【試合結果】8・20 DDT両国国技館大会 【KO-D無差別級】竹下幸之介vs遠藤哲哉 【KO-Dタッグ】入江茂弘&樋口和貞vsHARASHIMA&丸藤正道

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『両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になっても ピーターパン~』
日程:2017年8月20日
開始:15:00
会場:東京・両国国技館
観衆:5900人(超満員)

▼キング・オブ・ダーク選手権試合~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第1戦 60分1本勝負
【王者】○伊橋剛太
36秒 ボディープレス→体固め
【挑戦者】●鈴木大(DNA)
※伊橋が3度目の防衛に失敗、鈴木が第20代王者となる

▼ダークマッチ~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第2戦 20分1本勝負
○伊橋剛太
3分31秒 ボディープレス→片エビ固め
●ゴージャス松野

▼ダークマッチ~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第3戦 20分1本勝負
●伊橋剛太
4分35秒 ルーテーズプレス→体固め
[DAMNATION]○マッド・ポーリー

▼ダークマッチ~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負第4戦 20分1本勝負
●伊橋剛太
1分23秒 バルボアブロー→体固め
[ロッキーズ]○ロッキー川村(パンクラスMISSION)

▼ダークマッチ~ぶらり路上プロレス番外編!伊橋剛太両国五番勝負最終戦 20分1本勝負
●伊橋剛太
1分36秒 シャイニング・ウィザード→体固め
○ランジェリー武藤(珍日本)
※伊橋は2勝3敗で終了

▼第一アンダーマッチ 20分1本勝負
松永智充/星誕期/島谷常寛(DNA)/●神野聖人(DNA)
6分23秒 バックドロップ→片エビ固め
○渡瀬瑞基(DNA)/レッカ(新台湾/DNA)/ディエゴ(DNA)/下村大樹(DNA)

▼第二アンダーマッチ~東京女子プロレス提供アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
<一人目>
○のどかおねえさん/○のの子
3分17秒 甲田哲也に躓いたところを押さえ込む→エビ固め
●チェリー(DDT)

<二人目>
【王者】●甲田哲也
4分52秒 押さえ込む→体固め
○のどかおねえさん
※のどかおねえさんが第1265代王者へ

<三&四人目>
○坂崎ユカ
5分1秒 オーバー・ザ・トップロープ
●のの子&●まなせゆうな(フリー)

<五人目>
○瑞希(フリー)
6分47秒 キューティースペシャル
●のどかおねえさん
※瑞希が第1266代王者となる

<六人目>
○黒音まほ
10分4秒 オーバー・ザ・トップロープ
●小橋マリカ

<七人目>
○辰巳リカ
10分43秒 オーバー・ザ・トップロープ
●黒音まほ

<八人目>
○坂崎ユカ&○中島翔子
11分40秒 合体ジャックナイフ式エビ固め
●辰巳リカ

<九人目>
○優宇
13分4秒 オーバー・ザ・トップロープ
●山下実優

<十&十一人目>
○瑞希(フリー)
13分28秒 オーバー・ザ・トップロープ
●坂崎ユカ&●中島翔子

<十二人目>
○優宇
14分53秒 サイドウォークスラム→片エビ固め
●滝川あずさ

<十三人目>
【王者】●瑞希
16分46秒 片羽絞め
○優宇
※優宇が第1267代王者となる

▼飯野雄貴デビュー戦 30分1本勝負
○吉村直巳(DNA)/上野勇希(DNA)
10分49秒 正念場→片エビ固め
岩崎孝樹(DNA)/●飯野雄貴(DNA)

▼初代KO-D10人タッグ王座決定戦 60分1本勝負
[大鷲軍]大鷲透(フリー)/●平田一喜/ジョーイ・ライアン(フリー)/赤井沙希/ヨシヒコ
10分23秒 炎のスピアー→エビ固め
[LiLiCo軍]大石真翔/LiLiCo(フリー)/レディビアード/スーパー・ササダンゴ・マシン/○大家健(ガンプロ)
※LiLiCo軍が初代王者組となる

▼イケメンvsアイドル!仁義なき男前バトル 30分1本勝負
○黒潮“イケメン”二郎(WRESTLE-1)
12分0秒 イケメンクラッチ
[NωA]●勝俣瞬馬(DNA)

▼スペシャル4WAYタッグマッチ~ノータッチルール 30分1本勝負
鈴木鼓太郎(フリー)/○高尾蒼馬
10分30秒 公認エンドレスワルツ
マイク・ベイリー(フリー)/●MAO(DNA)
※残りの二組はカズ・ハヤシ(WRESTLE-1)&石井慧介、[ヤンキー二丁拳銃]木高イサミ(BASARA)&宮本裕向(666)

▼KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/酒呑童子】○KUDO/坂口征夫/高梨将弘
13分52秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
【挑戦者組】ディック東郷(フリー)/ヤス・ウラノ(フリー)/●アントーニオ本多(フリー)
※第30代王者組が初防衛に成功

▼DDT20周年記念ウェポンランブル~全権・コントラ・結婚~ 時間無制限1本勝負
○男色ディーノ
17分16秒 ゴッチ式男色ドライバー→漢固め
●高木三四郎
※ディーノがDDTのリング上の全権を獲得

▼ウェポン試合 時間無制限1本勝負
ケンドー・カシン(フリー)
2分36秒 収拾つかず→無効試合
百田光雄(リキエンタープライズ)with百田家

▼DDT EXTREME級選手権試合~カベジェラ・コントラ・ カベジェラ・ハードコア・サブミッションマッチ 60分1本勝負
【王者/DAMNATION】○佐々木大輔
21分14秒 ミスディカ式クロスオーバー・フェースロックwithチェア
【挑戦者】●彰人
※第39代王者が5度目の防衛に成功

▼ウチコミ!presents KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/野郎Z】●入江茂弘/樋口和貞
16分14秒 蒼魔刀→体固め
【挑戦者組/ハラシマルフジ】○HARASHIMA/丸藤正道(NOAH)
※入江組が4度目の防衛に失敗。ハラシマルフジが第62代王者組へ

▼グッドコムアセットpresents KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○竹下幸之介
29分2秒 クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】●遠藤哲哉
※第61代王者が7度目の防衛に成功

男色ディーノがDDTの全権を掌握し「何が起きてもおかしくない団体にする」と宣言!竹下vs大家vs佐々木の王座戦が決定!HARASHIMA&丸藤正道が新王者組へ!

ダークマッチ

 場外階段下に伊橋が亜門GMとともにスタンバイし試合が開始。ぶらり路上プロレスの番外編ということで、両国国技館内をぶらついていくとエレベーターの影に鈴木が隠れており、無視して進むが鈴木が殴りかかり試合開始。鈴木はエルボーからボディスラムを狙うが、耐えた伊橋がミドルキックで倒しその場飛びボディプレス。フォールし、なんと3カウント。鈴木が新王者へ。

 王者となった鈴木が亜門GMに抗議するが、伊橋は鈴木を首投げから蹴りつけ鈴木は階段を転げ落ちる。


 伊橋が両国国技館内に入ると、そこにはゴージャス松野が。無視して伊橋は進むも、松野は殴りかかり試合開始。松野はエルボーからヘッドロック。男子トイレに連れ込むと、お互い便器に突っ込ませようとするが、松野がハンマーブローからストンピング。さらにトイレのすっぽんを取り出すと、伊橋もブラシを取り出し殴り合う。松野が顔面にすっぽんを叩き込み、呼吸が出来ない伊橋を連れ回し2F客席へ。
 伊橋にギブアップを要求するが、耐えた伊橋へ松井レフェリーの腕をロープ代わりにゴージャススターエルボーを投下するが、避けた伊橋がジャンピングボディプレスで圧殺しフォール。これで3カウント。


 伊橋が調子にノリながら1Fエントランスへ向かうと、伊橋はDAMNATIONのサイン会ブースへ乱入。伊橋がサイン会をジャックしようとすると、ポーリーがキレて壁に叩きつける。ふらつく伊橋だったが、エルボーからポーリーの背中にハンマーブロー。だがポーリーはナックルから髪をつかむと、場内に引きずりベイダーハンマー。伊橋を階段から入場口に落下させようとするが、耐えた伊橋がエルボーからポーリーを逆に落下させようとする。ポーリーは耐えるとハンマーブローからリングへ向かい、リングサイドで殴り合う。

 やっとリングへ戻ると、ポーリーはナックルからコーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。ポーリーはリバーススプラッシュも避けた伊橋がランニングレッグラリアート。伊橋はコーナーに上りムーンサルトを投下するが、避けたポーリーが場外へ。伊橋がこれを追うと鉄柱に叩きつける。伊橋は階段を駆け下りて助走をつけて走り込むが、ポーリーはルーテーズプレスで迎撃しフォール。そのまま3カウント。ポーリーの勝利となった。


 大ダメージの伊橋がバックステージへ。亜門GMは「選手控室へ入れ」と指示するが、「その中は強い人いっぱいいるから嫌だ」と伊橋は拒否。伊橋は通路へ逃げるが、その先にはロッキー川村がシャドーボクシングを行っており、スパーリングという名の試合が始まる。
 伊橋もボクシンググローブをつけてジャブからワンツーを打っていくが、ロッキーのボディ一発でのけぞり逃げようとする。ロッキーはボディブロー連発で伊橋が膝をつくと、バルボアブローを叩き込んでフォール。伊橋は大の字に倒れて動くことが出来ず3カウント。


 なんとか立ち上がった伊橋は、目の前に女子控室があることに気づく。そのまま中に入ると、チェリーと赤井沙希がおり悲鳴を上げながら控室をあとにする。
 伊橋はさらに奥に進むと、シャワールームから音がするということで乱入。するとそこにはランジェリー武藤がおり、伊橋は雄叫びを上げて殴り掛かる。武藤はチョップも膝を押さえて崩れ落ちると、伊橋は武藤を壁に叩きつけて串刺しエルボー。さらにシャワー攻撃をおこなうと武藤は膝が痛みギブアップ寸前。武藤は伊橋にドラゴンスクリューから伊橋の頭にシャンプーをかけて泡立たせると、シャイニングウイザードを叩き込み湯船へ二人まとめて落下、そのまま武藤がフォールし3カウント。

 ランジェリー武藤「ブラリ路上プロレスリングマスターズご観戦ありがとうございます。状況良くわからないけど、とりあえず、イヤー(プロレスLOVEポーズ)!」

第1アンダーマッチ

 先発は下村と島谷。お互いアームホイップから下村がスライディングエルボースマッシュ。両者タッチ。

 レッカが星誕期のラリアットを避けて鶴の構えからダブルナックル。これを耐えた星誕期がコーナーに振って串刺しボディスプラッシュも、避けたレッカが串刺しラリアットから串刺しドロップキック。レッカは渡瀬にタッチしダブル攻撃を狙うが、星誕期は二人まとめてクロスボディアタックから松永にタッチ。

 松永は渡瀬をコーナーに押し込み汚水攻撃。松永はボディスラムで下村を渡瀬の上に投下し、松永もチョークスラムで下村を叩きつける。島谷もパワーボムを狙うが、下村はリバース。松永は渡瀬をブレーンバスターからフォールも2。松永は島谷にタッチ。
 渡瀬は島谷にドロップキックからディエゴにタッチ。

 ディエゴは次々エルボーで吹っ飛ばすが、星誕期が背中にハンマーブローからラリアット。避けたディエゴがレッカとともにダブルドロップキックから、島谷にエルボーを叩き込んで逆コーナーに振る。だが島谷は足を伸ばしてカットしスイングDDTからフォールも2。島谷はその場と飛びムーンサルトからフォールも2。再度その場飛びムーンサルトからフォールも2。再々度その場飛びムーンサルトからフォールも2。島谷は神野にタッチ。神野にディエゴはDDTから渡瀬にタッチ。

 神野は渡瀬にフラップジャックからフォールもレッカとディエゴがカット。
 レッカとディエゴに星誕期がブエノスアイレス午前零時を投下し、松永が渡瀬にアックスボンバー。神野がノーザンライトスープレックスホールドも下村がカット。
 島谷が飛び込むも下村がドロップキックで迎撃し、神野が渡瀬にエルボー連打。神野が走りこむも渡瀬は延髄斬りで迎撃し、ディエゴがじジャンピングニー。渡瀬は腕極めDDTからフォールも松永がカット。

 渡瀬はランニングエルボーからフォールも2。渡瀬はバックドロップからフォールし3カウント。

第2アンダーマッチ

 アイアンマン王者の甲田哲也代表とチェリーで試合開始。チェリーが髪を掴んでハンマーブロー連打。さらに熟女でドーンを叩き込み、倒れた甲田へチェリートーンボム。甲田はこれを避けるが、チェリーはコーナーに転がる甲田を踏みつける。立たせるとチョップ連打。

 ここでのどかおねえさんが登場。おねえさんはチェリーと手を組み甲田へストンピング連打から、コーナーに振って串刺しエルボー。チェリーも串刺しエルボーから脇固めで捕らえポーズを決めると、甲田を再度コーナーに振っておねえさんが串刺しエルボー。そこをチェリーがおねえさんをスクールボーイも2。

 チェリーは甲田とお姉さんを二人まとめて倒しフォールも2。登場したのの子が次々ボディアタックで倒し、昇天から甲田をロックオン。のの子は甲田にボインメーカーを狙うが、甲田が避けてチェリーがのの子のバックを取る。バックの取り合いからのの子が突き飛ばすとチェリーが甲田に躓いて倒れたところをおねえさんとのの子がフォールしチェリー失格。

 のの子はおねえさんにパイグリー。ゆうなが登場しのの子とお姉さんをミドルキックで倒し、お姉さんにかかと落としからフォールものの子がカット。
 ゆうながエルボーも、のの子はボディアタックでふっ飛ばし、ゆうなはのの子を突き飛ばすとのの子はコーナーの甲田を潰す。
 ゆうなはのの子へビッグブーツから場外へ投げようとするが、そのすきにおねえさんが甲田をフォールしおねえさんがアイアンマン王者へ。もつれるのの子とゆうなを入場した坂崎が突き飛ばし、二人まとめてOTR。のの子とゆうなは失格。

 坂崎がお姉さんを首投げ連発からフォールも2。坂崎がロープに振ってバックエルボーからヘッドロック。ヘッドロックの応酬となる中瑞希が入場。坂崎がDDTから魔法少女スプラッシュ。お姉さんをフォールも瑞希がカット。

 坂崎が瑞希を蹴りつけエプロンに投げると、お姉さんに左右のエルボー連打からローリングエルボー。避けたお姉さんに再度エルボーからローリングエルボー。倒れたおねえさんを引き起こしてDDTを狙うが、お姉さんは担いでバックフリップ。そこを瑞希が丸め込むが2。
 瑞希はキューティースペシャルでおねえさんをフォールし3カウント。瑞希がアイアンマン王者へ。

 まほが入場し瑞希にトーキックから噛み付き攻撃。さらにランニングネックブリーカーからフォールも坂崎がカット。坂崎は突進してくるまほを避けて、トーキックからヘッドロック。そのまま走り込むがまほはスリーパーから噛み付き攻撃。ここでマリカが登場。

 坂崎はまほを河津落としも、そこへマリカがドロップキック。まほにマシンガンチョップもまほはその腕に噛み付いてスリーパーからバックブリーカー。フォールも瑞希がカット。ここで辰巳が入場。

 瑞希はまほにおてんばダッシュから弓矢固め。辰巳がドラゴンリングインもそこへ坂崎がトーキックを叩き込み走り込むが、辰巳はヒップアタックで迎撃し瑞希の弓矢固めをカット。

 瑞希をロープに振りヒップアタックからエルボードロップを投下しフォールも坂崎はカット。
 辰巳は坂崎をロープに振りそこへまほが串刺しエルボー。辰巳も串刺しヒップアタック。
 まほがマリカにエルボーも、マリカはフライングクロスチョップを叩き込んでコーナーに登ると正面にまほが登りマリカを場外に落下させマリカ失格。ここで中島が入場。

 中島は辰巳にドロップキックからまほをカニばさみで倒し二人まとめて619。
 辰巳は中島に低空ドロップキックからまほとダブル攻撃を狙うが、ロープを掴んで耐えた中島が走りこんできたまほをエプロンに落とすと、そこへ辰巳がヒップアタックを発射。中島が避けてまほに誤爆しまほがOTR。ここで山下が入場。

 山下が中島にソバットから坂崎にバックブリーカー。山下にソバットからハイキックも、辰巳はドラゴンスクリューで迎撃し中島に走り込むが、中島は坂崎と合体前方回転エビ固め。これで辰巳は失格。坂崎と中島が抱き合い喜ぶ中、優宇が入場。

 優宇は次々ショルダータックルでなぎ倒し、山下とエルボーの打ち合い。優宇が逆水平チョップからロープに飛ぶが、山下が追走ニーから走り込むも、優宇がダブルチョップからアバランシュホールドを狙うが、着地した山下が胴回し回転蹴りから二弾蹴り。さらに串刺しニーも、優宇が避けて山下はエプロンに落下。優宇がチョップを叩き込み山下が場外に落下し失格。

 中島と坂崎が優宇に串刺し攻撃を狙うが、優宇はショルダースルーで二人をエプロンに落下させると、その二人へ瑞希が串刺しクロスボディで落下させる。ここであずさが入場。

 優宇がみずきにアンクルホールド。あずさは一歩一歩リングに近づき、リングインすると優宇をフォールも2。
 あずさは次々サミングから優宇をコーナーに振り、瑞希もコーナーに振ると串刺しバックエルボー。さらに走り込むとXファクターからフォールも優宇がカット。あずさは優宇へトラースキックから膝へのトラースキック。さらに顔面にトラースキックから走り込むが、優宇はサイドウォークスラムでフォールし3カウント。あずさは失格。

 瑞希はドロップキックからエルボー連打。優宇はチョップ一発で形勢逆転するも、瑞希はカサドーラも2。瑞希はダイビングフットスタンプからフォールモ2。瑞希はコーナーに登ると、ダイビングクロスボディも、キャッチした優宇がパワースラムで叩きつけフォールも2。優宇はぶっこ抜きアバランシュホールドを狙うが、着地した瑞希がカニバサミクラッチ。返した優宇が走り込んできた瑞希を一本背負いで叩きつけてスリーパー。そのまま片羽絞めで捕らえ瑞希がギブアップ。優宇が勝利し、アイアンマン王者へ。

第1試合

 飯野は握手を要求するが吉村は拒否。先発は飯野と上野。上野がバックを取っていくが、飯野はリストを掴んで捻り上げていく。上野はヘッドロックで捕らえていくが、飯野は切り返しリストロック。上野はこれを抜けて距離を取る。

 ロックアップから飯野がヘッドロックで捕らえショルダータックル。両者タッチ。
 岩崎がビッグブーツを叩き込み、吉村のチョップと撃ち合い。吉村がチョップ連打からロープに飛ぶが、岩崎が追走ニーからロープに振ってミドルキック。倒れた吉村の背中にサッカーボールキックを叩き込み飯野にタッチ。

 飯野はチョップからハンマーブロー。ボディスラムを狙うが、吉村は耐えてハンマーブローからストンピング連打。コーナーに叩きつけてチョップ連発からボディスラム。吉村はコーナーに叩きつけて上野にタッチ。

 上野は串刺しバックエルボーから首投げで倒しストンピング。フォールも2。上野はハンマーブローからキャメルクラッチ。飯野はロープへ。上野はストンピングからコーナーに叩きつけて吉村にタッチ。

 吉村はチョップからロープにくくって胸へのハンマーブロー連打。吉村は踏みつけフォールも2。
 飯野はチョップで返すが、吉村は膝蹴りからブレーンバスターを狙うが、逆に飯野がブレーンバスターで叩きつけて岩崎にタッチ。

 吉村は岩崎をコーナーに振り、そこへ上野が走り込むが岩崎は避けて吉村に串刺しニーから上野にバックドロップ。吉村にローキック連打からミドルキックで倒す。
 吉村のチョップと岩崎のミドルキックの打ち合い。岩崎のミドルキック連打から延髄斬り。岩崎は走り込むも吉村はボディスラムで迎撃し上野にタッチ。

 上野はランニングバックエルボーから串刺しバックエルボー。上野はロックボトムからフォールも2。
 エルボー合戦から上野がエルボー連打。走り込むも岩崎はニーリフトで迎撃し飯野にタッチ。

 上野はそれぞれにチョップも、飯野はエルボーから岩崎がミドルキック。飯野は串刺しボディスプラッシュからフロントスープレックス。岩崎がPKから飯野がエルボードロップを投下しフォールも2。飯野はスピアーも上野は避けてミサイルキック。上野は吉村にタッチ。

 チョップ合戦から吉村がロープに飛んでショルダータックル。さらにショートレンジラリアットで倒しフォールも2。
 吉村と上野はトレイン攻撃からフォールも2。上野がミサイルキックも飯野が避けて吉村に誤爆。飯野が上野にスピアーから岩崎が吉村にコンビネーションパンチから浴びせ蹴り。飯野が吉村にバックフリップからフォールも2。
 飯野は走り込むが、吉村はパワースラムで迎撃しラリアット。フォールも2。吉村は正念場で3カウント。

<試合後コメント>
吉村直巳&上野勇希
――両国国技館でオープニングマッチを行ったわけですが如何だったでしょうか
上野「ものすごい試合だったんですけど、いや、強すぎる。デカいし力もあって、今日はパートナーもいたんで勝ちましたけど、強すぎます。僕ももっと頑張らないとと思いました」
吉村「俺にとっては全然相手じゃないけどね。アイツは重いだけ、デカいだけや」
上野「これからDNAで奥田選手とか吉村選手が戻ってくるかはわからないですけど、飯野がDNA参戦っていうのはすごく大きいですね。僕も負けないですよ。飯野にはデビュー戦勝ったんで、これからも負けずに。これからも僕もDNAを大きくするためにも飯野も一緒に頑張っていきます」
吉村「コイツも色々言ってるけど、飯野も、コイツも、他のやつも、死ぬほど練習してこい。俺の相手になるよう精々頑張ってな
上野「死ぬほど練習してきます!今日はありがとうございました!」


岩崎孝樹&飯野雄貴
――両国国技館でオープニングマッチを行ったわけですが如何だったでしょうか
岩崎「去年も出させていただいたんですけど、今日は頑張ろうと思って」

――飯野選手、両国国技館でデビューしたご感想を
飯野「やっぱ結構、デビュー戦のことで緊張も不安もあって……楽しんでやっていこうと思ったんですけど、やっぱ自分の出しきれるパワーを出してなかったですし、もっと楽しんでやっていきたいと思います。今も全力でやってるんですけど、もっと全力でやっていきたいと思いました。反省ばっかですね」
岩崎「一つだけ。奥田啓介、テメェが仕事がないからDNA来てんだろ?テメェの団体が凍結して仕事がねぇからウチに来てんだろって。偉そうなこと言ってんじゃねぇって。俺が受けて立つよ。テメェに仕事与えてやるよ。それだけ!」

第2試合

 ササダンゴが『我々がプロレスをやめられない理由』というプレゼンを開始。達成感を感じる瞬間のためにプロレスをしているササダンゴは、勝ったときではなく打ち上げが9割。だが個人競技なためチャンピオン以外楽しくない。レスラーが打ち上げを楽しめるのは全員チャンピオンで料理が沢山頼める孤立しづらい空間を作るため作られたのが10人タッグマッチのベルト。

 大石軍は知名度のためLiLiCo軍へ。大鷲軍の鍵は平田。平田のTOKYO GOがオリジナル音源化に成功しUNIVERSEでも流せるようになった。
 平田を観客全員でジャンプし喜ばせて、そのすきにLiLiCoが丸め込む算段へ。これでプレゼンは終了。

 試合が開始し平田が入場するが、曲が途中で止まり試合が開始。リング上で乱闘を繰り広げる両軍に、平田が「おいお前ら、なん・・(会場を見渡しスタンディングオベーションが起こると平田は喜ぶ。さらに大平田コールがおきる)そこまで言うならしょうがない、いくぞー、お前らは―!なんなんだよ(ぴょーん)」とジャンプしたところでLiLiCoがスクールボーイも2。

 大ブーイングの中場外乱闘へ。
 赤井とビアードがエルボー合戦からミドルキックの打ち合い。ビアードが左右のコンビネーションキックからロープに飛ぶが、赤井が追走ビッグブーツから走り込む。ビアードのソバットから赤井のハイキックを巻き込んだビアードがバックドロップからフォールも平田がカット。

 ビアードはブレーンバスターを狙うが赤井が首固めもLiLiCo軍がカット。

 LiLiCo軍がヘッドロックから中央で衝突させようとするが、これは同士討ちし各々股裂き状態へ。ヨシヒコが大石にウラカン・ラナを狙うも、大石がパワーボムでヨシヒコを叩きつけ、シャープシューターを狙うが、ヨシヒコが逆にアンクルホールドで捕らえる。これはLiLiCo軍がカット。

 ササダンゴがヨシヒコにストンピングも、赤井がササダンゴを場外に投げ捨て、大鷲は大石をコーナーに振り大鷲軍がトレイン攻撃。
 平田が大石は走り込むが、大石はナックルで迎撃し、大石がスパインバスターからLiLiCoがキャメルクラッチ。その平田の顔面へ大石がドロップキックを叩き込み大家にタッチ。

 大家はバックエルボーも平田が避けてヘッドシザースホイップ。平田は大鷲にタッチ。
 大鷲は次々ビッグブーツから大石にドラゴンスクリュー。ササダンゴが大石にドロップキックからバックを取るが、大鷲がバックを取り返し、そこへジョーイがキャンディーアタック、ササダンゴはマスクを脱いでこれを避け大鷲にキャンディーが誤爆。ササダンゴはマスクを被り直すと、ライアンはマンハッタンドロップからチ●コ投げ。
 ライアンはLiLiCoの腕をつかむとチ●コ投げを狙うが、これは全員で外そうとするが、ライアンはプロテインを飲んで全員をチ●コ投げ。だがLiLiCoだけこれを離さず、逆にライアンの指を自分の股間に突っ込みマ●コ投げ。
 平田がLiLiCoに手刀を叩き込んで倒すと、GOメガネを装着。

 全員GOメガネを掛けリングで踊りながら闘う。踊り終わるとLiLiCo軍がスクールボーイも2。LiLiCo軍が走り込むと、大鷲軍がドロップキックで迎撃し、ヨシヒコが大石にフランケンから場外へ投げとばす、平田が大家に走り込むと、平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めもこれを返した大家が炎のスピアーを突き刺しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>
大鷲透&平田一喜&ジョーイ・ライアン&赤井沙希&ヨシヒコ
大鷲「オイ!オイ!何してんだよお前よ!両国大会の!しかもタイトルマッチなのに!いつもと一緒じゃねぇかァ~!!」(机を叩いて怒りを露わにしながら)
平田「そう言っても、アナタたち……ノリノリで踊ってたじゃないですかぁ~!!」
(赤井、ジョーイは「そんなことはない」と口々に拒否)
大鷲「ハイハイ、私がノリノリで踊りました!」(挙手)
赤井「私もノリノリで踊りました!」(挙手)
ジョーイ「Yes!! Yes!!」(挙手)
(ヨシヒコも無言で手を挙げる)
平田「えぇ……じゃあ、私が一番ノリノリで踊りました」(挙手)
全員「どうぞどうぞ」
大鷲「じゃ、後は任せるから」
(平田を残して大鷲、ジョーイ、赤井、ヨシヒコは退席)
平田「うそぉ……あの、一つ良いですか。お前らなんなんだよぉ。ジャンプ、飛びすぎ。最高でした」


LiLiCo&レディビアード&スーパー・ササダンゴ・マシン&大家健
(大石は第三試合のライブ中のため欠席)
ササダンゴ「DDTの10人タッグ、DDTを代表する5人組に我々がなったということで。5人というのは、昔の中国の戦国時代から5人組というのがありまして、闘うための、戦争をするための最小の構成だそうです。何を意味しているかというと、これは!DDTの寄せ集めカードではないということです!」(強く机を叩く)
大家「そうだよ!!!」
ササダンゴ「俺達は!!5人組の!!DDT代表だ!!だから!!全団体の5人組!!全団体の余り物たちに通告する!!俺達に、挑戦してこい!俺達がDDTらしい試合をしてやるから、各団体であぶれてる奴ら、5人まとめてDDTまで挑戦してこい!」
大家「挑戦してこいやオラァ!!!!受けてやるよオラァ!!!」
ササダンゴ「どこの団体の挑戦だって受けてやるよ!新日本だってなぁ!NOAHだってなぁ!全日本だってなぁ!」
大家「WWEでもいいぞオラァ!!!」
ササダンゴ「余ってる5人組、かかってこい!」
LiLiCo「毎回すげぇ防衛しようぜ!オイ、何食べてぇんだ?」
ササダンゴ「創作中華が食べたいです!!」
LiLiCo「オッケーイ!!」
ササダンゴ「黒猫夜の創作中華が食べたいです!!」
LiLiCo「いいよ!決定!なんでも来い!朝まで行くぞ!」
大家「オイオイオイ!!全団体オラァ!!かかってきやがれオラァ!!俺達5人は最強の5人なんだよオラァ!!」
ササダンゴ「そうだ!!誰が負けても傷つかねぇ5人だ!!」
大家「プロレスラーだけじゃなくてもいいぞ!!」
ササダンゴ「……いや、それは」
大家「プロレスラーだけか?!プロレスラーだけかオイ?!」
ササダンゴ「以上だ!!2017年下半期KO-D10人タッグがプロレス界の話題を良くも悪くも頂戴していくからな!!」

第3試合

 
 NωAがオリジナル曲のメドレーで登場。イケメンもたっぷりリングを周り入場する。両者の入場で5分以上が経過。

 やっと試合が開始し、イケメンがコーナーで倒立しコールを促すが、勝俣が殴りかかりグラウンドに引き込むとナックル連打からショルダータックルで倒す。すぐに立ち上がったイケメンに歓声が飛ぶが、勝俣は再度ショルダータックルからボディブロー。勝俣はストンピングから走り込むが、イケメンがリープフロッグも勝俣はブーメランアームホイップ。それでもすぐに立ち上がりイケメンに勝俣はドロップキックを叩き込み、トペアトミコに見せかけリングに戻る。
 イケメンはなかなかリングに戻らず、しびれを切らした勝俣が場外に降りハンマーブローからリングに投げ入れる。イケメンはそのまま花道に転がり、勝俣はそれを追うと、イケメンはロープの反動を使いラリアット。さらに花道に向かってのムーンサルトDDT。

 リングに勝俣を投げ入れるとイケメンクラッチも2。
 勝俣はチョップ連打もイケメンはビンタを叩き込んでボディスラム。イケメンは再度イケメンクラッチも2。
 イケメンはコーナーに押し込みナックルからコーナー下にセットし、アラビアンプレスからフォールも2。
 勝俣はイケメンをコーナーに振ると「不細工!」と串刺しエルボーも、イケメンはこれを避けて走り込むが勝俣は足を伸ばしてカットしブーメランミサイルキック。勝俣は延髄斬りからDDT。さらに低空フランケンからフォールも2。

 勝俣は串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたイケメンがコーナーに登る。そこへ勝俣がドロップキックを叩き込みイケメンは場外に落下。そこへ勝俣がコーナーに駆け上がりプランチャを投下。
 リングに戻り、勝俣が「アイドルクラッチ!」と叫びデルフィンクラッチも2。
 勝俣はコーナーに登りダイビングクロスボディ。キャッチしたイケメンがコーナーに逆さ吊りにすると、顔面に水面蹴りを2連続で叩き込み、リングに転がすと勝俣はなかなか起き上がらない。イケメンはコーナーに登りスワントーンボムを投下。これでフォールも2。
 イケメンは再度コーナーに登ろうとするが、足を掴んだ勝俣へナックルからコーナーに登ろうとする。それでも腕を離さない勝俣が膝立ちでエルボー。イケメンは髪を掴んで引き起こすと、勝俣はビンタ連打から走り込むが、イケメンが顔面にトラースキックを叩き込み迎撃。イケメンが走り込むと勝俣がトラースキックで迎撃し、再度トラースキックからハンマーブローで倒しフォールも2。勝俣はバズソーキックからフォールも2。
 勝俣はコーナーに登るとファイヤーバードスプラッシュ。フォールも2。

 勝俣は再度コーナーに登るが、イケメンは転がってエプロンに出ると、延髄斬りから飛びつき雪崩式フランケン。さらに走り込んできた勝俣にアックスギロチンからフォールも2。イケメンはファルコンアローからフォールも2。
 イケメンはイケメンサルト2連発からイケメンクラッチ。これで3カウント。

<試合後コメント>
勝俣瞬馬
――両国でイケメン選手とシングルマッチをやりましたが、如何だったでしょうか
「チャンスだったのに!自分の大一番だったのに……クソォ……。先輩ですけど、同世代、同い年イケメン選手と両国で、元SMASHの練習生の僕と、SMASHでデビューしたイケメン選手とシングル出来たことは非常に良かったと思います。3年の差を縮めることはできなかったけど、またイケメン選手とやりたいなと思いました」


黒潮“イケメン”二郎
――元SMASH時代に共に練習生だった勝俣選手とこういう形でシングルマッチが実現したわけですが
「昔だったらただただ『考えられなかった』の一言につきますね。だって、団体も違えば、育ちしか一緒じゃない。まあ、年齢も一緒か。仕事としては一切交わると思ってなかった。俺も勝俣選手も、ラッキーだと思ってくれてたら光栄です。今年も両国で試合が出来てよかった!まだまだこれからもよろしくお願いします!」

第4試合

 先発は高尾と石井と宮本とMAO。順々にチョップを打ち込んでいくと、MAOが石井のチョップを受けたくないのか石井に返していく。すると全員がMAOにチョップを打ち込んでいき、ヘッドロックの数珠繋ぎから高尾と石井がショルダータックル。MAOに3人でガットショットから宮本と高尾が腕を掴んで羽交い締めにして石井がチョップを振りかぶるが、MAOが足を伸ばしてカットし宮本と高尾を二人まとめてホイップ。全員タッチ。

 ベイリーとイサミ、鼓太郎とカズになるが、カズに集中砲火からサンドイッチドロップキック。ベイリーと鼓太郎がイサミにダブルガットショットから、お互いにガットショットもキャッチ。
 鼓太郎が蹴り抜き走り込むが、ベイリーがドロップキックで迎撃するがイサミがベイリーを蹴りつける。だがベイリーはイサミをコーナーに振り串刺しニー。ベイリーが場外へ飛ぼうとするが、カズがカットしカズと石井がプランチャ。そこへ鼓太郎がトペを発射し、高尾にベイリーとMAOがドロップキックで場外に出すとMAOとベイリーがコーナーに登り場外へのダブルムーンサルト。

 ヤンキー二丁拳銃がリングに戻り、ベイリーを蹴りつけイサミが8×4から宮本が串刺しダブルニー。さらに串刺しサンドイッチドロップキックからイサミがダイビングダブルニーも、避けたベイリーが宮本にジャンピングニーからイサミにコサックキック。高尾はベイリーに左右のエルボーからベイリーがトーキックで返しミドルキック。すぐに立ち上がった高尾が延髄斬りからトラースキックを叩き込むと、石井が出てきて強烈なチョップ。石井はロープに振ってバックエルボーも、鼓太郎が出てきて掌底を放つが巻き込んだ石井が膝蹴りからオーバーヘッドキック。避けた鼓太郎がコンビネーションエルボーからローリングエルボー。

 カズが出てきてナックル連打からロープに飛ばすが、鼓太郎はビットを放つがカズが避けて宮本はハンドスプリングエルボー。これを鼓太郎が避けたところへカズがハンドスプリングレッグラリアートも、避けた鼓太郎がビット。避けたカズへ宮本はハンドスプリングエルボーも、避けたカズが二人まとめてハンドスプリングエルボー。

 MAOが出てきてカズがハンドスプリングレッグラアートから石井が低空ドロップキック。さらにフィッシャーマンバスターからフォールもイサミがダイビングダブルニーでカット。
 カズとイサミがナックルの打ち合いからイサミが「ボディがお留守だぜ」とボディブロー。カズはジョン・ウーから走り込むがイサミはショルダースルーでエプロンに出して延髄斬りからブレーンバスターを狙う。着地した石井がバックエルボーからラリアットも、イサミは避けて場外へトペ。宮本が走り込んで石井にハンドスプリングオーバーヘッドキックからイサミがトラースキックを叩き込み、宮本がファイヤーサンダーを狙うがそこへ鼓太郎がビット。

 高尾がMAOをコーナーに振って串刺しエルボーから鼓太郎が串刺しニー。さらに地獄の断頭台から高尾がトラースキック。フォールも2。
 MAOが交互にエルボーから走り込むが、高尾がカニばさみで倒し鼓太郎がファンネル。高尾がジントニックを狙うが、ベイリーがミドルキックでカットしMAOが丸め込むが2。ベイリーがハイキックも避けた高尾がエルボー。MAOのハイキックも避けてエルボーも、MAOとベイリーはダブルのハイキックからサンドイッチ旋風脚。フォールも2。

 ベイリーは高尾へ串刺し旋風脚からダイビングダブルニー。避けた高尾へMAOがファイヤーバード、高尾が避けて着地したところを鼓太郎がエンドレスワルツ。返したMAOへ高尾がエンドレスワルツで3カウント。

<試合後コメント>
カズ・ハヤシ&石井慧介
――両国国技館大会、こういう試合形式で戦ってみて如何だったでしょうか
石井「今日は勝てなかったですけど、これからいろんなものが見えてくると思いますし。まあ勝てなかったのは残念ですけど、まだまだ全然ハヤシさんと組んでいきたいですし、これからもよろしくお願いします!」
カズ「あぁ、クソッ!ダメだったなぁ。また頑張ろう!」(握手)


鈴木鼓太郎&高尾蒼馬
鼓太郎「今日は勝ててよかったよ。前もってね、『俺公認で使っていいよ』って言ってたんで、最高の舞台で出してくれたんで、言うことはありません」
高尾「公認って言ってもらったんですけど、元は俺が勝手に使って、それがバレて、鼓太郎さんに会ったときに話して『使っていいよ』ってことで、今公認って言っていただいたんで」
鼓太郎「これから記録としては、『鼓太郎公認エンドレスワルツ』ですね」

――今日の試合は勝ったわけですが、今後鼓太郎選手とタッグを継続していこうとは思いますか
高尾「そうですね。実力のある選手だし、どんどん組んでいきたいですね」
鼓太郎「今日の4チームの中で俺らが一番歴浅いっていうか、初めてだから。それで勝てたのは、誇っていいでしょう」
高尾「これから勝手に師匠って呼ぶんで。師匠!ありがとうございます!」
鼓太郎「おう!頑張れよお前、次も!次はね、高尾公認の何かをもらわないと(笑)」
高尾「師匠に取られます!」(満面の笑み)
鼓太郎「なんか考えといて」

マイク・ベイリー&MAO
(ベイリーがMAOを労りテーブルの上にうつ伏せに寝かせ、マッサージをしながらコメント開始)
ベイリー「MAOは本当によく頑張ってくれた。最高のパートナーだ。ありがとう、ありがとう!」
MAO「DDTプロレスリングさんは、なんか、この大会は大きなテーマを持って変化をつけにかかって来てるなって思うんですけど、変えたいなら僕とベイリーさんをずっと組ませてもっと経験値を積ませてくださいよ。そしたら、二人でプロレス界荒らせるようなパートナーだと思うんで、会社はもっとMAO&ベイリー組を増やして下さい。以上!今日何が起こったか知らないですけどね、またこんなのがあったら経験値を積んだ僕達が全員蹴り倒します」

第5試合

 東郷たちが急襲し場外乱闘で試合開始。
 アントンが坂口にバイオニックエルボーを狙うが、坂口は蹴り飛ばしカット。
アントン「ちょっと待ってくれ今のローキックってやつ?すごい痛すぎて俺の左の太ももが断裂とともに、尿道に結石がパーっと来て激痛無理。試合続行できませんギブア、後生だから待ってくれ。せっかくの両国大会このままで終わるわけにはいかない。昨日徹夜で考えてきた昔話があるんだけど、それを聞いてもらってそしたら速やかにムダな苦労なくギブアップしますごんぎんつね!」

 坂口は無視してボディブローからハイキックを叩き込みフォールも2。坂口は高梨にタッチ。
 高梨は鼻を掴み、KUDOがミドルキック。
アントン「今のKUDOのミドルキックで乳首が取れかかっているからもうひと押しですごいことになってしまう、お前なら聞いてくれるだろう高梨!一緒に両国で何回も闘った中じゃないか!ごんぎつね!『いやーここが両国か、そうだ、せっかくだから両国の国技館て俺のフェイバリット相撲レスラーである稀勢の里さんに挨拶しに行こう。コンコン狐だけにコンコン、ここは両国国技館ですか?稀勢の里選手いらっしゃいますか?』『ガチャ、もりもりもりもり、私、膝までしっかりチョコまみれー、食べて~』『お前は!稀勢の里ではなく、たけのこの里!』
 ごんぎつね連打も、坂口はキャッチしガットショット。アントンは左のごんぎつねを叩き込み東郷にタッチ。

 東郷はナックルとチョップを交互に高梨に叩き込み、フロントスープレックスからフィストドロップ。東郷はヤスにタッチ。

 ヤスはガットショットから首投げで倒し、低空ドロップキックを顔面に叩き込むとフォールも2。
 ヤスは脇固めからナックルを叩き込んで、アントンにタッチ。

 アントンはホイップしてフォールも2。アントンはボディスラムから東郷にタッチ。
 東郷はシルバーブレッドからロープに振ってドロップキック。フォールも2。
 東郷はスリーパーも、高梨はエルボーで逃れ走り込むが東郷はショルダータックルで迎撃。東郷は腕を捻ってヤスにタッチ。

 ヤスは背中にエルボーからロープに振ろうとするが、耐えた高梨をロープに乗せるとヤスはその背中にドロップキック。リングに落下した高梨を担ぐが、着地した高梨がトーキックから走り込むもヤスはツームストンの体勢に。高梨は丸め込むと、返された反動で坂口にタッチ。

 坂口はジャンピングニーからミドルキック連打。フォールも2。
 坂口が腰投げからPKも、避けたヤスが低空ドロップキックを叩き込み東郷にタッチ。

 東郷と坂口は額を擦りつけあい睨み合うと、東郷のナックルと坂口のエルボーの打ち合い。坂口のミドルキックと東郷のナックルの撃ち合いになり、打ち勝った坂口がローキックからPK。東郷がキャッチしクロスフェイスを狙うが、坂口は切り返し三角絞め。東郷はそのままフォールも2。
 坂口はジャンピングニーも、東郷は倒れずラリアット。両者ダウン。両者タッチ。

 KUDOとアントンがエルボー合戦からKUDOが膝蹴り。アントンがロープに飛ぶが、KUDOが追走ニーからスワンダイブダイビングダブルニー。フォールも2。

 KUDOはコーナーに振ると、高梨がアントンをコーナーに乗せて坂口が神の右膝。さらにKUDOが断崖式ダブルニーを狙うがヤスが正面に登ると高梨がヤスを落としにかかる。KUDOがヤスとアントンを二人まとめて断崖式ダブルニーからフォールも2。

 KUDOはダイビングダブルニーもアントンが避けて、東郷がKUDOにラリアットからヤスがスパインバスター。さらにアントンと東郷がダブルのスーパーキックからフォールも2。
 アントンがリバースDDTからコーナーに登りダイビングフィストドロップ。これを下から蹴り上げカットしたKUDOがエルボーとミドルキックを交互に叩き込み、コーナーに押し込む。アントンはダブルのナックルパートで押し返しバイオニックエルボーからフォールも高梨がカット。

 ヤスがKUDOにツームストンパイルドライバーからアントンがダイビングフィストドロップ。フォールも2。
 坂口が東郷に走り込むが、東郷は坂口をショルダースルーで場外に出しウルトラタイガードロップ。ヤスは高梨にプランチャ。
 アントンはKUDOに左右のナックルパートからドラゴンスープレックスホールド。これも2。
 アントンは卍固めを狙うが、KUDOが抜けて高梨がトラースキック。坂口が串刺しニーから高梨がタカタニックを叩き込み、そこへKUDOがダイビングダブルニーを投下。フォールし3カウント。

<試合後コメント>
酒呑童子
高梨「やったぁ!防衛だぁ!アニキ!(乾杯を求める)酒は今日は確実に美味いんじゃねぇか?いつもうめぇけどよ、両国で飲む勝った後の酒は本当に最高だぜ!なぁ、兄弟?!」
坂口「いやぁ最高だよ。最高の酒が飲めるよ」
KUDO「今日はもう、飲み続けよう!」
高梨「今日は朝まで飲んじゃうよ?対戦相手、強敵だった!けどな、その強敵を倒して飲む酒ってのはうめぇんだよ!おう、なんだ坂口よぉ。なんか続きあるみてぇな表情してよ!来るんならなぁ、いつだって坂口がやってやるからな。楽しみにしとけよ!」
坂口「ちょっかい出しやがってよ。そんな気になるならサシでやってやるよいつでも。勝負着けてやるよ」
高梨「テメ、コラ。この後の試合、俺らは知らねぇけどよ、結婚だか全権だか賭けてよ、どっちが勝つんだかしらねぇけどな、誰がリング上の権限持ったってよ、俺達の関係を壊すことは出来ねぇ。俺達の存在を帰ることは出来ない。それは誰が力を持っていたって一緒だ。リング外でなどんな力持ってたってな、本当の力ってのはこのチャンピオンベルトだ!ユニットの象徴である6人のベルトはよ、今も昔もこれからも酒呑童子が持ち続ける!なぁ、アニキ?いってやってくれ!」
KUDO「誰でも良いよ、誰でも挑戦してこい。俺らはチャンピオンだ!」
高梨「以上ォ!

第6試合

 お互い睨み合い中央に歩を進めると、チョップの打ち合いから三四郎がトーキックからスタナーを狙うが、ディーノが耐えてエクスプロイダーの体勢も三四郎が突き飛ばしドロップキック。ここで三四郎の凶器として有刺鉄線バッドが持ち込まれる。

 三四郎はフルスイングも、避けたディーノがソバットから有刺鉄線バッドを奪いフルスイング。ここでディーノの凶器である有刺鉄線電動マッサージ器が持ち込まれ、ディーノの有刺鉄線電動マッサージ器と三四郎の有刺鉄線バッドでチャンバラ。ディーノが打ち勝ち、三四郎の尻に有刺鉄線電動マッサージ器がぐりぐりされると、そのままコスチュームの中に突っ込まれホイップされる。さらにマッサージ機の上からディーノが腰を振るが自分の股間にもダメージ。ディーノがナイトメアからフォールも2。ここで三四郎の凶器の婚姻届ボードが持ち込まれ、ディーノが困惑。

 三四郎はコーナーに振り串刺しバックエルボーからリバーススプラッシュ。リングにイスが投げ込まれ婚姻届ボードがセットされると、三四郎はボードにディーノをデスバレーボム。ディーノは婚姻届をぶち抜くが、三四郎はディーノの手を掴み婚姻届にサインをさせる。ここでディーノの凶器である三四郎の高級時計がリングへ。

 三四郎が抗議をするが、ササダンゴが高級時計で殴りかかり、ディーノが高級時計を股間に入れてからリングに落とす。そこへ有刺鉄線バッドを持ち出し、振りかぶるが、これは直前で止め、再度直前でとまるも、容赦なく滅多打ち。そこへ『ケンドーカシンvs百田光雄 with 百田家』が三四郎の凶器として入場。試合中にもかかわらず試合が始まる。

 百田がカシンにチョップからヘッドバッド。ディーノは百田を、三四郎がカシンを振ろうとするが、それぞれ振り替えしエルボーから、カシンがフェアリー日本橋の魔法のステッキを持ち出し魔法で三四郎をホイップ。百田がカシンの背中にハンマーも、カシンはエルボースマッシュで返していきコーナーに押し込むが、百田もチョップで返す。カシンはガットショットも、三四郎がカシンに飛び込み羽交い締めに。力がコーナーに登りセーバーチョップを投下もこれは三四郎に誤爆。カシンが力にストンピングも百田が救出。ここでディーノのオネエ軍団(楽しんご、タクヤ、ゆっこママ)が登場。

 オネエ軍団がカシンにLOVE注入。カシンはレフェリーにガットショットからオネエ軍団の中に叩き込む。レフェリーはオネエ軍団に襲われ、脱がされる中急いでゴングを要求し、カシンvs百田は無効試合へ。

カシン「おい!楽しんご!やり方が汚いぞ!私生活の問題は解決したのか!とにかく、8月27日、全日本プロレス両国大会で決着つけてやる。試合くめ!」
 カシンは力をつれ場外で暴れまわり会場を後にする。

 ここで三四郎凶器としてマッチョ29が登場。ディーノがコーナーで尻を出し、オネエ軍団がマッチョ29のダンスで大盛り上がり。マッチョ29のマッチョマイケルズがリングに入ると、オネエ軍団に襲われあられもないことに。これでマッチョ29は逃げだし、オネエ軍団はそれを追いリングを後にした。

 三四郎はディーノにロンダートカンチョー攻撃。さらにぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターからひまわりボムを狙うが、ここでディーノの凶器として高木三四郎の恥ずかし映像が流される。
 2007年のロフトプラスワンの映像が流され、酔っ払った三四郎がアラれもない姿になっている映像が流れ、ディーノは動揺する三四郎に男色ドライバーからフォールも2。

 三四郎の凶器として、男色ディーノの母八重子が登場。ディーノがコーナーでリングに背を向けぐったりする。
 ディーノが母に殴り掛かるが、母はリップロックから三四郎がスクールボーイも2。三四郎はスピコリドライバーからフォールも2。三四郎はクローズラインからフォールも2。三四郎はシットダウンひまわりボムからフォールも2。ディーンの凶器として三四郎の嫁加代子が登場。

 加代子はコスチューム姿で登場し、三四郎は抱きしめようとするが、加代子はビンタからディーノはスクールボーイ。これも2。
 ディーノはレインメーカー式リップロックから、加代子がコーナーに登りムーンサルトを投下。ディーノはゴッチ式男色ドライバーから漢固めで3カウント。

ディーノ「人生をかけた大一番、勝ったのはこの男色ディーノ様だ!私が勝ったからにはDDTは変わる。いや!私が変えてみせる!私がDDT(母を見て)やりにくいわ、それはやりにくいわ!なんで来たの?えー?」
三四郎「ディーノ、それは、俺のセリフだよこのやろう。ディーノ!全権は、チョット置いとこう。お前は、40年間、育ててきた息子の気持ちがお前にわかるか!」
ディーノ「息子の気持ちは私の気持ちでしょ!育ててきたお母さんの気持ちですよなんだったらマイクでフォローしてる私の気持ち!」
三四郎「そんなことどうだっていいんだよ!育てていたお母さんの気持ちがわかんねーのか、お母さんがわざわざ俺にメールでくれたんだよ。うちの息子、うちの息子になんとかいい人見つけてもらえませんかと。お前このままいったらな、引きこもったまんま、一生アパート暮らしだぞ。だから、ディーノ、結婚しろ。ディーノ、結婚はな、いいもんだよ。守るべき人が、守るべき人ができれば、男はそれだけ成長する。大きくなる。なぁ、そうだろ?加代子?(加代子は一瞥しリングを後にする)」
ディーノ「高木社長、結婚ていいもののようですね(棒読み)」
三四郎「ディーノ、もうちょっと、独身でいてもいいんじゃないかな。お母さん、すいませんでした!お母さん、もうちょっとしたら何となく僕が見つけるんですいません、今日のところはありがとうございました。すいませんでした、大きな拍手!(八重子退場)」
ディーノ「え?八重子の気持ちになると息子は結婚しないって帰っていったの?あんたなかなか鬼ね」
三四郎「ディーノ、そういうことはいいんだよ。そんなことよりディーノ!DDTのな、全権を握るってどういうことだかわかるか?」
ディーノ「なんでしょう?」
三四郎「こいつら、こいつら全員の、全員がお前の肩にのしかかってくるんだよ。お前にその覚悟はあるのか?」
ディーノ「覚悟がなくて、全権欲しいって言うと思う?」
三四郎「よく言った。男色ディーノ、今日たった今からDDTの全権をお前に託す!まあ、難しい数字のことは俺がやるから、DDT!DDTの中身は男色ディーノ、お前が思うとおりにやってくれ!これで、俺も、心置きなく、引退します!嘘じゃー!」
ディーノ「はやい。今日のははやい」
三四郎「大丈夫、大丈夫大丈夫」
ディーノ「何が!」
三四郎「お前がDDTの全権好きにしていいよ。今日からお前が男色ディーノ、DDTのプロデューサーだ」
亜門GM「ディーノ、プロデューサー就任おめでとう!俺もすっげぇ嬉しいよ。これからもGM鶴見亜門とプロデューサー男色ディーノ、二人三脚でDDTのリングをビシビシ指揮していこう。これから二人がDDTのリング面白くしてくんで期待しててください」
三四郎「鶴見亜門GM、あなたは、今日でクビです」
亜門GM「ちょっと待ってください!」
三四郎「DDTには、舵取りは二人もいらねーんだよ。男色ディーノというプロデューサーが出てきたからには、お前はクビだ」
ディーノ「そうですよ急に言われても、私もこういう大勢の前で言ってみたかったのよユーアーファイヤー!はいもう一回ユーアーファイアー!」
亜門GM「いやいやそんな酷い話ないでしょ絶対やめませんからね!」
ディーノ「さっ、つまみ出しなさいよ」
亜門GM「こんな不当解雇訴えてやる。納得してない俺GMだぞ偉いんだぞ!」
三四郎「というわけだディーノ。今日たった今からプロデューサーとしてDDTの梶をとってくれ。ディーノに期待しててくれ!」
ディーノ「さぁこうやって、私がリング上の全権を握りました。そして、私は今ひとつ宣言する。そして、私がここに立っているチョット前までのDDTに、守りに入ってんじゃねーよ。私が!プロデューサーに就任したからには、DDTは攻め一辺倒。攻める姿勢でここまでDDTは大きくなった。大きくなったから守るのかいや違うね。攻めることが正しいことかどうかはわからない。攻める姿勢のままDDTは私が舵を取る。いいよ多分面白くなるからね。あんたたちは、それを見ながらでもかまわない。面白そうだと思ったらまた来てよ。それが私があなたたちに対するケジメの付け方よ」

<試合後コメント>

ケンドー・カシン&百田光雄&力
――今日はカシン選手が希望していた百田戦がこういう形で実現したわけですが
カシン「こういう形って、試合じゃないじゃないですか(笑)責任取って、次の8月27日、全日本プロレス両国大会で決着戦のカードを組んでる。……また来やがってよ!!」(怒り心頭でコメントブースに詰め寄る力へコメントブースの椅子を当奥から投げつけながら)
力「うおぉっ?!」(不意を突かれ椅子が直撃)
(カシンは退席して控室へと歩き始める)
力「カシィィン!!」
(力は鬼の形相で走って追いかけるが、カシンは振り向きざまに力へガットショット。怯んだ力をインタビュー用の机に叩きつけ、どこかへ拉致しようとするが、百田が救出に駆けつけるとカシンは一目散に退散)
百田「野郎!息子をイジメやがって!」
カシン「カミさんの心配しろ!カミさんの!」(遠くから叫ぶ)

(百田親子は改めて着席しインタビューに応じる)
――カシン選手から対戦要求があったのですが、時間的に無理だったということでこういう形で実現したわけですが
百田「カシン選手は前回から俺に突っかかる部分があって、次の国技館大会のことを言ってたけど。俺的にはね、来月愚連隊の試合でカシン選手と当たるんだよ。もうそのときはバッチリ決着っていうかね、ジジイの底力を見せてやるよ。いい選手だけどね、なに、あの手に持ってるの。魔法の……あの、わけわかんないの」

――女子選手が使っている魔法のステッキです
百田「魔法のステッキ……魔法のステッキは、俺ジジイだから魔法は効かないと思うんだよ。だけど、今度こそカシンにギャフンと言わせてやる頑張ります」

高木三四郎
「リング上で起きたことが全てですよ。ホントにもう勝つつもりだったんだけどね。男色ディーノの執念が勝ったというか、男色ディーノも今のDDTをなんとかしなくちゃって思いが勝ったのかな。まあ、DDTの中のね、クリエイティブなことは今後はディーノが舵を取ってやれば良いんじゃないかなって。めんどくさい事務作業とか数字の部分は俺がやるけども、リングのことは男色ディーノに任せますよ。今のディーノなら今のDDTを盛り上げていけると思うんで」

――鶴見亜門元GMの今後については
「やっぱり彼の今のDDTを思う気持ちを上回ったんじゃないかなと思いますね。その差じゃないかと。鶴見亜門GMは、リング上で言った通り、クビです!元々ね、広報業務をやってたし、二つやるのはさ、今の彼には重いんじゃないかなって。彼は彼で色々頑張ってきたけど、まあ、歳だし。やっぱ今のDDTは新しい価値観でクリエイトしていかなきゃいけないし、男色ディーノだったら健全に若い連中を引っ張っていけるんじゃないかなと、そう思いますよ。だから、鶴見亜門GMはクビということで。今までお疲れ様でした。7年間ですかね。まあ、広報業務担当で残るんじゃないですか」

――ディーノさんに全権を任せたわけですが、ご自身は今後どうなさいますか
「経営をね、やりますよ。経営とね、リング上は違うんで。経営とクリエイトな部分を両方やってたから色んな部分で支障が来ちゃったかなって思う部分もあるんで。クリエイトな部分は全部彼に任せるので。一枚一枚チケットを売っていきますよ」

――リング上のことに関わらないというのは旗揚げ以来初めてのことでしょうか
「うん。初めてですね。いや、ホント旗揚げ以来初めて。ちょっと自分の中でもね、やっぱり、ちょっと色々とね、DDTも多様化してブランドも増えてってちょっと限界もあったし、頭脳が一つしか無いから、それが新しい頭脳に変わって、その側をね俺達が守ってあげればいいのかなって。だから清々しい気持ちですよ。リング上のね、そういった部分は任せちゃいます」

男色ディーノ
「ホイ来たー!頭が高いよ。プロデューサー様ですよ」(マスコミ陣に)

――DDTの全権を握ったということで、ディーノ選手のやりたいことについてお聞きしたいです
「なるほどー。まあ、もう見ててもらえば分かるって。そうしか言えないわよねー。見てたら分かるからあんまり言うのも野暮なんだけど、私はプロデューサーの座についてるわけよ。まあ、そういうこと。見てたら分かる」

――今日の試合に関して思うところは
「思うところというか、なんというか……まさかね、あんなに経費をかけることに難色を示すあの人が(ディーノの母親を)実家から召喚していたとは……。それがちょっとホントに予想外。まさかそこまで経費を使ってくるとは思わなかった。……皆にはわからないでしょうね。母親の前で技をかけられる息子の気持ちって。何度も心が折れたわ……。でもまあ、それを繋ぎ止めたのが、私のプロデューサー、全権への執着心でしたね。いい話だぁ」

――お母さんが実家から出てきたということですが、試合には勝ちましたが結婚のことについては
「いや、逆に言うと、この試合に勝ったからしばらくはペンディングなんじゃないかな。そうして欲しい!」

――ここで仰らないにしても、既にもうやりたいことは決まっている?
「まあまあまあ。見てれば分かる!……忠告ね。目を離すなよ~!」

第7試合

 井上マイクがクビになった鶴見亜門元GMに変わりインフォメーション。大槻ケンヂ氏を呼び込む。入江茂弘の入場曲を新曲として作っており、この度完成したという。曲名は『T2』。その曲が収録されたアルバムも発売が決定した。そして大槻ケンヂ氏によるTシャツバズーカが行われた。

 佐々木大輔はパツキンネーチャンを二人連れて入場。彰人が佐々木に握手を求めるも佐々木は拒否。
 リストの取り合いからグランドの攻防へ。彰人がヘッドロックからショルダータックルで倒し、リープフロッグを狙った佐々木をキャッチするが佐々木は腕を刈って倒すが彰人はアンクルホールド。回転して逃れた佐々木がコーナーに下がる。

 佐々木がアンクルホールドも彰人は足を取り返しアンクルホールド。佐々木はロープへ。
 彰人は低空ドロップキックからコーナーに押し込むが、佐々木は担ぎ上げてロープへフラップジャック。エプロンの彰人へコーナー金具を使ったネックブリーカードロップ。
 佐々木は椅子を持ち出し彰人の首にかけるとそのまま鉄柱へ叩きつける。

 リングへ戻ると、佐々木は後頭部へダイビングラリアット。佐々木はリング下からラダーを持ち出し、さらに木の下駄で固定しラダーへの河津落とし。佐々木は自らにもダメージを負うと、うつぶせの彰人にエルボードロップからギターを受け取りダイビングギタークラッシュを狙う。避けた彰人がボディブローからロープに振るが、佐々木はDDTからイスを持ち出しイスへのネックブリーカーを狙うが、彰人が担ぎ上げイスへの足横須賀からイスを巻き込んでのドラゴンスクリュー。
 彰人は佐々木の膝裏に乗りストンピング。さらに佐々木をロープに固定してのドラゴンスクリューから、担ぐとソバットも佐々木はドロップキックで迎撃。

 佐々木はラダーに登るが、彰人はその足へドラゴンスクリュー。さらにラダーとのサンドイッチイス攻撃を足に叩き込み、落下した佐々木にマフラーホールド。佐々木はロープへ。

 お互い髪を掴んで睨み合うと、彰人がラダーを場外に出し、佐々木もイスを場外に投げ捨てる。
 彰人がアンクルホールドから佐々木が切り返すが、彰人が取り返すが立ち上がった佐々木がカサドーラからクロスフェイス。回転して逃れた彰人が足横須賀。さらに足4の字を狙うが、首固めで切り替えした佐々木が急所攻撃からイス攻撃。場外に転がり出た彰人に佐々木はトペ・スイシーダ。ポーリーが客席で彰人を羽交い締めにする中、佐々木がリングにラダーを立ててラダーから場外へのダイビングエルボードロップ。
 
 リングに戻り、彰人をラダーに寝かせた佐々木がミサイルキックも彰人が避けて自爆。彰人はラダーをコーナーに掛けると、佐々木を逆コーナーに乗せてラダーへの投げ捨てキン肉大移動。彰人は足4の字で捕らえるが、佐々木は木の下駄で殴りつけ逃れる。
 彰人は走り込むも佐々木はソバットからNOW OR NEVER。佐々木は彰人をうつ伏せに倒し、その首へラダーを乗せると椅子を持ってコーナーに上がり椅子を使ってのダイビングエルボードロップ。

 机をセットし、そこに彰人を寝かせると佐々木はラダーに登るが、彰人は机を担ぎ彰人を殴ると、佐々木の正面に登る。だが佐々木がスリーパーで捕らえ落下すると、彰人は負けじと髪を掴んでラダーに引っ張り上げると雪崩式足横須賀を机に叩き込む。
 彰人はシャープシューターで捕らえ、ポーリーがカットすると彰人を羽交い締め。佐々木が椅子で殴り掛かるが、彰人が避けてポーリーに誤爆すると、改めて佐々木にイスへの足横須賀を狙うが、佐々木がDDTで切り返し彰人の脳天にギタークラッシュ。
 佐々木がラ・ミスティカ式クロスフェイスからイスを彰人の首に巻き込んでのクロスフェイス。これで彰人がギブアップ。

 佐々木が敗者の彰人の髪へハサミを入れる。さらにバリカンで剃っていき、落ち武者カットへ。彰人はバリカンを奪い、自ら髪を剃っていきリングを後にした。

<試合後コメント>

彰人
「見ての通りですよ。逆に、なんかありますか?」

――こういう結果になってしまいましたが、彰人選手の今後のビジョンについては
「今日、勝つことしか考えてなかったから、今次って言われても出てこないですけど、自分の中では、プロレスを初めて8年。髪を伸ばし続けてきましたけど、これが、髪が長いのがデビューしてからの彰人だったんですよ。今までの彰人は死にましたね。僕がカリスマを成仏させるって言ったんですけど、逆に僕がカリスマに成仏させられてしまった。そんな気分です。けど、ずっとこんなことばっかり気にしてても仕方ないんで、今すぐにって言われても無理ですけど、気持ちを切り替えていこうかなって。ここでへこたれてたらね、せっかく今日応援してくれた、僕の髪の毛を守ってくれって言ってくれたファンの人に申し訳ないから。すぐに前向いて、すぐにやり返していきます。以上です」

第8試合

 先発は樋口と丸藤。樋口は握手を張り落とし、ロックアップからロープに押し込むとクリーンブレイク。だが丸藤はビッグブーツ連発からヘッドロックで捕らえショルダータックル。樋口は受け切り、丸藤が再度ショルダータックル連発も、受けきった樋口が走り込むが丸藤はリープフロッグを狙うも樋口はキャッチしボディスラム。丸藤はコーナーに押し込むが、樋口は入江にタッチ。

 入江はヘッドロックも丸藤は振り子式でフォールを繰り返す。これを離した入江に丸藤はガットショットからHARASHIMAにタッチ。
 HARASHIMAがカニバサミから丸藤が顔面にドロップキック。さらにHARASHIMAがギロチンドロップからストンピング。コーナーに入江を振って串刺しバックエルボーから入江をセカンドロープに乗せて断崖式フットスタンプ。そのまま踏み潰す。フォールも2。

 HARASHIMAは走り込むが、入江は横からショルダータックル。丸藤がカットするが、入江は丸藤を場外に吹っ飛ばすと樋口にタッチ。
 樋口はチョップからボディスラム。チンロックで捕らえ、ロープに逃れようとするHARASHIMAにWARスペシャル。HARASHIMAはロープへ足を伸ばす。樋口は入江にタッチ。

 エルボーの打ち合いを入江が制し、入江がエルボー連打で倒すと中央にセットしヒッププレス。フォールも2。入江は樋口にタッチ。
 樋口はハンマーブローからコーナーに押し込みチョップ。さらにコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたHARASHIMAがジョン・ウー。HARASHIMAは丸藤にタッチ。

 丸藤は側転ドロップキックを叩き込み、コーナーに押し込むと強烈なチョップ。さらに串刺しバックエルボーから走り込むが、樋口はチョップで迎撃し走り込むが、丸藤は追走ラリアット。受けきった樋口がヘッドバッドからぶちかまし。樋口はカナディアンバックブリーカーもHARASHIMAがカット。樋口はエルボーでHARASHIMAを場外に落とすと、丸藤へ串刺しラリアットから担ぐ。着地した丸藤が逆水平チョップを叩きこみチョップの打ち合いへ。

 樋口はコーナーに振って走り込むが、丸藤はソバットからトラースキック、さらにコンビネーションキックと連打し樋口を倒すと、不知火を狙うが樋口は担ぎ上げてアバランシュホールド。樋口は入江にタッチ。

 入江は串刺しラリアットからブラックホールスラム。フォールも2。
 入江はブレーンバスターを狙うが、着地した丸藤がスナップキックからトラースキック。フォールも樋口がカット。
 樋口はエルボーからロープに飛ぶが、丸藤が追走エルボー。樋口も追走エルボーから場外のHARASHIMAへトペ・スイシーダ。さらに樋口がトペアトミコから、走り込んだ丸藤へ入江がラリアットで一回転させる。

 入江が担ぐも、着地した丸藤へバックエルボー。だが丸藤も後頭部にトラースキックを叩き込み、ラリアットでなぎ倒す。両者ダウン。
 HARASHIMAがスワンダイブボディプレスを投下しフォールも2。
 HARASHIMAはミドルキック連打も、入江はキャッチするがHARASHIMAはビンタからミドルキック。さらにファルコンアローからフォールも樋口がカット。

 HARASHIMAはハイキックからリバースフランケンで突き刺し蒼魔刀。入江はこれを避けて、樋口がHARASHIMAの背中に串刺しラリアット。入江が肩車し、樋口がそのままチョークスラムで叩きつけフォールも丸藤がカット。樋口がぶちかましから入江が大暴走。フォールも2。

 入江が走り込むもHARASHIMAは延髄斬り。負けじと走り込んだ入江にジャンピングニーを叩き込んでフォールも樋口がカット。
 丸藤に樋口がラリアットも、丸藤は樋口に虎王。HARASHIMAは入江を担ぐも、着地した入江がローリングエルボー。さらに走り込むが、丸藤がHARASHIMAを踏み台にして虎王から不知火。そこへHARASHIMAが蒼魔刀を叩き込んでフォール。これで3カウント。

HARASHIMA「丸藤さん、やりましたね。僕ら、HARASHI丸藤」
ディーノ「はいおめでとうございますコングラッチュレーション、はじめましてDDTの新プロデューサーに就任した男色ディーノです。ごめんね私も勝利の余韻に浸りたいと思うけど、見てる人にネクストの夢を与えるのも私の仕事なものでね。有り体に言うと次の防衛戦の話ですよ丸ちゃん。何回かDDTのリングに参戦してくれて、でもベルトとったからもうゲストじゃないよね。こっからお腹いっぱいDDTを味わってもらわなきゃと思っているのよ。なので次の防衛戦、最初の相手はわたくし男色ディーノです。それはしょうがないのよ私丸ちゃん好きだし権力持っちゃったしそれはしょうがない。DDTらしさを存分に味わっていただこうと思いまして私のパートナーはこの人にしましたカモーン(三四郎が登場)はいそういうことで最初のそのタッグベルトの防衛戦はわたくし男色ディーノと高木三四郎。あれ?丸ちゃん、あれ?あれれあれれ?これがまだDDTらしさだと思ってる?違うね―、全然違うんですよー。私防衛戦の舞台用意しております、次の防衛戦はこちら!宮地鉄工所、すなわち路上プロレスですね!いいのよいいのよ、プロレスのリングじゃない所でプロレスなんか出来ないって言うならDDT似合ってないそれ返して」
丸藤「おい、まずは皆さん今日はどうもありがとう。おい次の舞台、高木、大社長と後お前ディーノ、数年前に俺の唇を奪いそこねた男色さんだよな」
ディーノ「天下を取り損ねたみたいな言い方やめて」
丸藤「おいここまで来たらな、俺はいいんだ。俺はいいんだけどよ、俺の会社が何て言うかな?」
ディーノ「まあね、会社あってのものだからね言うても。(客席を見て)あら?あらあらあら?そこにいらっしゃるのはプロレスリング・ノアさんで一番偉いウッチーこと内田さんじゃないですか」
三四郎「おい、ディーノ、やめろ(大内田コール)おいお前、そんなさ、ノアさんともあろうお方が、大事な選手を、そんな路上プロレスなんかやらせるわけないって」
ディーノ「そうだよねー。ノアさんが大事な選手を路上プロレスになんか出すわけないよなー」
内田会長「いやあの、すいません、高木社長、男色さん、面白いじゃないですかー!今年のプロレスリング・ノアは、ガンガンチャレンジします、全く問題ないです」
ディーノ「ですって」
丸藤「チョット待てよ!会長、いやすんなり返事しちゃうじゃねーか。俺は今月でプロレスキャリア19年、なあ、そんな、路上で受け身取るためにな、19年練習してきたんじゃないんだよ。でもな、一つだけ言っていいか?一つだけ、めちゃくちゃおもしれーじゃねーか。おいこうなったらな、路上でも工場でも、やってやるよ」
ディーノ「じゃあ、決定ということでよろしいか?OK丸ちゃん、DDTへようこそ!(ディーノと三四郎は満足げにリングを去る」
HARASHIMA「丸さん、頑張りましょう。やりましょう。ちょっとなんかせっかくなんで、僕いつも勝ったらマイクアピールやるんですけど、雰囲気でついてきてください。よーし、次のタイトルマッチ、誰が相手でも必ず防衛してやるさ―(なんでー?)工場でもどこでもやってやるさー!」
丸藤「俺とHARASHIMA選手で、DDTに新しい風を吹かせてやるさ―!」
HARASHIMA「HARASHI丸藤どんどんどんどん、爆発してやるさー!なんでかって、それは、鍛えているからだー!」

<試合後コメント>

入江茂弘&樋口和貞
入江「樋口が獲って、ほとんど樋口が防衛してきたベルト、自分が取られてしまって……。しかも今日は大槻さんが僕のために曲を書いてくれて、絶対に負けちゃいけないのに……ずっと樋口が守ってきてくれたベルトを取られてしまって……」
樋口「違います!」
入江「ホントに、まだまだ。まだまだ。僕はもっと、もっと上を目指すから。樋口はどうすんのかわからないけど、僕は、僕はもっともっと上を目指します。それがどんなやり方かは分からない。それは僕のやり方で行く」
樋口「入江さんが自分のせいって言ってますけど、そんなことはないんです!僕らは、タッグじゃないですか。負けてベルトを落とした原因は自分にもあるので。全然入江さんのせいじゃない。自分のせいでもあります。今日はホントにすみませんでした!」
入江「謝らないで……」
樋口「謝らせて下さい!ホントすみませんでした。ただ、入江さんとのタッグは、すごく勉強になったし、また入江さんは違う形なのかもしれないですけど、自分は自分で上を目指していくので」
入江「僕は、樋口とタッグを組むまでは、生意気な後輩だと思ってたけど、今はもう一緒にチームを組んでくれた感謝しか無いよありがとう!」
樋口「入江さん、自分の方こそありがとうございました!」
入江「アメリカ風に言わせてくれ。……I LOVE YOU!!」
樋口「Thank you!!」

HARASHIMA&丸藤正道
HARASHIMA「ハイ!タッグのベルト獲りましたよ!」

――対戦した入江&樋口組、如何だったでしょうか
HARASHIMA「僕はもう何度も対戦してるし、彼らの力強さ、プロレスの上手さ、強さ、勢い、全部わかってるんで。今日も相変わらず強かったです」
丸藤「素晴らしい選手ですね。別に対戦相手のことを褒めるアレではないですけど、あれだけ大きくて動ける日本人っていうのは、二本のプロレス界にとっても、DDTさんだけじゃなくてもホントに宝だと思うし、機会があったらまたタッグでも、なんならシングルでも面白いんじゃないかと思います」

――HARASHIMA選手、改めて丸藤選手とのタッグは如何だったでしょうか
HARASHIMA「心強いし、楽しかったです!」
丸藤「やりながらワクワクしましたね!」

――早速、DDTの全権を握ったディーノ選手から防衛戦として高木&ディーノ組と工場プロレスでの試合が決定しました
HARASHIMA「僕は工場はやったことないですけど、あらゆる路上を経験してるし、そういうところはすごく楽しみだし、そういうところでタイトル戦を出来るというのは今日の試合以上にもっともっとワクワクしてます!」

――丸藤選手は工場プロレスは未体験だと思います
丸藤「未体験ですねー。工場なんて見学しかしたこと無いし、働くか見学するところだと思ってるので。まあでもうちの会長がやけにすんなり『面白い』とか『やる』って言っちゃったから」
HARASHIMA「良かったですよ~」
丸藤「まだNOAHの会長になってからね、浅いんでね、なんでもかんでもやろうっていう姿勢はすごいんですけど、やるのはこっちですからね(笑)」
HARASHIMA「(笑)」
丸藤「でも、HARASHIMA選手がリング上で『やります』って言ってたし、お客さんのね、声が一番だと思うんで。俺も変にカッコつける必要ないと思うし、全部やらせてもらいます」

――対戦相手のディーノ&高木組はまさにDDTを象徴するタッグですが、二人と対戦することについては
丸藤「工場で二人と試合した後の風景もまた楽しみなので、一回目の防衛戦に関してはいい相手なんじゃないかなと思いますね」

――HARASHIMA選手、ディーノ選手がDDTの全権を握られてDDT自体が変わろうとしていますが、その中でこの二人とやることについては
HARASHIMA「いや、もう、これは新しいDDTが始まるなとワクワクしてますね!」

第9試合


 竹下の入場前、竹下が通う日本体育大学の独特の応援スタイル『エッサッサ』がDNA勢により披露される。

 竹下がヘッドロックからそのままグラウンドに引き込むが、立ち上がった遠藤がショルダータックルを受けきりヘッドロック。竹下はショルダータックルでふっ飛ばし、場外に転がった遠藤へトペを発射。そのまま場外乱闘へ。竹下はエプロンへのブレーンバスターを叩き込みリングへ戻る。遠藤は場外カウント15でリングへ。

 竹下は背中へのエルボーからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしようとした遠藤の足を掴みバックブリーカー。フォールも2。
 竹下は首投げから背中にランニングダブルニー。逆片エビ固めからキャメルクラッチで捕らえる。遠藤はロープへ。

 竹下はエプロンに降りるが、遠藤は倒立キックで場外に落とすとマットを剥がして場外ボディスラム。
 リングに戻り、遠藤が走り込むが竹下が足を伸ばしカットしコーナーに座るが、遠藤が足を引っ張り竹下はそのまま落下すると後頭部をリングに打つ。
 遠藤がストンピングから髪を掴んで引き起こすと、ネックブリーカーからフォールも1。
 遠藤はクロスアームネックロックから後頭部にエルボードロップ。コーナーに押し込みバックエルボー連打からロープを使ってのネックロック。リングに戻りエルボー合戦から遠藤がDDT。フォールも2。

 遠藤がエルボーからコーナーに押し込み顔面にストンピング。竹下が膝立ちでエルボーを打っていき、逆水平チョップも遠藤が逆水平チョップ一発で倒し、走り込むが竹下は豹馬殺し。
 走り込んできた竹下を遠藤はロープをたゆませ落下させるが、遠藤が走り込むと竹下はコーナーに飛び乗りミサイルキック。場外に吹っ飛んだ遠藤へ竹下が走り込むが、遠藤がリングに駆け上りハンドスプリングエルボーも竹下はその背中にドロップキックを叩き込み迎撃。

 竹下はチョップから串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした遠藤に強引にチョップ。竹下は走り込むが遠藤はドロップキックで迎撃し、場外に転がり降りた竹下にノータッチトペ・コンヒーロ。
 
 リングに戻り、遠藤が串刺しバックエルボーからブレーンバスター。さらにその場飛びヴァルキリースプラッシュからフォールも2。
 エルボー合戦から竹下が飛びつきフランケン。串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした遠藤が前転してのエルボーを狙うが、避けた竹下へ遠藤は河津落としからゆりかもめ。竹下はロープへ。

 遠藤は担ごうとするが、耐えた竹下にハンマーブローから再度担ごうとする。耐えた竹下がバックドロップを狙うが、遠藤は体勢を変えて延髄斬り。走り込んだ遠藤に竹下がビッグブーツから旋回式ブルーサンダーも2。

 竹下は投げようとするが遠藤はリバース。竹下はビッグブーツからランニングニーも遠藤は避けてスクールボーイからバズソーキックも、避けた竹下を遠藤は投げ捨てジャーマンも竹下は着地しランニングニー。

 竹下はパワーボムで叩きつけフォールも2。竹下はサプライズローズを狙うが、耐えた遠藤を高速ドラゴンスープレックスから走り込むが遠藤はテツヤ・イン・ザ・スカイで迎撃しフォールも2。
 遠藤はコーナーに登るが、竹下がエルボーを叩き込み正面に登ると雪崩式ブレーンバスター。両者ダウン。

 竹下が走り込んだところを遠藤がバックエルボーで迎撃しコーナーに登るが、竹下が肩車し股の間に腕を通すと半回転させリバースインプラント。フォールも2。

 竹下はバックを取るが、遠藤はバックエルボーで逃れ走り込むが、竹下は場外に投げ捨てる。花道に転がった遠藤を竹下は投げようとするが、遠藤は着地しコルバタを狙うもキャッチした竹下をリバースしてパイルドライバー。両者花道でダウン。

 リングに戻り、遠藤が垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。
 遠藤はコーナーに登りシューティングスタープレスも竹下は剣山で迎撃しフォールも2。
 竹下は串刺しビッグブーツから投げ捨てジャーマン。さらにユルゲンラリアットを狙うが遠藤はエルボーで迎撃しフォールも2。

 遠藤は竹下をコーナーに乗せて、延髄斬りから雪崩式テツヤ・イン・ザ・スカイ。フォールも2。
 遠藤はシューティングスタープレスからフォールも2。遠藤は再度コーナーに登ろうとするが、その足を掴んだ竹下に遠藤はエルボー。膝立ちの竹下が中指を立てるが、遠藤は膝蹴りを顔面に叩き込みトーチャーラックボムを狙う。これをスリーパーで切り替えした竹下がエルボー。さらに走り込むが、遠藤は追走ハンドスプリングレッグラリアートからトーチャーラックボム。フォールも2。

 遠藤はコーナーに登るも、竹下は登り雪崩式ジャーマンを狙うが、バックエルボーで落とした遠藤がトップに登るも竹下は駆け上がり雪崩式ジャーマンマンスープレックスからラリアット。フォールも2。
 竹下はビッグブーツからランニングニー。さらにジャーマンスープレックスホールドも2。
 竹下はクロスアーム・ジャーマン・スープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

遠藤哲哉
――ものすごい試合でしたが、惜しくも敗れてしまいました
「見てたろ?アイツつえーんだよ。バケモンだよ、バケモン。団体の中で止められる人間……佐々木大輔様しかいない。挑戦表明してたし。俺に出来ないことでも、あの人は実現させる。……いやー、きつい。とにかくきつい。とにかくしんどい。あんなでっかいこと言って、その結果がこれ。ほんとに今日の試合は俺の弱いところが全部出てた。もう、リングに上ったら信じられるものは自分しか無いから。ホントに俺の心が弱かった。それだけ」

エンディング

竹下「両国にお集まりの皆さん、ありがとうございました!今日で、スーパーアリーナでベルトを奪取してから、7度目の防衛に成功しました。DDTの、選手、みんな、このベルトに、掛ける思いほんとに強いんで、毎回毎回厳しい戦いが続いていますけど、僕は負けません!負けたくないし、負けられないし、僕は、勝ち続ける運命にいると勝手に自分で思ってるんで、僕が、必ずこのベルトの」
ディーノ「はーい、おめでとうございます。コングラッチュレーション。竹ちゃんごめん。はじめましてDDTの新プロデューサーに就任した男色ディーノです。ごめんね私も勝利の余韻に浸りたいと思うけど、見てる人にネクストの夢を与えるのも私の仕事なものでね。有り体に言うと次の防衛戦の話です。えー、そうですね、私思いました」
竹下「はい」
ディーノ「竹ちゃん、次誰かやりたい人いる?」
竹下「例えば」
ディーノ「黙れ!何勝手に決めてんのよ決めるのは私よ。もう舞台は用意してあります。9月26日後楽園そこで防衛戦をやっていただきます。挑戦者もごめんねもう決定してるの」
竹下「だれでもこい」
ディーノ「DDTの、普通にやってもしょうがない。DDTのシングルのベルトを持ってる人を次の挑戦者に当てようと思っていますこの男ですカモン(大家健が登場)インディペンデントジュニアのベルトを持つ大家健選手が次の挑戦者で私考えております。私思うんですよ、なんかね、タイトルマッチですごいクオリティの防衛戦やってきてるそれは認めている。ベルトを失いたくない気持ちをお互いが持った状態でやったらどうなるのかなと思いまして、大家健選手に挑戦させよう、こっちのベルトもかけさせようと思っているんですけど」
竹下「最高じゃないですか。僕そのベルト巻きたいし、このベルトとこのベルトかけてやりましょうよ!一騎打ちだこの野郎!」
ディーノ「今なんて言った?」
竹下「だから、このベルトとこのベルト賭けて一騎打ちやったるわ!正々堂々やぞ!」
ディーノ「はあ?誰がシングルマッチって言いました?DDTのベルト持ってるのは、1人だけじゃないんですよ。EXTREME級チャンピオンの佐々木大輔聞いてんでしょ出てきなさい。来て。大ちゃん。上がって上がって。上がって、入って(しぶしぶ佐々木大輔が出てきてリングへ)ということで、KO-D、インディージュニア、そして遅いなぁ、このEXTREMEの3本のベルトを賭けて、後楽園9月24日ではやってもらいます」
佐々木「おい、俺は、テメーの指図は受けねーぞ」
ディーノ「うるせー」
佐々木「俺はやらねーぞ」
ディーノ「黙れ!」
佐々木「やらねーよ」
ディーノ「あんたの言いたいことはわかる。私がなってるからこれは決定事項です。なので、このタイトルマッチやってもらいます」
大家「KO-D、無差別級チャンピオン竹下幸之介!DDT EXTREME級のチャンピオン佐々木大輔!このインディーいち強いインディペンデントジュニアチャンピオンの大家健がテメーらに負けるわけねーだろうが!俺は!プロレスをメジャースポーツにするためにガンバレ☆プロレスやっている。その目標の先にお前らが立ちふさがるというのなら!9月24日DDT後楽園ホールでまとめてテメーらぶっ潰してぶっ潰してぶっ潰して!俺がプロレウをメジャースポーツにするぞ!行くぞ!ガンバレ俺!」
ディーノ「ですって」
竹下「おい、DDTの若い衆、エッサッサこれぐらいやれよ!見習えよ大家さんを!おっしゃやったるわやれよ」
遠藤「おい、竹下、テメーは、哲哉の仇だ。てめーだけはゆるさねー。気が変わったよやってやるよ。おい健、お前みてーな素人」
大家「ふざけんな素人!」
佐々木「ここに入れんのか」
大家「俺はチャンピオンだ!」
ディーノ「素人は認めるんだな」
大家「チャンピオンだぞ!」
竹下「気が収まりましたか?」
大家「ふざけんじゃねー!」
ディーノ「じゃあ、決定なんですけども竹ちゃん、最後に、言っておくわ。あんたの今までの防衛戦、本当に何も否定しないしなんならリスペクトもする。でも私は約束したの攻めのDDTを。私はDDTを何が起こってもおかしくない団体にしたいの。今までの防衛戦のイメージで望んでたらすぐにひっくり返るわ。そのことを頭に入れた上でそのベルト持ってなさい」
(ディーノたちはリングを後にする)
竹下「男色政権、面白そうじゃないですか。ただ、僕の認識では、大家さん後楽園の前にあのベルトのタイトルマッチあるんで、その時どうするんですかね?多分何も考えてないと思うんですけど、その時はその時で面白そうなんで僕は誰が相手でも必ずぶっ倒してこのベルト防衛しますよ。約、5年前に日本武道館でこの8月、こんなガリガリの17歳がデビューして、今22歳この両国のメインをしめます。僕はもっともっと大きく、心も身体もビッグに、そして、このDDTをもっともっとでかくします!だから!黙って、DDT、そして竹下幸之介についてこい!!!」

<試合後コメント>

佐々木大輔
「オイ、俺が負けて坊主になると思ってただろ?

――そんなことはないです
「俺もなぁ、坊主になってタクシードライバーになって、女の子ナンパして、ポルノ映画を見に行こうと思ってたんだ。でもよ、俺は負けなかった。やっぱりよ、俺って強いだろ?」

――そうですね
「そうだろ?よし!」

――改めて彰人選手と戦ってみて如何でしたか
「うーん、多分やっぱね、心の何処かで彼は坊主になってもいいと思ってたんじゃないか。横刈ってるし。俺横刈ってないから。その違いが出たのか」

――メイン終了後、新たにDDTの全権を握ったディーノ選手から、エクストリーム王者としてKO-D無差別級に挑戦することが決まりました
「まあ、男色ディーノの言うこと、アイツは権力を持ったかもしれない。その権力を俺が奪い取ってやるよ。ただ、竹下、アイツだけは許さない。哲哉の仇だ。あともう一人、素人、大家健。アイツには興味ない」

大家健
「おい!ベルト!今年一本取ったと思ったら、また一本、チャンスが巡ってきたぞおい!チャンスが巡ってきたぞおいなぁ!佐々木大輔30歳ぐらいだろなぁ!10歳も年下のくせに素人呼ばわりすんじゃねぇ!俺はお前何年目だと思ってるんだ!多少失踪したり、怪我で欠場したりしたけどなおぃ!プロレス界入ってからだったらな、17年ぐらい経っていやおい!リングで受け身取り始めてからなら20年以上たってんだよこっちは!素人だ?ふざけんじゃねぇ!玄人だ!玄人中の玄人だよ!玄人中の玄人!プロレスを!メジャースポーツにするっつってんだろうが!だからおい!今プロレス界現存するベルト、俺が全部総取りだ総取り!してやってよなぁ!男色ディーノが決めたとかなんだとか、そんなことは全く関係ねぇ。チャンスが有れば取りに行くぜ。誰が相手だろうと取りに行くぞ俺はなぁ!9月24日のテメーらおい!俺負けると思ってんだろおいお前も負けると思ってんだろ!なぁ!」

――24日の前に21日に防衛戦ありますが
「あぁあるな、あるなおい、21日テメー俺が負けると思ってんのかおい!そうじゃねーかだったらいいじゃねーか!このベルト…21日確かに賭けてるけど、防衛戦関係ねぇだろ!9月24日!DDT後楽園ホール大会で俺が!ベルトをもう一本取ってやるよ!お前ら見とけよ!プロレスが、これぐらいからどんどんどんどんメジャースポーツになります!プロ野球ふざけんな!アメリカンフットボールふざけんなおいなあ!オリンピックだ?プロレスはな、オリンピックを今年中に超えます、俺が超えさせてみせます以上!」

竹下幸之介
――遠藤選手とのタイトルマッチいかがでした?
「終わってみたら結果論僕がこうやって防衛しましたけど、なんでしょうね?やってる僕はとにかく毎回同じですよ。ひきわけしようと思って試合するレスラーはいないんで、こないだも勝ちに行った結果決めきれなくて60分になりましたけど、その両国という舞台において、勝ちに行こう、勝ちたい、勝たなければいけないという気持ちが、僕のほうが上回った。その結果がこのベルトかなっていう。僕がずっと言ってる通り、遠藤選手とはもうしばらく、よっぽどこういうトーナメント優勝したとか、こういう理由がなければもうしばらくやりたくない。ずっと言ってますけど。だから、それを遠藤さんもわかってたと思うんで、本気でこのベルト取りに来たと思うけど、ちょっと僕が勝ちたい気持ちが上回りました」

――ディーノPから次の挑戦者がインディペンデント王者の大家選手とEXTREME級王者の佐々木選手に決まりました
「まあ僕としては、それはなんか統一戦という形になると防衛戦でもあるわけですよね。僕は防衛回数を重ねたいしもちろん、プラス、他のベルトを巻いていきたいという気持ちすごくあります。あんな男色ディーノ政権、ほんとに攻める攻めるというのは、僕も攻めたい気持ちはあります。あの、僕は未だにこんだけ両国のメインとかやっても、両国はいい経験になったとか僕は、2013年の2DAYSとか、2014年の棚橋選手との試合でいい経験になったとかは終わりなんで、こっからはもっともっとベルトの価値も、竹下幸之介の価値も、DDTプロレスの価値も上げていきたいんで。僕は今だから変われると思う。色んな団体出たいし、極論DDTこんだけブランドあるんだからDNAもっとシングルやりたい選手いるし、BASARAにも上がってみたいし、ガンプロにも僕は、ガンバレクライマックス公式戦全部見てますよ。全部見たし、ガンプロにももちろん上がりたいし、もっと欲を言えば東京女子にも。そんぐらいの貪欲さでいきたいですね。今プロレス楽しいしすごく充実してる。でも僕にはまだまだ足りないものがある。でも、その足りないモノは今のDDTにはない。僕に勝てると思う選手も僕からしたらいない。だからもっともっと広い目で見たいですプロレスを」

――ディーノPに僕をどう使うのかと要求する形ですか?
「そうですね。だから、別にKO-D無差別の王者としてそれは男色ディーノが決めればいいことですけど、僕はKO-Dタッグ、もし次路上のタイトルマッチ決まってましたけど、それが終わって丸藤選手が防衛してれば丸藤選手とも絡みたいし、ゆくゆくはシングルをやりたい気持ちもありますよやっぱりそれは。だから貪欲にいきたいですね。僕自身はずっと攻めてきたつもりだけど、もっと攻めてやります。そういうチャンピオンロードを歩んでいきたい」

――大家選手と佐々木選手、自分の中で要注意なのはどちらですか?
「まあ、問答無用で佐々木選手ですね。大家さん、佐々木さんでも僕は負ける気しないですけど、まあ、ほぼ勝つ可能性のほうが高いと思いますね80%ぐらい。大家さんに関しては150%ぐらい僕勝つんで。負ける要素がなさすぎる。あの、でも、そういう選手と闘うことによって得るものってあると思う。そこを、大家さんから吸収しつつ佐々木さんといい試合します」

男色ディーノプロデューサー総括


男色ディーノP
「すいませんはじめましての皆様、DDTの新プロデューサーに就任しました男色ディーノです。何かありますか?」

――早速プロデューサーとしてチャンピオン同士の三つ巴のタイトルマッチを決めましたが、あれのルールは
「私も思いつきで言っちゃった部分はあって決定まではこぎつけたんでこっからどうしようかなと思って。どうしようかな何が面白いかな?ただね、大家さんが勝ったら面白いかなと思う私もいるから、大家さんが2回勝つことはないと思う。だからそこらへん色々条件を考えてね、明日また会見でちゃんと決まったこと発表しようと思うんだけど、まあ今晩私は枕元ですごく夢想して色々、何が一番起こり得ない事が起きるんだろうなと考えた結果それを明日発表させていただきますよ」

――タッグタイトルも高木選手と一緒に路上を
「これはごめんなさいね、私の私情が入っちゃった部分もあるんだけど、まず権力を私持ったらまず真っ先に自分のために使おうって決めてたから、そういう意味ではガッツリと自分のために使うことになりました。何年越しかに丸ちゃんの男を感じさせていただこうかなと思いまして。ただやるのもあれだなと思って、DDTをほんとにお腹いっぱい味わっていただこうかと思いまして路上プロレスという場をご用意しましたDDTならではのフルコースになります。どうでしょうか?」

――竹下選手はDDTの中に自分に勝てる相手はいないと思うのでプロデューサーにもっと攻めるものとして使ってほしいと
「ナメてるね~。私に言わせればまだまだナメてるね~。強いだけで勝てちゃうと思っちゃうのね。そうかそうか~まあまあまあいいですよ。彼の若さも人間の一つの通過点ですから。彼はこっからプロレスの奥深さを、本人はわかってるつもりでいるかもしれないけど、色んなプロレス見てるかもしれないでも、味わうのは違うよというのを大人として教えてあげなきゃなと思ってますよ。ちょっとはっきり言うとナメてますね。まだプロレスを」

――鶴見亜門GMが大会終了後もGMを辞めないとおっしゃってましたが
「ちょっとごめんなさい、誰のこと?」

――鶴見亜門元GM
「なんか聞いたことあるな。ちょっとごめんなさい、たしかに昔そんな人居たかなと思うんだけどごめんなさい、記憶に無いですごめんなさい」

高木三四郎大社長総括

高木三四郎大社長
「去年よりもちょっと多かったのかな?去年より微増というところで、ほんとにあの、夏はね、やっぱり夏の両国、DDTの両国というのDDTも定着しつつあるんで、このままの流れのまま行きたいと思ってます。来年そうそうに3月25日、これもあの、3月25日っていうとプレ旗揚げした日が3月25日になるんで、あってますよね?多分3月25日だと思うんで、偶然その日がとれたのかなと思うんで、ほんとに年に2回のビッグマッチが定着しつつある中で、これからもどんどんどんどん進んで行きたいなと思っていて、リング上においてはさっきも申し上げましたとおり男色ディーノがこれからやっぱり新しい風景見せてくれるのかなと。さっそくタッグマッチ、タッグのタイトル私も巻き込まれてしまいましたけど、まあでもほんとにああいう工場プロレスっていう所に丸藤選手と絡んでいくのかというのは結構ワクワク感もあるし、俺も大家健が出てくると思ってなくて、大家健と竹下がすごいことやるなと思っていたら、佐々木大輔も出てきていっぺんに3本のベルトを3WAYでやるっていうのもすごいなと。やっぱりなんか、期待感とワクワク感がちょっと出せたのかなと。流石だなと思いましたねやっぱり。だから、そういう勢いってあるじゃないですか?そういう勢いっていうのは常にないとダメ出し、変な話2年ぐらい前からDDTがちょっと落ち着いちゃったんじゃないのってところもあったのかななんて思うんですけど、やっぱり団体がおっきくなる過程の中で仕方のないことなのかなと思いながらも、やっぱりちょっと守りに入った部分もあったりとかで。でも、経営は守りに入っていいと思うんですけど、リング上は守りに入っちゃいけないなと思うんで、そういう意味でも男色ディーノプロデューサーっていうね。日本人の感覚でいったらジェネラルマネージャーよりもプロデューサーのほうがわかりやすいんで、男色ディーノが描くDDTの未来というのはどういうものなのかすごく楽しみです。やっぱりタッグにしてもシングルにしてもやっぱりやられたな、すごいな、思いつかなかったなという発想なんで、こういうのをやっていければなと思います。まあでも、やっぱり、このね、両国とかビッグマッチって1つの肝なんで、これを大事にしていきたいなと思います」

――3月の両国の夏のビッグマッチは
「夏のビッグマッチはこないだちょっと、とりあえず3月を発表させていただいたんで、もちろん夏にもやりたいと思いますし、まあでもそこらへんはまだ考えている部分があるんでまた発表させていただければなと思います」

――リーグ戦諏訪魔選手などが参戦しますが
「あの、これは正直男色ディーノと全然関係ないところがあって、これはやっぱりその、なんて言ったらいいんだろうな?経営的なスタンスとして今までDDTの経営的な数字を見てるとね、夏まではすごい盛り上がるんです。9月総選挙だから盛り上がるでしょ?だけど10月でちょっと一段落するんですよ。なんでかっていうと、DDTの純粋な選手だけの中から選んだ20人がチョイスされるわけであって、やっぱりそこはDDTの中っていう、しかもなんだろう?9月いっぱいまでカードがはっきりしないっていうところからやっぱり初動が良くないっていうのが1つあったんで、やっぱり初動を良くするためにどうしたらいいのか?まあその総選挙で選ばれるべきものなんですけども、なるべくちょっとDDTに出たことない選手を選んだつもりで、実はアブドーラ小林選手ってDDTの本興行はほとんど出てないんじゃないかな。大晦日で絡んでてなんかやってるイメージあるんですけど、諏訪魔選手は文字通り初めてですし、鈴木秀樹選手も面白い。やっぱ初めてなんで、やっぱりそういうなんだろうな、ウルティモ・ドラゴンさんも初めてだし、なるべく出たことない人に絞りました。今まで出た人をそのまま上げるっていうのはなんかちょっとなと。テーマとしてはDDTに殆ど出ていない人っていう部分ですね。1月のリーグ戦っていうのも、なんだろうな?これも数字に現れてるというか、去年も一昨年もそうだったんだけど、1月あたりでちょっと落ち着くんですよ、1,2で。去年一昨年、一昨年両国だったでしょ?全面だったでしょ?去年はさいたまスーパーアリーナだったでしょ?そこに向けて、2月って寒いしあれだし興行数も減ったりだとかで色々落ち落ちみたいな感じになってくるんで、じゃあ1月に興味が尽きないような、DDTってシングルのリーグ戦やるのってほとんどないんですよ。DNAであったぐらいなんですけど、やっぱり名称とか色々考える中で色んなアイディア出たけど、DDTの中の王を決めるという中ではキングオブDDTというまあ夏の両国前にやってるトーナメントがあるんですけど、DDTの王だからD王でいいんじゃないみたいな、インパクトのある名前にこだわった。でも、純粋にチャンピオンも入れようかなと思ってます。DDTの選手で誰が強いのかっていうのと、あとこれもできれば、他所から、DDTの枠が多少削れても、他所から選手をやっぱり呼んできてやりたいなと思ってます。なんかDDTの中だけで決めるのはキングオブDDTトーナメントでいいのかなと思ってて。でも、D王GPは変な話外人も呼びたいし、呼んだことない海外の選手も呼びたいし、あと他の団体とか、フリーの選手とか、DDTに上がったことない選手とか呼びたいなと思ってます。そのへんは、ぶっちゃけなんの交渉もしてないのでDDTらしく。内容変わったらごめんなさい。志としては、色んな選手を集めてリーグ戦やりたい。そういうことですね」

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