにいい試合できたんじゃないかと思います」

未依&みあ朝子
朝子「年末の後楽園でupdate+として未依さんと半年以上ぶりに組ませていただいて、前より頼もしい存在になろうと思ったんですけど、不甲斐ない結果に鳴ってしまいまして悔しい思いでいっぱいです」
未依「うふふ(笑)私は8月の後楽園から舞台の仕事が入ってリングを空けた期間が長かったんですけど、久々に闘うのが第3世代っていうのかな、アクトレスの。アクトレス5のさらに後輩ちゃんたちと闘うのがすごく楽しみで。久々に闘ってどれくらい成長してるんだろうかって。第3世代と闘ったのがメチャクチャ前なのかな?そこから試合を重ねてどれくらい成長したのか楽しみでした。個人的にはまだまだ全然元気だったので、まだまだやれたんですけど、キラーズの人数が多すぎたな、ちょっと。キラーズに捕まっちゃって最後朝子を助けることが出来なかったので、数にも負けないくらい個の力を、ベビーズは上げれたらいいよね」
朝子「update+していきたいです」
未依「来年もよろしくお願いします♪」
朝子「おねがいしまぁす」

第4試合


 ゆきなは握手を求めるが惡斗は無視して試合開始。

 ロックアップからリストの取り合い。惡斗が足を刈って倒し、袈裟固めで捕らえるがゆきなは足を惡斗の首にかけて引き剥がして距離を取る。

 ゆきながロックアップを狙うが、惡斗がスカして巻き投げるとマウントを取り、腕ひしぎで捕らえるがゆきなは回転してフォールも2。

 ゆきなはスピンキックを狙うが惡斗は下がって避け、ミドルキックもキャッチするとマフラーホールドを狙う。これをゆきながタックルを切るように動きを止めると、上手投げのように転がしてスリーパー。そのまま胴締めスリーパーも惡斗はロープに足を延ばしブレイク。

 ゆきなは首投げからサッカーボールキック連発。惡斗は自ら要求して受けきっていき、PKを避けてスクールボーイも2。
 惡斗はマフラーホールドを狙うがゆきなはすぐにロープを掴みブレイク。

 惡斗はゆきなの足をロープにかけて踏み潰し、レフェリーが注意するとゆきなの足を二度三度と蹴り上げていく。
 惡斗はボディスラムでロープに逆さ吊りにすると、ロープに飛んで足へのジャンピングニー。フォールも2。

 惡斗は髪を掴んでの首投げ連発から背中を踏みつけ、足も踏みつけてから髪を掴んだ変形キャメルクラッチ。これを離すとフェイスバスターからフォールも2。

 惡斗はコーナーに叩きつけ、再度コーナーに振ろうとするが、逆に振ったゆきなが串刺しジャンピングニーからスピンキック。惡斗がガードするが、勢い余って後ろに倒れてしまい、そこへゆきながサッカーボールキックからフォール。返した惡斗を逆エビ固めで捕らえるが、惡斗はロープを掴みブレイク。

 ゆきなはボディスラムで叩きつけフォールも2。

 ゆきなは引き起こしてエルボーも、巻き込んだ惡斗がコンプリートショットから膝をリングに叩きつけていき、マフラーホールドで捕らえるがゆきなはロープを掴みブレイク。

 ゆきなは膝立ちでエルボー。エルボーの打ち合いとなり、ゆきながハイキックから旋回式キャプチュード。フォールも2。

 ゆきながロープに飛ぶが、惡斗が追走ボディスプラッシュからロープに飛んでラリアット。フォールも2。

 惡斗はACTスペシャルで叩きつけフォールし3カウント。

惡斗「へいへいへい、どうだお前ら?アクトレスガールズに、大型新人入ったぞ!ゆきな、今どんな気持ちだ?お前があたししか見えていなかった試合、これが3ヶ月後半年後1年後2年後、お前はどんな景色を見るのかな~?楽しみにしてるぞ。以上」
ゆきな「デビュー戦、負けてしまって、すごく、悔しかったんですけど、憧れてる惡斗さんとデビュー戦で闘えた事がとても嬉しいです。応援してくださった皆さん本当にありがとうございました」

<試合後コメント>

惡斗&植原ゆきな
――デビュー戦を終えての感想は
植原「……練習します」
惡斗「そ~れだけじゃ面白くないだろぉ~(笑)どうだった?客は見えた?」
植原「全く見えなかったですし、ほぼ記憶ないくらい、ホント全部惡斗さんに助けていただいて。もっと私が受け身をできてたらいい試合になったなと思います。……練習します!(笑)」
惡斗「タッパがあるのも含めて、蹴りがすごい良かった。バシーン!と来たらアァーッ!ってなったし、エルボーも2発目はお客さんもウォーッ!ってなってたし。これからこのタッパと華を全部活かして、3ヶ月後の後楽園はもちろん、1ヶ月後も2ヶ月後もだけど、スポンジのように今吸収してるところだから。3ヶ月、半年、1年後、2年後……いやぁ、今度は私が地べたにいるかも知れない。そうするためには、今後、すごい努力家なんで上にガンガン上がっていくんじゃないかと思ってます。ほら、ラスト!」
植原「デビュー戦で、惡斗さんと闘えたのが練習のときから学びだったので、これからの試合にもアドバイスいただいたことを噛み締めながら練習して、次は勝ちたいと思います」
惡斗「私は優しくないぞぉ♪」
(※惡斗は先に退席)

――これからどんな選手になっていきたいか
植原「まだ自分自身が初めて2ヶ月なんですけど、なりたい方向は正直定まってないです。とにかく色んな技とか、色んなものを見て練習して、自分で『これだ!』って思える技を身に着けて、唯一無二の存在になりたいと思います。せっかく恵まれた身長もまだ活かせてないので、いっぱい練習して輝きたいと思います!」

練習生挨拶&プリンセス天功ライブ


山本梨央「皆さんはじめまして、アクトレスガールズに練習生として入りました梨央です。リオのカーニバルで名前覚えてください。私は、アクトレスガールズに、人生を変えにやってきました。来年3月16日、日曜日、ここ後楽園ホールにてデビューします。普段は女優ではなく、脚本や演出、動画編集などを行っています。なので、アクトレスガールズにまた新しい風を吹かせたいと思っています。このリング上で先輩たちのように輝けるように努力してまいりますので応援よろしくお願いします」

 続いてプリンセス天功さんyucatさん&KINGくんによるユニット『King00』によるライブステージが行われた。

第5試合


 先発はなると茉莉乃。ロックアップをスカしたなるがロープに飛ぶと、変幻自在に茉莉乃を翻弄していき丸め込もうとするが、茉莉乃がアームホイップで投げ捨て距離を取る。タッチしようとしたなるに茉莉乃がローキックからコーナーに振りゆいにタッチ。

 ゆいは串刺しラリアットからロープに飛んでドロップキック。さらにラリアットを狙うが、なるは腕を掴んで逆上がりして逃れると、ロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
 なるはコーナーに振ろうとするが、ゆいが逆に振るとなるはコーナーに駆け上がり、ゆいが走り込むとなるは蜘蛛のようにロープの間を張って逃れていく。だがゆいはお腹にダブルチョップからリバースゴリーで捕らえ、莉子と茉莉乃が足を掴んで引っ張り痛めつけ、これを離すとゆいが背後に投げ捨て茉莉乃とゆいでロープに振りダブルのスパインバスター。さらに莉子がカニバサミで倒し、茉莉乃と莉子でサンドイッチサッカーボールキックからゆいが天鵞絨ドライバーを狙う。着地したなるがスクールボーイから低空ドロップキックでふっ飛ばしさくらにタッチ。ゆいも莉子にタッチ。

 莉子はヘッドロックからグラウンドに持ち込むも、さくらがヘッドシザースで抜ける。莉子はサッカーボールキックからロープに飛んでPKを打ち込み、フロントネックからDDT。フォールも2。
 莉子のミドルキックをキャッチしたさくらがエルボーを狙うが、莉子はその腕をキャッチして丸め込み腕ひしぎ。さくらはロープに足を延ばしブレイク。
 莉子は背中にサッカーボールキックから、ロープに飛んで背中ヘドロップキック。フォールも2。
 莉子はロープに飛ぶも、さくらがカニバサミで倒し足へのストンピング連打。さらにフィギュアエイトで絞り、これを離すとロープに飛んで619。避けた莉子になるが走り込みDDTからなぎさがバッククラッカー。さくらがロープに飛んで619からフォールも2。
 さくらはなぎさにタッチ。

 なぎさはドロップキックから逆エビ固め。莉子はロープを掴みブレイク。
 莉子は背中にダブルチョップからフォールも2。
 莉子はコーナーに振ろうとするが、莉子が逆に振るとバイシクルキックから背中にサッカーボールキック。フォールも2。
 なぎさの逆水平チョップと莉子のローキックの打ち合いとなり、莉子がローキック連打からハイキックもキャッチしたなぎさがダブルチョップで倒しうフォールも1。
 なぎさはメイルストロムボムも2。
 なぎさはロープに飛ぶが、莉子はハイキックで迎撃し、蒼天カサドーラも2。
 莉子は茉莉乃にタッチ。

 茉莉乃は一本背負いからロープに振ろうとするが、なぎさが耐えてダブルチョップ。避けた茉莉乃がロープに飛んでドロップキック。なぎさはチョップ連打も、茉莉乃がエルボー連打から敵味方関係なくアクトレス5でなぎさにドロップキック。
 茉莉乃はなぎさをロープに振って払い腰からフォールも2。
 茉莉乃はスリーパーで捕らえるがなぎさはロープに足を伸ばしブレイク。
 茉莉乃はロープに飛ぶが、なぎさはコードブレイカーで迎撃しロープに飛んでレッグラリアート。フォールも2。
 なぎさはなるにタッチ。

 なるはミドルキックをキャッチして足へのエルボードロップ。さらにアンクルホールドも、切り返した茉莉乃がミドルキックからロープに飛んで低空ドロップキック。
 なるは低空ドロップキックから走り込み、逆打ちを狙うが茉莉乃は力任せに動きを止めると、そのまま巻き投げてフォールも2。
 茉莉乃はジャーマンスープレックスホールドもさくらがカット。
 茉莉乃はロープに飛んで走り込むが、避けたなるがその場飛びドロップキックでふっ飛ばし、ノーザンライトスープレックスホールドも莉子がカット。
 なると茉莉乃はエルボーの打ち合いで吹っ飛び、さくらとゆいがその背中にタッチ。

 ゆいが走り込むもさくらがスクールボーイも2。
 再度走り込んできたゆいをスクールボーイも2。

 さくらはロープに飛んでクロスボディも、キャッチしたゆいが投げようとするが、着地したさくらが低空ドロップキックからロープに飛んでスライディングクロスボディ。フォールも2。
 さくらは引き起こすとエルボー連打。ゆいは強烈なエルボーでなぎ倒し、ボディスラムからフォールも2。
 ゆいは俵返しからフォールも2。
 ゆいはコーナーに振るが、さくらがブーメランクロスボディから走り込むとカサドーラ式ジャックナイフも2。
 さくらは投げようとするも茉莉乃がカット。
 茉莉乃はさくらを大外刈りで倒し、莉子が茉莉乃にカサドーラのように組み付いてさくらにボディプレス。
 ゆいは天鵞絨ドライバーからフォールも2。

 ゆいはロープに飛んでアックスボンバーからフォールも莉子がカット。
 ゆいは引き起こすが、さくらはガットショットからバックラッシュ式120%スクールボーイも茉莉乃がカット。
 なるが茉莉乃をミサイルキックで排除し、さくらがノーザンライトスープレックスホールドで3カウント。

 なぜか客席で見ていた大森隆男がゆいに興味を示した様子で会場を後にした。

<試合後コメント>

才原茉莉乃&福永莉子&天翔ゆい&なる&水嶋さくら&汐月なぎさ
なる「2024年、最後のアクトレスリング公演、ありがとうございました!」
一同「ありがとうございました!」
茉莉乃「12月に入ってね、ファイブ対決みたいな?朝子が言い出したのに朝子はどっか行っちゃったんですけど。それに付き合っていただいた真夏の汐風、ありがとうございました!」
なぎさ「ともに闘わせていただきました!(笑)」
茉莉乃「すごく痛かったです(笑)」
なぎさ「ファイブキックも中々に痛かったです。なんかここ2人(なる&さくら)も入ってるしねえ?」
なる「今年、ファイブ同士で闘うようになってから、もうベビーの中でファイブが引っ張っていかなきゃダメってレベルアップをしようってことになりまして。今回真夏の汐風からなぎさが加わってくれて。こないだ一緒にタッグ組んだときに、ファイブとともにレベルアップを目指したいって言ったんで。もう、ここ!ファイブ+真夏の汐風でアクトレスを盛り上げていきましょう!頑張りましょう!」
茉莉乃「2025年もアクトレスファイブと真夏の汐風、そしてアクトレスガールズをよろしくお願いします!」
一同「お願いしまーす!良いお年を~!」

第6試合


 MARUがチェーンナックルを仕掛けるが、お互い腕を掴み合ってのエルボーの打ち合いからMARUがチェーンを茉莉の顔面にムチのように叩きつける。さらにチェーンでのチョーク攻撃も、逃れた茉莉が強烈なローキック連打。さらにソバットからロープに押し込み胸へのサッカーボールキック連発からチョークでエプロンに押し付けてエルボー連打。これを離すとコーナーに叩き込み、逆コーナーに振って走り込むが、MARUは三角絞めを狙うも茉莉はかまわずエルボー連打からコーナーに押し込みエルボーから担ぐ。暴れて着地したMARUがスリーパーで捕らえるが、茉莉が暴れて逃れると袈裟固めを狙うが、MARUがヘッドシザースで切り返すとそのまま回転してフォールも2。

 MARUはアキレス腱固めから足へのフットスタンプ。コーナーに振ろうとするが、茉莉が逆に振って串刺し攻撃を狙うも、MARUが飛び越えて前方回転エビ固めも2。
 MARUはすかさずマフラーホールドで捕らえるが茉莉はロープを掴みブレイク。
 MARUはエプロンで茉莉の足へフットスタンプ。さらにチェーンで茉莉の足をロープに押し付けていき、ギブアップがないことをレフェリーに告げられたMARUはリングに戻して茉莉のハイキックをキャッチしてのマフラーホールド。
 MARUはストンピングから串刺し攻撃を狙うが、茉莉がキャッチするとボディスラムでエプロンに落とし、エルボーから水面蹴りで倒すとスライディングレッグラリアートで場外に叩き出す。

 場外戦で茉莉は投げようとするが、暴れたMARUが走り込むも、茉莉はカウンターのボディスラムで叩きつけストンピング。さらに客席に叩き込んでいき、チェーンを持ち出すとMARUの後頭部にチェーンナックル連発からチェーンを首に巻き付けて客席を練り歩いていく。
 MARUがスリーパーを仕掛けてチェーンを奪い返すと、南側客席の手すりからダイビングフットスタンプを投下する。
 立ち上がった茉莉はサッカーボールキックでMARUを蹴りつけると、MARUは階段を転がって落下。ブチ切れた茉莉はチェーンをMARUに叩きつけてからリングに戻ろうとするが、MARUは茉莉の背中にチェーン攻撃連発から引きずり落とし、客席や鉄柱に叩き込んで串刺しスピアー。

 MARUは机を場外にセットし茉莉を寝かせ、ラダーをリングに投げ入れるとラダーに登るが、茉莉が反対を駆け上りラダー上でエルボー合戦。茉莉はMARUを場外の机へラダー上からの雪崩式フィッシャーマンバスターで投げようとするが、MARUがチェーンで茉莉を殴って逃れると、背中にチェーンを投げつけてから場外に蹴落とす。さらにエプロンからのダイビングフットスタンプを投下してから茉莉を机にセットし直すと、MARUはラダーに上り場外へのダイビングフットスタンプを投下しテーブルクラッシュ。
 MARUはリングにイスを投げ入れ茉莉を待ち、茉莉がなんとかリングに戻るとイスへのバックドロップで叩きつける。
 のたうち回る茉莉のボディへイスを投げ込んでいったMARUは、コーナーに登るも茉莉が立ち上がりエルボー連打。さらにリストクラッチ式パワーボムで叩きつけると両者ダウン。

 茉莉はMARUをラダーに叩き込み串刺し攻撃を狙うが、MARUが避けてラダーに自爆。MARUが走り込むも茉莉はラダーを倒してMARUに叩き込み、足へのサッカーボールキックキック連発からロープにラダーをかけるとラダーへのボディスラムを狙う。だがMARUが切り返してラダーへのジャーマンを狙うが、茉莉がローキックで倒すとMARUの後頭部がラダーに強打。
 茉莉はボディスラムでMARUをラダーに叩きこみフォールも2。

 茉莉はイスを持ち出すが、MARUが奪おうとするとイスを開いて手を挟んでいき、ボディへイスを叩き込むとイスごと側転ダブルニーからフォールも2。

 茉莉はハイキックからバズソーキックも、避けたMARUがミスティカからイスをセットし、ロープに飛んでMARUスピンクラッシュでイスに叩き込む。フォールも2。

 MARUはマフラーホールドを狙うが、蹴りつけて逃れた茉莉に走り込んできたMARUへカウンターの熨斗紙。フォールも2。

 茉莉は奈落落としを狙うが、MARUが丸め込むも2。

 MARUはカサドーラも2。

 MARUはマフラーホールドで捕らえ。これを離すとランニングフットスタンプからロープに飛ぶ。だが茉莉はレッグラリアートで迎撃し、チェーンを腕に巻き付けてマウントナックル連打。さらに引き起こしてハイキックからフォールも2。

 茉莉はバズソーキックからフォールも2。

 茉莉はブラジリアンキックからイスをセットし、イスへの奈落落としで叩きつけフォールし3カウントを奪った。


茉莉「MARUさん!いてーよ!MARUさん、AWGエクストリームルール、これがMARUさんのクーデターの形ですか?かっこいいなぁ!かっこいいな。MARUさんとできて、嬉しいけど嬉しいって言わないです」
MARU「どういうこと?」
茉莉「言わない。私は。でも、MARUさんがこの一人クーデターという形で、キラーズのいや、アクトレス全部ですよね。気合い入れを、してもらったと思ってるので、MARUさんには、まだ、キラーズの、ボスでいてほしいです」
MARU「いいよ(軽い返事で握手)」
茉莉「ずるいよね(苦笑)ずるいなぁ。私が防衛したんだぞ!おい!茉莉!茉莉!茉莉!(茉莉コールを起こし)これで王者として年こせます。アクトレス2024年色々あったけど、こんだけ沢山のメンバーに囲まれて、新人もどんどん増えて、どんだけ周りがやいやい騒いできても、この、リングの周りに居る希望が消えない限り、私は、どんな相手でも!ストンロング暴力スタイルでぶちのめしていきます!アクトレス!最高!」

<試合後コメント>

MARU
「タイトル戦、茉莉相手に。前日に凶器アリとかのルールに変えました。それはあたしが仕掛けたことなんですけど、凶器があってもアイツは強かったってことですね。でも今日負けたから、あたしはもっと練習して、キラーズのボスとしてもっともっと強くなります。みんなの背中になっていきたいと思います。今日は負けたけど次は勝ってやるッ!!」

茉莉
「ありがとうございました。年末の締めくくり、このキング・オブ・リング・エンターテイメント、無事にキラーズのボスから防衛してV2達成させていただきました。今回ちょっとMARUさんに、ボスに、直前にルールがAWG EXTREMEマッチになってMARUさんの得意分野で闘うことになって。正直不安がなかったと言えば嘘になりますけど、キング・オブ・リング・エンターテイメントっていうベルトの名にふさわしい試合がこのアクトレスのリングで出来たのではないかと自分は思っています。次の試合は来年で、次の防衛戦とかは決まって無いんですけど。私ずっと『棺桶までこのベルトを持っていく』って言ってるんですけど、それじゃ漠然としすぎてるので。まず第1目標として、V10、10回防衛したいなと思ってるので、来年もこのKINGベルトに期待しててください。ありがとうございました」

第7試合


 じっくりとリングを周り、組み合うと彩乃が引き倒して顔面を蹴りつけてロープに飛ぶ。夏葵もロープに飛ぶが彩乃が巻き投げるも夏葵はバックを取り、逃れた彩乃を夏葵がロープを駆け上ってのアームホイップ。彩乃がすぐに走り込むも夏葵がアームホイップで投げ捨て睨み合う。
 夏葵がロープに飛ぶが、彩乃がスライディングで足を掴んで場外に引きずり落とし、そのまま場外乱闘へ。
 場外で蹴りつけていった夏葵がマウントエルボー。だが切り返した彩乃がエプロンを走り込んで顔面へのドロップキックを叩き込む。

 リングに戻り、彩乃がコーナーに叩き込みチョーク攻撃。レフェリーが注意するとロープに飛んでビッグブーツからフォールも2。

 彩乃は巻き投げてグラウンドになるも、夏葵がヘッドシザースで切り返すが彩乃は回転して逆エビ固めへ。夏葵はロープを掴みブレイク。

 彩乃はロープに飛んでビッグブーツから、エプロンを走り込んでのビッグブーツ。さらにロープ越しのスタナーから、ロープに飛んでビッグブーツ。フォールも2。

 彩乃はボディスラムを狙うが、夏葵は着地してロープに飛ぶとジャンピングニー。さらにジャックナイフも2。

 夏葵は投げようとするが、彩乃がスタナーで切り返す。
 夏葵はミドルキックも彩乃がキャッチして足を刈って倒すが、夏葵も足をとって丸め込むが2。

 彩乃はケンカキックからリバース河津落とし。さらにコーナーに振るが、夏葵はブーメラン式の旋風脚からロープに飛んでドロップキック。
 夏葵はスライディングニーを顔面に突き刺し、コーナーに登るが彩乃がエルボーで落としコーナーに登る。夏葵もエルボー連打からハイキックを叩き込み、正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。
 夏葵はコーナー下に彩乃を引きずり、コーナーに上るとダイビングフットスタンプを投下しフォールも2。

 夏葵は投げようとするが、切り返した彩乃が河津落としからロープに飛んでお主の耳にドロップキック。フォールも2。

 彩乃は担ぐが夏葵が丸め込むも2。

 夏葵がロープに飛ぶも、彩乃がビッグブーツで迎撃し、ロープに飛ぶが夏葵はカウンターのキューティースペシャルも2。ダブルダウン。

 膝立ちでのエルボーの打ち合いから彩乃が腕を掴んでのエルボー連打。さらに北海ドーンからフォールも2。

 彩乃はロープに飛んで後頭部にケンカキック。さらに正面からのケンカキックを叩き込みフォールも2。

 彩乃は担ぐも、着地した夏葵がハイキックからmidnight sunも2。
 夏葵はロープに飛んでSunlight KneeAttack(=スライディングニー)を突き刺しフォール。これで3カウント。

夏葵「まずは、本日、年末のお忙しい中、ここ後楽園に足を運んでくださりありがとうございます。ほんとに、ほんとに正直、今回すごい厳しい戦いでした。私達は、このベルトを巻くために、日々努力をして、各々ができることを頑張って、自分とも葛藤して、これで頑張れてるかな?これで努力できてるかな?って日々悩みながら毎日頑張ってます。でも、今日こうしてこのベルトを巻いて、ここに立つことができて、本当に嬉しいです。皆様ありがとうございます。そして、彩乃さん。今回、本当に、私、毎日、このベルトとられたらどうしようって、どうやったら勝てるんだろうって、もっともっと頑張らなきゃって、今日それだけを考えてここに来ました。私は、今日の闘い絶対に忘れません。ありがとうございました。私は、今日のおかげで、過去も一緒に、このベルトと一緒に前にまっすぐ進んで行きます。そして、来年は、アクトレスガールズ10周年になります!この10年の歴史の中で、最高のエースになれるように日々精進していきますので、来年も皆さんアクトレスガールズの応援よろしくお願いします!ということで、しめたいと思いますので、今日出演した皆様リングの上にお願いします。(プリンセス天功さんを含めてリングへ集合)今日もありがとうござました。アクトレスガールズ来年もっともっと大きくなっていきます。輝いていきます。皆さんの力が必要です。来年もどうぞよろしくお願いします!最後に、強く優しくあなたに一生懸命アクトレガールズ―と叫んだら小指を上げてください。いきます!強く!優しく!あなたに一生懸命!アクトレス~ガールズ~」

<試合後コメント>

夏葵
「まずはポイントマッチ、皆様応援ありがとうございました。この年末のお忙しい中、アクトレスガールズ後楽園ホールに足を運んでいただいた本当にありがとうございます。ずっと思ってることですけど、改めて。ポイントマッチって、残酷だなって。すごく思います。それは、勝っても負けても、どっちでも。みんなポイントマッチで勝利するためにリングで練習して、チケットの営業して、自分の時間を削って、自分の体力と精神を削って、日々取り組んでるから。それを数字化するっていうのは、すごく、厳しいことだと思うし。しかも、半分運で決まるって部分もあるから、それは自分の努力でどうしようもないことだし。運もそうだし、ポイントもそうだし、勝ったってことはもう、自分がこのベルトにふさわしいって思うしか無いので。(※長い沈黙)……ホントに、ホントに正直言うと、私は負けると思ってました。もちろん先輩だっていうのもあるし、私よりも技術が上で、過ごしてきた経験も違って。なにより彩乃さんってすごく愛されてる。メンバーからももちろんだし、お客さんからもそうだし。アレは私にはないものだなってすごく思います。だから、最後勝利して、リングの上でマイク握って挨拶して……顔の曇ってるお客さんが目に入って。『あぁ、この人は彩乃さんを応援してたんだな』って。(※涙ぐみながら長い沈黙)……正直、苦しい。でも、私多分それで『ざまあみろ!』って言えるタイプじゃないので、それも受け止めて、前に進むしか無いと思います。(※長い沈黙)……でも私に出来ることって、努力して、誰よりも技術を上げて経験積んで、もっと、お客さんを魅了できるようなパフォーマンスを出来るように、本当にそれしか無いと思うので、必ず日々頑張っていきます。(※沈黙の後に明るい笑顔を見せて)見ました?ロンドンハーツ!ちょうどよく後楽園の前に放送されて、アクトレスガールズにも注目してもらえるすごいいい機会だと思ったので。アクトレスガールズだからプロレスもやって、お芝居もやってっていう、ああいう仕事が今後もっとできるといいなと思うし、来年、スケジュール次第ですけど、私は松本しろるを演じたフジモンさんに是非アクトレスガールズに入れてもらいたいなと思いました。一緒に盛り上げてもらいたいなって思います。来年、アクトレスガールズ10周年、節目となる年になりますので、メンバー1人1人が輝いていきます。私ももっとエースにふさわしい人間になれるように頑張っていきます。なので皆様変わらず応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました」

入江彩乃
「今回ポイントマッチ……本当に、沢山の方に応援いただいて。なんて言ったらいいんですかね。応援してもらえば貰うほど、責任と、重さっていうのがどんどん強くなってて。なんですかねえ……こんだけ応援してもらったからこそ、私は勝たないといけなかったし、正直負けないと思ってました。私の半分のキャリアで、でもあんだけ脚光を浴びてて。私はどちらかと言えば、キャリア3年目の頃なんてあんなふうには輝けてなかった。その点では、本当に、プライドって意味では負けたくなかったなって思います。ポイントマッチって、常日頃頑張ってなきゃ行かないものだし、常日頃から応援されてないといけないもので。直近だけ頑張っても難しいところがあって。最後にサイコロ、トランプやって……うん、なんですかね。自分の運命っていうのがそういうので決まるっていうのは(※涙で声を詰まらせて)……本当に、苦しいなって、思います。でも、決まったものは仕方ないし、エンターテイメントとして今まで応援してくれた方が、『もっと頑張れ』って言ってくれたりとか、『次は絶対獲ろうね』って言ってくれるように、自分がもっと色んなものを磨いていかないといけないなって思いました」

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