「ネタバレ禁止興行」でTo-yがアイアンマン王座&いつでもどこでも挑戦権をWゲットも…即、アイアンマンは奪還される
DDTプロレスが9月10日、東京・上野恩賜公園野外ステージで『ネタバレ禁止×ビアガーデンプロレス in UENO』を開催した。サウナカミーナのTo-yがメインイベントの6人タッグ戦でサウナ親方(男色ディーノ)からピンフォールを奪う殊勲で、アイアンマンヘビーメタル級王座と「いつでもどこでも挑戦権」をダブルでゲットしたものの、アイアンマン王座は獲り返された。
「ネタバレ禁止興行」とは、大会当日の深夜24時まで試合内容や試合結果等、報道及び観客のSNS投稿を一切禁止したもの。4月21日に鶴見青果市場で初開催し、「ネタバレ禁止興行」ならではレアな戦いが好評を博し、今回の第2弾につながった。
今大会では第2試合で遠藤哲哉と組むはずだった飯野雄貴、高鹿佑也が試合前のバックステージでポイズン澤田JULIEの呪文にかかってしまい、遠藤は1vs5で戦うハメに。第3試合ではぺろぺろ親方(たぶんアントーニオ本多)、“怖い”20年前の大鷲透、デビュー当時の平田一喜が登場。第4試合はMAO風の誰か(みかん・キャシディ)vsクリス・ブルックス似の誰か(クリス巡査部長)vsHARASHIMA的な誰か(OBAKESHIMA)vs中村圭吾っぽい誰か(K5000)による、ここでしか見ることができない4WAYマッチが行われ、クリス巡査部長のゴムパッチン攻撃からキャシディがK5000を押さえた。
そして、メインイベントではサウナカミーナの上野勇希&勝俣&To-yが、“元祖”サウナカミーナを主張する、サウナ親方&松田慶三&植木嵩行が激突。この一戦は試合中プロレスのマナーに反する行為をした選手は場内に設置のサウナ室に送られる特別ルールで、厳格なレフェリーの判断で次々に選手がサウナ室に入らざるを得ず、各選手、暑さでヘロヘロに。最後はサウナ親方が男色殺法で攻め込んだところを、To-yが逆転のフランケンシュタイナーを決めて3カウントを奪取。これにより、サウナ親方ことディーノが保持していたアイアンマン王座、「いつでもどこでも挑戦権」がTo-yに移動。だが、To-yがマイクアピールをした後、背後からディーノが丸め込んで3カウントを奪い、アイアンマン王座は獲り返した。