小川直也がパラオを元気にするため「1・2・3ダァー!」イノキアイランドでのアントニオ猪木との思い出語る
29日、東京大神宮にて『日本・パラオ国交樹立30周年記念『Come! Welcome to Pristine Paradise. Palau!』〜手つかずの楽園、パラオへようこそ!~』記者発表会が開催された。
パラオ共和国は太平洋戦争中に日本軍とアメリカ軍が激戦を繰り広げた土地であり、日本が統治をしていた時代もある国。2015年には戦没者が祀られているペリリュー神社に天皇皇后両陛下が慰霊に訪れている。
直行便で4時間という距離と、日本と時差がない事で隠れたリゾート地として人気に。50以上のダイビングスポットやキレイなサンゴ礁に加え、プロレス界としてはアントニオ猪木さんがオーナーを務めていたイノキアイランドという島が有名観光地になっている。パラオは様々なレスラーが特訓を積んできた土地でもあり、2004年には新日本プロレスが興行も行った。
今回パラオ観光応援リーダーとして、『ウルトラマンコスモス』の主人公役などを務めた俳優の杉浦太陽さんが就任することとなったが、実際にイノキアイランドで修行をしたこともある小川直也も会見に登壇。
パラオ政府アイライ州知事のノーマン・ンギラテチェボエさん、人材・文化・観光・開発省大臣のンギライベラス・トゥメトゥールさん、観光局マネージング・ディレクターのカドイ・ルルケドさん、観光局マーケティング&プログラムマネージャーのクロエ・イシキ・ヤノさん、パラオ政府観光局台湾支社のアレックス・レイさん、ボブ・ヤンさん、独立行政法人JICAの小野寺美佳さんらが見守る中で、小川は「元気ですかー!!」と叫び、「元気があればなんでもできる。元気があればパラオだって元気にできる」と師匠の言葉を借りて会場を沸かす。
亡くなる直前までパラオに行きたがっていたという猪木さん。当時は猪木さんに突然連れて行かれて真っ暗な海の上で怖い思いもしたという小川だったが、朝からイノキアイランドでヤシガニを狩ってBBQをしたり、先端に火をつけた闘魂棒で特訓を行ったり、ダイビングでサンゴ礁や巨大シャコ貝を見て興奮したという楽しい思い出も語った。
最後に闘魂ビンタを体験したこともあるという杉浦さんとともに「1.2.3.ダァー!」と叫びパラオへ元気を注入した。
来年にはJAL、ANA、チャイナエアラインで直行便が復活するパラオ。ノーマン州知事はプロレスが好きとのことなので、今後プロレス界とパラオの国交も復活しそうだ。