【インタビュー】9・26にハードヒット初参戦のDJ.taikiが公開練習!「パンチとヒジを封じられたDJが何をやるのか。お楽しみですよ」

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 9月11日、神奈川・KKA(Kanagawa Kickboxing Academy)でニコプロpresentsハードヒット『ハードヒットの逆襲』(2024年9月26日、東京・新木場1stRING)に参戦するDJ.taiki(KKA)が公開練習を行った。DJは今回がハードヒット初参戦。プロレスラーの塚本竜馬(フリー)と対戦する。

 公開練習にはMMAの試合ではDJのセコンドにつき、9・26『ハードヒットの逆襲』では渡辺壮馬(GLEAT)と対戦する川村亮(マイティーロッキーズジム)も参加。DJにとって普段のMMAとは違い、「顔面への攻撃は掌底のみ」「ヒジによる打撃禁止」というハードヒットルールを把握するため、実際の試合時間と同じ10分間のスパーリングを行った。

 DJ自身が運営しているジム「KKA」はスペースも広く、両者のスパーリングはまさに実際の試合さながら。MMAでは大きな武器のパンチとヒジを封じられた状態のDJだが、前蹴りと掌底を駆使し、川村を壁に詰めるとヒザ蹴り。さらにタックルを狙った川村を潰し、肩固めでタップを奪う場面も。途中、掌底の打ち合いの場面で思わず拳でそのまま殴りそうになった場面はあったが、ハードヒットルールにはほぼ適応していた。

スパーリング後、DJは川村と共に質疑応答に応じた。

――初参戦となるハードヒットでの試合を想定してスパーリングをしたわけですが、実際にやってみていかがでしたか。
DJ「一番は難しい。難しい! 超難しい!」

――具体的にどの辺が難しいと感じましたか。
DJ「これ言うと言い訳になりますけど、俺、試合全部パンチでKOしているんで(苦笑)。ヒジとパンチの選手だから(笑)。」
川村「両方封じられてるってことね。」
DJ「この人(川村)は知っていると思うんですけど、これは言い訳じゃなくて全部これ(パンチ)だから! 分かったと思うんですけど、(途中でパンチを出しそうになって)「あっ!」って。超難しい!」

――対戦相手は元全日本プロレスでボディビルの経験もある塚本竜馬というプロレスラーですが。
DJ「ボディビルか……ボディビルであまり強かった選手って聞いたことないから(苦笑)。」
川村「ロン・ウォーターマンは?」
DJ「ボディビルだったんですか?」
川村「じゃなかったっけ?」
DJ「うーん、そうですねぇ……。まあハリボテなのかな?」

――どんな攻撃で倒したいみたいなものはありますか。
DJ「そんなのお楽しみですよ! 俺が(ハードヒットファンが)見たことがない攻撃を見せるしかないんで! パンチとヒジを封じられたDJが何をやるのかっていう。打撃がダメだと言われた平本蓮が何をするか、みたいな? お楽しみですよ。」

――試合は10分1本勝負で、3ロストポイントです。ロープエスケープで1ポイント、ダウンと1ポイント減って、先に3ポイントなくなったほうが負けになります。その辺のシミュレーションはしていますか?
DJ「まあ彼(川村)とするしかないんで。それは想定していますね。もちろん時間も。だから(川村がスパーリングを)「3分でやろうか」って言ったんですけど、試合は10分じゃん! なんで3分やねんって(苦笑)。エクササイズじゃないんだから!」
川村「怒っているってことで。」
DJ「3分でって言ったからじゃん! 何のための練習なんだって!」

――川村選手から見て、DJ選手のハードヒットルールへの適応能力はどうですか?
川村「適応するかどうかは、もう分からないですよね! 分からないですけど、かなりジョーカー的な存在になるかなと。スパーリング見て分かるように、イカれてるんですよね!」
DJ「そんなでもなかったけどね!」
川村「それがハードヒットのリングでどう出るのか。デカいプロレスラーに対して、その怒りがどう対応するのか。どう突き破っていくのかっていうのが楽しみだし、通用しないわけないんで。あとはリングに立ったときの彼がどういう状況になるのかっていうのは楽しみですね。いつもケージの中だったり、MMAのリングでは見てきましたけど、ハードヒットのいろいろ制限された中で彼が何を見せるのかっていうのは楽しみですね。」

――今大会には新日本プロレスの選手も出場しますし、DJ選手の試合を初めて見るお客さんもいると思いますが、ハードヒットファンにどういうところを見てもらいたいですか。
DJ「そうですね、パンチもヒジも出せないDJが何をするかってところですかね。何も出来ないかもしれないし。何か出来たら褒めてほしいですね。」

声優の田村ゆかりさんの大ファンとしても知られるDJ.taikiだが、筋肉という鎧をまとったプロレスラーの塚本拓海相手にどんな試合を見せるか、ぜひ入場から注目してもらいたい。

『ニコプロpresentsハードヒット「ハードヒットの逆襲」』
日程:2024年9月26日(木)
開始:18:30
会場:東京・新木場1stRING

<決定カード>
▼新太平洋運輸株式会社presents グラップリングルール(ロストポイントなし) 15分1本勝負
佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs
藤田晃生(新日本プロレス)

▼松本保育園presents シングルマッチ 5ロストポイント 15分1本勝負
川村亮(マイティーロッキーズジム)
vs
渡辺壮馬(GLEAT)

▼シングルマッチ 3ロストポイント 10分1本勝負
DJ.taiki(KKA)
vs
塚本竜馬(フリー)

▼シングルマッチ 3ロストポイント 10分1本勝負
田村男児(全日本プロレス)
vs
小林ゆたか(夕月堂本舗)

▼シングルマッチ 3ロストポイント 10分1本勝負
高橋幸光(飯伏プロレス研究所)
vs
SUSHI(フリー)

▼シングルマッチ 3ロストポイント 10分1本勝負
門馬秀貴(Brightness)
vs
前口太尊(飯伏プロレス研究所)

▼タッグマッチ 5ロストポイント 15分1本勝負
和田拓也(フリー)/山本裕次郎(フリー)
vs
田馬場貴裕(IMPACT)/サンダー・サマーズ(フリー)

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