MAO&勝俣の「しゅんまお」がクリス&正田からKO-Dタッグ王座奪還宣言!「去年の続きを見せてやる」

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 DDTプロレスが9月10日、東京・上野恩賜公園野外ステージで『ネタバレ禁止×ビアガーデンプロレス in UENO』を開催した。大会開始前には、7月20日の東京・新宿FACEで行なわれるKO-Dタッグ選手権(王者組=クリス・ブルックス&正田壮史vs挑戦者組=MAO&勝俣瞬馬)の公開調印式が実施され、「しゅんまお」が王座奪還を力強く宣言した。

「しゅんまお」は昨年1月3日に王座戴冠し、独自の防衛ロードを歩んだが、勝俣の足の負傷により、同年5月に無念の返上。今年1月に勝俣が復帰したが、KO-Dタッグ王座戦線には復帰せず、今回満を持しての挑戦となる。

 MAOは「去年5月、俺たちは防衛ロードまっしぐらで瞬馬の骨折、欠場で返上。俺たちの防衛ロードが止まってから、1年ちょっと。瞬馬の復帰から、いつでもいける状態だったけど、俺はあえてこれを切り札として取っておいた。なぜ切り札を切ったかと言うと、まず上野勇希がKO-D無差別を獲られてしまった。サウナカミーナにとって、DDTにとって、ピンチのタイミングで、しゅんまおで挑戦というカードを切ることになりました。相手は正直、俺たちの足元にも及ばない。しゅんまおのライバルはCDK(クリス&高梨将弘)だけ。クリス&正田は俺たちのライバルじゃない。CDKじゃないシャーデンフロイデ・インターナショナルなんて、負ける気が全くしない。サクッとKO-Dタッグ獲って、またしゅんまおが去年の続きを見せてやるから、みんな置いていかれるなよ!」と自信たっぷり。

 勝俣は「僕のせいで返上して、すごく悔しい思いをして、MAOちゃんに迷惑かけてしまって。MAOちゃんが“KO-Dタッグ目指そう”と言ってくれてうれしかったです。まだまだ青春の続きを見せていきたいので、獲って青春を走って行きたい」と声高に語った。

 王者のクリスは「MAOと同じ感じあるよね。しゅんまおのライバルはCDKだったかもしれないけど、前に(8・10大阪で)挑戦したとき、ベルト獲れるのか楽しみがあった。正田のテストだった。9月20日、その感じがあると思う。私は心配してない。でも、(9・7)大阪大会、上野&To-yにギリギリ勝った。上野&To-yはトップチームじゃない。挑戦者はしゅんまお。それはちょっと心配。勝つか負けるか必要ない。DDTだけの、我々のテイストのプロレスをやりたい。しゅんまおのプロレス、クリス&正田のプロレス、見せるの楽しみです」と話した。

 正田は「しゅんまおのライバルはCDKと言われて、この前の大阪ではギリギリ勝ったけど、自分のなかでは自分なりの進化をしてるし、タイトルマッチの時サクっとは勝てないだろうけど、何がなんでも這いつくばってでも絶対に防衛して、次の道に行きたいと思います」とコメント。

 正田自身が言う“進化”について、MAOは「正田が進化しているって、表面的にはそうかもしれないけど、僕は裏付けを感じていない。クリスがダメな時に正田がカバーできるかって言ったら、そうは思えない。クリスがダメなら引っ張られちゃう。しゅんまおは2人で常に10を保てるチームなので、瞬馬が2になったら時は僕が8になれるし、俺が3になったら瞬馬が7になれるし、それがしゅんまおの一番の強み。正田が進化してもCDKの域に達していない」、勝俣は「僕は正田選手とはあまり戦ったことないけど、すごくいいものを持ってるけど使えてないという印象。まだ顔じゃないかな」とともに厳しい発言。

 これに対し、正田は「僕のなかではMAOさんとUNIVERSALのタイトルマッチで戦った時から散々言われて。今でも“顔じゃない”とか言われるなかで、それで納得するわけでもないし、当日の試合が成長を見せる裏付けにもなると思う」と言い返していた。

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